新型コロナ感染回避は外出自粛 なのでフライロッドのグリップ&リールシートを交換してみた

新型コロナウイルス感染を避けて外出自粛。パックロッドのグリップがぼろぼろなので交換することにした。今使っている4Pロッドは、原宿に昔あったノリエのロッド「Wellner」8フィート2・3# 15年以上前のものだと思うが、ドライ・ニンフ・ウエットとオールマイティーに使っている。

最近2Pロッドを使わないで、もっぱらこれ1本で楽しんでいるが、ロングキャストを必要としない場所ばかりなので、この1本で充分に楽しむことができる。今回、家での過ごし方の一つとして、アウトドアースポーツで使用する道具のメンテナンスが考えられる。自分でできることは、積極的に実践していきたい。

楽天通販、オークション等を活用し、コルクグリップ・リールシートを準備。

新しいコルクは、AAグレード。交換を予定しているロッドのコルクとの違いは大きい。

原宿にあったフライショップ「ノリエ」オリジナルのロッド「Wellner」

8フィート 2・3#という意味だと思う。

15年以上の使用により、コルクがぼろぼろになっている。ここまで使い込むということは、いいロッドなのだろう。

深い溝もできている。

まずは、古いコルクを剥がしていく。スパナ―で切り込みを入れながら。ブランク(ロッド)に傷が入らないよう注意する。

気持ちよくボロボロと剥がれてくる。

根元のキャップは、ライターであぶるとエポキシ接着剤が柔らかくなり、簡単にはがすことができる。

リールシートを外した後は、グリップに取り掛かる。要領は同じ。

ここまではニッパーで剥がすことができた。

残った部分は、カッターでそぎ落としていく。ここでもブランクに傷が入らないよう注意。

カッターでコルクをほとんどはぎ取ることができた。

軽くペーパーで表面を滑らかにする。

これ以上ペーパーをかけないようにする。ブランクが薄くなると、強度が落ちる。

グリップをはめてみる。コルクの穴の径と、ブランクの径がほぼいい感じであることを確認。何度か抜き差しして、コルクの穴を微妙に大きくする。

リールシートを入れて、コルクの大きさをチェック。少々足りない。コルクのくぼみを切除し、ゴム材を混ぜたコルクを1個追加することを考えた。

マスキングテープでカットする位置を決めてから切除。ペーパーをかけて平にする。

今回、すべての接着に使用する2液性エポキシ接着剤。90分で固まる。早く固まりすぎると、作業がうまくいかない場合がある。90分硬化ぐらいが使いやすい。

コルクの先端からエポキシ接着剤を穴に流し込み、その後ブランクを差し込んでいく。こうするといい感じでコルクに接着剤が広がってくれる。

ゴム材混合コルクを差し込む、コルク側にエポキシを薄く塗って隙間が空かないようにする。

すきまが埋まったことを確認して、ガムテープで固定。確実に接着するまで待つ。

リールシートの穴の径が少々大きめなので、タコ糸を巻いて太さを調整する。

最後の処理は、ガイドを付ける時と同じ要領で止める。

綺麗に太くすることができた。

タコ糸の最後の部分は、瞬間接着剤で固める。ここがボコボコしていると、リールシートが入りずらくなる。

リールシートの穴の径とブランクの径がほとんど同じになり、スムーズにはめることができた。これにより、がたつきがなくなる。

ゴム入りコルクが完全に接着できたところで、はみ出している部分を、カッターでそぎ落としていく。

上のコルク部分に傷をつけたくないので、マスキングテープを巻いてカバーしておく。

ドリルの先端にブランクを入れ、回転させながらやすりで整形していく。反対側の固定に使用しているのは、フエルトを張ったもの。これで綺麗にグリップを回転させることができる。もちろんドリルは左手で握りながら行う。旋盤があればいいが、身近にある道具を使えば、意外と簡単に整形ができる。特別な道具がなくてもグリップ&リールシートは交換が可能。自分なりのグリップが作れる。

コルクとゴムの混じったコルクの高さがほぼ同じになった。マスキングテープを剥がして、最後の仕上げに入る。

整形がほぼ完成。最後は400#のサンドペーパーで仕上げる。

最後に仕上げに入る。

試しにはめてみる。

いい感じにおさまりそう。

ブランクの背中(バックボーン)を確認。バックボーンとは、ロッドを作る工程でできる硬い部分。ブランクは鉄芯にシート状のマテリアルを巻き付けて作っていくため、シートの巻きはじめと、終わりに重なる部分ができる。このバックボーンが4ピースとも綺麗に揃った位置にガイドが付いていないと、キャスティング時にロッドがよじれて、ブランクのパワーロスをまねいてしまう。

見つけ方は、平らなところにロッドの片方を置き、もう一方を手のひらに乗せて斜めにする。空いている手でロッドの中央を垂直に軽く押しながら、回転させてみる。しなり方が場所によって違いがある。一番反撥する力が強い部分がバックボーンになる。

リールをセットしてみてバックボーンの位置の180度反対側にリールがくるように位置を確認する。

白でブランクとリールシートの位置に印を付けておく。接着の際、この白い印を合わせていけばOK。

エポキシ接着剤を準備。

薄く塗っていく。

塗りすぎると、リールシートを差し込んだ時にはみ出してくる。この加減が難しい。

エポキシがはみ出ないように注意しながら最後まで差し込むことができた。最後に白色の目印を合わせる。

リングを差し込み、エンドのキャップにエポキシを流しもみ、グリップエンドにはめ込む。ガムテープでズレないように固定。

2時間ほど放置して、エポキシが固まったことを確認。

完成。

いい感じに仕上がった。

最後にリールを装着してみて、不都合がないようなので、作業終了。

接着剤の硬化等を配慮し、2日間での完成となった。これからは、このグリップを背景に岩魚の写真が撮れる。楽しみ楽しみ!

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