紅葉始まる赤谷山で秋山を満喫 登山道は自然化が進み激藪状態に四苦八苦 

紅葉を楽しもうと安易に赤谷山を選択。ここも登山者が少ないのか確実に自然化が進んでいる。ブナクラ峠までの登山道も石に苔が生えて滑りやすい状態。ブナクラ峠からは、笹が大きく伸び登山道をふさいでいる。激藪をかき分けての山行となった。

今回は、久々に平日休暇の強者ミホさんを誘って行ってみることにした。彼女は、二泊三日で南アルプステント泊を行ってきたばかり。疲労があるが楽なところなら参加の意志表示。赤谷山を提案すると賛同してくれた。

2014.9.23に赤谷山を経由して赤ハゲ・白ハゲに行っている。その時はゲートから赤谷山頂まで4時間28分だった。その時は、しっかり登山道もでており、赤谷山までは快調だった。4年が経過し、登山者が激減しているのか、確実に自然化が進んでいるため、通過するのに時間がかかる場所が増えている。

5:16ゲート前をMTBでスタート。山でのMTBが初めてのミホさんはやはり登りで苦労している。サドルの高さやギヤーのチェンジをアドバイス。急な場所はやはりMTBを降りてしまう。帰りを考えるとMTBを押して上がってもOKなので私も付き合っていく。

5:55にブナクラ谷最終堰堤にMTBをデポ。大猫山への登山口も発見しづらくなっている。6:13大ブナクラ谷を通過。高巻きルートに入る。高巻きルートから出たところから、登山道の確認がしづらくなってくる。登山道が川状態になっている場所が沢山出てきて、通過するのに時間がかかる。(今日はトレランシューズでこなくてよかった)

7:07倒木に出くわす。大きな樹が倒れており、登山道が寸断されている。ここで登山道発見に迷走。なかなか見つからず、25分か無駄に時間を費やす。結局倒れた樹の根っこがむき出しになっている所を通過して登山道を発見することができた。(一時は引き返すことも考えた。)

ここからも登山道の頭上を樹が生い茂り、かがんで通過しなければならないところや、苔が生えて滑りやすい石の上を通過するなど、結構苦労させられる。空は晴れているが、夜露で草が樹が濡れているので、雨具を着用しなければならないほど濡れる。結局ブナクラ峠まで4時間02もかかってしまった。ここまでの感想は、「こんなにハードだったけ。」に尽きる。これは二人とも同じ意見だった。

9:31エネルギー補給を済ませ、赤谷山を目指す。前半は登山道もしっかり見え、快調だったが、笹が伸びて登山道を覆い、それを押しのけながら前に進むため、やはり時間がかかる。救いはピンクのテープが巻かれており、ルートミスはなかった。

10:28急登突入。私の背丈を越える笹に悩まされながら前に進む。しかし視界が開けると、紅葉の赤谷山がそこにはあり、感動させられる。

10:58急登を終え、右側をハイクする場所に差し掛かる。ここには崩落が進行している場所が沢山あり、登山道が寸断している所も二ヶ所あった。四年前はすいすい登れた場所もえぐれている所がでてくる。やはり時間がかかる。

11:48赤谷山山頂に到着。ブナクラ峠から2時間17分かかってしまった。夜露で濡れた笹等をかき分けて来たので、全身ずぶ濡れ状態。幸いに山頂は無風で気温も上昇してきた。残念なのは剱岳本峰が雲の中に隠れていること。ともあれ昼食にする。あまり時間がない。ここまで6時間32分かかっている。帰りも時間がかかることを覚悟しておかなければならないが、いつもの昼食をしっかり摂った。

12:33結局剱岳の姿は見れず、山頂を後にする。下りは笹が乾き、濡れる心配もなくなった。また、笹は下を向いているので意外と通過しやすい。快調に下ることができ、1時間37分でクリアー。

14:15ブナクラ峠で雨具を外して下る。やはり午後からはガスがでて、ブナクラ谷の中は真っ白。視界が20mというときもあった。以前は走って下った場所も今日はそんな訳にはいかない。滑る岩が増え、頭上に樹が生い茂っている。慎重に下っていく。

16:15大ブナクラ谷を通過。峠から2時間でクリアー。以前は1時間30分ほどで下れる場所が難易度上がっている。道迷いが本当に発生しやすくなっている。

16:23MTBを回収。ここからゲートまで快適な、ダウンヒルを満喫。30分以上かかる場所を、10分ほどで下ることができる。ミホさんも初めてのダウンヒルに終始ブレーキをかけっぱなしだったようだが、楽しんでいたようだ。

彼女にとっては、クーリングダウンとなる山行が、ハード山行になってしまった。彼女も相当なMである。「楽しかった。」と一言。今回4年ぶりに赤谷山を訪れたが、ここも確実に自然化が進んでいる。登山道を自主的に整備しておられた山岳会の方々も確実に高齢化が進んでいる。今後、赤谷山は幻の山となっていくのだろうか。少々寂しさも感じながら、初秋の秋山を満喫することができた。

メンバー:ミホさん・レッドバロン

往路:6時間42分 山頂滞在:45分 復路:4時間02分 計:11時間19分

5:16 MTBでスタート

ゲートを通過

慣れないMTBに四苦八苦

ブナクラ谷に新しい堰堤ができている。

5:52 大猫山への登山道入り口。分かりにくい。

5:55 MTBを最終堰堤横にデポ

6:11 登山道の入り口

6:12 大ブナクラ谷を通過

ヤマハッカ 今が盛り

オオアキギリ これも盛り

アキノキリンソウ

ちらりとブナクラ峠が見えた

7:02 ブナクラ谷の水量が増して登山道が相当水没している。

7:07 登山道に倒木があり、道に迷う。

7:29 むき出しになった根っこの上を通過して登山道を発見。20分以上のロス。

7:40 岩屋を通過

7:54 戸倉谷を通過

登山道が分からなくなっている。

トモエシオガマのようです。トモエシオガマは、シオガマギク(塩釜菊)の変種になるのでシオガマギクとはよく似ています。シオガマギク北海道、本州、四国、九州の山地の草地に生える多年草で、トモエシオガマの花は茎の上の方にだけ付き、シオガマギクは茎の途中からも花を出すことから区別ができます。シオガマギクだそうです。山野草を育てるNori&Wakoから引用

8:06 名無し沢を通過

ここも登山道が隠れてしまっている。

マユミを発見

オオカメノキ(ムシカリ)の実

8:37 ここも登山道です。隠れて見えません。ブナクラ峠が見えてきた。

ここも登山道 やはり隠れています。

藪中を上がってきます。

アサマリンドウかな?

9:05 マユミの実がはじけている。

ブナクラ峠はもうすぐ。

ブナクラ峠入口

9:18 峠に到着

猫又方面

赤谷方面

9:31 エネルギー補給をしてスタート。

雲海の向こうに大日連山

ゴゼンタチバナの実

何回見てもこのバランスが気になる。

紅葉が相当進んでいる。

この色もいい

黄色くなっている。

10:01 池塘を通過

猫又山が顔を出す。

目の前に赤谷山 まだまだ距離がある。

登山道を笹が覆っている。

10:30 ここから滑る石が繋がる急登。

ここもこんなに樹が生い茂っていなかった。

紅葉がだいぶ進んでいる

山頂への最後の登り

11:48 山頂に到着 ガスで何も見えません。

いつもの食事を開始

今回はドリップコーヒーを持参

剣が顔を出しそうだが。

顔を出すようにお地蔵さんにお願いをする。

少しだけ出してくれた

山頂でマッタリ コーヒータイム

12:33 結局剱は見れなかったが、下山を開始。

雲海に浮かぶ猫又山

ハイマツ地獄もある

タケシマランの実

オヤマリンドウも色が変わってきている このまま色が濃くなり冬に入る。

紅葉真っ盛り。

午後の方が色が綺麗に映った。

13:47 池塘を通過

ブナクラ峠が見えて来た。

14:12 ブナクラ峠を通過 雨具を脱ぐ

14:17下山開始

ブナクラ谷はガスの中 視界20m

はてさて食べれるのだるか? 多分「クサウラベニタケ」誤食が多いらし。

 

15:04 名無し沢通過

15:14 戸倉谷通過

トモエシオガマ(シオガマギクの変種)

仁王杉

高巻き終了

16:14 大ブナクラ谷を通過

ミホさんは渡渉に苦労している。

最終堰堤に戻ってきた。

16:23 MTBを回収

下りは快調

ゲートに到着  約10分

16:35 お疲れ様でした。それにしてもハード山行をさらりとクリアーしてしまう強者ぶりに脱帽。MTBでのハイクテクニックを磨いてください。山スキーアプローチに活かせます。

“紅葉始まる赤谷山で秋山を満喫 登山道は自然化が進み激藪状態に四苦八苦 ” への2件の返信

  1. いつも拝見させてもらっています。貴重な情報ありがとうございます。
    手入れする人がいないので、無雪期は幻の山になるのは間違いなさそうですね。
    夏・秋の赤谷山、ボクも早めに登っておきたいと思います。

    1. 妖怪大猫様 コメントありがとうございます。また、いつも自己満足なブログを覗いていただき感謝します。いつも酔っぱらって書いているので文章は支離滅裂で読みずらいことでしょう。お許しください。自分の記憶が鮮明な時に残しておきたく、自分のために書いているようです。また、ブログを書いている時が一番楽しいようです。
      ここ北方稜線は大好きな山域です。地元でもあり、ここの山々を登ることができれば、ほとんどの山はOKだと思います。今年は、大窓の頭から池の平山、赤谷山と登りましたが、両方とも本当に自然化が進んでいます。4年前と比べると一気に変化した感じです。ここは自然公園内なので、勝手に樹を切ることもできず、このままだと本当に幻の山になりそうです。何処かに働きかけれないものでしょうか。今度、山でお会いした時は是非声をかけてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です