桜が富山でも咲き始め、山の雪もどんどん融けている。僧ヶ岳への稜線が気になり始め、片やん・天狗蔵君を誘って、地元「僧ヶ岳」へ行くことに。成谷山からの稜線には新雪があり、楽しい滑降ができた。昨日の嵐が、雪を運んできたようだ。思わぬご褒美にウハウハ!
富山のスキー場もクロス。スキーシーズンも終盤となってきた。BCスキーは、これから残雪期スキーが楽しめる。先ずは地元の「僧ヶ岳」をやっつけておくことにする。
片やんは、まだ僧ヶ岳を経験していないとのこと。ここの楽しさを伝えておかなければならない。おそらく藪漕ぎもしなければならず、山頂までは6時間の予定を立てた。彼にとってもハイク時間が一番長くなることを伝えた。
5:35 別又の発電所前をスタート。ここの導水管の階段を利用して、一気に標高を稼ぐことに。この時期は、杉林の中にも雪は残っておらず、この方法をとるしかない。標高差300mを一気にハイクする。この階段は傾斜が三段階になっており、スタートそうそう重いザックが肩に食い込むと同時に、汗も噴き出してくる。
6:13 導水管上部に到着。約300mを38分で登り上げた。ここでスキー靴にチェンジ。シューズをデポしていく。ここからの林道には、しっかり雪があり、快調にハイクすることができた。
6:46 林道から尾根に取りつく。杉林の中を通り抜けて標高を稼いでいく。雪の量もそこそこあり、ザラメ雪は硬くしまっているためクトーがしっかり効いてくれた。
7:15 最初の激藪漕ぎの場所に到着。何度もここで藪漕ぎをしているが、それは4月中旬だったことから、少々がっかり。今回もスキーを外し、ザックに括り付けて藪に突入。私は、左の雪上を利用して、藪に突入したことで、少々楽をさせてもらった。二人は、悪戦苦闘している。
7:50 2回目の藪漕ぎ場所に到着。藪漕ぎの場所は、ほとんどが細尾根で、左右が切れ落ちている。雪もすぐになくなってしまう場所。この尾根には、二ヵ所の藪漕ぎを、常に頭に入れて置かなければならないようだ。ここの藪はそれほど難儀はしない。踏み跡もあり、さらりと通過することができた。
8:11 開けたブナ林の中を進む。気持ちよくハイクすることができる。小さな凸がいくつも出てくることから、帰りもここはシールを張ることになる。
8:40 鞍部に到着。ここは池尻の池に当たる場所。水芭蕉が綺麗に咲く場所だが、今は、相当藪漕ぎをしなければこれない場所になっている。ここから急斜面をジグを切りながらハイク。最後の登りは、スキーを外して担いで登り上げた。
9:00 小休止。エネルギー補給をして、成谷山への尾根ハイクに備える。ここまで順調なハイクができた。雪が適度に硬くしまった状態だったことが良かったようだ。
9:19 尾根に取りつく。前半は傾斜もきつく、ジグを細かく切っていく。上に行くにつれ、だらだらとした登りとなる。毛勝山も見えてきて、楽しいハイクが続く。眼下には、黒部市・魚津市そして富山湾も見えてくる。
10:06 成谷山に到着。目の前には毛勝山が見え、後ろ立山連峰の山々も綺麗に見える。今日は、石川県の白山までもくっきり。何度来てもここから、僧ヶ岳までの稜線は楽しい。右は北アルプス、左は富山湾。山と海の両方を満喫しながらハイクすることができる。写真を撮っている天狗蔵君から「もっと離れて上がってきて。いい写真撮るから。」と要望がでた。なのでのんびりハイクしていく。
11:10 予想通り約1時間のハイクで僧ヶ岳に到着。山頂には雷鳥の足跡があった。冬場は意外と低い場所で越冬しているようだ。3人で写真を撮り、食事はもう少し後にしてシールを装着したまま下ることにした。
11:29 山頂手前の凸を通過後、成谷山までは滑降していくことにす。シールを外してスタート。昨日の嵐で降った雪が、まだ死んでおらずよく滑る。下に硬い雪があるためスキーが潜らない。その分滑走力がアップ。小さな凸もトラバース気味に横を滑降していく。天狗蔵君の後ろについて滑降していく。
11:55 成谷山から谷にダイブ。谷の中にはデブリもなく、まさしくハーフパイプ状態。写真を撮り合いながら楽しい滑降を満喫することができた。尾根への取りつき地点横を通過し、ハイクしてきたトレースにぶつかる。
12:05~35 昼食。ホカホカとした無風の中で、マッタリとした時間を過ごす。これもまた楽しみの一つ。いつも決まったメニューの食事だが、ザックに山専ポットを入れてくれば、熱々のカップ麺が即座に食べれる。コンビニおにぎりのクオリティーも向上。日帰り山行にはぴったりだ。一つの形となってきた。食事後は、今日のスキー滑降のしめくくりの斜面へ。数ターンしかできないが、満足して終えることができた。その後は、凸をトラバースして細尾根へ滑り込む。
12:52 シールを装着。小さな凸をクリアーしながら、最初の約漕ぎもあっさり通過。シールを剥がして、滑降しながら激藪ヶ所へ。
13:45 ここも下りの藪漕ぎはすんなりとクリアー。藪が下を向いているので、上からは通過しやすい。その後は、スキー滑降で下るのみ。杉林の中もどうにか雪があり、スキーで通過できた。
13:53 林道へ。ここから導水管まではたっぷりと雪がある。アッという間に導水管上部に到着。シューズに履き替え、スキー・スキー靴をザックに括り付けて下るのみ。
14:07 階段へ。降下開始。標高差300mの階段は、高度感がある。足元を見つめながら快調に下っていく。以前、この下りをスキー靴で行ったことがあるが、非常に疲れたことを思い出す。今日は、シューズで来てよかった。ふくらはぎを使ってショックをやわらげながら下るので、膝にも優しい。少々膝に不安を抱える天狗蔵君にとってもよかったように思う。
14:24 階段を下りきる。約300mを一気に14分で下った。やはり下りは早い。
14:29 駐車場所に到着。今日、車を駐車した場所は、天狗蔵君の家の地面だそう。小さいころ植えた杉が大木になっている。そんな天狗蔵君の地面に生えているフキノトウをまたまた摘みながら、山行を終えることができた。
今日は、僧ヶ岳からの稜線に、新雪があり、楽しい滑降ができた。また、成谷山からの谷間(ハーフパイプ)の滑降もよかった。気温が上昇してストップスノーになっている場所もほとんどなく、快適な滑降を満喫することができた。次は、どこの残雪を滑りに行こうか。目の前の毛勝山の状態も今年は良さそう。東又谷にもしっかり雪がある。
残雪期のBCが楽しめるシーズンになりそうだ。そんな偵察もできた充実の山行となった。
メンバー:片やん・天狗蔵君・レッドバロン 総山行時間:8時間54分

往路:5時間35分 山頂滞在:12分 復路(昼食30分含む):3時間07分

5:35スタート またまた天狗蔵君は目をつむってしまった。

5:29 導水管の階段登行開始

ザックが肩に食い込む

振り返るとゾクゾクしてくる。


上部が見えてきた。

6:13 上部到着 スキー靴を履いてハイク準備に取り掛かる。

6:25 ハイク開始

今日の目的地 僧ヶ岳

林道には1m近く雪がある。

林道から外れて杉林の中へ。 尾根に取りつく。

傾斜も急になってきた。

マンサクの花を発見 マンサクは1ヶ月近く花を咲かせているはず。

7:23 最初の激藪を抜けて出てきた天狗蔵君。

片やんは苦しんでいる。



7:37 雪が薄い場所 どうにかスキーで通過。帰りは外さないと無理かも。

7:51 二回目の藪漕ぎ このスキーを外してザックに括り付けるのに時間がかかる。

ここには踏み跡もあり難なくクリアー。


二人は担いだまま急斜面をハイク。

8:11 開けたブナ林をハイク。

もしかして雷鳥の足跡?

鞍部に向かってトラバースするか思案中。雪が硬いので凸を上がることにする。

崩れませんように。

鞍部から正面の急斜面をジグを切りながら。



最後はスキーを外して担いで登り上げる。

9:02 上がったところで小休止。

成谷山からの谷 手前の尾根に取りつく。

9:19 尾根に取りつく。最初は斜度がきつい。

硬い斜面にクトーを効かせながらジグを切っていく。

緩くなってきた。

成谷山までダラダラと登る。

景色もよくなってくる。

富山湾も見えてくる。

成谷山 天狗蔵君が待ち構える。

10:06 成谷山に到着。 毛勝山が目の前にドカン!

片やんも満足そう。

10:11 さあ僧ヶ岳へ。ここから1時間のハイク。



毛勝山をバックに。

前を行く天狗蔵君 「間を空けて登ってきて」とリクエストされた。仕方なく間を空ける。

そのおかげて撮ってくれた写真。


凸にたたずむ天狗蔵君。

駒ヶ岳

稜線上の天狗蔵君。

10:55 僧ヶ岳の山頂が見えてきた。


もうすぐ山頂。

天狗蔵君が撮影 「駒ヶ岳」とバックに白馬方面の山々。

雷鳥の足跡

片やん山頂に到着。

おどける天狗蔵君


二人で一枚

レッドバロンも入って。 レッドバロンも白のサングラスにしてみた。

11:22 シールを付けたまま、凸をクリアーするまで滑っていく。


トレールランナーがハイスピードで上がってきた。
その後、シールを外して稜線を滑降。その時の動画 ↓

昨日の嵐のおかげで、新雪が積もっている。 良く滑る。



オレンジのスキー靴になった。 前のスキー靴に亀裂が入り無償交換に。RSではないが、十分滑降が楽しめる硬さがある。


11:55 成谷山から谷に滑降開始。



レッドバロンがドロップイン。


天狗蔵君も楽しく滑降

片やんもハーフパイプ滑降を満喫。

レッドバロンのハーフパイプ滑降。

天狗蔵君のハープパイプ滑降。

片やん本当に楽しそう。良かった良かった。
成谷山からの滑降動画 ↓

12:05 ポカポカとした無風の場所でマッタリと食事。

腹ごしらえの後は、最後の滑降。

池尻の池に向かって急斜面滑降が最後。


最後も楽しく滑降ができた。



片やんも滑降終了。

鞍部からトラバースをかけて細尾根へ。

うまくトラバースできた。

シールを装着する。

小さな凸をいくつか越えていく。

雪の切れている場所をジャンプでクリアーの天狗蔵君。

片やんは無理はしません。(レッドバロンもでした)


13:21 最初の藪漕ぎ あっさりとクリアー。

13:50 激藪も横の雪に逃げてクリアー。

後は、導水管上部まで滑降するのみ。

杉林の中も滑降可能。

13:53 林道に出る。


13:56 導水管上部に到着。シューズに履き替える。

14:07 階段降下開始。

高度感ありあり。


後少しで終了。

14:24 導水管階段降下を終了。 膝がガクガク。

14:29 駐車場所に到着。お疲れさまでした。充実の山行でした。

