
2015年の締めくくりは、大所帯での乗鞍岳BCスキー・ツアーとなりました。大勢で行くということは、様々なレベルのメンバーが、お互いに助け合い、励まし合いながら全体のペースや技量を考えて行うものです。一人で行った栂池天狗原BCスキーとはまた違った楽しみ方がありました。今回、クスミンの誘いで大学の先生「Dr.イシハラ」さんのツアーへの参加です。
前日は、赤倉温泉リゾートスキー場で、スキーの基礎技術の伝達講習に参加。徹底的に基礎技術習得に向けての練習でした。今日のスキーは、その技術を活用する応用編です。この二つの世界をしっかり融合させ、スキーの楽しさを拡大させていくことが私の目標です。
乗鞍へはやはり時間がかかるため、朝3時に家を出ます。クスミン・キザノ君とは、4時に笹津の神通川ダムの駐車場で待ち合わせ。雪がないせいか少々早く乗鞍スキー場に到着してしまいました。一番上の駐車場で皆さんを待ちます。今回の参加者は関西方面の方が多く、今シーズン初めてBCスキーの方もいるようです。今日は皆さんにペースを合わせていくことにします。
大学の時のスキー実習で、蔵王の観測所までのツアーを経験したことがあります。10人でペースを考えて行ったことを思い出します。大勢でカバーし合いながらハイクしていく楽しさがあります。そしてみんなで滑降を楽しむのです。
今日は、素晴らしい快晴ですが、標高があるため気温はやりは低くなっています。エネルギー補給にも注意を払わなければなりません。また、水分補給をしっかり行っているかも重要です。気温が低いため汗をかいていないよう感じますが、汗はかいているのです。
7:26 8名でスタートです。全員のハイク能力がわからないため、まずは各自のペースでスキー場内をハイクしていきます。
8:14 目の前に新雪の積もったゲレンデが現れます。中斜面で最高に楽しい斜面なのですがリフトは動かないようです。中間地点の林道まで来たところで、テレマーカ―部隊が、1本滑りたいと言い出しました。目の前の新雪に我慢ができなくなったようです。私とヨウコさんは、ハイク時に使うキックターンの練習をしながら上を目指します。ここでの練習が、この後のハイクに大いに役立ちました。
9:38 スキー場内から樹林帯への急斜面に差し掛かります。トレースが付いているのですが、ほとんど直登気味です。ここは細かくジグを入れていくことを心掛けました。今日の難所を無事クリアーし、ツアーコースに入っていきます。以前3月に来たときは、圧雪車が入って高速道路のようになっていました。まだ雪が少ないため地形がガタガタ状態です。全く違って見えました。いつもはほとんど休憩しないのですが、今日は休憩を入れながらノンビリハイクを心掛けていきます。
11:14 位ヶ原山荘との分岐点(看板)に到着です。小休止を入れた後、藪藪の斜面をジグを切りながらハイクしていきます。ここを抜けると目の前に眺望が広がるはずです。予想通り真っ青な空の中に乗鞍岳がドカンと鎮座している素晴らしい眺めが。平坦な斜面を少し進んだ所で、大休憩を入れました。
休憩場所から眺めると、右側の斜面にシュプールが刻まれています。剣ヶ峰方面は、雪が付いていない感じです。全体のレベルも考え、左の斜面(通称:滑り台)を狙うことにしました。レベル的には、中・緩斜面といったところでしょうか。はり激パウとはいかず、新雪は20cmほどが、少々硬くなって積もっているようです。(エッジの切り替えが難しそう)
12:11 大休憩を終え再スタート。少々風もありますが、ハイクするにつれ身体も暖まってきました。
硬い斜面も出てきましたが、ジグを切りながら慎重なハイクを心掛けていきます。
13:18 滑り台のピークに到着です。全員で素晴らしい眺めに歓喜しながら一時の充実感を味わいます。眺望を満喫し、滑降準備に取り掛かります。今回、ほとんどのメンバーはテレマーカーどんな滑りをしてくれるのか楽しみです。
やはり滑降となるとキザノ君の滑りは違っています。今年からK2ヘルベントでの滑降を始めた彼は、もう板を自由自在に操っています。「テールの抜けがいいので扱いやい。」と私と同じ感想を持っていました。この板での激パウを味わいたいものです。
全員大満足の滑降となりました。この瞬間が大勢で来ている楽しみなのです。素晴らしい斜面をワイワイ言いながら安全を確保しつつ降りていきます。ところどころに快適なパウダーが残っているので、それをいただきながらの滑降となりました。
14:24 看板の場所に戻ってきました。ここからは複雑な斜面を下っていかなければなりません。できるだけ滑降しやすいよう横滑りを入れたりしながら降りていきます。場所によっては大きなコブが連続している場所もでてきます。
14:49 スキー場への入り口に到着。ここも相当難儀する場所です。横滑りができるよう圧雪しながら下っていきます。ここをクリアーできれば後はスキー場内を下るのみ。まだ営業されていない最上部の斜面にも少々パウダーが残っていました。ここをクスミンが目ざとく見つけて最後に美味し思いをしています。やっぱり、BCスキーの醍醐味は、誰も滑っていない斜面を滑り下りるところにあるのです。
15:14 駐車場に戻ってきました。8人の顔は満足感でいっぱいです。全員で力を合わせ、一つの目的を達成するところに、大きな感動があるのです。今回は、様々なレベルの方との楽しいコラボとなりました。ただ、やはり今回も感じたのは、確実なスキー技術を身に着けてのBCスキーが大切だということです。雪国でない方が多かったこともあり、まだまだ不安の方もおられたことは事実です。厳しいかもしれませんが、是非無理をせずレベルアップをお願いしたいと思います。
今回は、これまで経験したことのない大所帯でのBCスキーとなりましたが、大勢でワイワイやるのも楽しいものです。そんな充実のBCスキーとなりました。
メンバー:クスミン・キザノ君・レッドバロン・Drイシハラ・チユキさん・ヨウコさん・ハヤシ君・カワカミ君
往路:5時間52分 トップでの滞在:25分 復路:1時間31分 計:7時間48分
いつも仲のいい・いつも一緒の二人
8名勢ぞろい。
7:26 スキー場をハイクしていきます。
今日の目的地?
8:14 スキー場最上部の斜面 かっ飛ばしたくなる中急斜面。ここにパウダーが残っているので、テレマーカーのみなさんは、中間地点から1本滑っていきました。今日は、こんな感じでのんびり気分のハイクです。 

スキー場最上部に仲良く到着。
スキー場から樹林帯に抜ける今日一番の核心部。
9:28 最後の難関 細かくジグをきっていきます。
ここで判明 キックターンが苦手な参加者もいます。指導しながらのハイク。
本来は高速道路のように整備されているはずなのですが、雪が少ない。
目の前にドカンと乗鞍岳。
キザノ君案内頼みますよ。 OKです。
素晴らしいの一言。 なんせ3000m級ですので。
左の斜面にシュプールがついています。やっぱり今日はそこが目標でしょう。
細かくジグをきりながらゆっくりハイクしていきます。
右の窪みが大雪渓になるとのこと。クスミンとキザノ君は、6月から毎週のように通った場所です。
トップが見えてきました。
ガンバ!
13:18 トップに到着。 真ん中が恵比須岳 右が富士見岳
バックには、穂高方面の山々が見えます。富士見岳

山頂の二人
全員集合
剣ヶ峰方面をバックに
13:43 さあ 滑降開始


キザノ君の滑り もっと近くを滑ってくれないといい写真が撮れません。


クスミンの滑り
細板で華麗に滑降

ハヤシ君の滑り うまい!


Drイシハラ ナイスです。
キザノ君 得意の小回り。

チユキさんの滑り 身体とスキーが同じように動いてしまうのでスキーがスピンしてしまいます。上半身は谷に向けておきましょう。
やっぱり夫婦にしか見えません。仲良し二人組


きまりましたね。ナイスな滑りのチユキさん。







レッドバロンも滑降を満喫
14:24 看板前に戻ってきました。
Drイシハラ作成の動画載せさせていただきました。ありがとうございます。
いつも楽しさを全身で表現。 クスミン
無事にスキー場に戻ってきました。


クスミンが新雪を見つけて美味しくいただきました。
Drイシハラのナイスな滑りです。
15:14 駐車場に到着です。
全員の満足そうな顔。楽しいBCスキーでした。
