我が地元 別又谷からの僧ヶ岳バックカントリースキー

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今回、地元の山「僧ヶ岳」に別又谷から行くことに。
僧ヶ岳は、小さいころから見慣れた山です。標高が1855mと低いのですが、黒部扇状地の正面に位置していることから、後ろ立山連峰が隠れてしまいます。
右隣には、毛勝三山が位置し、剣岳までの「北方稜線」の一つとなっています。
僧ヶ岳の雪形(雪絵)は、季節を告げる風物詩として魚津市民にも親しまれ、かつては農耕や川の水量の目安とされていました。雪形として全国的にも評価されています。
雪形、雪絵とは、山肌の残雪やそこから覗く岩肌などの形を、人物や動物などの形に例え名前がつけられたものです。

雪形の名前が山の名前の由来となったものも少なくありません。魚津市民に親しまれる僧ヶ岳も残雪で縁取られた山肌が「尺八を吹き、馬を引く僧の姿」が現れることからその名がつきました。かつては「僧馬岳」という名も使われていました。また、僧ヶ岳の雪形は進行過程により、初期・中期・完成期・末期と変化が見られ、その過程によって僧や馬の他に、山肌で縁取られた「白い兎」、残雪と山肌が混交した「鶏」などもみられます。初期には、「僧」の後ろに「大入道(虚無僧)」と「猫」の雪形が現れるが、やがて「大入道」と「猫」が融合して「馬」になります。このように、僧ヶ岳の雪形は刻々と変化します。
参考文献等
新川広域圏 水博物館構想推進室 HP
僧ヶ岳雪絵について 日本海学講座2000年5月13日富山県民会館
1、富山の雪形とその伝承 講師:長井真隆(前富山大学教授)

そんな地元の山にスキーでチャレンジすることに。
ここも、YASUHIROワールドの一つです。
YASUHIROさんのルートを参考にさせてもらいました。
スタートの別又谷は、「天狗蔵」君の小さいころからの遊び場だったようです。御先祖が昔谷に入り、開拓して田畑を開き、農業や林業を生業としておられたようです。
通過途中の杉の樹を指差し、「ここの杉、家の杉の樹」とのこと。
びっくりです。そんな地元すぎる山へ、行かないわけにはいきません。
今回のルートは、雪のあるこの時期だから行けるルートです。
途中、小ピークや「三ツ倉山」をトラバースすることで、帰りにシールを付けることなく戻ることができました。
身近に、こんなに素晴らしいバックカントリースキー(山スキー)にぴったりな山があることを再発見させられました。

メンバー:レッドバロン・天狗蔵 (梅さんは白鳥山でした)
マテリアル:K2クンバック(181cm) スカルパマエストラーレRS(二人とも)

5:23 別又林道最終除雪地点出発
5:56 別又谷の川通過(鉄板の橋)
6:25 工事中林道通過
7:06 鞍部通過
7:56 小ピークのトラバス開始
8:30 鞍部通過
9:12 林道通過
9:34 三ツ倉山トラバス開始
10:15 鞍部通過
11:11 前僧ヶ岳トラバス通過
11:44 僧ヶ岳山頂到着

12:16 山頂から滑降開始(滑降の写真やビディオをとりながら)
12:44 三ツ倉山トラバス開始
13:04 トラバス終了
13:13 小ピークトラバス開始
13:50 鞍部から谷へ
14:11 別又谷の川通過
14:31 駐車場所到着

別俣~僧ヶ岳コース軌跡H25.3.9

僧ヶ岳
地元の山「僧ヶ岳」雪形・雪絵が現れた状態。

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5:23 出発 まだ薄暗い渋滞。岩魚釣りの方も2名。

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5:56 別又谷の川に架けられた私設の橋 大水がでると流されるそうです。

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小さな川もスキーを脱がないと渡れません。

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YASUHIROさんは、隣の尾根をハイクしていますが、私達はこの谷合を進みます。
今回は、これが正解だったようです。しっかり雪が繋がっています。

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6:25 地図上には載っていない林道を通過。まだ工事中だそうです。

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7:06 そろそろ鞍部に到着です。ここから尾根沿いにハイクしていきます。

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この尾根にも巨木「立山杉」があります。これは、天狗蔵君のではありません。

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しまった雪面を快調にハイクしていきます。

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ガスがでて幻想的な雰囲気に。

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小ピークトラバースの途中。雪面が硬く少々怖い思いをしながら。
バックの尾根をハイクしてきました。

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9:50 三ツ倉山トラバース途中から稜線が見え始めます。
こうなるとファイトがわいてきます。

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鞍部に向かってトラバスが続きます。雪が緩んできました。

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久々に「天狗蔵」君を置いてハイクしています。
風がどんどん強くなってきます。

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白く輝いているのが「僧ヶ岳」山頂です。まだまだあります。

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天狗蔵君との距離が相当離れましたが、ここで左足大腿部が痙攣し始めました。
ヤバい。スピードを落とします。氷化した斜面なため、クト―を使っています。そうなるとクライミングモードのみでハイクするため、緩いところでも膝が曲がり、大腿部に負担をかけることに。

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追いつかれ、ぬかされてしまいました。
今日も、彼を上回ることはできないようです。

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自然は、芸術家であることをいつも感じます。(シュカブラ)

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11:44 僧ヶ岳山頂に到着 最高の眺めが出迎えてくれました。

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バックは、もちろん毛勝山 毛勝の大雪渓もバックカントリースキーでは有名です。

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思わずうっとり見てしまう景色。

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12:16 山頂出発 梅さんからメールが。 今、白鳥山到着とのこと。こちらは僧ヶ岳到着のメールを天狗蔵君が打っているところ。

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強風・氷化した斜面に苦労しながらの滑降開始となりました。

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「アッ」という間に飛んで行ってしまいます。

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レッドバロンの滑り

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今回 トラバースがカギに。

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標高が下がってくると雪も腐ってきます。滑りません。

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13:50 鞍部から谷に。雪が崩れないことを祈りつつ滑降。

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朝はなかった新しい「デブリ」

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14:11 私設鉄板橋を渡ります。YASUHIROさんはこの橋の存在を知らなかったようです。

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天狗蔵君の家の杉の樹です。これでログハウスが造れそう。開拓したところに杉を植え40年がたっているそうです。

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林道沿いの杉も天狗蔵君の家の杉のようです。

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14:31 車止めに到着 お疲れ様でした。
今回の、山行のポイントは、前半尾根ではなく、谷合をハイクしたことでした。雪も繋がっており良かったです。また、小ピークや「三ツ倉山」をうまくトラバース出来たことで、シールの貼り直しはありませんでした。
少々時期が遅かったことにより、標高の低いところの雪の状態が心配されましたが、ギリギリセーフ。
パウダーではなく、3月の雪とは思えないほど緩んでしまいましたが、そこは割り切るしかありません。
4月の山行だと考えれば良いほうです。(山頂でも寒くありませんでした。)
滑降距離は短いのですが、気持ちの良いスキー滑降も楽しむことができました。
毎日見ることができる地元の山「僧ヶ岳」を制覇出来たことに、大満足な山行となりました。

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