美渓で有名な「巻機山・登川米子沢」へ 魚津岳友会の強者達と沢登りを満喫!

魚津岳友会のパーティーにお邪魔して、新潟県「巻機山の登川米子沢」へ。この沢を初めて体験した人は、沢登の魅力に取りつかれてしまう。そんな有名な沢だ。久々の沢登に緊張しながらも、わざわざ滝の中を登ったり、泳いだりと楽しい山行だった。核心部では、ロープで安全確保してのクライムを体験。感謝の言葉しかない。

今シーズンは、なかなか沢登りに行く機会がなかった。美渓で有名な米子沢は、入渓も簡単で、最後の稜線への藪漕ぎもなく、すぐに登山道に出ることができる。なので沢登り初心者には人気となっている。

実際に行ってみて分かったことは、幾つもの滝を身体を濡らさないで、高巻きしながら進めば、すんなり行ける沢だが、チャレンジ精神を出して滝の中を上がっていけば、それなりの高いレベルになる。

山行中によくお会いし、声を交わす関係だった方が、昨年ここ米子沢で不慮の事故で亡くなられている。その方も山岳会に所属し、クライミングからBCスキーとなんでもこなすベテランの方だった。この沢を上りながら、その方の顔が脳裏をよぎった。心の中でご冥福を祈っての山行となった。

黒部インター3:00出発。一路新潟六日町を目指した。

メンバー:魚津岳友会(山ちゃん・ミホさん・金ヤン・段ディー・姫)・レッドバロン   踏破距離:14:47km  山行総時間:9時間09分

往路:5時間21分 休憩(シューズの履き替え):22分 復路:3時間26分

6:12 駐車場スタート 頼もしいメンバー。

6:24 しっかりと米子沢入口が掲示されている。ここを訪れる登山者の多さが予想できる。注意書きの看板もあり、メジャーコースであることが分かる。ここまで黒部から約3時間。関東方面からも関越自動車道を使えば変わらない時間で来れる。なので駐車場は、関東の車も多い。

6:31 水のない河原を進む。

6:37 やっと川の水が見れた。

6:43 水量もどんどん増えてくる。

先頭は、今日のパーティーの隊長「金ヤン」若い新進気鋭のクライマー。魚津岳友会のホープ。

ミソカワソウが咲いていた。

段差も出てきて、水量も増えてきた。

7:01 夫婦そろって、最初のプールで水泳。本当に仲がいい。気温が上昇していた。ミホさんの着ているウエアーが沢用で、熱が抜けにくい。ここまで「暑い、暑い」を連呼。

隊長も飛び込んだ。

気温が上昇して、暑かったそう。

7:08 そろそろ大きな滝が出始める。

素晴らしい沢に思わず笑顔がでる。

水が大きな岩盤を削ってできた沢。

7:13 綺麗なプール。

もちろん彼女は泳ぎます。

7:16 大滝(4段40m)の手前から高巻きルートがしっかり付いている。

全貌は見れなかった。40mの大滝。

高巻き登山道を進む。

姫は強し。

7:27 高巻き終了。

7:33 溝の滝

隊長はあえて水の中を登る。隊員は隊長のルートを忠実になぞる。

たまにシンガリの山ちゃんからアドバイスが飛ぶ。

シャワーを浴びながら通過するしかない場所。

レッドバロンも頭からシャワーを浴びて通過。

7:44 通過

ここは流れの中を通過するのがベスト。

7:52 流れが強く、上がる手掛かりがないのでロープを出す。

あえてロープを持たない姫。

8:03 前のグループにまた追いついた。

8:07 ここは珍しく大きな岩の連続。

8:12 流れの中に階段状に足場がある。

8:19 ここも流れの中に足場がある。

8:23

高さ15mの滝

上から見ると高度感がある。

滝を通過したところで休憩。愛妻おにぎりで腹ごしらえ。

8:44 大きな岩がゴロゴロ。水が一時期なくなる。

水が流れていたので一安心。

あえて水をかぶる登り方でいくミホさん。チャレンジ精神がある。

姫も同じくチャレンジ。

8:56 どう攻めるか隊長の技量が問われる滝。

8:56 細かな滝が連続する。

ここはあえて泳ぐ。

姫も泳ぐ。私は横から回ってしまった。お助けスリングがついていた。

9:03 流れの中しか行けない。

9:05 通過

どう行けばいいのか悩む滝。結局、左から中段にあがり、流れを横切って右に移動して上がった。

後続の団体さんが詰まってきた。

9:13 私がトップで上がってみんなを待つ。

細いゴルジュが出てきた。正面切っていくことに。今日の核心部。

9:18 隊長が大股開きで見本を見せながらクリアー。

最後はやばそう。私が2番手でロープを出してもらい、ハーネスとロープをブルージックでつなぎ、上がりながらロープに沿ってブルージックの部分を上にスライドさせて登った。これが意外と身体の動きを制限してしまい、デイジーチェーンで余裕を持たせるべきだった。これも経験だ。いままでロープを出してもらい登った経験がなかった。

ミホさん

姫  下で山ちゃんが心配そう。しっかりロープを張って安全を確保している。

段ディー  慣れたもん。流石べエラン。

山ちゃん するすると登ってくる。

9:37 時間がかかったが、いい経験ができた。

9:42 そろそろ最後の滝か。そんなバナナ。

高度感がある。

9:49 左にロープが下がっている。そこが正しいルート。

上がった上は、100mのナメ

9:57 200mのナメの下にある滝。

隊長がスイスイと上がっていく。

10:02 上がったところは、200mのナメではなかった。

小さな滝を上がって。

ここからが200mのナメのスタート

レッドバロンも思わず写真を撮った。

ガスが出てきたが、快適なナメを進む。

北アルプスの山では見かけたことのない花。「チョウジギク」初めての出会い。

これはイワショウブ

10:42 ナメが終わり小さな滝で頭から水をかぶるチャレンジャー。決してかぶる必要がないが、あえてかぶっている。

アキノキリンソウに似ているが、花びらが白い。「シロヨメナ」だと思う。

10:46 長いナメの後に小規模な滝がいくつも出てくる。

10:52 どう攻めるか思案中。

11:01 ガスが上がった。

チョウジギクの群生

面白い。

新しい花との出会いに思わずシャッター。

11:04 最後の滝をクリアー

イワショウブの群生

通行止めのトラロープ 親切だ。

稜線が見えてきた。

穏やかな流れの中を進む。

本当に最後の滝はここ。

おそらく「コウメバチソウ」かな。

「ベニヒカゲ」だと思う。準絶滅危惧種(環境省が定めている制度:現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種 とにかく珍しい蝶。

ベニバナイチゴの群生。 思わず口に入れてしまった。

ベニバナイチゴとレッドバロン ナイスです。

オヤマリンドウ

11:33~55まで 登山道にぶつかり休憩。シューズを履き替える。

上に出たらすぐに避難小屋だった。藪漕ぎなして沢からでられるのも珍しい。

イワショウブの群生 まるでワタスゲに見える。

12:00 避難小屋を通過。みんなはここでザックをデポし、巻機山山頂を目指す。

12:17 山頂モドキの場所 山頂の看板があるがここではない。

12:27 ここが山頂です。山頂にはケルンしかない。

遠くに利根川水系のダムが見える。あのダムの水は太平洋に流れている。

山頂近くに池塘。

山頂モドキで私はいつもの食事をさせてもらった。すぐに下山開始。

13:05 避難小屋を通過。 少し土が見えているところが米子沢から上がった場所。

後は忍耐の下りのみ。

13:24 長い下りに入る。

13:32

13:50

6合目の看板を通過。 結構下ったがまだ六合目だった。少々がっかり。

14:30 五合目通過。

今日上がった米子沢が見えてきた。

14:40 気温も上昇。「隊長 熱いです。」声をかける。隊長は何もしてくれない。

14:54 四合目通過。

15:13 尾根コース登山口を通過。駐車場はすぐそこ。

15:21 駐車場に着くと同時に雨が降りだした。木の下で後片付けができ、濡れることはほとんどなかった。

6名での沢登は、最高に楽しかった。技量的にもOK。私が足を引っ張らないか心配していたが、まだ大丈夫だった。体力的には、ここまでハード山行で鍛えてきたので、余裕がある。山ちゃん夫婦には、いろいろお世話になった。今回の山行の沢のリクエストはミホさんだったよう。詳しく調べてあった。帰りの温泉のリサーチ等も完璧。おかげで楽しい山行となった。

沢の難易度は、赤木沢や薬師沢左俣等よりも難易度はあるように思う。白山の大白水谷と同じぐらいのレベルだろうか。

今回の沢の全貌

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です