2月1日・2日とクラブ行事で戸隠スキー場の「あぜりあ」に泊まってのスキー。私達二人は、いつも「高妻山」横の仮称「中妻山」からのBCスキーを楽しんでいる。しかし、雪が少ない今年は、渡渉に難儀することも予想され「やっぱり白乗でしょう。」ということで決定。今週は、鵯尾根方面の下見を兼て行ってみることにした。
先週同様に、駐車場からゴンドラ駅に下って上部へ。今日は、少々早めに並んだこともあり、長蛇の列に巻き込まれることはなかった。それでも、上部の栂の森駅を8:37にスタートした。
8:50に林道入口に到着。先週よりもBCスキーヤーは少ない。少し進むとトレース跡がなくなり、私たちがトップで行くことになる。新雪10~20cmといったところか。下には硬い雪が残っているので、辛くはない。二人で交代して進むと、後ろから梅さんの知り合い(野谷庄司仲間)の方が追いついてこられた。いろいろお話を聞くと、野谷庄司で雪崩で亡くなられた「マチュラオ」さんと同じ山岳会の方だった。私たちがまだ駆け出しのころ、小谷温泉からの天狗原山へ行ったとき、先行しておられたのがマチュラオさん達のグループで、ネットで見つけてトレースのお礼を伝えたことがあった。
そんな懐かしい方のお話をしながら、ラッセルを交代して進むことができた。その方はグループで来られていたので、成城大小屋手前から直接鵯尾根に進んで行かれた。また何処かでお会いした時は、声を交わしたい。
天候は曇り。ガスがかかり視界が悪い。雪崩ネットでは、標高のある場所は警戒レベルが高い。十分に警戒して進む。先週よりもパウダーはありそうだが、硬い雪の上に新雪が積もっているので、斜度のある場所を避けることにした。ハイクは、成城大学小屋を過ぎても、私たちがラッセルをする羽目になっている。
10:38斜度が増す場所で休憩することに。後ろから4名ほど上がってくる。彼らに先を譲る。新雪も深くなり、膝上ラッセルが続く。先頭を行く二人は、1月5日にも顔を見ている。若い人にラッセルを任せて、ハイクを進める。後ろからガイドに案内された年配者のグループも追いついてくる。メンバーの平均年齢は70歳を超えている。私も70歳を越えても白乗斜面にチャレンジしていたいと決意を新たにした。
10:53白乗斜面の入り口を通過。ガスが濃く視界が悪い。とりあえず上まで行ってみることにする。先週の第2ラウンドを滑った場所に目当てを付ける。
斜面は、新雪でリセットされている。標高が上がると、風が強いのか積雪量が減っていく。一番積雪があったのは、標高2000m前後だったようだ。
11:33 天狗蔵君がドロップイン。珍しく途中で転倒。新雪の中にガリガリ斜面が隠れていたようだ。それを見て私は、右側へ移動して滑降することにした。これが大正解。深さ30cmほどのパウダー滑降を楽しむことができた。
今日は、視界が悪いので2ラウンド目は鵯尾根方面に行ってみることにする。途中でシールを貼り直し、ふらふらと様子を見ながら裏鵯の斜面に行ってみる。10人ほどのボーダーが、順番にドロップ・インするところだった。その斜面を諦め、成城大学小屋方面に下ることにした。
12:40カナダからのBCスキーヤーも同じタイミングで滑降開始。譲り合いながら降りていく。この斜面が良かった。今シーズン初めて底なしパウダーを味わう。ただ、ブッシュはまだ多い状態。それでもいい場所を見つけて楽しむ。カナダの二人は夫婦の様。女性もスキーがうまい。途中、向こうは英語で話しかけてくる。なんとなく言っていることがわかる。「俺たちはカナダから来て、1ヶ月レンタカーで各地を回っている。君たちはどこから来たのか。」と聞いてきたので、「富山から来た。」と日本語で答えた。それでも向こうも分かってくれる。「今日は何処を回ったのか。」と聞いてきたので「白馬乗鞍から鵯尾根に来た。」と答えた。
こんなやり取りを英語と日本語でかわしながらも、道案内して「左・レフト・レフト。」と声をかける。藪藪の滑りずらい斜面をクリアーして、成城大学小屋の対岸を下って林道に出る。
4人で大はしゃぎ。笑顔でハイタッチ。写真をお願いして一緒に入ってもらった。彼らはもう1ラウンド行くとのこと。私たちはこの後、戸隠スキー場に行くことを伝え、再会を誓って別れた。彼らは社交辞令だが、「カナダに滑りに来い。」と言ってくれた。本当に陽気なご夫婦だった。BCスキーや自然を心から楽しむ二人からいい思い出をもらった。彼らはレンタカーで来ており、今日を最後に東京に向かうとのことだった。日本で楽しい思い出をたっぷりと作ったのに違いない。
その後は林道を下って早稲田大学小屋の裏でいつもの食事をとることにする。ここまで下ると温かい。13:20早稲田大学小屋からスキー場内を下っていつもより1時間早く駐車場に到着した。今日はこの後、鬼無里道を通って戸隠に向かう。早くいって宴会を楽しまなければ。気持ちは宴会にあった。
今シーズン初めてのふかふかパウダーを満喫して、やっと少々満足することができた。夜は大宴会でたらふくビールとワインをいただき、師匠が持ってきたカマスの昆布じめやヒラマサの昆布じめを堪能することができた。これだからスキーはやめらえない!
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン

往路(鵯尾根シール装着まで):4時間26分 復路(昼食時間含む):1時間27分 計:5時間53分

ゴンドラ切符を買うのにこの列。 天狗蔵君と分担 彼には列に並んでもらう。なので早くゴンドラに乗れた。

私たちの後ろには長蛇の列

8:35 栂の森駅スタート

8:50 林道入口通過。珍しく誰もない。一番乗り。

少し進むとトレースがなくなった。20cmのすねラッセル。

9:05 早稲田大学小屋を通過

前には誰もいない。

梅さんの知り合い(マチュラオさんの山仲間)の方がラッセルしてくれる。成城大学小屋へのシュートカット。

彼らはここで別れて鵯尾根へ。

9:32 成城大学小屋前を通過

ラッセルが続く。

後ろから追いついてきた。

いつものようにガシガシ行く天狗蔵君。30~40cmの新雪

後ろからのメンバーに先頭を譲る。1月5日にも来ていた二人。

ボーダーの二人も前に行く。


白乗方面にいく二人についていく。

上はガスで視界が悪い。

少々がっかりする天狗蔵君。

ホワイトアウトしそう。

11:33 滑降ラインを見つめる。視界が悪い。


スピードを出してパウダーを滑降

いい斜面を当てて楽しく滑降。顔に満足感が出ている。

滑った斜面に想いを馳せる。

滑降ラインが写真の納まらなかったのでペイント。


祠を目指す。

11:48 通過

12:03~08 シールを装着

鵯尾根をふらふら。

12:35 裏鵯の斜面 ボーダーがドロップ・イン この斜面の雪の付き方もまだ悪そう。次回する。

12:43 激パウを満喫する天狗蔵君。 ゴーグル付けるの忘れたみたい!

カナダからのBCスキーヤー 同じタイミングで滑っていく。

彼女もうまい。


樹の中を滑降 やはり天狗。

開けた斜面を気持ちよく滑っていく。 この斜面はよかった。

樹の中をまるでSLのように滑る。これも楽しい。雪が軽いので自由自在。

対岸に成城大学小屋。この辺りの間にある沢はまだ埋まっていなかった。なので彼らに注意を促し、誘導する。

林道への最後の斜面 気持ちよさそう。

4人で記念撮影。 コラボありがとうございました。いろいろ英語と日本語で会話できるものです。

12:57 二人と別れて早稲田大学小屋へ。

小屋の裏で食事 天候が回復してきた。もう一回行く?と聞いてみたが、気持ちは戸隠の宴会にあった。

ここも雪が少ない。

13:24 林道を下る。

林道入口通過 ここからスキー場



いろいろ栂池も集客に苦労しているよう。

13:35 駐車場に到着。この後 鬼無里道を通て戸隠へ。
戸隠スキー場「あぜりあ」で大宴会開始

このラウンジでの食事前の宴会がいい。

師匠が釣ったカマスの昆布じめ。釣って30分以内にさばいて昆布じめにしたいと傷みやすい魚なので無理。なかなか食べられない。大きさも30cmを越えるもの。

ヒラマサの昆布じめ。これも美味しかった。その他、アオリイカの昆布じめ、キジハタの昆布じめも出てきた。

食堂で改めて乾杯! これは2次会になります。

昔からの兄弟クラブ 「ミストラル」のメンバー ここあぜりあで大学生のころに居候をしていたメンバー。北陸と関東のスキークラブが戸隠でコラボ!

サドヤのワインが最高にうまい。明日は、基礎スキー。飲みすぎないように注意しながらも気が付いたら12:00でした。

