蓮華温泉から五輪の森を経由して朝日岳を往復 たくさんの花達と出会って大満足

富山県もやっと梅雨が明けた。今日は休暇を取って「蓮華温泉から朝日岳」を往復してきた。薬師沢で少しは花を見ることができたが、やはり朝日岳の花にはかなわない。今日は本当にたくさんの花達と出会うことができ、大満足の1日となった。

昨年は、蓮華温泉から白馬岳へ行き、帰りは雪倉岳避難小屋を往復し、旧鉱山道を経由して蓮華温泉に戻った。その時も、稜線上に咲く花と、谷間に咲く花の両方を満喫することができた。今年は、蓮華温泉から朝日岳へ行ってみることにした。

このコースは私が21歳のころに、後輩を二人連れて「白馬大雪渓~朝日岳~蓮華温泉」2泊3日の山行をした時の帰りに通過したコースだ。一人は現在富山県のスノーボード会を支える素敵な男になっている。もう一人は当時、高校の山岳部で全国インターハイで活躍した山女子だった。そんなことを思い出しながら、今回このコースを往復することにした。無性に高山植物の花達と会いたくなった。

前半は瀬戸川まで標高約330mを下る。その後は、標高1148mの瀬戸川から標高2417mの朝日岳まで一気に上がるコースだ。登山道も複雑な地形を縫うように進むため、くねくねとした登山道が続く。

4:30蓮華温泉に到着。駐車スペースが平日なのにない。ようやく1台分を見つけて駐車。この土日も混雑が予想される。4:43蓮華温泉をスタートする。先ずは兵馬ノ平を目指す。兵馬ノ平は、シモツケソウのピンク、ギボウシの白、オタカラコウの黄色がまじりあい、なんとも言えない華やかさを演出している。シモツケソウが今が盛りと綺麗に咲き、一面がピンク色の場所もある。

その後、瀬戸川までぬかるんだ登山道を下る。こんな山の中にどうやってこんなに立派な橋を架けることができるのか。21歳の時は、ワイヤーが対岸まではってあり、その下に座板がぶら下げられて、それに乗って自分で手繰りながら対岸に移動した覚えがある。(モッコの渡し)橋を渡ったところで、タマガワホトトギス・ヤマブキショウマ・グガイソウと出会う。

ダラダラとした登山道をハイクする。この辺りの登山道はしっかり整備されている。6:28白高地沢に架かる橋に到着。この橋も大変立派な作りだ。この後も整備された登山道が続く。登山道沿いには、オニシモツケ・オニアザミ・エゾノレイジンソウ・タテヤマウツボグサと出会う。

7:22 五輪高原に出る。此処でキンコウカの群生に出合う。ワレモコウ・カライトソウに出合う。花園三角点を通過すると、ミヤマママコナ・シナノオトギリ・コゴメグサ・ハクサンコザクラ・ユキワリソウ・ミヤマアズマギク・イブキジャコウソウに出合う。

8:02 雪渓からの水場がどんどん出てくる。こうなると花の種類が増える。ハクサンフウロ・タカネマツムシソウ・リュウキンカ・ミソカワソウ・ミヤマキンホウゲ・シナノキンバイ・ヒオウギアヤメ・オオサクラソウ・シロバナクモマニガナ・チングルマ・ツガザクラなどが目につき始める。雪渓からの水場で、ハイドレーションに水の補給をしておく。ここまで約2リットルの水分を摂取している。帰りにも補給することができるが、一応早めの補給を心掛ける。

9:36 吹上のコルに到着。此処からはまた違った花達が現れる。先ずはハクサンシャジン・タカネミミナグサ・タカネバラ・ハクサンシャジン・イワオウギ・ウスユキソウなどが現れる。写真を撮りながらのハイクだが、うまく撮れなかった花もあった。山頂近くにはハクサンイチゲもちらほら見られた。

10:15 朝日岳山頂に到着。山頂にはアベックが一組。写真をお願いして撮ってもらい、いつものように食事を済ませる。山は夏の天気となっている。地上が相当暑いようで、山は雲がわき、眺望は望めない。なので目線はついつい下に向く。

11:00 下山開始となる。下りながらも今日撮影していない花をきょろきょろ探しながら降りていく。なのでスピードが出ない。ガスも発生し、ただただ下を向いて下るのみ。目の前に現れる花が救いとなる。

13:00を過ぎに五輪高原から樹林帯に入る。ここから花もあまり見られなくなり、忍耐の下りとなる。救いは、急坂でないこと。くねくねとした登山道になっているため、時間の割に下っていない。標高も1500mを過ぎると一気に気温が上昇。白高地沢で帽子とバンダナを水で濡らし冷却しながら下ることにした。

14:16 瀬戸川の橋を通過する。一番標高が低い場所で、ここから兵馬ノ平まで30分標高差約200mの登りとなった。疲れた身体にこたえる登りだが、救いはザックが軽くなったこと。水分も相当摂取して残りわずかとなっている。

14:46 兵馬ノ平に到着。朝とは違う角度からの花達も一段と鮮やかに見える。シモツケソウのピンク、ギボウシの白、オタカラコウの黄色が映える。兵馬ノ平からもまたまた登りが続く。標高差約100mを一気に登った。分岐点に15:17に到着。此処からのんびり蓮華温泉を目指す。今日は、たくさんの花達と出会うことができ、充実の山行となった。夏山はやはり花達と出会いたくなる。

レッドバロン単独往路:5時間32分  山頂滞在:45分  復路:4時間30分  計:10時間57分
4:43 蓮華温泉をスタート。

4:54 旧鉱山道と朝日岳方面の分岐点を右に進む。

今日の目的地 朝日岳(左の山)

5:05 兵馬ノ平の入り口では、シモツケソウが迎えてくれる。

露に濡れたシモツケソウもいい感じ

オタカラコウ

シモツケソウの群生

ギボウシの群生

5:22 兵馬ノ平を通過

標高差200mを下ったところの瀬戸川にかかる立派な橋

5:43 瀬戸川の橋を渡る。

橋を渡ったところで タマガワホトトギス に出合う。

ヤマブキショウマ

6:28 白高地沢の橋を渡る。

この時間に朝日岳山頂に雲がかかってきた。

橋を渡ったところに岩の間から生えている杉を発見。生命力を感じる。

タマガワホトトギスの群生

オニシモツケ

エゾノレイジンソウ

オニアザミ?

タテヤマウツボグサ

整備された登山道が続く。

7:22 開けたと所が五輪高原の入り口

キンコウカが現れる。

雪倉岳が見えた。

ワレモコウ

カライトソウ

やはり朝日岳の山頂には雲がかかっている。

花園三角点を通過

ミヤマママコナ

シナノオトギリ

コゴメグサ

ハクサンコザクラは今が盛り。

ユキワリソウ

ミヤマアズマギク

たくさんの花達を楽しみながら五輪高原の尾根を進む。

イブキジャコウソウ

タカネマツムシソウ

ハクサンフウロ

ミヤマキンホウゲが群生 雪渓からの水場が増えてくる。高山植物も育つ環境。

アキノキリンソウ(ぼやけました。) これからの花。

オタカラコウ この花も水気の多い地面で育つ。

シロバナクモマニガナ

ミヤマキンポウゲ

リュウキンカ この花も水気の多い場所で育つ。水芭蕉の横にある黄色い花はほとんどがこれ。

ハクサンコザクラの群生

チングルマ ピンク色のを探すがなかった。

ヒオウギアヤメ

オオサクラソウ

ツガザクラ

雪渓もだいぶ溶けたよう。

今から38年近く前の写真(大学生) 吹上のコルから下がった雪渓の下で。

ウサギギク

ハクサンシャジン

淡い紫色が綺麗。

ウスユキソウ  葉っぱに薄く雪が積もったように見える。

9:36 吹上のコルを通過する。一気に咲いている花が変わった。ガレ場に咲く花になる。

チシマギィコウ(花の周りに毛が有るので判断)

タカネナデシコ 花びらが踊っているように見える。

イワオウギ

タカネシオガマ

クルマユリ 下界にある花より小ぶり。

吹上のコルを振り返る。 パッと見ると花が目立たないがよく見ると沢山咲いている。

我が家の方向 黒部扇状地

山頂が近づいてきた。

山頂近くにはハクサンイチゲが姿を現す。

定番 チングルマも今が盛り。

山頂への最後の登り

10:15 朝日岳山頂に到着。

山頂にいたアベックさんに撮ってもらいました。

定番の昼食 これにおにぎり3個をペロリ。

11:00 下山開始  山頂からの眺望は望めなかった。 ガスガスの山頂

吹上のコルに向かう 花がないようにみえるがよく見るとたくさん咲いている。

タカネツメクサ

左 ミヤマムラサキ  右 タカネツメクサ

タカネマツムシソウ  私の大好きな花

タカネバラ  唯一見つけた一つ。

シロウマアサツキ?だと思うのだが。

タカネミミナグサ

吹上のコルを通過する。

シナノキンバイ

木道が整備されている。

登山道もしっかりしている。

風雪に耐えたカラマツ

ミソカワソウ (少々ぼやけた) この花も水気の多い場所 川の横などに群生している。

五輪高原の尾根はガスの中

ユキワリソウ 可愛い

クチバシシオガマ  太郎平小屋の横にもあった。

ワタスゲの群生地

ワレモコウ

木道も整備されている。

五輪高原の尾根から樹林帯に入る。しっかり整備された登山道。

13:37 白高地沢の前で休憩 帽子・バンダナを濡らして暑さ対策。ここまで3リットル以上の水分を補給している。

38年前に白高地沢に架かっていた「モッコ橋」これに一人ひとり乗ってロープを手繰って対岸に渡った。場所は今の橋よりも川幅の狭い場所だったように記憶する。

当時は、ごつい皮の登山靴にウールの靴下。本当はニッカズボンをはき、ウールの長そでシャツを着ていたが、標高が下がって暑いため、短パンとTシャツといったスタイルだった。

14:16 瀬戸川の橋を通過する。 ここから30分の登り。標高差約200mはつらく感じる。 標高も1148m地点なので気温も高い。

この辺りは岩魚はいないのか。そんなことを考えてしまう。

ハクサンオミナエシ

登りはつらいがしっかり整備されている。

14:46 兵馬ノ平に到着

朝とは違った鮮やかさがある。

ギボウシの群生の中に ピンクのシモツケソウ

ギボウシ

ピンク色 白色 黄色が鮮やか

兵馬ノ平から分岐点を目指す。 最後の登りなのでスピードアップ。

15:17 分岐点に到着 昨年は旧鉱山道を下って右側から戻ってきた。

ハナウド

蓮華温泉が見えてきた。

15:30 沢山の花達と出会えて大満足。 この後は温泉・温泉。

追伸:高山植物の名前を見極めるのは本当に難しい。ブログを見て間違っているものがあればご指摘をお願いします。

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