今年も石打丸山スキー場の片山秀斗さんのレッスンを受けてきました。
片山さんは、元全日本デモンストレーターで、3代にわたるスキー指導者です。
全日本のデモンストレーターを退かれていますが、技術選には現役選手として参加しておられ、今もより高いレベルのスキー技術習得に研鑽を積まれています。
昨年もシーズン初めにお世話になり、最先端スキー技術についてレッスンを受け、宿題をたくさんもらうことができました。今年は、2回目です。
私達の技術レベルにあった講習を進めてくれるため、ここでのアドバイス(宿題)が上達の足がかりとなります。
今回も私達ができないこと、取得しなければならないところを明確に指摘してくれました。
スキー運動のベースとなる
①スキーの正しい位置に乗ることができること。
②正しい操作を行うことができること。
がテーマです。
そのための前後の荷重・左右の荷重の位置や方法につてのアドバイスは、一人一人にとって納得のいくものとなりました。

1日目は、あいにくの雪。今回のテーマについて説明を受けます。

プルークボーゲンで運動要素を確認していきます。
まずは、前後の荷重バランスについてです。
ポイントは、荷重が「かかと寄り」であること。
アトミックの新しいスキー靴「レッドスター」は、アッパーシェルがカーボンで強化されています。これは、かかと荷重をしやすくするためだとか。
膝が前に曲がると、荷重点が前寄りになってしまい、スキーを正しく押すことができなくなります。
踝の下に荷重がくるようにしければなりません。
偶然にもレッドスターのスキー靴が、4人。いいスキー靴のようです。

膝が前に曲がっていることを指摘。しっかり外スキーの脚が伸ばされた状態で雪面を押していかなければなりません。

片山先生の、外スキーが1本に伸ばされているのが重要である説明。
しっかり伸ばされれば、荷重点が踵寄りになり、スキーを早い段階から押すことができ、「たわみ」を造り出すことができます。

「経理部長」の膝が曲がっていることを指摘。この後全員で徹底的にアドバイス。
2日目にはよくなってきました。

次に、左右の荷重バランスです。
常に二本のスキーの中心に「重心」の位置が来るようにしなければなりません。
スキーをしっかりたわませるためには、スキーの面に対して直角に荷重がかかる必要があります。重心(頭からおへそを結んだ直線)が二本のスキーの真ん中から外れると、直角に押すことができなくなります。
そのため、内股関節を意識的に緩めたり、頭だけが傾いたり、極端に上半身を振り込んだるすることは、避けなければなりません。
あくまで、次のターンの中心に向かって重心が移動していくことが重要なようです。

お手本となるプルークボーゲン。ターンの前半(谷まわり)の部分です。写真では、内スキーがたたまれているように見えますが、そうではなく外スキーをしっかり伸ばした結果、内スキーがたたまれることが重要となります。(同時運動)
では、外スキーをしっかり伸ばしていくことができるポジションは、高い姿勢を保ち、谷スキーに荷重を移動させていくことがポイントです。
股関節を曲げ、膝を曲げた状態で谷側に移動しても、外スキーのインエッジが食い込みすぎてスキーは回ってきてくれません。
伸ばす時のポイントは、雪面の深さ2cmぐらいの雪を削り取る感じだそうです。
決して、角を立てない。前半はあくまでルーズに押していくことが重要です。
この感覚は、急斜面の小回り・大回りすべてに使える谷まわり部分の要素のようです。
以前、徳竹が言っていた「アッパーグラインド」によく似ています。
宿泊先:湯沢温泉

夕食は、ホテルのバイキングでした。 クリスマス・イブの夜を男7人で過ごすのは考えもの。

「経理部長」はカニにご満悦。 
食事の後は、「レッドスター」の品評会。やはり、スキーヤーは、靴にはうるさいです。 アトミックは、良いスキー靴を造っているようです。 私も来年は、赤くなっているかも。(今は2代目ド―ベルマン黒です。)

「技術最高顧問」による畳スキースタート。 前後のポジションの確認。この成果がでて「経理部長」の姿勢が良くなってきました。

レッスンの後に撮ったビデオを見て、自分の滑りを確認していきます。 プルークボーゲンが一番よかった「鉄ちゃん」に習いましょう

重心を正しく二本のスキーの真ん中にするための練習。(内足ターン) 昔の内足ターンではなく、谷脚がしっかり伸びた状態で荷重がスムーズに谷に移動していくことで、内足ターンが始動されていきます。 ポイントは、谷への荷重移動。これができないと重心が二本のスキーの中心から外れてしまいます。 先生の重心は、左右とも二本のスキーのど真ん中にあります。さすが。

片足一本でのスキー。やはりスキーに対し、正しいポジションで操作することが求められます。 インからアウトエッジへの切り替えに最新の注意が求められます。 良い練習でした。
今回の講習を振り返って、意識の中で変化したことは、谷まわりに入るところです。
今までは、内股関節を緩め、早い段階から股関節をたたんで谷側に傾き、外スキーのマイナスエッヂングを意識し、とにかく早い段階からターンの内側に入って脚部を伸ばして角づけをしていました。
今回の講習の中で、内スキーの脚部も雪面の荷重を軽くしない。荷重が残ったまま次の外スキーによって雪面を削り取るように谷まわりを行っていく。そうすることで荷重が常に落下する方向にかかり、スムーズに移行されていく。上に抜けたり、後半に荷重がかかったりしないで、途切れのないターンを描くことができる。
ターンの後半の山まわりは、重心を次のターンの中心に向かって、移動していくことを考えればいいのです。
簡単ではありません。
低速やプルークボーゲンでできても、高速になるとなかなかできません。どうしても谷まわりの部分を後半にまで引っ張ってしまいます。あわてて重心を落としていっても遅いのです。
また新たな課題が見つかりました。一人ひとりが意識することで、必ずや改善が見られるはずです。
今回、会長さんのローテーションが改善されてきました。
「ローテーションしていることで重心の移動がしづらくなります。」の片山先生の一言がきっかけだったと思います。
今回は、本クラブ最大の研修会です。参加した7人は、クラブを代表して多くのことを学ぶことができました。
参加できなかったクラブ員には、29日に伝達研修会をすることとなりました。
当初1月3日の予定となっていましたが、29日に変更します。ふるって参加してください。とりまとめを「H5」君がしています。
今回も大変充実した意義ある研修となりました。
天狗蔵君 新雪の中で試してみましょう。









