一ヶ月遅れの大品山へ 深雪腰ラッセルに喘ぎパウダーをいただく

今シーズンやっと大品山に行くことができた。富山のBCスキーにとって定番中の定番コースだが、なかなかまとまった雪が降らず、藪が埋まらなかった。例年よりも1ヶ月遅れとなった。

昨日は、チェアースキーのボランティアに参加。半分仕事だが素晴らしい経験ができた。天狗蔵君は今日は都合が悪いようで、昨日大品山に来ている。彼のラッセルにより、多くのBCスキーヤーが助けられたことだろう。今日は私がラッセルを頑張ることになってしまった。

7:30に粟巣野スキー場駐車場に到着。まだ車が5台ほど止まっているのみ。スキー場内は、圧雪車が整備を完了してオープンを待つのみとなっている。リフトの係員がせわしなく準備を行っている。

7:50粟巣野スキー場をスタート。まだ誰も滑っていないスキー場内を最上部リフト降り場を目指してハイクする。今日は一人なのでマイペース。焦ってみても激ラッセルがあると予想し、体力温存で行く。スキー場内にスキーヤーのハイク跡が伸びている。思わず心に中で「ラッキー」と叫んでしまった。(だたこのトレースは細尾根で終了していた。)

8:23上部リフト降り場に到着。約30分だった。相当のんびりしている。導水管の横にトレース跡が伸びている。先行者はどれぐらい先に行っているのだろう。追いつけばラッセルを交代していきことにする。導水管の上部に架かる橋に到着すると、積雪が250cm以上ある。一気に積もったものだ。その後も先行者のトレースに沿って楽ちんハイクで進む。

9:03貯水池横を通過して夏道のある細尾根に差し掛かる。トレースに沿ってハイクしていくと、何たることか先行者は余りの深雪にハイクを断念しらたしく、引き返している。一番急な難所で腰ラッセルをしながらジグを細かく切って上がっていく。今日はヘルベントを持ってきて本当によかった。喘ぎながらも着実に上に上がっていく。

9:56細尾根が終了し、左へのトラバースラインを入れる場所に差し掛かる。後ろを振り返ると後続者一人ハイクしてきた。K川君という富山の方だった。いつも単独行とのことだった。私のルートで行くことを承諾してくれたため、ラッセルを回しながら進んだ。天狗蔵君がよく付けるルートで行くことにする。

10:17帰りのトレースを付け終わり、上にあがる。ここも腰ラッセル。同行のK川君の板が潜ってなかなか上がらない。やはりヘルベントは威力を発揮してくれる。脚を前に出せば先端が雪面に顔を出してくれる。(ロッカーの角度が急になっているので上がる。ロッカーが緩い板は上がってこない。)

10:56二つ目のトラバースラインを付けるために右側の尾根の鞍部を目指す。鞍部からは右に軽く登りながらトラバースラインを入れていく。

11:11滑り降りる目印となるトレースを付け終え、大品山山頂を目指す。昨日のトレース跡がうっすらと分かるようになってきた。一晩で50cmほど積もているようだ。パウダー滑降が楽しみとなった。

11:35大品山に登着。いつものように食事をして滑降準備に取り掛かる。滑る斜面は北斜面の谷間であり、極上のパウダーが待っていてくれている。気持ちが高まってきた。

12:03滑降開始。先ずは谷間を滑って、トレースにぶつかったところで滑降終了。トレースに沿って滑り、次のドロップポイントに移動する。鞍部にワカンジキの登山者がいて、私達の滑降ラインをふさいでいる。お願いをして避けてもらい、その横を滑って尾根へ。階段登行で少し上がり、ドロップポイントへ。ここからまたまた谷間を滑降する。1本目よりもこちらの方が長くて急な斜面が続く。

12:15谷間に向かってドロップイン。極上のパウダーが残っていた。私の跡に付いて滑降してきたK川君は「こんなパウダー味わったことがありません。」と一言。案内してよかった。ここもトレースにぶつかったところで、トラバースに沿って下る。トレースは帰りのことを考えて登り返しがないようにしている。なので早い。

12:26細尾根を滑降して、貯水池横を通過する。下りはトレースがあるので早い。

12:33導水管に架かる橋を通過。一気にスキー場内に入っていく。

12:36スキー場最上部リフト降り場に到着。後はスキー場内を滑って駐車場に向かった。

一ヶ月遅れの大品山だったが、充分に楽しむことができた。ここはいつもシーズン初めの足慣らしや、半日BCスキーといったお手軽なフィールドだ。ただ、地形が少々複雑で、どこを滑降したら楽しいかは、いろいろ経験しなければわからない。夏道沿いに滑降すると凸がって、階段登行が辛かったり、斜度が緩くスキーが止まってしまう。楽しい滑降斜面を今後も見つけていくことにする。身体的にトレーニング効果の高いBCスキーとなった。

メンバー:はじめ単独 途中からK川君が同行

往路:3時間45分  昼食:28分  復路:37分  計:4時間50分

7:50 スキー場をスタート  スキー場内は静まりかえっている。

圧雪された綺麗な斜面をハイク。

アルペンの板で滑りたくなる。

8:25 上部リフト降り場を通過。

登山口へ向かいます。

トレース跡があるのでラッキーと思ったが。

新雪50cmはありそう。昨日のトレースはすべてリセットされている。

8:36 導水管を渡る橋を通過

積雪 2.5mといった感じか。

細尾根が見えてきた。

9:03 トレースに添って細尾根に上がる。

細尾根から貯水池をうかがう。 個々で転ぶと貯水池にドボン。

なぜかここでトレースがなくなっている。先行者は細尾根ハイクをあきらめたよう。ここからは私が腰ラッセルするはめに。

なかなか前に進まない。

K2ヘルベントは、スキーを前に出すと、スキーの先端が顔を出してくれる。なのでラッセルしやすい。

まっさらな斜面をハイク。これも気持ちがいい。

最後に滑降が楽しめる斜面。

右にトラバースをかけていく。

ジグを切りながら上がってきた斜面を振り返る

k川君は板が潜ってなかなか抜けない。苦労してラッセルしている。

10:56 最後の迂回路トレーススタート地点。

軽く登りながらトレースを付けていく。

大品山は何度も来ているが、こんな登り方はしたことがないそう。

この谷間を滑降してくる。気持ちがよさそう。ここにトレースを付けて、左に回り込む。

もうすぐ大品山山頂

昨日のトレースがかすかに残っている。

11:35 山頂に到着。

いつもの昼食で腹ごしらえ。

12:03 滑降開始

ドロップイン

下のトレースと合流。

ワカンジキの登山者の横を滑降して尾根へ。

パウダー滑降を満喫してきたK川君 最高だったとか。

トレースに沿って降りていく。登りがないのでスピーディー

あっという間に貯水池が見えてきた。

細尾根を滑降して最後の降り口

12:26 貯水池の横を通過

導水管の横を滑る。

スキー場との境目

12:36 リフト降り場前に到着 ここからスキー場内を滑降

12:40 スタート地点に到着

帰りは37分間でした。登りで苦労した分帰りは早かった。もう一回登り返して滑降を楽しんでもよかった。反省反省。

 

“一ヶ月遅れの大品山へ 深雪腰ラッセルに喘ぎパウダーをいただく” への2件の返信

  1. 昨日は本当にありがとうございました。トレース拝借させてもらった上、ラッセルでもあまり役に立てず、申し訳ないです。その上、素敵な滑走ラインを教えていただき、本当に感謝です。
    敗退覚悟のリハビリ山行のつもりで向かった大品山ですが、レッドバロンさんと出会ったおかげで最高のパウダーを堪能させて頂きました。楽しかったです!

    1. 日曜日は、途中から同行していただき、ありがとうございました。リハビリ山行ということでしたので、私のトレースがなかったら大変だったでしょうね。本当に前半の細尾根ラッセルは深い雪に体力が奪われました。大品山のパウダー斜面は、もっといい場所があるかもしれません。また探してみます。登り返しでシールを貼ることを覚悟すれば、第一ラウンドの谷をもっと下まで滑ってもいいかもしれませんね。

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