定番コット谷からの大日岳BCスキーに大満足

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先週は、立山雄山・大汝・山崎カールといった定番コースを満喫。
今週も天候が安定しています。
ユアサ君から連絡があり、土曜日に休めるとのこと。まだ2000mを越える山へのBCスキーを経験したことがないとのことで、コット谷からの大日岳を提案。一緒に行くこととなりました。

いつものメンバーとは、なかなかタイミングが合いません。梅さんは、立山でテント生活(4泊)だそうです。
この時期のコット谷は、剱研修センターのゲートが開いているかどうかで、アプローチが違ってきます。開いていなければ自転車使用となります。小又橋までなのですが、今回はゲートが開いており助かりました。
小又橋に到着してびっくり。「やまやまお」君ブログがいるではありませんか。何処かで会えることを楽しみにしていました。なんと奥大日をねらうとのこと。(流石です)ブログが楽しみです。
小又橋からの雪の量も重要です。昨年は、4月に冷えこむ日が多い状態だったため、雪解けも遅れ水も少なく渡渉や堰堤通過がスムーズでした。
今年は、4月に気温が高い日が多く、雪解けが急激に進んでいるため、水が多く雪が少ない状態でした。
まずは、4番目の堰堤をクリアーした後の渡渉に苦労させられます。水量は昨年の倍はあるでしょうか。
次に、最後の堰堤を左側からクリアーしましたが、ここも昨年は雪が残っており難なくクリア―した場所でした。今回は木につかまってのモンキー高巻きとなりました。

最終堰堤に到着すると、「やまやまお」君達がここから、左側の小又川をつめ、カスミ谷に入っていく準備をしています。彼らの健闘を祈ってわかれました。
渡渉を1回行った後、スキー靴にチェンジ。コット谷鞍部を目指します。
ここからガシガシとペースを上げてしまいました。ここでのハイペースが後になって響いてくるとは。
鞍部に到着するころから、気温が急上昇。風もありません。一気に体力が奪われていくのがわかります。急激に脚が重く感じられます。たまらずアンダーウエアーのみでハイクすることに。こんな状態は初めてでした。気温は上がっているのですが、雪面はまだ硬く絞まっています。クト―を付けて早乙女山を目指します。
ユアサ君が急激にスピードダウン。脚がつり始めたようです。彼のスキー靴は、ダイナフィットタイタンなのですが、ウオーキング時の可動範囲が狭く、大腿部が常に曲がった状態になっているようです。3時間を越えてハイクすると一気に疲労がでてくるようで、この時期のロングBCスキーには不向きな靴のようです。
来年は、マエストラーレ購入でしょうか。
早乙女山まで、脚をかばいながらのハイクが続きます。早乙女山からも本当の大日岳山頂は見えません。先ずは、手前の斜面をクリアー。また目の前に新たな斜面がでてきます。気を取り直して次の斜面もクリアー。ここが山頂かと思うと間違いです。一端下って最後の斜面になります。ここは、だらだら斜面なのですが、二人とも暑さにやられペースが上がりません。
昨年よりも1時間遅い11:30に山頂到着です。気温の上昇がこんなにも身体に影響するとは。
ユアサ君は初めての2000m以上のBCスキーに、そして大日岳からの眺望に、感動の言葉が絶えません。
また一人BC病に侵されてしまったようです。
大日岳からは、薬師・立山三山・剣御前・剣からの北方稜線の山々といった素晴らしい眺めを満喫することができます。また、滑降斜面も充分にとれ、この時期のBCスキーとしては本当に楽しめるコースだと思います。
昨年同様、早乙女山から一ノ谷にダイブ。素晴らしい滑降を楽しむことができました。一度デブリが出てそれが溶け、谷全体の雪が落ち着いた状態になっていました。
二人で写真を撮り合いながら、歓声を上げながらの滑降が続きます。
アッと言う間にコット谷と合流。最終堰堤の林道に向かいます。
林道の入り口でシューズに履き替え、楽しい会話をしながら1時間。無事車止めに到着です。やはりスキーを使っての登山は、スピーディーです。ハイク6時間ですが、下りは、2時間といったところでしょうか。
今回
「やまやまお」君に会うことができたこと。
②ユアサ君にBCスキーの楽しみ方を伝授することができたこと。(また一人BC病患者を増やしてしまった。)
③二人で大満足な滑降を楽しむことができたこと。
など、今週も充実のBCスキーを満喫することができました。
次は連休後半5日あたりに毛勝山ねらいでしょうか。皆さんどうですか。

メンバー:レッドバロン・ユアサ君 
コット谷~大日岳H26.4.26
6時間の苦行の後の、楽しい滑降に大満足。

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「やまやまお」君と出会ってしまいました。若手BCテレマーカーです。

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奥大日岳を目指すそう。モチベーションは、高いようです。私達も負けられません。

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5:10 小又橋を出発。

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5:34 3番目の堰堤を通過。ここは雪があり難なくクリア―。

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5:49 4番目の堰堤。ここは藻の生えた石垣を登ってクリアー。少々面倒。

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その後の渡渉地点。昨年よりも水が多く苦労しました。「やまやまお」君は、長靴だったので難なくクリア―。その手がありました。長靴も役に立ちます。

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6:17 最後の堰堤越え。モンキー状態で高巻きます。

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二人は、小又川方面へ。別れた後、渡渉を1回行います。

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私達もスキー靴にチェンジします。

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6:37 いざ鞍部へ。

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ユアサ君がガンガン攻めていきます。付いて行くのがやっと。後半の事もありますのでペースを落とすようにしましたが、やはりハイペース。

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コット谷全容。
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8:14 鞍部への最後の登り。スキーで右側から登り上げることができました。昨年は、左側から。

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鞍部に到着。先行者が休んでいました。一気に気温が上昇してきます。

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痙攣する脚をかばいながらのハイクが続きます。暑さとの戦いとなりました。風があればいいのですが無風状態です。

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9:49 早乙女山到着。大日岳が見えてきました。

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思わず感動のユアサ君。喜びを全身で表現。

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アンダーウエア―だけでのハイクは、初めてです。夏服を着てくればよかったです。手袋も要りません。

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セッピを覗きに。大日岳のセッピは、日本一なのでは。尾根の向き・積雪量・風の影響を受けるのでしょうか。

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最初の斜面をクリアーすると、次の斜面がでてきます。ここが最高に楽しい滑降斜面。
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雪面が硬いので、早乙女山で外したクト―を付け直します。

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「さあ行くよユアサ君」といった感じ。

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11:30 大日岳山頂に到着です。大感激のユアサ君。

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私は、1時間遅れに少々不満。暑さにやられてしまいました。

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ユアサ君はラーメンで昼食。これもいいですね。これからは、私も持ってくることにしようかな。残雪期のBCスキーなら出来ますね。

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12:14 滑降開始 先ずは大日岳の看板を掘り出して証拠写真を。

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ユアサ君の滑り。力強い滑りを見せます。切り替えでスキーと雪面のコンタクトをなくしてしまうのが残念。

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レッドバロンの滑り。傾いています。ダイナフィットのムスタングアタ―ですが、この時期には充分活躍してくれます。軽さと強さの両立がうまくいったスキーだと思われます。

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大日岳一番の斜面。

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12:35 早乙女山から一ノ谷にダイブ。昨年もここを滑りましたが、デブリが多く出ていました。
今年は、デブリが溶けて谷全体が落ち着いた状態でした。ここの滑降に大満足です。
大斜面を落下するユアサ君

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滑降中目の前に割れ目が、思わずジャンプしてクリアー。大きくなくてよかった。

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最高の斜面が続きます。みんなでワイワイ言いながら滑りたい斜面です。

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雪面は、程よく緩んだザラメ雪。腐った雪になっていません。スキーも滑ってくれます。

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12:57 コット谷と合流。林道入口まで直滑降で移動です。

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大宴会をするために重たい荷物を持ち上げているグループに遭遇。男女合わせて12名のベテラン登山家の皆さんです。一緒に参加したかった。そんなゆったりした登山もいいですね。

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13:17 林道入口に到着。シューズに履き替えます。荷物は重くなりますが、スキー靴で歩くよりも疲れません。

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さあ出発です。

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1時間の歩きですが、二人で楽しく懐かしい話題で盛り上がりました。おかげで疲れを感じませんでした。(彼も元陸上競技選手)

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タカネザクラがきれいに咲いています。
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14:00 一番崩れていた個所を通過。

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下界が春の陽気、山はまだ冬の装い。この時期の楽しみの一つです。

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林道から下りてきて、大満足を表現するユアサ君。さぞ今回のBCスキーがよかったのでしょう。全身で喜びを表してくれます。一緒に行ったかいがありました。

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14:25 車止め到着です。二人の顔が充実感を表しています。この満足感がBCスキーなのでしょう。
今回の教訓
暑さにやられてしまいました。ここ数日。気温が20度を越えていました。そうなれば山の気温も予想が付きます。スタート時間を早くして、標高の低いところを早めにクリアーすることを考えた方がいいようです。
1時間早いスターでもよかったのでは。
私は、アミノバイタルを途中に摂取していたため、痙攣はきませんでした。
ユアサ君は痙攣を起こしてしまい、ペースが上がりませんでした。やはりサプリメントについても計画的な摂取が必要です。水分補給も重要となってきます。
ユアサ君が山頂でラーメンを食べたことで、帰りは痙攣もおさまり、元気に滑降を楽しむことができました。食事も重要です。
どのように、エネルギーを取っていけばよいか、その日のハイク時間や気温等を考慮していく必要があります。前日からのエネルギー摂取も重要です。筋肉の中にグリコーゲンをため込むことを心がけていかなければなりません。
スポーツ栄養学では、これを「グリコーゲンローディング法」グリコーゲンローディング法と言っています。
大リーグで活躍した「ライアン投手」がこの方法を実践し、40歳を超えても活躍することができました。今日、スポーツ界で活躍する選手たちは、その種目にあった食事を摂っています。
筋力とパワーを使う競技。
スピードとその持続が求めれる競技。
持久力が勝負の競技。
などなど、スポーツ選手は、その種目の特性に合った食事で強く、パフォーマンスを高める事ができるのです。
改めてBCスキーと食事について考えるきっかけとなった充実のBCスキーとなりました。

“定番コット谷からの大日岳BCスキーに大満足” への6件の返信

  1. SECRET: 0
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    出会ってしまいましたね^ ^
    高校卒業して以来なので、18年ぶりです。まったくお変わりありません!声の張り、存在感は当時のままでした。
    暑さにばてながらも、僕たちも山頂を踏み、カスミ谷を満喫し素晴らしい一日となりました!

  2. SECRET: 0
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    やはり暑かったのですね。私もバテバテでした。ロングコース制覇は流石です。若いということは素晴らしい事です。たぶん現在のやまやまお君の年齢の時に出会っているのだと思います。あの頃は、フライフィッシングにはまり、渓流に入り浸っていました。やはり、アウトドアースポーツからは、離れられないようです。お互い、安全にだけは注意していきましょう。

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    昨日はありがとうございました!
    初めてのロング山行で今回も勉強になること盛り沢山で大満足の山行でした!
    朝のオニギリ食べ忘れが響きました。エネルギー補給はこれからも僕の課題になりそうです。
    残雪期のロング山行病み付きになりそうです!
    またチャンスがあればよろしくお願いします。

  4. SECRET: 0
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    Red baron 師匠のおかげで、楽しく大日BCツアーを終えることができました。5時半発、12時半に山頂、3時40分下山でした。登山靴がないメンバーもいたので、兼用靴で林道を使いました。また、帰りは早乙女から師匠のトレース発見して、そのまま滑り降りました。渡渉1回を経て、林道で戻りました。ゲートの情報や水のこと、雪の状態、とても有益な情報をありがとうございまいた。特に林道を土曜日に通過したという情報がなければ、朝林道を通ることはできなかったと思います。助かりました。これからもご指導お願いします。取り急ぎお礼まで。

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    教え子との再会含めていい山行でしたね。
    取り付きは雪が消えつつある山が増えてますが
    「それを越えれば感動の雪原」はまだまだ残っていますね。
    私も無駄にしないように楽しまなければ^^
    グリコローディングの件、私も意識してました。
    普段は意識して(健康のため)小食を心掛けているのですが
    山行にこれをやると疲れが大きい気がしてます。
    あとは山行中にこまめにエネルギー補給でしょうか。
    GW後半の毛勝行ければコラボさせていただきたいのですが、
    5日まで仙台なので厳しいかもしれません。
    詳しくはFBで連絡させてください。

  6. SECRET: 0
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    コラボしたいですね。天狗蔵君とは、阿部木谷をハイクして、片貝の源流側に滑り、本流を上から下って来るコースを考えています。黒部から見ると、毛勝山の左側に素晴らしい斜面が見えます。そこをせめたいと考えています。5日は雨模様なので6日になりそうです。

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