今シーズン初めて地元「大品山~独標」へ 絶妙な深さのパウダーを満喫!

 

晴天に誘われ大品山をスルーして独標まで。素晴らしい眺めとパウダー滑降を満喫!大品山からは日陰の谷にダイブ。あまりの気持ちよさになかなか止まれなかった。やっと地元の山にも雪が積もった。例年であれば12月末には今日のような積雪になり、年のしめくくりを大品山BCスキーで。というのが恒例行事になっていた。今年は2月のこの時期でやっと行くことができた。

それにしても雪が降るのが遅い。特に富山は最悪の状態が続いていた。赤倉温泉や白馬方面は、例年から比べると積雪が少ないとはいえ、スキーが滑れた。BCスキーも、1月はほとんど栂池~白乗方面が多かった。標高が高いと雪になるが、やはりパウダーが残っていない。風が強いとウインドパックされてしまう。今日のように標高が1500m~1700mといったところに極上のパウダーが隠れている。今日は、そんな極上を楽しむことができた。

久々に富山の山もBCスキーが可能となって、いそいそと出かけた。雷鳥バレーのスキー学校にも顔を出したかったので、当初は、雷鳥バレーのスキー場から瀬戸蔵山を通過し、粟巣野に降りてくる周回を考えたが、国体のコンバインド・クロスカントリー会場になっている関係から、粟巣野から雷鳥バレーへのスキーでの移動が不可能と判断。スキー学校へは帰りに寄ることにして、粟巣野スキー場の駐車場に直行した。

粟巣野からのスタートとなると、大品山で帰ってくるのがもったいなく感じてきた。天気もいいので鍬崎山までは行けなくても、独標までは行けそうな気になってきた。

8:35 駐車場をスタート。綺麗に整備されたゲレンデをスキーヤーの邪魔にならないように端をハイクしていく。最上部の登山口に到着すると、すでに数名の通過跡がある。スノーシューの跡もある。しっかりとトレースがあるので快調にハイクして行けそうだ。導水管の横で積雪が1m以上ある。ここに来て確実に積もっているよう。

9:36 細尾根入口(貯水池横)に到着。ここまで約1時間。細尾根にもしっかりと雪があり、通過したトレースがある。ここもスムーズにクリアー。ガシガシとスピードを上げていく。前に4名の先行者。追いついてしまった。先に行かせてもらうと、通過後に「レッドバロンさんですね。私たちも大渚山に行ってました。」と声をかけていただいた。(後日思い出したが、以前何度かお逢いしてお話をさせていただいたご夫婦だった。失礼をしてしまった。)

大品山には何度も来ているので、これからBCスキーを始めようと考えている人にとっては、手頃な山のように思う。なのでネットで検索すると私のブログがヒットしてくるに違いない。ご夫婦で来ておられたので、大変羨ましく思った。その上の方々にもすぐに追いつく。やはり「レッドバロンさんですね。ブログ見てます。」と声をかけられる。二組から声をかけられると、なんだか恥ずかしい気持ちと、嬉しい気持ちが交錯する。ブログの内容や書き方にも配慮や注意が必要と、改めて気持ちを引き締めた。

10:38 大品山に到着。スノーシューの登山者3名がおられ、休憩中だった。止まることなく、そのまま鞍部への下りに入る。帰りの登り返しを考え、ジグザグに下っていく。雪は深さ40~50cmといったところだろうか。

10:43 鞍部通過。ここからもしっかりトレースがついている。凸をトラバースするようにうまくライン取りがされており、このトレースを付けている方は、ここの地形を熟知されておられる方だと分かった。(心から感謝したい。)大変助かった。

11:38 本日パウダー滑降を味わう予定の急斜面入口に差し掛かる。トレースもジグを切って上がっている。滑降の時は、そのトレースを確認しながら滑ってくればOK。凸手前の鞍部に滑り込むことができる。ここに来て、とばしすぎた影響がからか脚が上がらなくなってきた。ザックの中にあったスポーツ系のスティック(名前が分からない)を食べる。

12:24 真谷左俣最上部に到着。斜面には何カ所も崩れた跡がある。やはり斜度的にやばい。先行者も一般登山道の鎖場を上がっているので、私もスキーをザックにくくりつけ、急斜面を這い上がることにする。尾根の途中で斜度も緩くなり、スキーを装着して独標までの最後の細尾根を慎重に上がっていく。

12:45 独標に到着。先行者のトレースは、鍬崎山に伸びている。私も2時間早くスタートしていれば、鍬崎山に行っていたと思う。素晴らしい眺めに思わず写真をたくさん撮った。思えば鍬崎山からの滑降はあまり楽しくなかった覚えがある。なので自分を慰めた。

ここでお昼にする。日が当たって標高1700mを超えているにもかかわらず、暖かい。

13:09 雪面に「トレースありがとう RB」と書いて先行者への感謝の気持ちを伝え、細尾根を横滑りで下っていく。最後の急斜面は、スキーを外して横に持ち、それをブレーキにしながら腹ばいで下りた。(雪が少ないので左側に滑って落ちるとやばい状態。)

13:35 滑降開始。ここからはパウダーのパラダイスの中を滑って行く。大渚山とは違って、適度にバンクができるパウダー。深さも絶妙な新雪でスキーが走って楽しい。急斜面をアッという間に通過。凸トラバース地点まで一気だった。その後は、登ってきたトラバースライン沿いに鞍部に向かう。標高が下がってくると、雪も重たくなってくる。

13:48 鞍部に到着。シールを貼り直して大品山に登り返す。やはり脚は重い。それでも行きで付けたジグザグのラインが役に立った。朝から比べると雪は相当重くなっている。大品山からの滑降場所を考えた。日陰はパウダーが残っている。ドロップして左に入る谷を滑って行くことにする。

14:34 大品山から谷にダイブ。思った以上にパウダーが残っている。ハーフパイプ状の谷を下っていく。気持ちがよすぎて止まれない。いつもトラバースラインを付けて谷に入っているが、今日は目印となるトラバースラインがないので、いい加減に止まらないとやばいと考え始める。結局、止まったところから少しずつ下りながらトラバース気味に移動する。何本も地図上に出てこない谷を通過し尾根に出た。この尾根は、細尾根につながる尾根の一本手前の尾根なのかGPSで確認する。トレースに合流するためには、もう少し進まなければならないことが判明。急激に高度を落とさないように移動する。

見覚えのある谷に出る。いつも二本目の谷を滑降するが、その谷の下に出た。ここから少し上がったところにトレースがあるので、シールを貼り直し、谷を上がっていく。シールの貼り直しが2回目となるとトラブルの可能性も高くなる。案の定、左スキーのシールがはがれてしまった。こんな時の対処方法は、①滑走面についた雪をとり、丸めてふところに入れ、滑走面の氷状の雪を溶かす。②滑走面の雪が水になったのを確認し、スキーに貼り付ける。③粘着力が落ちているので、スキーバンドを使って二ヶ所でシールを止める。(昔のアザラシのシールは、接着剤がなくバンドでスキーに付けていた。)

以上の手立てをすれば何の問題もなくハイクすることが可能となる。結局、シールを貼り直して少し上に進むと、朝に通過したトレースに合流することができた。

15:25 滑降開始。ここからは多くのスキーヤーが滑っている場所なので、ギタギタになった斜面を滑っていく。細尾根も問題なく通過。アッという間にスキー場に戻ることができた。

15:43 最上部リフト降り場を通過。朝と違ってガタガタになった斜面を滑っていく。

15:46 駐車場手前に到着。今日は、パウダー滑降が2回、登り返しが2回と、シールを貼ったり外したりとやはり時間がかかった。張り直しに最低でも10分かかっているように思う。何年たっても手袋を付けての作業に時間がかかる。それでもそういった作業を行いながらの山行がBCスキーの可能性を引き出してくれるようにも思う。今回、帰りの大品山からの滑降は、今まで通過していない場所をトラバースしてみた。今まで以上に地形を理解できたように思う。収穫のある山行となった。

レッドバロン単独

往路:4時間10分 独標で昼食:24分 復路:2時間37分 計:7時間11分

水色が滑降ライン

8:35粟巣野スキー場をスタート 遅いスタートになってしまった。

綺麗に整備されたゲレンデ内をハイク。 邪魔にならないようにハイクする。

足長おじさん!

9:06 最上部リフト降り場上を通過

導水管横の登山口に入る。トレースがしっかり残っている。ラッキー!

ここで1m以上の積雪がある。やっと大品も仕上がったといった感じ。

貯水池に向かう。

9:36 貯水池の横を通過。

細尾根の入り口に差し掛かる。

細尾根も雪がしっかり付いている。

9:59通過

先行者のご夫婦を抜く。「レッドバロンさんですね。」と話しかけられる。大渚山にも来ておられたよう。お会いできなかった。

今になって声をかけていただいた方が分かった。ヤマオ君にテレマークを教えた方だったように思う。

2017年1月23日に同じ大品山の登山口で声をかけていただいた。これまでも白山・白鳥山等でもお話をさせていただいた方だった。大変失礼をしてしまった。しかし、奥様と一緒に山行ができるのが羨ましい。

またまた前に二人のBCスキーヤー この方にも「レッドバロンさんですね。いつもブログ見てます。」と声をかけてもらった。酔っぱらって誤字脱字ばかりの自分勝手な文章に恐縮してしまう。

雪は最高に滑るパウダー

もうすぐ大品山

10:37 スノーシューで来ておられた3名の登山者。大品山では、休憩も入れずにスルーしていく。約2時間で大品山に到着した。意外と早かったかも。

大品山山頂

鞍部に向かって下っていくが、帰りのことを考えて、ジグザグに下る。

10:43 鞍部到着

大品山を振り返る 帰りにもう一度登り返す斜面

トレースがしっかり付いている。ありがたい。凸を巻くようにトラバースしているので、何度も来ておられる方の様。感謝しかない。

立山が綺麗に見える。

11:23 エネルギー補給。脚がだいぶ上がらなくなってきた。

トレースを付けておらえる方は、地形を熟知しておられるよう。私の行きたい場所にトレースがのびている。

帰りに滑る予定の斜面

少しガスってきた。

数年前に天狗蔵君とここを滑った。

鍬埼山 スタートが2時間早ければ行けた。残念!

横に伸びるダテカンバの樹 何度も写真を撮っている。

真谷左俣 やはり崩れた跡がたくさんある。ここはやばい場所。

12:24 鎖場の下に到着

スキーを外してザックに括り付ける。

最初の急登がいやらしい。

細くて急な尾根を這い上がる。

斜度が緩くなったところでスキーを装着。

ここが急で細い。

12:45 独標に到着。 1時間早ければ鍬埼山に行けた。今日はここで我慢。お昼にする。

タケノコおこわ

いつもの定番カレー味

鍬埼山に乾杯!

コーヒーもいただく。

鍬埼山に行っている方が戻ったら見つけてくれるか。トレースに対する感謝の言葉を雪面に残した。

13:09 下山開始。まずは細尾根を慎重に下る。

前半はスキーを付けて横滑りで。

後半はスキーを外して横に倒しながら腹ばいで降りた。

13:35 滑降準備をしてパウダーを満喫しよう。気合が入る。

この時の映像が↓

シュプールが少しだけ見えた。

凸を横切るトラバースライン。少しだけ階段登行を入れる。

13:49 鞍部に到着 シールを装着する。

14:00ハイク開始 今日は、久々にヘルベントで来てみた。

14:22 大品山山頂に到着 滑降場所に移動

ここが滑降場所 シールを外す。

この谷は日陰になっているので極上パウダーがいつも残っている。

14:34 滑降開始

その時の映像が ↓

滑ってきた日陰の谷 どこまでも行きたくなるが、今日はトレースを付けていないので、そのまま斜面をトラバース気味に下ってみることにする。

日の当たる斜面の雪は腐ってきた。

いつも2回目に滑る谷に到着 いつもより下に出た。シールを貼り直して上にあるだろうトレースまで登り返すことにする。

ここでシールトラブル。 左足のシールがはがれてしまった。

接着面の雪をはらい、ふところに入れて温める。その後、シールを張って補強としてバンドで2ヶ所止める。昔のアザラシはバンドでとめるだけだったので、これでOK。

15:24 予想通り、あさ通過したトレースに合流。シールをはがして滑降。

細尾根手前の斜面。

細尾根へ

15:38 細尾根通過 あとは導水管を目指す。

導水管の横を下ってく。

15:41 橋を通過 この後スキー場内を滑降していく。

15:46 到着 やはり大品山で日陰の谷を滑りすぎ、登り返しがあったり、シールトラブルがあったりと、帰りに時間がかかった。これもまた楽しかった。

この後はらいちょうバレーのスキー学校に顔を出し、ご挨拶して帰ることにする。

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