蓮華温泉~雪倉岳BCにチャレンジ(蓮華温泉~雪倉2日目)

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1日目は、楽しい余韻とともに暮れていきます。
風呂に入り疲れをいやします。その後、たらふくビールを飲み、少々気持ち良くなった状態で、夕食。
食欲も増大です。明日のエネルギーをしっかり補給しなければなりません。
おかわり3杯は食べたでしょうか。
天狗蔵君も食べすぎたようで、部屋に戻って寝てしまいました。
夜は、なかなか更けていきません。明日の計画を立て、ワインで乾杯。
半分酔いつぶれた感じで、8時半ごろには電気を消しました。
翌日は3時起床小屋の中で動いているのは、私達4人だけです。
前日に朝食を造ってもらい、リュックに入れて3時40分出発です。


ヘッドライトを頼りに進みますがなかなか方向が定まりません。
スマホのGPSを頼りに、複雑な夏道をたどって行きます。
途中、全く違う方向に行っていることも。真っ暗な中での行動がいかに難しいのか実感しました。
やっとのことで、渡渉地点に到着。(ここまで2時間)
雪倉ノ滝を目指します。このルートは、頂上に続く沢筋をハイクするポピュラーコースです。
適度に斜度もあり、帰りの滑降が楽しみな場所でした。
今日は、蓮華温泉から栂池に戻らなければなりません。
雪倉岳が標高約2600mあまり、蓮華温泉が標高1500mほどですので、山頂まで約6時間はかかります。
引き返しに1時間、蓮華温泉から天狗原標高2200mまで3時間はかかります。
帰りのことを計算すると、雪倉岳へのハイクは、9時がリミットとなってきます。
それでなくても朝の3時半から行動を開始し、栂池に15時に戻ったとしても12時間近くに及ぶ山行となります。今回も、ピークハントにこだわらないことに。
9時には、滑降を開始することとして「行けるところまでにしよう。」ということに。
結局、標高約2200m地点で断念。
雪倉岳の上部は、素晴らしい斜面が私達を迎えてくれ、新雪もあって最高に楽しい滑降を2日目も満喫することができました。
滑っているまではよかったのですが、また渡渉地点から蓮華温泉に戻らなければなりません。
ここからが忍の忍です。
行きは約2時間かかっていましたが、帰りは約1時間で戻ることができました。
これも天狗蔵君と梅さんが絶妙な下りのトレース(行きは軽い上り)を付けてくれたからです。
蓮華温泉から栂池に戻るコースは、今回「乗鞍沢」を進むことに。
斜面は落ち着いていましたが、重い脚を引きずりながらのハイクとなりました。(ここでもラッセルが必要に)
天狗原に到着したころは、4人ともクタクタ・ヘロヘロです。
ここでやってはならない事件が発生。
なんとシールを剥がして滑降準備をし、裏返しにして置いたはずの天狗蔵君のスキーが強風にあおられ、勝手に滑って行ってしまいました。
天狗蔵君は、茫然とするのみ。とにかく滑降準備をしてスキーを探すことに。

少し滑降し斜度が急になった所に刺さっていました。(奇跡としかいいようがありません。)
私は、栂池自然園まで行ってしまったのではないかと捜索していました。
胸をなでおろす天狗蔵君です。なんと強運なのでしょう。
スキー回収に成功し、いつものコースで駐車場を目指します。やはり、疲れからくる気の緩みがあったようです。あんな斜面でスキーを流してしまえば、帰るに帰れません。本当にラッキーでした。
こんな事件もありましたが、2日目も天候に恵まれ、素晴らしい斜面とハードな山行に大満足なBCとなりました。
大ちゃんの参加が、また新しい刺激を与えてくれたようです。
今度、「源次郎尾根」に連れて行ってください。

蓮華温泉~雪倉途中~蓮華温泉~栂池軌跡H26.3,23

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3:40 蓮華温泉をスタート。月が見えますが雪がちらほらと舞っています。

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闇の中へいざ出発。

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GPSで確認しながら進みます。

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常にラッセルは、天狗蔵君と梅さんです。本当にありがとうございました。

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5:55 渡渉地点を通過。いよいよ雪倉岳の大斜面に入って行きます。

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広く開けた沢をつめていきます。雪倉ノ滝は雪の中となっています。

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ハイク

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ハイク・ハイク

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ハイク・ハイク・ハイク

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最高の斜面を

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ハイクして

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行きます。

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下に広がる大斜面。わくわくします。

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山頂が見えてきましたが、

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ここで断念することに。時間切れとなりました。ここからまだ400m登らなければなりません。山頂を目指すとすると、山頂到着が10時 渡渉地点11時 蓮華温泉12時30分 出発13時 天狗原着16時30分 車止め17時。 これではやはり遅すぎます。

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今回はここで。

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栂海新道の山々。

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白馬方面の山々。

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9:00 大斜面に吸い込まれていきます。

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斜面を落下

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陶酔1

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陶酔2

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陶酔3 ここでも弓なりを意識して切り替え。

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こんな斜面がまだまだ続きます。自分達の脚で登った分、楽しみも倍増します。

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大ちゃんもカッコよく決めていきます。ボードの雪煙りの上がり方がスキーとは違い迫力満点。

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渡渉地点近くからの大斜面。大ちゃんがカッ飛んできました。

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トレースがあると帰りは半分の時間で。

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こんなとこ来たかな。

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10:56 蓮華温泉到着。宿の方とおしゃべりをして出発。あまり休んでしまうと身体がこわばってきます。動き続けていた方が良いようです。

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乗鞍沢をハイクして行きます。本来は「振子沢」が一般的です。

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やはりここもラッセルは天狗蔵君が中心でした。

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尾根沿いに進みます。

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左の斜面を越えた所が「天狗原」です。まだまだあります。

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14:16 祠到着 滑降準備開始。ここで事件発生。強風には気をつけましょう。

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栂池自然園側には、ありませんでした。(捜索をしながら滑降して行きます。)
天狗蔵君の「あった。」の声でひと安心。

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14:44 林道入口に戻ってきました。

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15:05 駐車場所(ゴンドラ中間駅駐車場)に戻ってきました。
大満足な二人です。
今回、初めて宿泊を伴ったBC山行となりましたが、まだまだ山の楽しみ方は無限のようです。日帰りでのBCもいいのですが、2日間下界を離れ、山とスキーに没頭する時間が、何よりの贅沢でした。
カモシカに合計5匹遭遇。今年は多いようです。
カモシカが、急な雪面にトレースをつけていきます。
天狗蔵君が
「あのトレースにそって行こう。」
とまじめな顔で話すので、
私が
「先行者おったん?」
と思わず聞き返してしまいました。
カモシカは、本当に急な斜面をハイクして行きます。その登坂力を人は真似できないでしょう。
今回、露天風呂は楽しめませんでしたが、シーズン終盤の大満足な激パウ満喫山行となりました。

“蓮華温泉~雪倉岳BCにチャレンジ(蓮華温泉~雪倉2日目)” への6件の返信

  1. SECRET: 0
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    お疲れさまです
    写真ありがとうございます、フェイスブックで使わせてもらいました
    源次郎行きましょう!

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    すごい迫力で雪煙りが上がっていましたね。もう少し大きく撮れていたらよかったのですが。あのカメラは広角なので仕方ありません。
    それにしても雪倉岳の斜面は最高でした。

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    二日目も当たり日でしたね。
    朝は雪だったのにどなたか幸運の方がいるのかもしれません。
    それにしても雪倉を攻めてからの栂池戻りとは素晴らしいモチベーションですね^^

  4. SECRET: 0
    PASS: 2d41addd3593ce42872f424f06dffc69
    素晴らしい写真満載ですね!
    いい天気にも恵まれてうらやましいです。
    これだけのロングルートは僕の技量と装備で付いていけるか…
    GW当たりは休みあれば参戦させてください!

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    連休あたりの計画を立てましょう。毛勝山・猫又山・大日岳(コット谷から)など状況を見ての判断です。

  6. SECRET: 1
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    今日はお忙しい中、声をかけて頂き、ありがとうございました。「人生はラッセル」とても楽しく読ませて頂きました。またブログも写真が綺麗で読んでいてとても臨場感があり、面白いです。今日はまだ今年の分しか見ていませんが、これから過去に遡って拝見させて頂きます。私とはレベルが違いすぎますが、これから長い目でご教授頂ければ幸いです。取り急ぎお礼まで。

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