快晴の「剱岳」 会心の山行

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金曜日は仕事で帰宅したのが11時近くになってしまいました。天気予報では、土曜日が快晴になるとのこと。
ここは、睡眠時間を削ってでも行くしかありません。こんなチャンスを逃すわけにはいきません。
3時に起床。馬場島に向かいます。途中のコンビニで朝食と昼食・行動食を購入。いつもの山行よりも余計目に


エネルギー切れを今日は、絶対にしないようにしっかりと買い込みます。
今日の購入品
①ポカリスエット3L ②ウイーダーインゼリー2つ ③おにぎり5個 ④カップヌードル大1個
持参したもの
①アミノバイタル4本 ②水500ml ③カロリーメイト
ポカリスエットは、帰りの山荘で500mlを500円で購入。(高すぎます。)
カロリーメイト以外は、すべてなくなってしまいました。
今回しっかり食べて動くことを考えたおかげで、行きも帰りも自己記録達成です。
早月尾根は、馬場島から剱岳山頂まで標高差2240mを一気に駆け上る北アルプスでも屈指の長大な尾根です。
冠 松次郎によって初登・命名されています。
半端な気持ちでは制覇できません。馬場島の登山口から急勾配が続きます。標高1000m松尾平で一服。だらだらとした樹林帯を少し進むと、また急勾配が目の前に。標高200mごとの標識が目印となります。

何処まで行っても急勾配の連続です。樹の根っこが濡れて滑りやすく、バランスを崩すことしきり。
夏の時季、この樹林帯の急勾配は、朝の気温が高くないときにクリアーしたいものです。
下りで昼過ぎにここを通過した時、上がってくる方々は、みな暑さにやられています。水分をしっかり持っていない登山者は、早月小屋で動けない状態になっているようです。
馬場島~早月小屋まで、ガイドブックのコースタイムは5時間10分となっています。今回ここを2時間57分でクリアー。
体温上昇と発汗に見合った水分補給を心がけた結果です。なので、リュックの中にはポカリスエット3Lと水500mlを入れていきました。
早月小屋でエネルギー補給し、残りの標高800mを楽しむことに。ここからは、見晴らしも良く心地よい風もふいて体温もちょうどいい状態に。
急勾配であることには違いないのですが、目の前に広がる剱の山並みを見ながらのハイクは格別です。
7月にはまだ雪があったのですが、全く景色が違っています。咲いている高山植物も変化しています。
一番目に着いたのが「トリカブト」毒々しい紫色が特徴です。「ベニバナイチゴ」は赤い実を付けており沢山食べさせてもらいました。ほのかに酸っぱく自然の甘さがでています。
その他「ヨツバシオガマ」「タカニニガナ」「「ウサギギク」「イワツメクサ」等でしょうか。盛りは終わっていたようです。
途中、3人ほどで並登。その内の1人の方がどこかで見覚えのある方でした。
山頂で思い出しました。前の前の職場で一緒だった方でした。9年ぶりだったのでしょうか。なかなか思い出せず声をかけるのが遅れてしまい失礼をしてしまいました。(山頂でしっかり握手。)
この登りも、ガイドブックでは、3時間20分となっています。ここを2時間09分でクリアーこれも自己新です。
早月尾根をこのスピードでクリアーできた要因は、やはりMTBでしょう。脚力を落とさないために山に行けない8月はよく乗っていました。その成果が出たようです。もう一つは、エネルギー補給をしっかりしたことでしょう。
山頂では、お湯を沸かしてカップヌードル・おにぎり・コーヒー・アミノバイタルをしっかり補給。
元気な状態での下山でした。
小屋までは、1時間44分。 途中花の写真を撮りまくっていた割には早かったようです。
小屋でまたまたエネルギー補給。気温の上昇があり、水分不足も予想されたので、高いポカリを購入。
一気に下りました。7月の三ノ窓経由での剱岳山行では、2時間30分かかってしまいました。今回は、2時間ジャスト。
いいペースだと思いますが、天狗蔵君はここを1時間30分で下るのです。これ以上は短縮できません。ただ、早月小屋の往復であれば可能かもしれません。
「そんなに急いでどうする。」と言いたい方も多いと思います。私の年でここまでモチベーションを上げておけば、後10年以上は剱岳に通える気がするのです。沢山の山行をこなすことができると考えます。
剱岳、早月尾根はそんなモチベーション維持・体力維持のためにも毎年チャレンジしたいものです。
今回、久々の晴天での会心の山行となりました。

メンバー:レッドバロン
馬場島~剣岳軌跡H26.9.6
往路:早月小屋まで2時間57分 休憩12分 山頂まで2時間09分 山頂休憩:1時間09分
復路:早月小屋まで1時間44分 休憩27分 馬場島まで2時間00分      計:10時間40分
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眠い目を開いて気合いを入れ、4:37スタートです。
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最初は、整備された登山道なのですが。
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5:04 標高1000m地点 松尾平に到着。少し明るくなってきます。
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標高1200m付近の登山道。急勾配です。
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猫又山に太陽があたり始めました。晴天間違いなし。
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根っこだらけの登山道。行きはいいのですが、帰りは良く滑ります。
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6:33 標高1800m地点を通過。
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6:48 標高1920.7m地点にある三角点を通過。
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7:14 標高2000m少々の所にある地塘を通過。
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風雪に耐えた樹木の間を抜けていきます。
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7:34 樹林帯が開けて 標高2200m地点にある早月小屋に到着です。
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小屋の外壁を修理中でした。きびしい冬の雪でさぞ傷むのでしょう。
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奥の尾根が赤谷山~赤ハゲ・白ハゲ  手前の尾根が小窓尾根。7:46 小屋を出発します。
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松地帯を進みます。ここも急勾配の連続。尾根の上は心地よい風が吹いています。
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大日岳~奥大日岳 下は立山川。 雪はほとんど残っていません。
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早月小屋も小さくなりました。ここの尾根をハイクするのが一番楽しいかもしれません。
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ところどころにロープが張ってあります。
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8:32 ヘルメットを着用します。最近は、ヘルメット持参の登山者も結構増えてきました。剱岳の必需品だと思います。
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雪渓が最後まで残っている場所。9月には消えるようです。
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確実に秋に近づいています。チングルマもこの状態です。
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見事に咲いているのが「タカネトリカブト」毒々しい紫色です。
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奥から毛勝三山 真ん中赤谷山~白ハゲ 手前が小窓尾根。北方稜線の山々です。
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山頂近くも見えてきます。ここから見ると岩の塊です。スリル満点の登りとなります。
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室堂が見えました。今日は、フェスティバルをやっているようです。最高の天気に多くの登山家が集まっているのでしょう。
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9:35 「カニのハサミ」を通過。
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別山尾根ルートが見えます。今日も多くの人が登ってくるのか。
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山頂までもうすぐです。
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9:55 山頂到着。小屋で休憩を12分入れて5時間18分出した。
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7月にはなかった祠が戻っています。やはり祠があると落ち着きます。
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沢方面。槍の先端も見えます。剱の頂上はこれでなくては。
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左の鹿島槍~爺ヶ岳~針ノ木岳方面の山々。
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今日のお昼は、カップヌードルと焼き豚チャーハンおにぎりで。
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真ん中が白馬岳 山荘が見えます。
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雄山三山と手前が別山。奥に槍の穂先。
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9年前に同じ職場で苦労した「戦友の石黒さん」と山頂で再会。同じ時間帯に登ってきました。昔はトライアスロンの選手だったと記憶してます。
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新しくなった「祠」登山者をしっかり守ってやってください。剱岳の象徴です。
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北方稜線の山々。スキーで制覇しているのが嘘のように険しい山々が連なります。
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早月尾根と早月川です。たっぷり休憩し11:04下山開始。
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11:21 「獅子頭」を通過。
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「ミヤマゼンコ」と岩
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「ミヤマゼンコ」だと思うのですが。
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「イワツメクサ」
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「タカネトリカブト」だと思うのですが。トリカブトにも多くの種類があるようです。
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「ヨツバシオガマ」
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「ベニバナイチゴの実」沢山食べさせていただきました。ジャムを造りたくなるような甘酸っぱい味です。
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一か所に紫・赤・黄色が混じってカラフルな色合いです。
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「タカネニガナ」
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岩場から這松地帯に入ります。
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早月小屋手前の整備された山道。
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12:48 早月小屋到着。 ここまで1時間44分でした。ここでたっぷり休憩。エネルギー補給をします。
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13:17 小屋を出発。樹林帯に突入します。
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13:29 地塘を通過。快調に下っていきます。
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14:46 有名な立山杉を通過します。この辺りからベースが落ち始めました。
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14:57 標高1000m地点を通過。一度も休憩しません。ハイドレーションのポカリも切れました。一気に下るのみ。
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15:17 登山口に到着。「試練と憧れ」の充実の山行終了です。
この夏は、夏山らしい雰囲気に出あえませんでした。今回の晴天も大陸からの高気圧の影響のようですが、早々と秋が訪れてきたようです。そうなると晴天の日も増えてくるのか。紅葉の時期も早まるかもしれません。
今回の山行でやっともやもやしていたものがなくなりました。
夏山のメインディッシュは、7月の三ノ窓経由の剱でしたので、今回の山行は、デザートといったところでしょうか。
まだまだお腹が膨れていません。次回はどこにしようか思案中です。(候補は、針ノ木一周)
帰宅後、天狗蔵君から電話が入りました。山行のお誘いでした。
流石に剱岳日帰りの翌日に天狗蔵君のハイペースについて行く体力・自信がありません。残念ですが辞退することに。
最近仕事が忙しそうでなかなか行動を共にすることができません。
今日は、「小谷温泉~天狗原山~金山」あたりに出没しているようです。
晴天での会心の山行でした。

“快晴の「剱岳」 会心の山行” への2件の返信

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    相変わらずのモチベーションですね。恐れ入ります(笑)
    私は最近自転車オンリーになってしまいました。
    ツールド能登がいよいよ今週末なので、
    ひと段落すれば山復帰かと思います。
    まずは今年1度も行けてないテント泊がしたいと思ってました。
    金沢も朝晩はヒンヤリしてますので山は秋なんでしょうね~

  2. SECRET: 0
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    今年は、秋のおとずれが早いかもしれませんね。秋が過ぎれば冬なのです。すぐにBCスキーシーズンですね。その前にもう少し登山を楽しまなければ。今日も夜9時からMTB20km行ってきました。最近。20kmは軽い感じです。

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