15日の日曜日は、しっかり晴れマーク。
立山アルペンルートが、10日から部分開通しており、富山県側は弥陀ヶ原まで行けます。
大町の扇沢駅からは、室堂まで行けます。
しかし、この時期は、スキーが禁止になっています。
そこで、扇沢まで行けるのであれば、針ノ木雪渓をつめ、「針ノ木岳」「マヤクボ沢」を攻めるしかありません。
久々に「天狗蔵」君とも一緒です。
朝4時に集合し、大町を目指しました。
「針ノ木岳」は、昨年の9月に単独で登り、下見がしっかりできています。
前日に、雪が積もり少々不安を抱えての山行となりました。
またまた、気温の上昇により「腐れ雪」になる可能性が高いからです。
この時期は、仕方がないのかもしれません。
迷わず「クンバック」を選択。
前半は、快調にとばすことができましたが、マヤクボ沢の上部がヤバいことに。
表面に積もった昨日の雪が、気温の上昇とともに「表層雪崩」になってしまいます。
ハイクの最中も、幅5mぐらいの表層雪崩が、私たちの下で発生。
少々ビビりながらのハイクとなりました。
また、久々の「アイゼン」使用もあって、後半ばてばて状態で頑張りました。
6:27 扇沢駅前スタート
6:54 1540m地点通過
7:12 大沢小屋横通過
7:23 1750m地点通過
7:52 喉通過(一番細くなっているところ 本来は苦労する場所)問題なし。
8:34 マヤクボ沢出合い通過。マヤクボ沢へ。
9:24 アイゼン着用
10:15 鞍部到着
10:30 スキーをデポして針ノ木岳へアイゼンでハイク
10:55 雪と岩に阻まれ登頂断念。標高2750m地点 眺めは最高。
11:07 スノーボーダーの方に写真を撮ってもらう。
11:30 鞍部でエネルギー補給
11:48 滑降開始
12:04 喉通過(全く問題なし)デブリランドに悩まされるも快調に滑降。
12:18 大沢出合い通過
12:27 扇沢駅到着


7:10 大沢小屋手前の堰堤をなんなくクリアー 雪がたっぷりあります。

どんどん先に行ってしまいます。必死で追いかけるしかありません。

マヤクボ沢に入り、表層雪崩に気をつけながらハイクしていきます。斜度がどんどんきつくなってきました。

9:24 ついにアイゼンに交換です。表面の雪は柔らかいのですが、その下に固い雪の層があります。
このため、表層雪崩が発生するのです。表面20cmほどなのですが。

天狗蔵君がなぜか、へたり込んでいます。 アイゼンの裏に雪がくっつき苦労していました。

10:15 鞍部到着 雄山・剣岳・毛勝岳も見えます。風もそんなに強くなく、休憩の後 頂上を目指しました。

バックが目指す山頂です。少々急なのと、雪と岩が入り混じり難儀しそうです。

アイゼンをきかせてハイクしていきますが、左側は、急斜面で少々ビビりぎみ。

2750m地点 ここで登頂を断念。 天狗蔵君の後ろの岩を越えなければ前に進めません。
岩と雪が混じり、急な尾根状態になっています。無理はしません。

ハイクしてこられたスノーボーダーの方に撮ってもらいました。やっぱりバックは、剣岳でなければ。

11:48 滑降開始 天狗蔵君は、あっという間にぶっ飛んで行きました。
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滑ってきたマヤクボ沢 所々に表層雪崩が発生。その間を縫って滑降してきました。

12:18 大沢小屋横通過 デブリを避けながらの滑降です。
たまにデブリのない斜面が出てくるので快調にとばします。
気温も上昇 雪もぐさぐさ 大腿部が痙攣しそうになりながら下っていきます。

へたり込んでしまった「天狗蔵」君です。相当疲れたようです。
やっぱり二人での山行は、楽しいです。
へとへとになりながら今持っている全てを出し尽くした感があります。
針ノ木雪渓は、6月まで楽しむことができる所です。
今回は、早い段階でのバックカントリーでした。
そのため、雪が降ると表層雪崩になってしまいます。
山は、刻々と変化していきます。その変化を肌で感じ、判断して行動することが求められます。
今日は、早い時間帯でハイクを開始し、気温が上がる12時には、下山することが安全な山行になると考えました。
私たちが、滑降を開始した12時頃にまだ、ハイクしているバッカーがいます。
この後の時間帯でのハイクは、安全なのでしょうか。
雪は、しまった状態でのハイクは、エネルギーの消耗も少なくて済みます。
この時期、扇沢に向かう道路にゲートが一つあり、朝6時に開門されます。
この時間帯にゲート前に到着するよう計画することが大切だと思いました。
今回は、全てがうまくいきましたが、針ノ木岳頂上に立てなかったのが心残りとなった山行でした。










