毎年、この時期になると秋を見つけに剱岳に登りたくなる。今年も早月小屋から紅葉の進み具合がフェイスブックにアップされていた。タイミングよく日曜日は晴れマーク。キジハタ・アオリイカの魅力を断ち切り、早月尾根に取りつくことにした。
今シーズントレランシューズで夏山をカバーしてきた。蓮華温泉からの白馬岳・鉱山道周回、扇沢から針ノ木岳周回、折立から奥黒部・三俣蓮華周回、新穂高から奥穂・西穂周回と活躍してくれた。
ここは、早月尾根で試してみたくなる。目指せ自己新記録。ただ早月尾根へ秋を見つけに行くだけではもったいない。ここはフルアタックすることに。
前日は、陸上競技の審判・アオリイカ狙いと充実した1日だった。魚をさばき、夕食を食べ、ブログを仕上げたのが21:30。あわてて寝ることに。2:30起床で馬場島へ。やはり連休だったこともあり駐車場は満車。さぞ多くの登山者が入っていることだろう。4:00出発予定。やはり何組かの登山者がスタートを切っていった。やはり準備をしているとスタートが遅れ、結局4:24のスタートとなった。
真っ暗な登山道をヘッドライトを頼りに登る。暗がりで足元だけを照らすが、これが意外と集中できて楽に登れる気がする。4:48松尾平を通過。スタートから24分というハイペースだった。スタートでのハイペースは、その後も続く。先にスタートした方々をごぼう抜き。結局早月小屋まで2時間43分でクリアー。自己新を達成。
小屋前でおにぎりとパンでエネルギー補給。あまり休憩すると筋肉が固まってくるので、7分でスタート。小屋の周りは紅葉が盛り。秋を発見することができた。標高2400mの看板を過ぎたあたりから、私が最も楽しみにしているコース。7月は、高山植物も適度に咲き、楽しい山行ができる。流石に今の時期は花は咲いていないが、オヤマノリンドウだけが花を残したまま、ドライフラワーのようになっていた。
山頂までは、小屋から2時間04分でクリアー。合計4時間54分と5時間を初めて切ることができた。足元がトレランシューズであることでいつもより軽快に動ける気がする。ザックの重さとも関係があるようだが、日帰りであればトレランシューズに分があるようだ。
山頂で休憩していると、多賀谷ガイドがお客さんと一緒に上がってきた。剣を知り尽くした多賀谷さんの風格と凛々しさに魅力を感じた。山頂はガスがかかり、なかなかシャッターチャンスがない。雲の切れ間に写真を撮り、下山することに。
少し下がったところで、川尻さんと再会。(ハイクのさいお会いしご挨拶していた。)記念撮影をお願いし、仲良く写真におさまった。いつも旦那と一緒に行動を共にしておられるスーパーウーマン。BCスキーで、岩魚釣りで、毎年何処かで偶然お会いする。また何処かで。
小屋までは1時間40分で下ることができた。ここ早月尾根は下りが難しい。高齢者にとって膝頭が笑う急坂なのである。途中の登山道で雷鳥が6匹行く手を阻み、しばし写真に夢中になる誤算もあった。
早月小屋では、ザックに忍ばせてきた「濃いしぼりグレープフルーツ」をいただく。最近の山行に必ず忍ばせるほどマイブームとなっている。小屋での滞在も12分と短め。ここからが今日の目標。1時間代は無理としても2時間30分は切りたい。ここから馬場島まで1時間30分で下る強者の存在を知っているだけに、そのスピードと脚力の素晴らしさ、バランス感覚の良さに脱帽である。
結局、2時間11分でクリアー。目標をほぼ達成することができた。木の根が多く生い茂る早月尾根は、硬い登山靴のビブラムソールだとよく滑るようだ。ここもトレランシューズが下りやすかった。
馬場島に13:45に到着。総タイム9時間21分と、これも自己新記録である。こんなことにこだわりつつ、早月尾根を楽しむことができたが、だんだん早月尾根がトレーニング場のように感じ始めてきた。自分の登攀力のバロメーターにもなる。年に2回以上は登りたいと考えている。
目的だった「秋を見つける」もクリアー。自己記録も達成。充実の山行となった。
レッドバロン単独
早月小屋まで:2時間43分 小屋滞在:7分 小屋~剣岳山頂:2時間04分 計:4時間54分(自己新達成) 山頂滞在:24分 山頂~小屋まで:1時間40分 小屋滞在:12分 小屋~馬場島:2時間11分 計:4時間03分 総計:9時間21分
4:24スタート
松尾平通過
何かでてきそう。
大ブナクラ谷 大猫山に突き上げている。 雪のあると時のスキーでハイクしている。
1600m地点通過


先ずは秋を発見。
池塘辺りも紅葉が始まっている
ヘリポートに到着
紅葉が綺麗
早月小屋に到着
テント泊もちらほら。今後の楽しみに。

2400m看板を通過
2600mの看板を通過
どんどん秋色に変身中。
2800m地点を通過
北方稜線の山々
カニのハサミを通過
もうすぐ山頂。
山頂に到着

多賀谷さん。 凛々しいです。南壁をガイディング。
雲の切れ間に。これが限界
源次郎尾根方面。 よく見えません。
人がいない祠。珍しい。
さあ下山します。
早月尾根方面。意外と間違える人もいるよう。
小窓尾根方面 険しい。
別山尾根コース
綺麗な女性にはやはり弱い。(にやけてます。)一緒に記念撮影。旦那に怒られる~う。思わずナンパしちゃいました。旦那さん、大岩魚ばかり釣ってないでたまには登山も付き合ってあげましょう。

カニのハサミを通過
早月尾根
雷鳥が6羽 登山道を占領。今年生まれた雛が成長しているのでは。
1mぐらい近づいても逃げません。

オヤマノリンドウがドライフラワーに。
小窓尾根
カメラの性能がもろに。 もっと綺麗です。
早月小屋が見えてきました。

小屋に到着
濃いしぼり グレープフルーツ 最近はまってます。

ヘリポートから樹林帯突入。 目標は2時間 結局11分オーバー


池塘通過
オオカメノキが真っ赤になっています。
ブルーベリー 美味しくいただきました。
1800m看板を通過
1400m看板を通過
オオカメノキの実 秋の色です。
1200m看板を通過
自然の芸術
有名な古樹。

松尾平を通過
馬場島に到着。「試練と憧れ」

年齢に対して体力維持どころか新記録達成とはすごいですね。
道具の軽量化などあるとは言え、なかなか出来ることではないと思います。
今日は私は会社仲間と唐松岳を登り、山頂から剱を見てました^^
ガスはかかってましたが、時折切れることがあり、山頂、大窓そしてノコギリの岩稜を目視できました。曇り予報で眺望は期待してなかったのでほんとラッキーでした~。
本当に年齢のことを考えると自分でもびっくりします。一番の要因は食事だと思います。後は、日頃から若いエネルギーを浴びているからでしょうか。
週一の山行が、適度にトレーニング効果を引き出してくれていると思います。これを若い時のように毎日トレーニングすると多分疲れがでて効果は得られません。自分の身体をどれぐらい追い込み、どれぐらい休養させ、何をどれぐらい食べるか。このバランスだと思います。これは、やらり競技生活が長く、自分の身体に問いかけて来た成果だと思います。