雄山 社務所直下 南西ルンゼの滑降でシーズン・イン

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土曜日の天気予報を見ていると晴れマークが。
昼頃から晴天になってくるとのこと。ここは、やはり行くしかありません。
新しいウエアーの性能チェックも兼ね、滑降は期待しないことにしました。そこで残雪期用のマスタング・アタ―を持っていくことにします。
まだまだ雪の下に岩が隠れていることが予想されます。傷だらけの板ですが、新雪もカバーしてくれるはず。
立山駅に着くと「大ちゃん」がいるではありませんか。私の登山届に氏名を記入し、一緒に行くことにしました。
不思議なものです。昨年の11月に、大ちゃんは私の後をハイクして来て山崎カールで声をかけてくれました。
大ちゃんと梅さんが顔見知りで、その後は蓮華温泉・三の窓と一緒に山行を行っています。
今年は、私の頼もしい山行メンバーの一人となっています。
彼もまた天狗蔵君に負けじとも劣らない「下りのスペシャリスト」なのです。
道路の除雪が遅れ、立山駅を8:40に出発。美女平でもやはり除雪で待たされます。室堂ターミナルに到着したのは10:00を過ぎていました。
「この時間だから、浄土か雄山1本やね。」そんな会話を交わし、吸い込まれるような青空の中、久々のBCスキー出発です。細板ですが、しっかりトレースが付いているため、何の心配もありません。浄土山方面に向かってみましたが、全体に雪が薄いため、こちらの斜面は断念することに。


一ノ越に向かうにつれ、風が強くなってきました。
11:29に一ノ越山荘に到着。陰に隠れてアイゼン等の準備に取り掛かります。大ちゃんのアイゼンがうまくいかないのか時間がかかっています。少々先にスタート。彼のことだから後で追い付いてくることでしょう。
強風の中ですが、気持ちいいほどアイゼンが雪面を捉えてくれます。1時間少々で社務所に到着。
山頂神社にて今シーズンの安全を祈願します。
社務所の陰に入ると風もまったく気になりません。おにぎりで腹ごしらえして、滑降の準備に取り掛かります。今日は、何人もここから滑降しています。
一番雪が付いていたのが、この社務所裏直下のルンゼだったようです。
13:16 ドロップイン。
全体に雪が薄いため、斜面がフラットになっていません。所々に岩がでていたり、吹きだまっていたりと苦戦させられます。
天候も曇ってきたせいで、斜面の凹凸がほとんど分からなくなってきました。
前の人の滑降跡を頼りに滑って行きます。
この斜面も10分かからずに降りてしまいました。今日の滑降はここまで。
室堂に戻るための下りのトラバースラインを活用し、あまり労力を使わないで戻ることができました。
こんなトラバースにスノーボーダーの大ちゃんは苦戦を強いられてしまいます。
14:01 ターミナルに到着です。このころになるとちらちら雪も舞い始めました。
天候の移り変わりは早いようです。また明日から雪が降ってくれるようです。あと1m積もってくれれば、連休は最高なのでしょう。
ただ、昨年の雪崩事故を思い出してしまいます。
今回、バスを待っていると、北日本新聞の記者さんに取材を受けました。
「昨年の事故をきっかけに、登山届が義務づけられた事をどう思いますか。」
といったものでした。
私は、大賛成です。装備をしっかり整え、責任を持って行動する。これは、大人の遊びとしてのBCスキーだとすれば、当たり前なのではないでしょうか。
自分の命を守る装備だけではなく、捜索活動にも参加できる姿勢でいなければならないと思います。
今回、リュックの中に増えたものがあります。「ツエルト」です。
①ビーコン ②スコップ ③ゾンデ ④ツエルト この4つは、登山届のチェック項目に入っています。これは最低限の装備です。
これ以外に、⑤山岳保険 ⑥ピック付きストック(ピッケル) ⑦ヘルメット ⑧GPS
これだけをリュックに入れると相当重くもなりますが、大きな責任と義務を背負って今シーズンもBCスキーを楽しもうと決意した山行となりました。

メンバー:大ちゃん・レッドバロン

室堂ターミナル~雄山山頂南西ルンゼ滑降軌跡H26.11,16
ターミナル~雄山山頂 2時間22分 雄山山頂滞在32分 雄山~ターミナル 45分 計 3時間41分の足慣らしでした。

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立山駅で、ばったり「大ちゃん」と再会。

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9:10頃 美女平を出発。うっすら雪も積もっています。

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吸い込まれるよな青空。シーズンインをむかえるバッカーが、いそいそと準備をしてスタートしていきます。

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今シーズンも、まずは雄山方面を目指します。

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剣御前方面にもいい斜面があるのですが。

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浄土山は、雪が薄そうです。

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赤いラインが今回の滑降ラインの南西ルンゼ。

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浄土山の方面に行ってみました。

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雪が薄そうなので、一ノ越に向かうことに。雄山山頂を目指します。

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一ノ越山荘の陰で、強風を避けながら準備をします。

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11:43 一ノ越を出発。強風の尾根ハイクとなります。

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大ちゃんがまだアイゼンと格闘しています。

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ここから見ても浄土山のカールの雪が薄そうに見えます。

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槍ヶ岳までくっきり。

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龍王岳方面。

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社務所までの登りは、雪が適度にしまってアイゼンが気持ちよく効いて快調にハイクすることができました。ただ風は強いのですが。

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強風と雪が織りなす芸術作品がいたるところに。

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名前を付けました。「天使が忘れていった羽」

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南西ルンゼにトライの二人。気を付けて。

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12:44 社務所に到着。

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山頂の神社へ参拝に。

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一緒に来られた方に撮ってもらいました。

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剣岳に靄がかかってきました。天気が崩れてきそうです。

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大ちゃんも到着。社務所の雁木の下で滑降準備をします。

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社務所裏のドロップポイントへ移動。

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13:16 さあ行こうか。大ちゃん

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大ちゃん ドロップイン

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レッドバロンもドロップイン

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大ちゃん 撮影ありがとう。ナイスショットです。

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斜面の凹凸が見づらくなってきました。

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下の小さな点が大ちゃん 一気に行ってしまいました。では、私も。

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斜面が見えづらく不満の大ちゃんでした。

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次の斜面へ。

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14:01 トラバースを終えて室堂ターミナルに到着。

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今年は、BC用ウエアーを新潮。ヘルメットにも遊び心をだしてみました。
Redbaronこのヘルメットが私を守ってくれること間違いなし。
今シーズンも楽しいスキーを満喫したいと思います。

“雄山 社務所直下 南西ルンゼの滑降でシーズン・イン” への4件の返信

  1. SECRET: 0
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    とうとうシーズンインですね!
    先生立山行ってるだろうなと思ってました^ ^
    新しいウェアかっこいいです。
    今シーズンも安全に楽しみましょう!
    年末年始楽しみです!

  2. SECRET: 0
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    来週が立山の最後のチャンスです。23日の日曜日は、天候がよさそうなので、また行こうかと考えています。新しいウエアーも快適でした。強風の中でも身体が冷えることはありませんでした。また一緒に行きましょう。

  3. SECRET: 0
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    メットもウエアもきまっていますね。でも一番かっこいいのはバロンさんの滑りです!

  4. SECRET: 0
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    ありがとうございます。滑りを褒めていただき感謝です。年齢を言い訳にしないためにもスキー技術の研鑚を積み重ねていきたいと思います。自然の地形を確実なテクニックで安全に滑降するのが基礎スキーが目指しているものです。今シーズンは基礎スキーを一緒にやってみましょう。

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