県高校総体 2m10の跳躍に更なる可能性

県高校陸上競技界が盛り上がっています。
私の専門種目であった「走高跳」で、今年は、全国優勝の可能性を感じる選手がいます。
1年生のころから、その実力は抜けていました。
富山商業高校の「中澤」君です。
顧問の林先生は、三段跳びで国体優勝もしている、富山を代表する指導者。
ここまで、順調に力をつけてきました。
1年生のころから、跳躍の技術的な変化はないように感じますが、確実に筋力アップ・パワーアップがなされています。
助走に力みもなく、スムーズな助走からの跳躍は、「芸術」に値します。
彼の良さは、「自分が踏み切ることができる最大の助走スピードをコントロールできること。」です。
記録の更新とともに、確実に助走スピードが上がっています。
今年の最初の大会「富山カップ」でいきなり2m16をクリアー。昨年の全国高校総体優勝記録に匹敵します。
その豪快な跳躍を紹介します。

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国体予選で元気100倍

3週間前に体調を壊し、寝込んでしまうはめに。
土曜日に天狗蔵くんに誘われ、「馬場島~白萩川~池の谷~小窓~剣岳~早月尾根~馬場島」
1日で北方稜線制覇を予定していました。
3時に起床、ヤバい熱が。気管支もゼイゼイと変な音が。1週間前から少々おかしかったのです。
ストレスから、免疫力が低下。夏風邪をこじらせてしまったようです。
その後の2週間は、全く元気がありませんでした。(体重が激減 74kgを下回っていました)
食事を見直し、体重をも元に戻してみることに。
今日のハイジャンプの試合で一層元気をもらうことができました。
今日は、国体選手選考の大会です。
少年の部は、本命「ナカザワ」「イシダ」「オオイワ」の3名の争いに。
成年の部は、「カワベ」「スエムラ」の2名の争いに。
2m以上の世界での白熱した競技が展開され、審判を忘れて興奮しまくりとなりました。
少年の部は、3名が2m01をクリアー
その中から「ナカザワ」君が2m04の自己ベストを跳び優勝。
「オオイワ」君も自己ベスト、「イシダ」君も久々に2m01をクリアー 3名に拍手です。
成年の部は、「スエムラ」君が、2m07の自己ベストを跳び優勝。3年ぶりの自己ベスト。彼にも拍手です。

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スエムラ君の素晴らしいところは、助走です。彼の身長は、走り高跳びの選手としては低い方なので、助走のスピードを生かした跳躍が必要です。今回 ラスト5歩がしっかり走れていたことが自己新に結びついたのでしょう。

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H25高校総体ハイジャンプは、2年生に軍配

平成25年度 高校総体陸上競技大会が24・25・26日の3日間行われています。
25日男子の走り高跳びの競技役員として参加。
レベルの高い試合が予想されました。
結果は、2年生ナカザワ君が自己新を出して優勝。
3年生は、課題が残る結果となってしまいました。
優勝のナカザワ君は、リレー競技が重なってしまい、高くなってから助走のリズムを取り戻すのに苦労していたようです。
まだまだ完璧な跳躍とは言えませんが、2m01を2回目に跳び、自己新記録での優勝でした。
彼の良いところは、
①全体のリズムが安定しているところです。やみくもに助走のスピードを出すのではなく、踏切とのバランスを調整しています。試合の中で踏み切れずつぶれてしまうことはほとんどありません。
②バ―に対して、突っ込んでいく跳躍をしないことです。少し遠めの踏切を意識し、放物線の頂点を必ずバーの上にもっていくように工夫しています。
このあたりが強さの秘訣でしょうか。筋力が付けば自然に高く跳ぶことができる気がします。今年中に高校記録がでてしまうかもしれません。
今回、優勝候補(春先に2m04)イシダ君は、助走のスピードを上げることばかり意識していたのではないでしょうか。助走スピードが上がった分、踏み切りでの膝の振り上げ・腕の引き上げ動作に、微妙なタイミングのずれがでてきてしまったようです。膝の振り上げ・腕の引き上げ動作が遅れてしまう分、地面が身体を突き上げてくれないのです。
「先取り動作」を意識することが大切だと思います。
まだまだ踏み切り位置も近いようです。今の位置では、バーに向かっていってしまい大きな放物線を造ることができなくなってしまいます。
この2人にオオイワ君が絡み、北信越では、是非とも2m以上をクリアーしてインターハイ出場を決めてほしいものです。

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2m01に4人が挑戦 層が厚くなってきた富山HJ界

今年の連休もやぱり、「第55回富山県選手権」ハイジャンプの審判です。
ここ数年、少しずつレベルアップしてきています。
特に男子は、毎年2m00以上の選手が現れ、大いに盛り上がってきました。
その牽引者は、今回優勝の「エモリ」選手です。
大学生の「スエムラ」高校生の「イシダ」「ナカザワ」が続きます。
今回参加しなかった2mジャンパーの大学生「カラト」「カワベ」が加わると楽しい大会が見れそうです。
まだまだ、鍛錬が必要な選手ばかりですが、2m以上の世界で、競ってこそハイジャンプ競技と言えるでしょう。
課題は、
①直線助走から曲線助走をいかにうまく走り、重心を落とすとともに後傾姿勢を造りだせるか。
②力を踏みきりに集中させ、無駄のない踏切ができるか。
③バーの上で、しっかり放物線の頂点を合わせることができるか。

等でしょう。
助走のスピードを出せばいいとは限りません。助走のスピードと踏み切るタイミング等の調整がカギとなります。

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今年の1年生は強かった。レベルアップしたHJ

9月15・16日と新人陸上競技大会が開催されました。
今回も審判員として大会に参加。
新たな可能性を秘めた選手が現れてくれました。
高校生は、一気に記録を伸ばしてきます。人生の中で身体的に一番成長する時期です。
今回、1年生ながら2M00をクリアーした選手が現れました。
中学校から素質がありましたが、ひと夏をみっちりトレーニングしてきた成果が、ここにきて発揮されたようです。
もう一人は、2年生。彼の所属する高校は、ここ数年2m以上の選手が、2名排出されており、彼にも伝統がしっかりと受け継がれています。
ともあれ、来年に向け期待できる選手が現れてくれました。

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今年も大会記録更新 県高校総体ハイジャンプ2m07をクリアー

高校2年生で2m05クリアーしている「柄戸」君が2m07の大会記録をクリアーしてくれました。
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あいにくの雨模様で走路が滑る状態でしたが、この大会に対する彼の集中力は素晴らしいものがありました。
前日の110mハードルでも優勝し、昨年よりも走力アップがなされています。
彼のハイジャンプの技術を分析してみます。
①助走のスピードを生かした、巧みな後継姿勢と遠い踏切りからの跳躍
ダイナミックな助走から、内径助走と膝の屈曲により重心をうまく沈み込ませ、踏切りに入っていきます。
ここで踏切り脚を前に送り込みながら巧みに後継姿勢を作っていくことができます。
この後継姿勢がハイジャンプの「命」となります。
後継姿勢が深ければ深いほど水平エネルギーを垂直エネルギーに変換していくことができるのです。
②バーに向かっていかない跳躍
踏切りの後、体がバーに向かっていきません。バーの手前に上がっていくイメージがあります。
身体は、真上に上がるイメージなのですが、助走の円運動により、外側にほおりだされるエネルギーが残っていますので身体は放物線を描いていきます。
放物線の頂点とバーの位置がぴったりと一致すると、自然に足先までバーを巻くようにクリアー運動を行うことができるのです。
③スタートから、クリアランスまでが一連の流れとなっている跳躍
スタートから力まずに徐々に加速していきます。
カーブに入ってスピードを維持しテンポアップしていきます。
バーを下から見上げるように踏切り姿勢を取り、真上に跳躍します。
大きな放物線の中に、身体がはまっていくように流れていきクリアランスにはいります。
ここまでが、一連のリズムとして身体に刻まれています。
目標は、2m10以上をクリアーするとのこと。
今年の「柄戸」君は何かやりそうです。

富山のハイジャンプもハイレベルに 末村君に感動

21日・22日と富山県国民体育大会2次予選会が開催されました。
気温36度の猛暑の中での大会です。
今年は、川邉君が、県高校総体で2m06を跳び、インターハイ出場。IHでは2m04で9位になりました。
もう一人 隠れたエースがいたのです。末村君です。
末村くんは、県高校総体は、2位でしたが、北信越大会は2m04で優勝し、インターハイに出場しました。
結果は、予選落ちでしたが、昨年は富山県の国体選手となり今年も期待されていました。
彼は、身長が低いのですが、助走のスピードを高さに生かすことができる素晴らしいテクニックと跳躍力を持っています。大変参考になる跳躍です。
川邉君が、パワージャンプのタイプであれば、末村くんは、助走スピードを生かすタイプです。
身長170cm前後の彼の跳躍は芸術の域に達しています。
ダイナミックなランニングから、うまくスピードを落とすことなくカーブに入り、重心を落としての跳躍です。
跳びだした彼の体は、きれいな放物線を描きながえらバーの上できれいな回転運動を作り出すことができます。
クリアランスも、無駄に暴れることなく、自然に脚が抜けていくのです。
教科書のような跳躍です。
国体予選は、末村君が勝ったため今年も国体選手として選ばれることでしょう。
今年は、川邉・末村 両選手の素晴らしい跳躍に本当に元気をもらうことができました。
今後の彼らの跳躍を心から楽しみたいです。

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呉羽高校陸上競技部OB・OG会 みんなの成長に感動

14日 呉羽高校陸上競技部 OB・OG会が開催されました。
11年間顧問をした内の6年間のメンバーが集合。楽しい一時を過ごすことができました。
私が40歳の時に3年生だった 政二・和田・作田
43歳の時に3年生だった 本田・久保
45歳の時に3年生だった 江尻
46歳の時に3年生だった 伊籐 2年生だった 澤井・山下・久和・嶋倉・原野・熊田 1年生だった吉田
私が呉羽高校を離れてからの 河合・萩生・青山・奥村
みんな社会人・大学生として立派に成長してくれました。

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高校総体 走り高跳びで大会新2m06 元気もりもり

この金・土・日と 第63回富山県高等学校陸上競技対校選手権大会が開催されました。
その昔7年前までは、私が専門委員長としてこの大会の運営にあたり、頑張っていました。
高校生のあふれるエネルギーにいつも元気をもらいます。
走り高跳びの強化にも携わったこともあり、いまでも選手にはアドバイスをおくりたくなります。
そんな中、福光高校3年の川邉選手が2m06の大会新をクリアーしてくれました。
走り高跳びには、2種類の技術があります。
①助走のスピードを生かし、深い内径と後径を生かして高さをかせぐ方法。
②助走のスピードをあまり上げず、沈み込み動作をうまく生かして後径姿勢をつくり高さをかせぐ方法。
③をあえてあげるのなら、①と②のミックス型でしょうか。
長身を生かした、川邉くんは②のタイプでしょう。
その証拠に踏切り位置が近く、垂直に近い形で放物線を描いていきます。
彼の素晴らしいところは、
①踏切り前3歩にかけて、スピードが上がっていき、跳び出す瞬間に一番スピードが乗っていること。
②しっかりとした沈み込み動作ができていること。
③踏切りでは、しっかり両腕と振り揚げ足を上げ、体軸が一本になっていること。
④体を反らせるために、首をしっかり伸ばし頭を後ろにそらしていること。
⑤振り上げられた脚は、バーの上までたたまれた状態であり、そのままクリアランスに入っていること。
⑥その分、腰の位置よりも頭が下がっており、バーの上で回転運動を引き出し、クリアランスがスムーズに行われていること。
彼は、体力面ではまだまだ伸びる要素がたくさんあり、(走力面・筋力面等)年齢と共に
その要素がついてくれば、自然に記録が伸びる選手です。未知の可能性を秘めています。
福光高校顧問の山瀬先生の熱心な指導のもと(愛情のもと)きっと開花してくれるでしょう。
元気をありがとう。

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連休はいつものハイジャンプでパワーアップ

5月の連休は、富山の陸上競技シーズンのスタートとなる「富山カップ陸上競技大会」が開催されます。
毎年 跳躍審判員としてハイジャンプの試合に参加しています。
25年前は、私も跳んでいました。
ハイジャンパーは、芸術品です。肉体を鍛え、身体を絞り、重力に逆らって空を舞う。
2mの空間がものすごく心地いいのです。
今日は、私の教え子が久々に試合に出場してくれました。
彼と過ごした日々を思い出します。
選手達から多くのエネルギーをもらい、パワーアップしていたことを思い出します。
そして今も。