正月料理の食べすぎと、お酒の飲みすぎで、もう身体がなまってしまいました。
ここは、早くいい汗をかくしかありません。
今日は、一人で何処かへ行こうと準備をしているところに、天狗蔵君からお誘いの電話が。
「野谷荘司へ、大ちゃん・梅さん達も行くのでどう。」
「もちろん行く。」
一つ返事です。以前から梅さん・大ちゃんが通っています。きっと素晴らしい斜面があるのでしょう。
4:30魚津インターに集合し、8号線を富山方面に向かいます。途中、大ちゃんの家によって、拾っていくことに。
その後、富山西インターから高速利用で、白川郷へ。
白山スーパー林道の入り口にある、トヨタ自然学校へ向かいます。
ここの駐車スペースに車を止めます。神戸の車・愛知の車が止まっています。やはりメジャーな場所のようです。
新雪が50cmは積もっているでしょうか。今日は、激パウが予想されます。
7:00に出発です。先ずは、梅さんが林道をラッセルしてくれました。梅さんも自分の身体をいじめるのが好きなようです。
4人でローテーションしながら激深の新雪にトレースをつけていきます。
神戸からの若者2名が追いついてきました。ここは、若い力に頼ることに。この二人「関西学院大学 ワンゲル部」のOBで現在、部のコーチをしているそうです。なのでガンガン行ってくれます。
林の中を抜け、トラバースポイントに差し掛かった時、二人のペースがおち、先頭交代。
問題のトラバースを梅さんが先頭で行ってくれました。
非常に慎重になっています。ここ野谷荘司でベテラン「マチュラオさん」が亡くなっています。
気を許すわけにはいかない場所なのです。
3時間少々で今日の目的地(ドロップポイント)に到着です。
この尾根上で、コンプレッションテストを何回も繰り返し実施しました。大ちゃん・梅さんが再三チェックし今日は、相当深いところに弱層はあるものの、大丈夫だろうと判断。滑降準備を行います。
10:27 先ずは私がドロップイン。
激パウすぎます。そう表現してしまうぐらいのパウダー斜面を落ちていきます。
途中、止まってカメラを構え3人を待ちます。
3人ともものすごい雪煙を上げながら滑降していきます。止まりたくないようです。一気に喉まで。
梅さんが喉のところで
「ストップ」
やっとの思いで右にトラバースして通過。私もその上の斜面をトラバースして無事通過しました。
後になってわかったのですが、その喉の部分を天狗蔵君は止まらずに滑降し、ジャンプして大転倒だったとか。
少々、脛を痛めたようです。(極限の力がかかったよう。)
その後は、白谷の中を右岸沿いに進みます。大きな堰堤のところで関西学院大学の2人が左岸に行こうとしています。
右岸沿いに行くことをアドバイス。
11:17無事スーパー林道のトレースに合流です。後は、駐車場までトレース沿いに滑降。
11:24 終了となりました。
本当は、もう1セット同じコースをハイクし、少し手前で滑降してもよかったのですが、天狗蔵君のスキー靴が滑降モードにならなくなったこともあり、1セットで終了することとしました。
このコースは、ピークハントといったコースではなく、激パウダーを満喫する山のようです。
尾根をハイクし、谷に滑り込む。いたって単純なコースです。天気の良い日にピークハントすることとし、今日は、激パウダーを心の底から満喫することができました。
メンバー:梅さん・天狗蔵君・大ちゃん・レッドバロン

往路:2時間57分 滞在:33分 復路:53分 計:4時間24分

大ちゃんが、梅さんに代わってラッセル。やっぱり板(スノーボード半分)ではきつそうです。

関西学院大学ワンゲル部OBの若者が追いついてきて、ラッセルを交代します。二人でガンガン行ってくれました。

林を抜け、トラバース地点に向かいます。この時期のトラバースには気を使います。急斜面を横切ることで斜面を切る行為となります。雪崩の危険性も増すのです。

慎重に、梅さんが先頭を行ってくれました。後ろでスコップを準備する大ちゃん。(冗談です。)

トラバース中に下の斜面を覗いてみました。ここも最高に楽しそうです。下に見えるのが白谷です。一気にあそこまで滑降予定です。

9:54 隊長(大ちゃん)が、ドロップポイントを宣言。今日のハイクはここまで。
今日もピークハントではなく、滑降重視で。

コンプレッションテスト(Compression Test)を大ちゃんが始めました。斜面を1m50cm掘っていきます。

スコップを先端に乗せ、手首を使って軽く10回たたき雪柱をつぶしていきます。

次に肘を使って、先ほどよりも強い力でたたきます。雪柱の途中に弱層(雪崩れる箇所)がある場合は、この時点で崩れてきます。

大ちゃんが、別のところで雪柱を抱きかかえるやり方を実施。
隊長からOKが出ました。

核心部 喉で止まって下の状況を見ている梅さん。この後 右へのトラバースの合図があり移動します。

喉の下の斜面ですが、急斜面となっています。天狗蔵君はここで飛びました。

この後白谷を上から見て右岸沿いに下っていきます。大きな堰堤が出てきます。そこをクリアーしなければなりません。

堰堤通過中に、先頭の梅さんが消えました。2mほど下に落下。私たちは、その上をトラバースして通過。梅さんありがとうございました。危険を身をもって知らせてくれました。

露天風呂が気持ちよかったです。
野谷荘司山の山頂までは行きませんでしたが、雪の多いこの時期は、今回のドロップポイントでも十分に楽しめます。
自分たちで付けたトレースを第二ラウンド使えば、激パウを2倍楽しむことができます。
たぶんトレースがあれば3時間かかったところを、2時間でハイクすることができるよう。
こんなやり方もBCスキーには、OKなのでは。
そんなことが可能となる野谷荘司でした。




































