連休の前半2・3日と、以前から計画していた剱岳を眺めならの周回コースにチャレンジ。
今年の連続晴天も4日までとかで、このタイミングで実施することにしました。
気温の上昇に伴い、刻々と雪の状態が変わります。4月25日に馬場島に行ったときは、駐車場の周辺には1mほどに雪が残っていました。
今回行ってびっくるです。ほとんどの雪が溶けているではありませんか。すごいスピードで雪解けが進んでしまったようです。そうなると気になるのが立山川と白萩川の雪の状態です。
結果的には、雪がすべて繋がっていたため、問題はありませんでした。ただ後1週間すると、白萩川の「鷹の座り」の雪がどうなるか微妙です。
2日は、馬場島から立山川を詰め、室堂乗越に登りあげ、剱御前を目指します。剱御前小屋で1泊です。
3日は、剱御前をスタートして、剱沢を滑降して二股まで。三の窓を横目に見ながら、北股へ。小窓雪渓の途中から池の平小屋の鞍部に登りあげます。小黒部へ滑降し、大窓へ登りあげます。大窓からは雪渓を滑降し、白萩川を下って馬場島に戻る行程となります。(世の中にはこの行程を1日で実施してしまう人もいるようですが、無理はしないことに)
2日、馬場島まで車で入ることができました。6:09馬場島をスタートします。立山川の前半は、横からの雪崩の跡が多く、何度もスキーを外して渡らなければならない場所がありましたが、雪の量は多くしっかり繋がっています。7:25に通過した一ヶ所のみ雪の繋がりが悪く、一週間後には切れてしまうことが予想されます。
8:02毛勝谷を通過すると視界が開けてきました。雪の状態も良好。適度に固くハイクスピードも自然に上がってしまいます。気温も上昇しているのに天狗蔵君は、ウインドブレーカーを着たまま。見ると相当汗をかいています。この汗のかき具合が後になって響くことに。
9:46カガミ谷を通過します。室堂乗越に乗り上げようか、新室堂乗越に乗り上げようか迷うところです。様子を見ながら正面の一番傾斜のない場所を選びます。ぎりぎりまでスキーで登り上げ、最後の数メートルはスキーを外してツボ足で上がります。ここは、無理をしないことが基本。立山川は二人だけの静寂の世界でした。稜線に登りあげるとそこは、銀座の町中に入ったよう。(少々大げさ)大日岳方面に向かう登山者や下ってきた登山者が往来しています。
剣御前への登りは、まるで蟻の行列です。雷鳥沢には四角いテント村が出来上がっています。この連休には多くの登山者が入山しているようです。
休憩を入れていると天狗蔵君に異変が。「脚つった・・・・・・・・あ」と大騒ぎ。
彼は、ハイドレーションの水を凍らせていたため、水気がなくなり途中から水分補給がうまくできていなかったようです。それに加え、ウインドブレーカーを着たままだったので、私よりも汗を大量にかいてしまっていたようです。アミノバイタルを飲めば、だいたい痙攣はおさまるのですが、今日はなかなか治りません。先ずは服を脱ぎ、ハイドレーションの中に雪を入れて水分を確保。
少しおさまったところで、11:19剱御前に向け出発します。今日は、ここからが長く感じます。ペースを落とし、ゆっくりとハイクしていきます。振り返ると天狗蔵君が止まっています。スタートした後も何度も痙攣が彼を襲っていたのです。私もスピードを上げているわけではないのですが、いつの間にか離れてしまいました。
最後の斜面トラバース中に、下から私の名を呼ぶ人がいました。偶然にも「川尻さん家族」とばったり遭遇してしまいました。いつもご夫婦でBCスキーを楽しんでおられますが、今回はイケメンの息子さんも一緒です。競技スキーと陸上競技をこなすスポーツマン。昨年は、6月の薬師岳の下山途中と、11月の初滑りで立山の美女平駅で遭遇しています。
その後、剱御前で写真を撮り合うなどし、楽しいひと時を過ごさせていただきました。
天狗蔵君も脚をかばいながら剱御前に到着。
今日は、この後時間がたっぷりあります。クスミンも剣沢から登りあげてくる予定。小屋から少し小高い場所に上がり、剱岳の全容や周囲の山々を心行くまで満喫することができました。
小屋に戻ってビールで乾杯、17:00には食事です。夕食後部屋でうとうと居眠りをしていると、天狗蔵君に起こされます。
「クスミン来たみたい。」17:50を過ぎてやっと上がってきました。今日は、平蔵谷を上がり滑ってきたようです。ともかく夕焼けをバックに楽しい1日であったことを報告し合った後、二人は夕やみ迫る雷鳥坂をテント場に下っていきました。今日は、ホタルイカのアヒージョだそうです。さぞ二人で楽しい夕食をおくるのでしょう。
その後は、部屋でまったり。いつの間にか布団の中へ。(前日寝ていない分をここで取り返すことができました。)
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン

1日目:馬場島~室堂乗越まで 4時間50分 室堂乗越~剣御前小屋まで 1時間54分 計:6時間44分

前方にスキーを持った方がいます。年配者の方でした。5時間ほど行けるところまで行ってみるとのこと。自然の中をいろんな楽しみ方をなさっているのでしょう。参考になります。

7:12 この辺りは、右・左と蛇行しながら進みます。どうにか雪は繋がっています。

7:25 立山川で一番雪のつながりが悪いところを通過。たぶん後一週間で切れてしまうかも。

9:12 立山川の後半は、雪面がきれいです。ここを滑降しても楽しいのでは。

9:40 正面の傾斜が一番緩そうな場所をめがけて進むことに。

10:43 やっぱり最後は、スキーを外しても乗り上げることにします。

10:59 室堂乗越に到着。この後、天狗蔵君の足に痙攣が襲い掛かります。

剱御前までが遠く見えます。標高2360m~標高2764mまで約400mです。元気な天狗蔵君だったら1時間といったところでしょうか。

12:53剱御前に到着です。
川尻さん家族と剱岳。いつか私も息子たちをBCスキーに誘って連れてきたいです。

猫又山から見る剱岳もいいのですが、この角度も捨てがたい。ちょうど180度反対側になります。

17:00 夕食です。今日のメニュー。クスミンの料理のほうが豪華かも。ご飯、豚汁は食べ放題。

富山県警山岳警備隊の方から安全登山についてお話がありました。
全国から集まった精鋭だとか。真剣に語る彼の熱い思いが伝わってきます。明日は、絶対に事故を起こさないようにと改めて肝に銘じます。

夕食後、部屋でうとうとしていたとこのにやっとクスミン・キザノ君が剣沢から上がってきました。

楽しく、1日の様子を伝えあった後、夕焼けの雷鳥坂をテント場に降りていく二人です。
今日の夕食は、「ホタルイカのアヒージョ」だそうです。

明日もきっと晴天。いい日になりますように。
部屋に戻るといつの間にか寝てしまいました。・・・・・・・・・・・1日目終了。






























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ルート見ましたが壮大な大周回だったのですね。
羨ましい限りです。
剱御前から剣沢~馬場島のルートは他に登山者/山スキーヤーいましたか?
やはりマイナーなルートなのでしょうか?
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あのコースは、今回私たち二人だけの世界でした。
今やっと二日目のブログが完成です。山に行っているのも楽しいのですが、ブログをまとめている時の方が、楽しい気がします。なんか、その時の風景を右脳から左脳にスライドさせ、記憶としてしっかり残している気がするのです。感動の瞬間が深くなる気もします。
二日目もごゆっくりご覧ください。
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この工程 私も2.3日で直前まで私も予定しておりましたコースでびっくりしました。
私は体力なくて今年は室堂スタートで池の平小屋付近テン泊で考えてましたが…
馬場島スタート御前小舎泊が本来周回コースとしてスマートで理想的ですね
素晴らしい景色に山行データ今後また参考にさせてもらいます
ありがとうございます^_^
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まつぼんさん。コメントありがとうございます。
コース参考にしていただいて恐縮です。あのYASUHIROさんはこのコースを1日でクリアーしています。ただ、今回のようにゆったりとした山行も楽しく感じました。立山川の登りも思ったほど長くは感じませんでした。室堂乗越へも最後はスキーを外しましたが、ほとんどスキーで登り上げることができ、お金がかからない分おすすめです。眺望は本当に素晴らしく、私たちだけだったことが不思議でした。
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そうなんです ちょうどYASUHIRO先生のHPみて真似る計画でした。立山川からよく乗り上げられましたね いつもハードな工程をよいタイムで登られていらっしゃるので関心です。ゆっくり景色を楽しみながら御前小舎泊 来年また狙ってみます
ありがとうございました