
大型の台風が、北海道の方に行き、今日は台風一過で晴天になるはず。予想は外れて朝からガスガス状態の白馬村だった。仕方がないので高山植物の観察ということで、ゴンドラ・リフトを使わずに黒菱から唐松岳まで行ってみることにした。
8月に入り、毎週登山を行うことができた。今週も何処かへ行きたいと考えていたが、台風が接近。半ばあきらめていた。今日は、これまでのトレーニング効果がどれぐらい出ているのか確かめることも目的の一つとして、唐松岳を選択した。
家を3:45頃に出発。八方尾根の黒菱斜面に1時間40分ほどで到着。流石に駐車場には空きがある。通常は、リフトを2本乗り継いで、八方池山荘から本格的な登山が始まるが、今日は、ここからスキー場内をハイク。その上はトレッキングコースを利用して八方池山荘まで行くことにした。
八方池山荘までは、45分ほどで到着。意外と近かった。黒菱第3リフトの営業は6:45からとなってる。なので1時間早く出たことになる。その上のグラートクワッドリフトは6:30運転開始となっている。私が八方池山荘を通過したころに運転が開始となっている。なので大混雑の登山道は、ガラガラ状態だった。リフトを使わずにこの時間で行けるのなら、五竜岳方面や不帰の嶮方面に行くことも可能な気がしてきた。結局車をここに置いて一泊二日でピストン山行となるのだが。
今回の山行で、初めて出会った花があった。「ハッポウタカネセンブリ」という花だ。本当に小さな花で、たまたま別の花を撮影していた、その横に咲いていた。以前からまだ出会っていない花に関しては敏感になっている。自分でもいろいろ調べてみるが、なかなかわからない花がある。そんな時、フェイスブックの「山野草・雑木・雑談を楽しむコミ」に写真を投稿し、皆さんに花の名前を教えてもらうことにしている。親切な山野草に詳しい方々が、たくさんおられ教えてくれる。いつもながら感謝の言葉しかない。これまで、赤木沢の上部で見つけた「アカバナ」、ブナクラ峠の近くで見つけた「トモエシオガマ」、上高地で見つけた「クサボタン」などがある。
なかなか植物図鑑で調べようがない花達だ。根本的に植物の系統など、しっかりしたバックボーンがないからだとわかっている。これからも専門家にお世話になることにする。
八方池山荘からも脚はよく動いた。花の写真を撮りながらのハイクなので、実質は結構早いと思われる。前後しながらトレランスタイルの身軽な方と同じようなスピードでハイクしていくが、結局私の方が山頂に着くのが早かった。競っているわけではないが、やはり意識してしまう。今年写真を撮った花ばかりだったので、意外と早く上がれたのかもしれない。
8:02に丸山ケルンを通過したころから、風が出てきた。まだ、昨晩の台風の余波が残っていたようだ。風が出ると体感温度が下がる。久々にウィンドブレーカーを着用して山頂を目指した。
8:48に唐松岳に到着。周囲はガスで何も見えない。風も強いので手がかじかんできた。山頂では写真を二枚撮ってすぐに下山。山荘で食事をすることにした。山荘内は調度清掃中で、食堂も自炊場も使用不可とのこと。外に出て、全ての衣類を身に着けた。建物の隅間に寄り添うと風があたらない。そこでお湯を沸かしていつもの食事とした。
時間は早いので、いつもよりマッタリ。見えるのはガスばかりだが43分間も時間を取ってしまった。それでも10時前に下山開始。下りは大変だ。登ってくる人・人・人。やはり3時間ほどで、山頂に付く唐松岳は、これから登山を始めよう。体力に自信がない。年に一度の登山を楽しもう。といった方々がわんさか押し寄せてくる。それを否定する気はない。私もそんな時代があった。いや、まだまだ登山に足を少々突っ込んだ素人にすぎない。登山の楽しみ方はもっと・もっと深めていくことができると考えている。
そんなことを考えながら、上ってくる沢山の登山者に道を譲ったり、待ってもらったりしながらのあわただしい下山となった。
今日の唐松岳山行は、新たな部分を発見することができた、高山植物観察山行&トレーニング効果確認山行となった。
レッドバロン単独

往路:3時間03分 復路:2時間59分(43分の休憩含む)計:6時間02

5:45スタート

「カフェテリア黒菱」の横に車を駐車

まだ1時間以上リフトは運行されないが。もう並んでいる人がいる。この時間があれば上についているのに。

舗装された急な道を行く。スキーシーズンは下の斜面に移動する通路になっている。

ゴマナ

ここを滑ったことのある人は分かるはず。

6:07 トレッキングコースから上に行ける。

しっかり石を並べた整備された道。

カライトソウ

ハクサンシャジン


グラートクワットリフトはまだ動いていない。

6:28 八方池山荘の横を通過

今回初めて出会った「ハッポウタカネセンブリ」 かわいい花でした。

ガスが濃くなってきた。

クガイソウ


イワシモツケ


6:48 一瞬ガスが晴れた。 この時間帯は誰もいない

オニアザミ

7:00 通過

7:04 通過


タカネマツムシソウ


八方池が見えた

ワレモコウ

ミヤマトウキ


7:21通過



白花ハクサンシャジンを発見

後ろが通常のもの

オニアザミ

シモツケソウ


ハクサンタイゲキ

マルバタケブキ



タカネシュロソウ 初めての出会い

しっかり解説してある

7:46通過



尾根に上がると風が強い 体感温度が下がってくる。

8:02 丸山ケルンを通過

登山道はガラガラ 帰りは人だらけになる。


やっと下山者に出会った。

視界30mない。

いつもの登山道が使えない状態。なので尾根を進む。以前はここに人を通さないようにしていた。

滑落のリスクが高くなる。



帰りはここが渋滞。

しっかり安全対策がしてあるが、私的には人工物はいらない気がする。

8:35 唐松山荘の上に出る。 ここを下って登り上げる。

山荘の屋根がくっきり見えた。

やはり唐松岳山頂は見えない。


欅平からの登山道が見える。祖母谷温泉からの登山道。山ちゃんが草刈りしていた登山道かな?


8:48 唐松岳山頂到着

この写真を撮ってすぐに下山。山荘へ逃げ込むことに。



左右にコマクサがある。



建物に近づくと風が弱まる。そこでお湯を沸かす。

いつもの食事 相変わらずである。

冷えた身体には最高に美味しい。

コーヒーもいただく。

9:42 元気はつらつ 下山開始

コマクサ

イワギキョウ

どんどん登山者が増えてきた。

雷鳥が道をふさいでいる。

子づれではなかった。 隠れていたのか。


それにしてもくっきり晴れてくれない。


10:14 丸山ケルンの前はこの人だかり。

下にもたくさん登山者がいる。

エゾシオガマ


タテヤマウツボグサ

イブキジャコウソウ

オヤマソバ


タムラソウ

こっちはオニアザミ

ハクサンオミナエシ



ハッポウウスフキソウ

ミヤマダイモンジソウ

ウメバチソウ

10:54 八方池を通過


イワショウブ

ミヤマトウキ

解説してある

八方池山荘近くは、ザックなしの方が多くなる。

11:20 八方池山荘横を通過



ほとんどの登山者がリフトで降りる。黒菱第3ペアリフト+グラートクワッドリフト往復1200円



舗装した部分を降りていく

11:36 下に繋がる道

結構きつい下り

ヨツバヒヨドリ

駐車場は満車状態

11:47 到着 午前中に山行終了 この後は白馬の街をぶらぶら。たっぷりと時間がある。

幅で8m40の日本新!
すごい時代になりましたね。
この場所には数年前に行ったので、見覚えのある風景がたくさんあって嬉しいです。
勿論ゴンドラで上まで行って、少々歩いて八方池まで行っただけでした。
跳躍選手の本能が目覚めてしまって(笑)往路は坂上りバウンディングでコンセントリック筋収縮、復路は坂下りバウンディングでエキセントリック筋収縮。
で、結構楽しめました(大汗)登山者としては完全に失格ですね。
今はとてもそんな体力はありません。関節も痛めると思います。
唐松岳は家の近所の裾花川の深い渓谷から、春先にダム越しに見える真っ白な姿が神秘的で憧れの山です。
何という山か?地図を見てやっと正体をつきとめました。
8m40cmの日本新記録もすごいのですが、3位まで8m台の方が、私はすごいと思いました。日本の陸上界もどんどん進化していますね。
登山では、登りは心肺機能が重要、下りは筋力が重要と言われます。登山は、両方が同時に身体能力として向上していく素晴らしいスポーツです。スキーを考えると、登山の下りはスキーのトレーニングになります。おのずと下りは走ってしまいます。不安定な石がゴロゴロしている登山道をかけ降りていきます。「山では走っていけない。」という教えがありましたが、最近は無視しています。年の割には膝関節や腰がまだまだ大丈夫です。しかし、無理をせず登山を長く楽しめる登山家でありたいと考えています。ロッドさんもゆっくりと始めてみませんか。最近、体育館で身体を鍛えることが苦痛でなりません。変なものですね。