一晩で1m以上の積雪 大渚山で修行 いつの間にか大人数パーティーに発展!

 

今まで経験したことのないラッセル。林道に上がるとトレースありで、その後は、少々ラクチンをさせてもらった。それにしても大渚山の深雪には、びっくりさせられる。その深雪をものともしないでラッセルしていく、カリスマス軍団には、もっとびっくりさせられる。二人に感謝・感謝!おそらく彼らがいなければ尾根まで到達できなかったに違いない。

今日の雪は、湿雪で粘りけがある。ラッセルには一番体力を要する。小谷温泉に向かうように進むと、左側に「蕎麦屋蛍」の看板が見えてくる。そこから左折して林道に進む。雪が多く除雪したばかりの林道は、ツルツル状態。大ちゃんのローバー4WDでも苦しそう。ヘアピンカーブが連続しているので、雪の壁が邪魔になり、一発でクリアーできないカーブもある。イン側が斜度が急なので、タイヤが滑ってします。私のレジアスエースで来なくてよかった。

いくつかのカーブを曲がった所で、上の雪が崩れて道をふさいでいた。3人でザックにあるスコップを取り出し、幅約3m、長さ約5m、深さ約50cmを除雪しなければならなかった。車を突っ込んでもカーブを曲がったすぐの場所なので、スピードがつかない。タイヤが滑ってしまう。ここで10分ほどかけて除雪し、どうにか通過する。その上のカーブでもやはり、カーブが切れず切り返すが、通過できずスコップで雪をどかして通過。大草連の集落最上部に到着するのに、下の道路から林道に入って20分以上かかった。今度は、駐車する場所が問題となる。昨年駐車した場所に車を止めると、奥の家から出てこられた方に「駐車してもらっては困る。」と注意を受ける。結局、一段下がった場所に車を止めていると、除雪車が降りてきたので、運転手さんに確認すると。駐車OKをもらった。なので出発までに1時間以上時間を費やしてしまった。勝手にどこでも駐車すべきでないことも充分承知している。最近、無断駐車がBCスキーヤーのマナーの悪さとして問題になっている。

7:50 車止めをスタート。まずはスタートでつまずく。雪のくぼみがあったので、昨日のトレース跡かと思って梅さんが一歩踏み込んだ瞬間に、そこは用水の上だった。そこから梅さんがなかなか脱出できない。結局スキーを片方外し、梅さんの身体を引きづり出した。身体が濡れなくてよかった。

一歩雪の中に踏み込むと、1mを超える雪に前進がままならない。スタート最初から四苦八苦状態。開けた場所は雪が多いので、杉林の中に入る。雪の量が少なくなるので、前に進むことができる。どうにかルートを見つけていく。

9:10 私たちのトレースを利用して、同行者は6名に膨らんでいた。先週栂池でお会いした、梅さんの野谷庄司仲間、シーハイルの大塚さんのグループだった。先週は、栂池の早稲田大学小屋を過ぎた所でお話をさせてもらった。雪がない今年は、雪のあるところに集中して人が集まっているようだ。

6人で林道に登り上げた。そこには今日付けたトレースがある。車が近くに止まっていなかったのでおそらく、下から登り上げたのに違いない。この後は、トレースを利用させてもらい少々楽ちんでハイクができた。おそらくこのトレースがなかったら、大渚山には到達できなかったに違いない。

9:50 トレースを付けてくれた方々に追いつく。一人は富山の「カリスマス」さんだった。以前から強者として富山のBCスキー界では有名な方だ。大品山から鍬崎山に行く途中の鞍部でお話をさせてもらったことがあった。もう一人の方はお友達のテレマーカーの方だった。「今日はラッセルをしにここに来た」というほどの二人。使用する板はK2の「ポンツーン」ラッセルにはうってつけの板だ。

先頭を入れ替わり、ラッセルを試みるが、板が細いと全く役に立たない。前進するスピードが落ちるので、後ろの者は身体が冷えてくる。結局、ラッセルができるメンバーは、絞られてしまう。私もどうにか役に立つことができたが、腰を超える深雪を蹴り上げてスキーの先端を雪面に出す作業が大変だった。出たスキーに体重をかけて踏んでいく、踏んだスキーの上にすぐに雪が崩れてくるが、反対のスキーを、踏み下ろしたスキーに重ねるようにして、スキーの先端を雪面に出す。内回しで円を描きながらスキーを踏んで行くとどうにか前に進むことができた。板が細いとスキーの先端が深く沈んで、上に引き上げることができなくなる。本当に板によってここまで違うのかと、改めてポンツーンが、ラッセルに適した板であることを知らされた。こうなると板を二本準備して山に来た方がいいのかもしれない。

13:18 時間はかかったが、どうにか大渚山の稜線にたどり着くことができた。すぐに滑降準備にはいる。カリスマス軍団は、やはり山頂を目指して進んで行った。今日は本当に感謝の言葉しかない。

13:35 滑降開始。やはり深雪で斜度がないとスキーが止まってしまう。スピードが出せるほどのオープンバーンもない。とにかくハイクしてきたトレースに添って下るのがベストと判断。大塚グループと前後しながら下っていった。深雪なのでターンする必要がない。トレースや滑降跡に入るとスピードがつくので、そこで得たスピードを利用して深雪に突っ込む。これもまた楽しかった。

大ちゃんは苦労している。ボードが止まると滑り出すまでが大変だった。転ぶとなおさら大変。起き上がるのに一苦労。ストックを出して、滑って行く。ハイクしてきた斜面は樹木も多く、滑るのには不向きな斜面の連続だった。それでも激パウを今シーズンは味わっていないので、贅沢は言えない。

14:18 林道に到着。その後は林道に沿ってひたすら下っていく。ここで立ち往生する大ちゃんを2度ばかり後ろから押して、下っていく。

14:29 車止めに到着。今まで味わったことがない深雪に、苦労したが、たくさんのメンバー、特にカリスマス軍団の2名にお世話になり、どうにか往復することができた。今年初めての底なしパウダーも満喫することができた。雪遊びという観点から考えると、今日のようなBCスキーも楽しい。久々に栂池を中心としたBCスキーから、違ったエリアでのBCスキーを楽しむことができた。たくさんの方と力を合わせて充実の山行となった。

メンバー:大ちゃん・梅さん・レッドバロン その他たくさんの方々

往路:5時間28分 尾根滞在:17分 復路:54分 計:6時間39分

最終集落までの道路がやばい。除雪した後に雪が崩れて道をふさいでいる。ローバーでも無理だったので、スコップで除雪して前に進む。

一晩で1m以上積もっているよう。

この車でも手こずった。

除雪車の方にお願いして、やっと車を止めるスペースを確保することができた。

7:50 車止めをスタート

最初から激ラッセル。

杉林の中に逃げる。少しは雪が少なくなる。

開けた場所は激ラッセル。

一人で来られた方がラッセルに参加。頼もしい!

確実に腰ラッセル以上。前に進めなくなる。

レッドバロンも頑張った。

またまた後ろから。先週、成城大学小屋手前でお話しした方だった。4名追加で計8人パーティーに膨らむ。

林道に上がると、今日のトレース跡が出てきた。それにしても私達とは違った場所から入山している。トレースをお借りしてスムーズにハイクできた。

9:25 尾根に上がる。

9:50 先頭になって激ラッセルをしていたのは「カリスマス軍団」の二人だった。

先頭を変わるが、なかなかスピードが上がらない。

この方も二人に負けないぐらい強かった。

梅さんも頑張った。

板が細いと先端が上がってこない。

この青と黄色のウエアーの二人が「カリスマス軍団」。最強でした。二人のラッセル力は異次元の世界。

大パーティーになった。列の後ろをハイクするとだんだん身体が冷えてくる。

使っている板はK2の「ポンツーン」 ラッセルには強い。先頭のみが汗だく。

踏み固まった状態で大腿部。横にストックを突き刺すと底なし。なので踏み間違えると動けなくなる。

ローテーションしながら進む。しかし、後ろの者は身体が冷えてくる。

カメラマン入れて10名パーティー。

先頭がもがく間は、停滞することに。

しびれを切らして身体の冷えているものがラッセルに。トレースも二手に分かれた。

上で合流。

13:03 尾根はもうすぐそこ。

梅さんが先頭に。

尾根に上がってきた。

13:18 尾根に到着。

ほぼ昨年と同じ場所に登り上げた。

カリスマス軍団は、山頂へ。その他もメンバーは、滑降準備に入る。

梅さんスタンバイOK!

大ちゃん スタンバイOK!

激パウの中を降りていく。ターンしなくてもOK。

ボーダーの大ちゃんはやはり、苦労している。止まると滑り出すまでに苦労する。

トレース跡や滑降跡を利用して滑降スピードをつけてから、パウダーに突っ込む。真下に向かって落ちていく。

もう少し疎林だったら滑りやすいのだが、南斜面なので樹が多い。

14:18 林道に到着 この後は林道沿いで滑降。林道にいたのは、私たちのトレースを利用して途中まで来ていたパーティー。トレースを付けたカリスマス軍団にお礼の言葉がほしかった。いつの間にか滑降準備をして滑っていた。私たちが降りていった時にはお礼の言葉があってもよかった。これが礼儀のように思う。ましてや今日のラッセルは半端なラッセルではない日。

14:29 車止めに到着

下りが怖かった。凍結した道路で、タイヤが滑る。慎重に降りていく。

もちろん小谷温泉「山田旅館」の温泉で冷えた身体を温める。

 

 

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