鈍った身体に喝 西北尾根から毛勝山を往復 アイゼン忘れハラハラ・ドキドキ

6月に入り孫の顔を見に東京へ。5月21日以降なかなか山行ができず身体が鈍ってきた。ここで喝を入れておく必要があり、天気を無視して毛勝山に行ってみることにした。この時期の西北尾根は初めて。

状況をしっかり理解しないままの毛勝山だったことが後から反省させられる。大切なアイゼンをザックに入れ忘れてしまった。標高2000mからの雪斜面をアイゼンなしでハラハラ・ドキドキしながらの登行となってしまった。幸いにも昨日は相当暑かったようで、雪面も緩んでいた。

登山道入り口からの最初の50分が急登となる。トラロープが登山道に貼られており、それを頼りに登る場面も出てくる。行きはルンルン気分で50分はアッという間だが、帰りの30分は地獄の下りとなる。

6:07 スタートで3人がほぼ同時に毛勝に向かった。一人は私と同じ西北尾根を登るとのこと。もう一人は阿部木谷から行くようだ。天気は曇りだが、いつまでもつか心配だった。予想は的中し、7:00頃から雨が降り始めた。

整備された登山道をもくもくと登る。今シーズン初めての高山植物に出会いながら今年も夏山シーズン突入を感じる。前を行く方が休憩を入れている。その後は前後しながら二人で進む。上市からの方だった。この方も北方稜線を中心に登山を楽しんでおられるよう。

9:15 標高1950m地点から雪斜面をハイクする。適度に雪が緩んでいるのでアイゼンがないとやばいといった感じではないが、やはり心細い。ここは集中して滑落しないよう最善の注意を払いながらハイクする。急な場所も強くけり込めば登山靴の半分は入ってくれる。最後の北斜面がカチカチだった場合は、登頂はあきらめることを決断する

10:00 クワガタ池地点を通過するが、積雪は2mぐらいだろうか。まったく夏の状態と違って見える。ここから斜度が急になるが、できるだけ尾根に近い傾斜の緩い所を探しながら進む。少しだけ雪面も硬くなってきた。けり込んでも登山靴の10cmほどしか入ってくれない。その分慎重に慎重を重ねてハイクする。

10:53 今年2回目の毛勝山山頂に到着。雪は相当なくなっているが、東側の雪はまだまだたくさんある。山頂から少し下がった場所でマッタリと昼食。雨模様だった空もガスが晴れて青空が顔を出し始める。ただ剣岳は見えなかった。

11:38 下山を開始する。問題は下りだが、予想通り雪はだいぶ緩んでいる。踵で強く雪面を捉えながら降りることができる。これが意外に早い。標高1800m地点まで雪の下りだったため、約1時間で下ることができた。大変効率のいい下りとなった。途中ルートミスをおこして急斜面を下ってしまった。調度モモアセ谷の辺りだったが、ここの雪が意外と硬く肝を冷やした。

登山道に出てしまえば後は、ひたすら下るのみ。快調に下るが、やはり最後の急斜面に差し掛かるころには、膝がガクガク状態。後ずさりしながらの下りとなる。最後の30分は忍耐だった。それでも今日は3時間を切って西北尾根を下ることができた。以前天狗蔵君と2時間30分というタイムで下った覚えがあるが、もう絶対に無理だろう。

鈍った身体の割には動いてくれた気がする。やらり最近始めたランニングの効果が出ているのかもしれない。ともかく今日はアイゼンを忘れた大きな反省材料はあったが、いい経験となった。

レッドバロン単独

往路:4時間46分 山頂滞在:45分 復路:2時間57分 計:8時間28分

6:07 スタート

今日もトトロの樹に安全祈願

6:11 登山道に入る

トラロープが出てくる。急斜面

6:47 急登をクリアー 行きはいいのだが。

ユキササ

東又の奥を偵察

白いイワウチワ

アカモノ(赤物)はツツジ科シラタマノキ属常緑小低木。別名はイワハゼ(岩黄櫨)。北海道、本州(主に近畿以北の日本海側)、四国の低山帯亜高山帯の日当たりのよい場所に生える。

高さは10〜30cm。花は白〜淡い桃色。花の大きさは6〜8mmで釣鐘形、縁が小さく5つに裂け、軽くカールしている。はあざやかな赤色をしている。花期は5〜7月。

花が終わると萼が成長し、果実を包み込み、赤色の偽果となる。この偽果は食用になり、甘みがありおいしい。名前は赤い実から「アカモモ(赤桃)」と呼ばれ、これが訛って付けられたといわれる。(引用:ウィキペディアより)

マエズルソウ

ムラサキヤシヲツツジ

ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ

コイワカガミ

ミツバオウレン

8:33 大岩が見えて来た

シラネアオイ

8:46 二つ目の大岩通過 帰りに分かったがこの岩の上にシャクナゲが綺麗に咲いていた。登りは発見できなかった。

オオカメノキ

9:01 雪の上を進むことに

 

ここだけ切れていたが本来は左から進むことができた。

同行していた方がアイゼンを付けているので少しずつ離される。

天気が良くなりそう。ガスが切れてきた。

ボーサマ谷が見えて来た。やはり急だ。

よく見ると右側から崩れている。 立っているところがクワガタ池辺り。積雪は相当ある。

アイゼンがないので慎重に。

毛勝山の北斜面 スキーで滑りたくなる。

極力緩い場所をハイクする。

10:51 もう少しで山頂

10:53 山頂到着 ガスが抜けない。

いつもの昼食

同行の方はボーサマ谷を下るとのこと。時間的にはこちらの方が早い。

ではまたこの近辺の山でお会いしましょう。

デザート コーヒーも楽しむ

風もなくポカポカしてきた。マッタリと休憩

裏を見に行く。

釜谷山方面

雪庇は崩れている。今年はいい時に周回することができた。

11:38 下山開始。

雪も緩み踵がしっかりと食い込むようになった。ここはスキーで滑りたくなる斜面。来年チャレンジしよう。

以前東又から毛勝山に来た時に通過した「大清水谷」

最高の斜面

クワガタ池の上あたりを通過

綺麗に雪が繋がっている。

またまたシラネアオイを発見

迷いそうになった場所

結局ルートミスで急斜面を下ることに。ここの雪は硬かった。

12:39 これで雪ともおさらば。一安心

シャクナゲを発見

このピンクは綺麗

ミヤマリンドウ

岩の上に杉が生えている。生命力を感じる。

どうやったらこんな樹になるのか。自然の力は計り知れない。

14:02 いよいよ地獄の急坂下り開始

やっと出口が見えてきた。

14:29 急坂終了 27分間の地獄でした。

途中にある立山杉

14:29 駐車場に到着 お疲れ様でした。 やはりボーサマ谷を下った彼の車はありませんでした。

“鈍った身体に喝 西北尾根から毛勝山を往復 アイゼン忘れハラハラ・ドキドキ” への2件の返信

  1. 下りはアイゼンないとまだ怖い時期でしたか。
    ルートは山スキーで詰める阿部木谷の左手の尾根伝いなのですね。夏道も眺望が良さそうです^^
    私は次の週末は仙台帰省、その次の週末は自転車遠征(雨の中を300km走る予定…)と山からはすっかり遠ざかってました~

    1. 雪は登りの方がやばかったです。ただしっかり蹴りこめば大丈夫でした。今回の西北尾根は、夏山には向かないところです。標高が中途半端なので8月は地獄となります。なので9月から10月におすすめです。最近メジャーになってきたので秋はそれなりの登山者がいます。しかし自転車すごいですね。そのうちにツールドフランスに出るのでは。

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