
今まで使用してきたダイナフィット・ムスタングアタ178cmが相当傷んできた。数々の思い出と感動を与えてくれたスキーだ。2011年4月3日の白馬乗鞍が最初のBCスキーだった。残雪期用のスキーとして2代目となるK2リクターもやはり栂池デビューとなった。
このK2リクターは、14/15シーズンの板だが、センター90mm幅に進化させたハードチャージスキーだそうだ。「オールテレインロックス搭載、フリーライドとオールマウンテンカテゴリーの架け橋となるハイパフォーマンススキー」とメーカーはコメントしている。
フリーライドスキーとは、技を競い合うスポーツで、スピードなどは一応評価点として加算されるが、主にエアやターンなどの「技」が評価対象となる、魅せるスポーツ。ビックエアー、ジブ、バックカントリーなど、どれも危険が伴いつつも技を競い合う、エクストリームスキーになる。
では、オールマウンテンスキーとは、整備されたゲレンデで、スピードと安定性を同時に得ることができる板を駆使し、斜面を自由に滑る爽快感を得るスキーのこと。エッジを雪面にくいこませた瞬間のぞくぞくする感覚、圧雪された斜面でスキーヤーが思い通りに雪面を這ってゆく。(基礎スキーがこれにあたるかも。)
こうなるとK2リクターは、両方の特性を持つスキー板だということが分かる。一般的に中途半端な板といった表現よりも、両方の楽しみ方ができる板なのだろう。
乗ってみた感じは、一言「悪くない」クンバックよりはるかに操作性が高い。ゲレンデの中では、R18なのでスキーを外に押すと、体の下に戻ってきてくれる。全体に柔らかい板なので、悪雪の上に乗り上げて滑ってくれる。今日のゲレンデは、昨日の新雪が気温の上昇とともに、重い湿雪になっていたが、楽に滑ることができた。メーカーのカタログには、メタル・カーボン製と記載されている。メタルの振動を抑える特性と、カーボンの軽いがしっかりしている特性が生かされている。仲良く付き合っていけそうな気がする。
初試乗は、好印象だったが、実際にハイクして山の中ではどうか、試すことにした。
12:10ゴンドラ栂の森駅をスタート。今日は、鵯峰まで行き、尾根伝いにチャンピオンゲレンデに抜けるルートをたどることにした。鵯峰までは約1時間少々で到着。途中に疎林の斜面があり、パウダー時期に楽しめそうな斜面があった。何年もここに通っているが、まだまだ知らない斜面はたくさんある。
13:24鵯峰で軽く食事した後に滑降開始。この尾根は樹々が意外と込み合っていて滑り辛い。新しい板の滑降フィーリングを確かめるにうってつけの斜面だ。重い20cmほどの湿雪を滑っていく。テールが柔らかく簡単に抜けてくれるのでターンしやすい。ただ、スキーの先端が少々ふらつく。コントロールが難しい場面もあり、枝にゴープロをとらえるところもあった。(雪の中に転がったゴープロを奇跡的に回収することができた。)
14:01斜度が緩くなり、開けてくる。気持ちよく滑降。チャンピオンゲレンデの上にうまく出ることができず、左にトラバースする場面もあった。元ゲレンデに戻ってゆったりと20cmほどのやわらかい湿雪の斜面を滑っていく。チャンピオンゲレンデもゆったりと大回りで滑降。後はゴンドラ駅を目指して直滑降。
14:17ゴンドラ駅に到着。初試乗とフィールドテスト終了となった。快適なBCスキーとはいかなかったが、まさしくオールマウンテンスキーとフリーライドスキーの両方を楽しむことができた。
レッドバロン単独

K2リクター

4月なのに下まで滑ってこれる。動いているリフトは1本のみ。


先端がロッカーなので少々不安定かな。



こんな悪雪も楽に滑ることができた。

ぼこぼこ状態だが適度にスキーがずれてくれるので滑りやすい。

2本目乗車

12:10 鵯峰へハイク開始

ゲレンデをハイク。

いつもの林道入り口 今日はここへは行きません。

そのままゲレンデ上部までハイク。



尾根に沿っていく。 滑る予定の尾根が見えてきた。


快適な登り。

パウダー時期に滑りたい斜面。


疎林の斜面もある。

ここも良さそう。

今日の新雪20cmほど。もう重くなっている。


ここもいい。




来年はここからドロップインしてみたい。



鵯峰山頂はもうすぐ。




13:24 到着

軽くエネルギー補給。

13:39 滑降開始












14:01 開けた尾根を快適に滑降

やばい 滑る方向が違うことに気づく。


左にトラバース


スキー場の上に出た。ここからが楽しい滑降。

標高が下がり、一層雪が重くなって快適まではいかない。


チャンピオンゲレンデは、大回りでゆったりと滑降。

後は直滑降で。



14:17 ゴンドラ駅に到着。新しいスキーの試乗終了!
