14日(土曜)は、秀さん夫婦と梅さんとのスキー基礎練習を実施。
梅さんは、これで3回目となります。少しずつこちらが伝えようとしているスキー操作方法について理解をしてきました。
今回秀さんは初めてです。先ずはこれまでのスキー技術をぶち壊さなければなりません。秀さんまた頑張りましょう。
15日(日曜)は、どこに行こうか迷いました。
-42度の寒気が少しずつ北上していくようです。このままだと、まだ明日は新潟・長野は吹雪になることが予想されます。
岐阜の方から天候が回復し、曇りマークが付き始めました。
週末山紀行さん・天狗蔵君と相談の結果「平湯~安房山シーハイル斜面」を滑ることに。
今回は、初めて「片やん」が参加することになりました。
片やんは、私の陸上競技つながりです。スキーの指導員の資格も持っていて、昔からスキーに誘って一緒に滑っていました。
彼は、今シーズン初めてだそうで、以前から楽しみにしていてくれました。(また一人BCスキー仲間が加入。)
5:30平湯温泉 安房トンネル手前のトイレ駐車場で週末山紀行さんと待ち合わせです。
到着までの道中、ガンガン雪が降りさくっています。「おかしい、こんなはずじゃないはず。」と思いながらも、とにかく大雪の中を平湯へ。
昔から平湯温泉地域周辺は、雪がガンガン降るところではないはずです。
あまりの天候に、安房山は取りやめにすることに。ただ、これで帰るわけにはいきません。やはりいい汗をかいて気持ちよく温泉に入らなければ、ここまで来た意味がありません。
週末山紀行さんと相談をして、平湯トンネルを過ぎたところに車を止め、スカイラインに沿って「猫岳」へ向かうことにしました。天候も悪いので行けるところまで行くことにします。猫岳までのルートには、急登がほとんどありません。
昨日から降っている新しい雪の状態が非常に気にかかるところです。なので、安全なハイクが可能な場所に変更です。
ただ、滑降を楽しむことができないことが心残り、こんな日もあるのです。自然相手のBCスキーですので、この状況のなかでも楽しむ心が必要なのでしょう。
スタートして林道から上に登ろうと梅さんがジグ切った瞬間、深さ10cm縦4m横10mほどの範囲で斜面が雪崩れてしまいました。
崩れた雪が林道に落ちただけですので何の問題もないのですが、この状況で上の斜面を登っていくのが気になります。少し上がるとオープンバーンが出てきますが、極力林の中をハイクすることに。
やはりここも表層10cmほどが簡単に崩れてしまいます。オープンバーンを登り切ったところで「ピットテスト」をすることに。
表層10cmはすぐに崩れますが、その下1mほどのところで雪柱が崩れました。ただ、相当上からの圧力をかけた状態だったので、納得してハイクを進めます。
新雪は、どんどん深くなってきます。吹き溜まりに来ると、腰までの新雪です。先頭を交代しながら進んでいきました。
私たち以外に、大阪の2人組、富山の4人組が後から追いついてきました。
富山のグループのリーダーの方は、週末山紀行さんとネットつながりの方でした。初めて山で声を掛け合ったようです。
彼らも天候が悪いので安全な場所に変更し、ここ猫岳ルートになったようです。
ただ、新雪が腰までくると、ラッセルができるスキーが限られてしまいます。私たちのポンツーン・ヘルベントでないとラッセルになりません。なので今回は、私もラッセルに参加します。
雪が降る中、スカイラインを5回通過します。だらだらとした平坦で単調なハイクに相当まいります。標高が2000mを超えると急激に気温も低下、視界も悪く風も出てきました。なので今日は標高2290m地点で敗退決定となりました。
気温は-15度、エネルギー補給もないままシールをはがして滑降準備に取り掛かります。
滑降を楽しめる斜面はほとんどありません。ひたすらハイクしてきた後をボブスレーのように滑っていくのみ。最後にピットテストをしたオープンバーンのみを満喫し、今日のBCスキーは終了です。
終始天気が悪く、最悪の状態でのBCスキーでしたが、温泉に入るための身体の酷使はできたようです。
最後は、平湯温泉「ひらゆの森」で冷えた身体を温めました。
今回天気予報に裏切られ、最悪の状況になってしまいましたが、こんな時もあるのです。それがBCスキーなのでしょう。
ピットテストをしたり、激ラッセルを体験したりと、まるでBCスキー研修会のような、そんな山行となりました。
週末山紀行さんのこれまでの豊富な経験が、こんな時に活かされます。感謝感謝です。
メンバー:天狗蔵くん・梅さん・週末山紀行さん・片やん・レッドバロン(片やん初参加)

往路:5時間12分 滞在:15分 復路:56分 計:6時間08分

ピットテストを開始 梅さんはもう慣れたものです。野谷で鍛えられています。

1mほど下に簡単に指が入る層を発見。定着はしっかりしているようです。

上から圧をかけて、滑る面を確認します。梅さんからOKサインが出ました。

私たちの後から、計7名が追いついてきました。 大所帯でのハイクです。

富山からの方が、先頭に行ってくれました。板が細いので長く続きません。

天狗蔵くんは、あまり前に出てきません。力を温存しているようです。

前日のトレース後をたどりますが、樹木が複雑に生え、細かく蛇行していきます。

11:45 標高2290m地点で今日は終了。 スカイラインが下っている場所です。
ゴーグルをつけてハイクしたのは久々でした。それほど顔が冷たかったということです。

片やんスキーは、私も使っているクンバックですが、先が潜ってしまい操作しずらそうです。

途中 雪洞を掘っている方を発見。声をかけます。中でラーメンを食べるそうです。
みんなこんな天気の中でも楽しんでいるんですね。BCスキーの楽しみ方は、いろいろあるようです。

ピットテストをした最後のオープンバーンです。朝から比べると表面の雪も安定しています。
なので、滑降することに。

梅さんの滑降。ナイスです。昨年の蓮華温泉の時から比べるとよくなっています。左手が内に入らないよう相当気にしているようです。

天狗蔵君のスキーは、テールが細いのですぐに先端が上がってしまいます。わざとなのでしょう。

片やんも豪快に雪煙を上げて滑っています。さすがスキー指導員 基本に忠実です。
滑りにも性格が出ますね。確実なターンでした。
撮影を終え帰還するレッドバロン。途中に止まっていたのでスピードが出ません。快感度半減でした。


12:56 駐車スペースに到着です。
ハイクは5時間少々でしたが、下りは50分少々。 いかにラッセルがひどかったかがわかります。
悪天候で雪面状況が悪くなることが予想され、滑降重視からハイク重視に変更となった今回の山行でしたが、勇気ある選択だったと思います。
私たちの後を7名が追ってきたことからも、いかに平湯方面の天候が悪かったかがうかがえます。全員賢明な判断でした。

































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お疲れ様でした。
コンディションは悪い時もありますから、そんな中で楽しめたのではと思います。
個人的にはもっと先頭ラッセルしたかったのですが、潜り過ぎて迷惑になるレベルのためすぐ交代しました…。
アンペレージも幅ありますがやはりスーパーファットにはかないませんねぇ~
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スキーは、やはりセンター130mmはほしいですね。最近はいろんなメーカーから出てきていますが、K2のスキーは一番実績があるようです。ロッカーの入り方(反り返りの大きさ)で滑りが違ってくるとか。ヘルベントはあまりスピードが出ないので、新しい板がほしくなってきまいた。板選びも楽しみです。
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お互い大変でしたが、悪天でも行動を起せばそれなりに何か収穫はあるものですね。
少し滑走できたようで羨ましいです。私の場合(技術のなさということもあるが)、滑走率〇ですから!
これからは、新雪=雪崩 と計算した方がいいでしょう。その雪崩を起しても安全かどうかの判断だと思います。お互い気をつけましょう!!
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収穫はしっかりありましたね。ラッセルは、K2をはいていた私たち3人が一番活躍ができました。センター130mm以下の板では、雪に潜ってしまい引き上げるのにエネルギーがいります。その分長続きしません。結局3人が一番ラッセルを回すことになってしまいました。
ヘルベントスキーは、3月末まで使えます。少々重いのですが太いことはやはり必要なのですね。スキーの幅に関して収穫があった山行でした。