片やんを誘って2週連続の「高松山BC スキー」へ 降雪と強風で雪面状況は一変 ウインドパックに悩まされる

片やんを誘って2週連続の高松山BCスキー。降雪と風の影響を受けてウインドパックやモナカ等に雪面が変化。一番滑り辛い状態になっている。自然はやはり様々な変化をみせることを身をもって体験することができた。

先週の高松山は、降雪があってから相当日にちが空き、雪面も落ち着いた状況で、最高に楽しいBCスキーが満喫できた。片やんはクラブ行事で参加ができなかったため、晴天となる今日は、是非とも焼山の素晴らしい風景と、一ノ倉川のパウダーハーフパイプを満喫してほしく2週連続の高松山BCスキーとなった。

先週の月曜日から寒気が南下。またまた地元でも60cmをこえる降雪があった。家の周りの雪も全て溶けていたのに、またまた除雪に明け暮れた。

高松山周辺も降雪はもちろんあったようで、山の雪面環境も一気に変化している。特に、今日は南からの強風が朝から吹き荒れ、高松山山頂からは、雪煙が待っている。

6:53 笹倉温泉をスタート。先行者は2人のようで、しっかりトレースが残っている。昨日は気温が上昇し、新雪も相当沈んだようで、脛ラッセルといった状況だ。無理をせず、トレース通りにハイクしていく。途中、山岳女子3名を追い抜く。和カンジキで20kg近いザックを背負っての1泊2日の山行のようだ。たくましい限りだ。

8:54 予定通り約2時間でアマナ平入口に到着。先行者の2人は、北面台地方面(左側)にハイクしていった。私たちは、高松山なので右に折れて尾根を目指す。

9:11 尾根に取りつく、確実に先週よりも雪が多い。脛ラッセルといった感じで、3人で交代しながらハイクしていく。この辺りから強風が、時々襲ってくる。

10:02 焼山を左に見ながらの尾根ハイク開始となる。雪は強風でパックされ、硬くなっている。山頂から少し下に大きな破断面が見える。いつも気を付けながら時には、スキーを外して上がる場所だ。やはり、あの場所はやばい斜面であることを確認することができた。滑降でもいつも注意をはらいながら下る場所だった。結局、破断面の横を細かくジグをきりながら、スキーで登り上げることができた。

11:20 高松山山頂に到着。今日はここまで約4時間半かかった。雪が深かったことや、強風、雪面状況の変化等に注意をはらいながらの慎重なハイクだった。

山頂からは、滑降ポイントの一ノ倉川最上部へ移動する。ここも風が強く、先週とは全く違った状況になっている。

11:45 今日もトップで滑降開始。3ターンまではパウダーだった。その後が悪い。ウインドパックされた雪がでてくる。前転びしそうになるもどうにか、横に逃げてこらえた。その後は、パウダーとはいかないが、どうにか滑降を楽しめる雪を探しながら降りていく。右に入りすぎてザラメ雪に出会う。気温が高かった先週の方が、パウダーだった。今日は、気温が下がっているのだが、強風による影響がもろに出ている。不満を感じながら、いつもの登り帰し場所に到着。二人を待ち構える。

天狗蔵君は、上手に雪がいい場所を滑ってきた。最後の「片やん」がなかなか滑ってこない。よく見ると、途中で止まっているようだ。ウインドパックされた雪と、モナカ等に相当苦しめられているようだ。指導員を持つ彼でさえも苦労して滑っている。やはり、BCスキーは、あらゆる雪質でも的確に滑降することができる技術が必要のようだ。ここまで、基礎スキーで、内から外にスキーを押す技術練習や、身体の使い方を学んできた。その必要性を改めて感じさせられた。

12:10 シールを張り直し、高松山への登り返し開始となった。片やんに疲労が見られるが、ここは上がってもらうしかない。自分の限界を超えてもらおう。強風が時折襲ってくる中、1時間10分で登り返すことができた。山頂で先週は、まったりと昼食が摂れたが、今日は、強風でその余裕がない。すぐに滑降準備をして下ることにする。

13:35 滑降開始。山頂直下は、慎重に横滑りで下りていく。大きな破断面があるため、緊張した下りとなる。雪面もやはり滑りずらい。どうにか下部にきて、やっとターンを楽しむことができた。

13:48 登りで追い抜いた、山岳ガール3名と再会。上の状況を伝える。今日は、高松山手前でテンパクするよう。夜には天候が一時悪化することも伝え、別れた。その後は、先週も楽しんだ斜面を今週も満喫することができた。最後は、天狗蔵の後ろを滑りながら一気にアマナ平へ下った。

13:54 少々遅い昼食をとることにする。さすがにここまで来ると、気温も上がり強風もない。

14:15 ストップスノーになっていない、アマナ平を一気に下る。標高を下げるに従い、ストップスノーと湿雪が、疲れた大腿部をさらにいじめてくる。その辛さに耐えながら、先週よりも1時間遅れの15:08に笹倉温泉に到着した。もちろん、その後は温泉で疲れた身体を癒すことができた。

「片やん」にとって、久々にハード山行だったよう。スキー滑降の技術はあるので安心していたが、彼曰く「滑る体力が残っていなかった。残念!」とのことだった。今回のハイク時間は、計5時間30分を越える。途中、ラッセルもあった。そんな状況でも滑るための体力は、どこかに温存しておかなければならない。彼にとってもいい経験となったようだ。

帰りの車の中では、天狗蔵君から、次は何処どこへ。といった提案が飛び交った。次回は、戸隠・中妻山か。

YouTube 動画は ↓

メンバー:天狗蔵君・片やん・レッドバロン  総山行時間:8時間15分

往路(一ノ倉川ボトムまで):4時間47分 復路(シール張り替え・滑降準備・昼食含む)3時間18分

6:53 笹倉温泉スタート

火打山川通過

山岳ガールを追い抜く。和カンジキ。東京からの強者3人組。

高松山が見えてきた。強風で雪煙が舞っている。

焼山も見えてきた。風が強そう。

トラバース気味に、アマナ平へ。

8:56 アマナ平を通過中  視線は自然と山頂の強風の状態へ。

9:04 高松山の尾根の方へ。

先週は、こんなにデブリがあったか?

先週はこんなに綺麗だったのに。

9:11 焼山川の上を通過して尾根へ。

後に見える山は、黒尾ノ峰(くろおのみね)・鉾ガ岳(ほこがだけ)・権現岳(ごんげんだけ)の三山

右に放山(はなれやま)

脛ラッセルで上がっていく。

9:59 焼山の先端が見えてきた。

今はまだ、強風が止まった状態。穏やかにハイク。

片やんの先頭でラッセル。

先週よりも確実に風の影響を受けた雪面。パックされている。

10:22 遠くから二人を撮影 何度来てもこの稜線が綺麗。

細尾根に取りつく最後の登り。

10:32 細尾根を行く。慎重に雪質を確認しながら進む天狗蔵君。

太陽があたる場所は、湿雪になっている。

焼山を正面から撮影。

山頂手前に大きな破断面がある。 気持ちが悪い。

いつも滑降の時は、この破断面を意識している。

片やんも慎重にハイクしてくる。

破断面の上の緩い斜面で小さなジグをきっていく。彼が上に行くまで、下で待つことにする。

11:06 一番傾斜のきつい場所を通過。

天狗蔵君の横の破断面は大きい。

その横を細かくジグをきる。

山頂が見えてきた。

山頂への最後の登り。

今回はスキーで登り上げる。私は、天狗蔵君に引っ張り上げてもらった。

11:20 高松山山頂(1722m)に到着。笑顔がいい。

焼山をバックに。

天狗蔵君が雪庇の中を撮影。

風の悪戯 天狗蔵君が撮影。

11:42 滑降準備をしてドロップポイントへ移動。

内膝がたたまれ、しっかり外スキーを押し出して滑降。スプレーが上がっている。簡単そうだが、パックされた雪質で滑り辛い状態。

極上のパウダーとは言えない。

 

片やんも格好よく滑っているが、実は上で2回ほど休んできた。脚が持たなかったよう。標高1385m地点まで滑降。標高差337mを登り返す。

12:10 登り返し開始。脚が重い。

強風が襲ってきた。

穏やかに登っているように見えるが、実は強風が時折襲う。

強風がこれ。

時折 風速10mぐらいか。

片やんが先頭になった。最後の頑張り。

私はついていくのみ。

 

13:20 高松山山頂に到着。あまりの強風に耐えきれず、すぐに滑降準備をして山頂から降りる。

13:35 山頂から逃げるように降りる。

 

破断面を刺激しないように注意しながら横滑りで下りていく。

やっと滑降ができたが、ウインドパックされた斜面に四苦八苦。こうゆう場所はレールターンで。

手前の雪の模様がパックさえた雪の状態を示している。風が表面をそぎ落としたようになっている。

私の得意なポーズ。この後強風が襲う。

強風が片やんを襲う。全く見えなくなる。

強い風に耐風姿勢の天狗蔵君。風速15mほどか。

後からスキーを押さないと、ブレーキがかかって、前転しそうになりながらのカービング。

ウインドパックされた斜面でカービングに挑戦。自分の滑降ラインを確認中。

片やんは相当脚にきている。

なぜか彼女たちの前で倒れている天狗蔵君。笑われてます。

13:48 山岳ガールと再会。ザックは20kgぐらいか。「今日は宴会でしょう。」とふると「もちろんです。」とかえってきた。

雪が微妙に重いので、切替はどうしてもこうなる。

身体をターンの内側にセットして、スキーを外に放り出してバンクを作ってターンする。

いいスプレーが上がっている。

ここは決まった。 内傾がかっこいい。内側から外に向かってスキーを押し出すことができた。

この斜面は全員満喫することができた。

13:54 高松山からアマナ平へ。 へろへろ状態の片やん。

なのでここで、エネルギー補給することに。「お昼にします。」

初めてキムチに挑戦。やはりカレーの方がよかった。

コーヒーもいただきます。

14:19 アマナ平をスタート。今日はスキーが良く滑ってくれました。

湿雪になり、ストップスノーに。

忍耐の下り。重い雪に大腿部が悲鳴をあげている。

火打山川の堰堤。

14:58 橋を通過

15:08 笹倉温泉駐車場戻って、到着の儀式。天狗蔵君の顔の色がやばい。私は常に覆面状態なので、日焼けのダメージが少ない。

片やんに高松山を経験してもらいたくて、計画したが、今回は、今までの山行の中で一番雪質が悪かったかもしれない。次は、戸隠・中妻山へ行こう。

片やんがバテた要因を考察。

➀水分補給がハイドレーションシステムではないので、どうしても摂取量が少なくなっていた。(本人自覚) ➁脛ラッセルが時折あり、今までの中でハイク負担が大きくエネルギーを使った。その分のエネルギー補給がなかった。(私たちはラッセル交代時に行動食を食べていた。) ➂日々激務に追われ、トレーニングができていなかった。(私の予想)

今回の経験を次の山行に活かしていってもらいたい。

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