恒例行事 雄山からの滑降+剱御前からの滑降を満喫

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山崎カールを気持ちよく滑降

この時期立山アルペンルートが開通し、雄大な山々を眺めながらのBCスキーを楽しむことができます。
なのでいつの間にか恒例行事となってしまいました。
2011年は、5月15日(雄山-山崎カール-浄土山-室堂山)
2012年は、4月21日(雄山-山崎カール-雷鳥沢-剱御前-雷鳥沢)
2013年は、4月20日(龍王岳ルンゼ-雄山-南西ルンゼ)
2014年は、4月19日(雄山-大汝-山崎カール—浄土山)

2015年の今日は、雄山-山崎カール-雷鳥沢-剱御前-雷鳥沢を攻めることにします。
BCスキー5年目の今年は、以前から春山スキーに連れてってほしいと要望のあったクスミンを誘って行くことに。
天狗蔵君も誘っていたのですが、急に熱が出てしまい不参加となってしまいました。
アルペンルートが開通して1週間。この土日も混雑が予想されます。6時に立山駅に到着し切符を買いに。いつもより早く切符販売が始まっていました。6時50分のケーブルに乗車、いつもより早く室堂に到着することができました。
8:08 ターミナルを出発します。今週は、全体に気温が低下し、寒い日が続いていました。やはり立山にも新雪が降っていたのでしょうか雪の状態はいいようです。一度緩んだ雪も復活しています。

何時もは、天狗蔵君のハイペースについてくのがやっとの私ですが、今日は少々雰囲気が違います。なんせ初めて女性を連れてのBCスキーです。どれぐらいのペースで行けるのか、探りながらのハイクとなりました。
同行のクスミンは、ただの山ガールではありません。いや、山岳女子それもスーパー山岳女子なのです。話によると剣岳のほとんどのバリエーションルートを踏破しているとか。バリバリのロッククライマーでもあります。BCスキーとロッククライムの両立をテーマとして精力的に活動するスーパー山岳女子なのです。(スキーのテクニックは発展途上)
そんな彼女ですから、やはり私のペースにしっかりとついてきます。一ノ越到着が、8:54と1時間以内でクリアー。
彼女の方も「今日は、調子がいいみたいです。」とのこと。
9:13 アイゼンを付けて、強風の中を雄山山頂を目指します。半端な風ではありません。本来はアンザイレンしていくほどなのでしょうが。スキーが風であおられ身体が持っていかれ、よろける場面もあります。そんな強風の中も1時間で山頂に到着。社務所の雁木が雪で覆われ、中に入れないほどです。本当に今年は山の雪が多い年だったようです。
先ずは、山崎カールを目指します。社務所の裏からドロップイン。尾根上の雪が解けているため、やむなく岩の上を通過してドロップポイントへ。ローソク岩をめがけて私が最初にスタート。新雪の下にデブリの雪がある状態でしたが、意外と滑りやすく滑降することができました。クスミンもスピードを殺しながら降りてきます。彼女曰く「あの角度の斜面初めてでした。自分でもよくいけました。」とのこと。
今シーズンは白馬乗鞍スキー場でパトロールの仕事をしていた彼女ですので、スキーを履いていた日数は、半端じゃないはず。上達はしているのです。(まだまだ課題はありそう。)
ローソク岩からは、快適な滑降を楽しむことができました。まるでスキー場のような斜面を快適に滑降していきます。
こんな贅沢なスキーはありません。(4月4日の唐松Dルンゼとは大違い)
あっという間に雷鳥沢テント場の上まで滑降。第2ラウンドの剣御前までのハイク準備にかかります。
11:37 ハイク開始。雷鳥沢の斜面は、南を向いています。なので山崎カールの雪とは違った状態です。ジグを切りながらくぼみの中をハイクしていきます。途中で尾根にトラバースし約1時間30分で剱御前に到着です。クスミンも相当疲れていたようですが、剱岳の雄姿を見たい一心でハイクしていたようです。
ここも風が強く小屋の陰に隠れてエネルギー補給と滑降準備を済ませます。
13:38に少し移動してドロップイン。いつもの登山道上の滑降ラインを狙います。適度に緩んだ一直線の雪面を一気に雷鳥沢へ。今日の滑降はここで終了。
ここ室堂を中心とした2大斜面を制覇し、大満足でターミナルに戻ります。
最後のこの登りがつらいのですが、今日は、終始晴天で素晴らしい山々を見ながらのハイクは疲れを忘れさせてくれます。
素晴らしい斜面をスーパー山岳女子と共に、「これぞ山岳スキー」といった充実の山行となりました。
また一人、同行者が増えました。苦楽を共にするBCスキーならではの魅力なのでしょうか。
残雪期のBCスキーはこれからが本番です。

メンバー:クスミン・レッドバロン
室堂~雄山~山崎カール~剣御前~雷鳥沢奇跡H27.4.18
第1ラウンド:ターミナル~雄山~山崎カール~雷鳥沢まで 3時間29分
第2ラウンド:雷鳥沢~剱御前~雷鳥沢~ターミナル 3時間23分   計:6時間52分
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こんなに早いケーブルは初めて。多くの観光客を見込んでの配慮のようです。
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8:08 ターミナルを出発。

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いざ一ノ越へ。

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登山道を避けて一段上をハイク。

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前半から少しずつ高度を上げることを心がけていきます。

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南西ルンゼもよさそう。

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ここまで快調なクスミン。

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1時間以内で一ノ越につきそうです。

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9:20 強風の中をハイクしていきます。

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体制から風の強さが予想されます。まともに立っていられません。

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さあ、最後の頑張りどころ。社務所の下の斜面が緩く見えるのはなぜか。

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風が強く立ち止まることは何度もあります。浄土山の斜面もよさそう。

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龍王岳ルンゼもよさそう。

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社務所まであと少し。

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10:13 山頂に到着。

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しっかり御参りして今シーズンの安全祈願。特にクスミンは念入りに。

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岳方面

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右から鹿島槍・五竜・唐松

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左の白い山が爺ヶ岳 とんがったのが針ノ木岳

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黒部川源流方面 薬師岳から笠ヶ岳

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大日岳方面

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真砂 別山 剱岳方面

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雪が岩に打ち付けられてできてた模様 風の強さが予想できます。

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10:50 社務所裏からダイブ開始。

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10:55 先ずはろうそく岩まで滑降します。いい斜面が目の前に広がります。

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クスミン 初めての急斜面クリアー ここを滑降できればDルンゼもOKでしょう。ただこの角度の斜面が長く続きますが。

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ロウソク岩 ここからは快適な中斜面が続きます。

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山崎カールに吸い込まれて行きます。

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レッドバロンも山崎カールを満喫。

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全身で喜びを表現  こうしたくなるほど気持ちよかったですね。

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いい斜面に思わずニコリ。

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いい斜面が雷鳥沢までつながっています。

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トラバース気味に雷鳥沢テント場上部に移動します。

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第2ラウンド 雷鳥沢から剱御前を目指します。二人とも足が重くゆっくりとハイク。

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クスミンもしっかりとついてきます。流石です。

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バックは奥大日岳。 カスミ谷へのダイブ斜面を横から。あそこもなかなかの斜面のよう。

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最後はスキーを外してツボ足で。

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13:12 1時間30分かかってしまいましたが、剱御前に到着です。 この剱岳が見たかったのですね。

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この景色は何回目でしょうか。何度来てもいいですね。

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雷鳥沢に向かってダイブ開始。

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ターンと共に体のどこかが動いていなければならないのですが、どうしても体制が固まってしまい、うまく次のターンに入っていけません。課題ですね。

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気持ちよすぎ。

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2回目の大喜びを表現。ここも最高の斜面でした。

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滑ってきた雷鳥沢の斜面を振り返ります。  残心

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重い足を引きずりながら室堂ターミナルへ。

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みくりが池もなだ雪の下。

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立山に万歳。日帰りで楽しめることに感謝・感謝。

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15:00 ターミナルに戻ってきました。

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中国語・韓国語が飛び交うターミナル内。すごい混雑ぶり。ただ、バスは臨時便が出ているためすぐに乗車できました。
美女平でケーブルに乗るのに1時間待ちでした。

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雪の大谷。18mあるそうです。
初めて女性をエスコートしての山行でした。山登りには様々なテクニックや方法があります。
BCスキーに関しては、5シーズン目に突入し、少しづつ自分なりのスタンスで楽しめるようになってきました。
ただ、まだまだ山の楽しみの世界や可能性は広がっていきます。
彼女にはスキーテクニックに関してアドバイスし、今まで以上にBCスキーを楽しんでもらえればと考えます。
今度は、彼女からロッククライミングの基本テクニックを教わりたいと思います。経験が山行を豊かなものに替えてくれます。天狗蔵君との山行で確実に登行体力を身に着けることができました。更なるバージョンアップのために、ロープワークやロッククライミングテクニック等を正しく身に着け、今まで以上に豊かで安全な山行ができるようになりたいと考えます。
向上心は、やはりスポーツの原点なのです。

“恒例行事 雄山からの滑降+剱御前からの滑降を満喫” への3件の返信

  1. SECRET: 0
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    スーパー山岳女子とのコラボ立山は最高の天候と雪質をゲットできましたね!
    土曜は白山行きましたが、白山も激風で立山と同じく担いだスキーが吹き上がって飛ばされる勢いでした。
    気温-5℃であっという間に体温低下し、4月中旬でも山は侮れないなとあらためて感じた次第です。
    それにしても立山の混雑は凄いですね。
    風の大谷の雪壁がシーズンなのと、やはり新幹線の影響でしょうか。
    話戻って昨日の白山で林道脇にフキノトウが顔を出しているのを見て、
    まもなく毛勝だな( ̄ー ̄)ニヤリッ と思ってしまいました(笑)
    今年も宜しくお願いします。
    天狗蔵さんは風邪早く治るといいですね。
    うちの娘も咳風+熱でダウンしてました。
    学校でも流行っているようです。
    残雪期は賞味期限が短いので貴重な週末はきっちりゲットしたいですね!

  2. SECRET: 0
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    スーパー山岳女子は、体力は半端じゃありません。彼女のリュックもほとんど私と同じ重さです。ゆっくりハイクしているのですが後ろを見ると離れていることがあり、彼女にとってはハイペースだったようです。スキーの技術はこれから伸びるはずです。なんせスキー場のパトロールをしていますから。問題は、正しい技術を意識して滑ることができるかでしょう。
    毛勝山、猫又山と今年も行きましょう。彼女も猫又には行きたいようです。その時はよろしくお願いします。

  3. SECRET: 0
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    レッドバロンさんの体力も「スーパー」だと思いますよ(笑)
    スーパー山岳女子はスキー場のパトロールですか、
    スキー技術もあっという間でしょうね~
    コラボの際はよろしくお願いします。

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