「黒部雑記」湯口康雄 著 に出合い地元僧ヶ岳・毛勝山等を詳しく勉強

今年の夏は天候が安定しない状態が続いています。また、毎晩 世界陸上に釘付けとなっているため、なかなか山行計画が立ちません。こうという時は、じっくりと山の勉強もいいものです。図書館で「黒部雑記」湯口康雄先生の本に出合ってしまいました。内容は地元の北方稜線の山々「僧ヶ岳・駒ヶ岳・毛勝山」等を中心に先人の足跡をたどる山行について書かれています。

地元には、素晴らしい山々があることを知り、機会あるごとに楽しんできました。一番行っている山は毛勝山でしょうか。猫又山・僧ヶ岳等も好きな山です。これらの山はBCスキーを活用して行けるので、自然と足が向いてしまいしまいます。今シーズンは、滝倉山(サンナビキ山)が加わり、一層楽しめる山が増えてきました。

昨年の秋には、東又谷をつめて大清水谷から毛勝山に至っています。こうなると東又谷や毛勝山以外にもいろいろ行きたくなってきます。最近、ロッククライミングにも少しずつ取り組みロープワークも覚えるようにしています。天狗蔵君とは「モモアセ谷攻めてみようか。」などという会話も出始めました。二人とも地元に素晴らしいフィールドがあることに気づき始め、先人の足跡をたどりたい気持ちが高まってきているようです。

こんな時期に「黒部雑記」との出合は、チャレンジ精神にスイッチを入れてくれます。この本は、昭和48年に限定1000部で北日本出版社から出されています。朝日町出身の湯口康雄先生は、中学校教員をしながら日本山岳会員として地元の山々に多くの足跡を残され、その活動の様子は、1962年からぽつぽつと「岳人」に掲載され、1972年まで全国に紹介されています。その記事を、まとめたのが「黒部雑記」です。

新川地区には、湯口先生と同年代の佐伯邦夫先生(会心の山等の著者)がおられます。魚津岳友会のメンバーの方々と活躍され、剣岳・北方稜線の魅力を全国に発信されています。テレマークスキーにも精通され山スキーの再興に尽力されました。新川地区には先生方のように、こよなく地元の山々を愛し楽しんでこられた方々がたくさんおられます。これらの方々に対し改めて敬意を表すとともに、尊敬の思いを一層深めるばかりです。私も微力ながら、地元の山々の魅力を発信したいという思いが強くなってきました。

今年の秋には、北方稜線の山でテント泊での山行がしたくなってきました。いつも日帰りばかりでは、本当の魅力や自然の雄大さを身をもって体験していないように感じます。仕事柄今までは仕方がなかった部分もありましたが、少しずつ私の山行スタイルにも変化をもたせていきたいと考えています。そんな影響を受ける切っ掛けとなった「黒部雑記」でした。

目次には、見覚えのある名前が連なっています。

東又谷~サンナビキ谷を経由して黒部川の猫又発電所に至るルート

東又谷~滝倉谷周辺

黒部川 支流餓鬼谷~唐松岳へ

朝日岳周辺

宇奈月~白馬岳

東又谷~毛勝山 このルートは私達も昨年クリアー。(クリックでリンクに飛びます。)

昨年登った大清水谷 秋だったので残雪はなかった。

2016年10月に行った大清水谷

ここもクリーした笠谷~駒ヶ岳 ただこの時は僧ヶ岳に抜けている。

P6071585.jpg2015年6月7日 笠谷を進む

P6071589.jpg笠谷を登って駒ヶ岳へ。気持ちのよい雪渓でした。

P6070179.jpg最後の尾根への登りは急登でした。アイゼンのまま登った方が楽。

大明神山に至る小沢 どの谷かすぐに理解できた。 第二大明神尾根をスキーで滑っている。

蛇石(龍石)についても詳しく載っている。

P5140144蛇石(龍石)

我が家からも見ることができる僧ヶ岳の入道

「岳人」に掲載された記録 1962年7月 171号~

1972年 6月 300号までのなかで紹介されています。

初版は昭和48年 私が高校1年生。 まだ陸上競技にしか興味がなかった。このころ先生と出会っていたら私の人生も変わっていたかもしれません。

じっくり読ませていただきました。 今は大変便利な時代です。アマゾンで検索して入手することができました。古本ですが価値がある一冊です。


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