
平日休みの今日も晴天が約束されている。仕事もめどがつき、山に行く気になってきた。当初は笠谷から雪渓を上がって駒ヶ岳を目指したが、北又の最終堰堤の上で雪渓が複雑に割れている。水量も多く渡渉は無理そうと判断。急遽戻って僧ヶ岳を往復することにした。
僧ヶ岳登山口を約1時間20分遅れでスタートとなった。今年初めての登山となる。まだまだ右脚肉離れのリハビリ山行を兼ねている。片貝山荘上部の登山口からの僧ヶ岳は、スタートしてすぐさま急斜面が続く。登山道にロープが張ってあり、心臓破りの急登となっている。
アイゼン装着を想定して冬用のザックにスコップも持ってきた。その分重くなっている。この急登に四苦八苦。なかなか調子が上がらない。すぐに脚全体が鉛が入ったように重い。5日の南又の疲労がやはり残っていたよう。筋肉内にグリコーゲンが蓄積されていないようだ。すぐさまバテバテ状態となってしまった。
なのでやはりペースが遅い。2016年5月9日に僧ヶ岳とレーニング山行を行っている。その時は成谷山まで1時間37分で上がっている。今日は、2時間21分もかかってしまった。これは加齢に伴う脚力低下と判断すればいいのか、肉離れによるトレーニング不足と思えばいいのか。5日の南又から4日しか休んでいないことが要因なのか。ともかく脚が重くて仕方なかった。
9:27 標高1300m地点から雪が現れる。アイゼンを装着。登山道が雪の下になり、踏み跡を見逃さないように登る。脚にアイゼンを装着すると、またまたスピードダウンとなる。加えて気温も上昇。バテバテ状態で成谷山の到着した。
ここからの眺めがいい。黒部平野が一望でき、我が家の屋根も高感度望遠鏡を持ってくれば確認できそうだ。振り向けば毛勝山がドカンと存在感を出している。猫又山からの剣岳とよく似ている。
BCスキーで成谷山から僧ヶ岳は約1時間とみている。登山靴では、山頂まで1時間13分かかってしまった。気温の上昇により、雪が柔らかくなったことが要因だろう。地元の黒部市を眺めながらの稜線歩きは意外と好きだ。
11:36 僧ヶ岳山頂に到着。いつもの昼食でマッタリとした時間を楽しむ。もちろん山頂は私一人の独占状態だ。寂しくないのかと聞かれれば「寂しいです。」と答えるだろう。しかし、意外とマイペースでの単独山行も好きなように思う。今日は、対岸に黒く脚の短い物体が走っているのを見かけた。多分熊だろう。距離は100m離れているし、間には谷があり、危険とは思わなかったが、この時期は気を付けなければならない。話によると魚津の熊打ち名人が亡くなられたとのこと。片貝の熊は今や天敵がいなくなったも同然。増えるに違いない。
12:14 下山開始。雪の斜面はサクサクと下ることができる。ただし、肉離れのリハビリ状態の右脚は、走ると少々痛みを感じる。なのでスピードが出せない。それでも下りは早い成谷山までは40分で下った。成谷山の少し下でアイゼンを外す。この方が下りやすい。緩んだ雪の上を飛ぶように下った。雪が切れるといつもの急斜面の下り。これがつらい。それでも意外と足が動いてくれた。
14:14 登山口到着。成谷山から登山口まで約1時間20分ほどで下ることができた。2016年5月29日は1時間12分で下っている。今日の脚の状態から考えると、良しとしよう。この年の5月29日には稜線上の雪はほとんど消えていた。今年はあと20日間で雪が消えるとは思えない。今年は、標高の高い場所の雪の量は多いようだ。
今回、笠谷から駒ヶ岳を目指すつもりでスタート。成谷山から笠谷を見ると、上は綺麗に雪が張り付き、雪渓の崩れがなかったら快適な雪渓登山ができたようだ。標高の低い場所と高い場所の雪の量に大きな違いがある年となっていたことが分かる。ここ10年程、残雪期のBCスキーを楽しんでいるが、年によって状況が違うことに驚かされる。
またまた、単独での山行だったが、山頂でのマッタリした時間は至福の時だった。
レッドバロン単独

笠谷往復 1時間29分 僧ヶ岳往路:3時間35分 山頂滞在:38分 復路:2時間05分 計:7時間47分

片貝山荘の少し下に駐車 6:32スタート

片貝山荘横を通過 水量が多い。

この車の持ち主は毛勝山方面か。


6:53 ミラーがあると撮ってしまう。


7:13 雪が出てきた。

笠谷の最終堰堤はすぐそこ。

7:19 最終堰堤に到着。

複雑に崩れていることを確認。断念する。

せっせと戻る。

7:48 右に行くと東又 右に曲がって戻る。

北又の流れ

8:01 僧ヶ岳登山道に戻り、登山開始。

さあ 登山開始。

イワウチワが盛り。


急なのでロープが下がっている。

日差しが強くなってきたので覆面装着。

タチツボスミレだと思うのだが。 スミレには多くの種類がある。


コブシの花

毛勝山が綺麗に見える。


今日行きたかった笠谷。上はしっかり雪がついている。残念!


9:20 標高1300m地点で雪が繋がり始める。

アイゼン装着。 足が重くなる。







成谷山までは、まだまだ距離がある。





駒ヶ岳がくっきりしてきた。

毛勝山のボーサマ谷が綺麗。

成谷山はすぐそこ。

黒部扇状地 正面が我が家の方向


10:22 成谷山到着。


僧ヶ岳方面。ここから約1時間。

稜線歩きを楽しむ。

凸凹がいくつか出てくる。



11:17 右が僧ヶ岳山頂

最後の頑張りどころ。

山頂はもう少し。脚が重い。


11:36 僧ヶ岳山頂に到着。

毛勝山方面。

駒ヶ岳方面。

後立山連峰。

朝日岳方面。

前僧ヶ岳 宇奈月からの登山道。

富山湾 黒部・魚津・滑川方面



風のあたらない場所を見つけていつもの昼食。



今日のスイーツはカステラ。 家にあったものを持ってきた。

〆はコーヒーで。 今日がノンアルビールなし。


12:14 下山開始。






12:54 成谷山山頂 意外と方向が分からなくなる。踏跡で確認した。





13:20 ここも迷う場所。 右の尾根に行きそうになる。

13:26 雪がなくなり 急斜面登山道を下っていく。


イワウチワ

葉っぱが三つ葉なので ミツバツチグリ だと思うのだが。


コブシの花が満開


タチツボスミレ

葉っぱの三つ葉がよくわかる。なのでやはり ミツバツチグリ

タカネザクラ


登山道のロープもしっかり整備されている。

写真では急に見えないが、急なんです。



舗装道路が見えてきた。

14:14 登山口に到着

車止めに到着。今シーズン初の登山は僧ヶ岳から。地元の山からスタート。
