夏山シーズン最盛期 高山植物の顔を観に「蓮華温泉~朝日岳」を往復 少々時期が早かった!

山の天気予報を確認。午後から雨の確率0%は、朝日岳のみ。ここは高山植物の花達の顔を観に蓮華温泉から日帰りで行ってみることに。兵馬ノ平のシモツケソウのピンク・オタカラコウのイエロー・ギボウシの薄紫・クルマユリのオレンジの競演を楽しみにしていたが、少々時期が早かった。会えない花もいくつかあり、少々残念!それでも55種類の花達と出会えた。

東京オリンピックの関係から4連休となっている。梅雨明けもして、一気に夏空となり、この連休に山に入る方々も多いように予想される。一気に気温が上昇すると、山の午後からの天気が不安定となってくる。積乱雲が発生して雷・夕立等が発生する。

気持ちの中では、剱岳もあったが、午後からの降水確率60%には少々しり込みしてしまい、0%の朝日岳を選択してしまった。高山植物の花達に出会えて、いいトレーニングにもなる。ただ、標高が低いので暑さとの戦いになることが予想される。そのための準備はしっかりしておかなければならない。ウエアーは、肌を焼かないように、アンダーアーマーの白(-5度の冷却効果あり)を着用。汗でグショグショになることを想定して出発した。

4:40 蓮華温泉手前の路駐場所に到着。ここでも車が満タン状態。駐車場に行っても空きが絶対にないことを確信して、どうにか車をねじ込んで駐車することができた。予想していたが、やはり登山者は多い。コロナ禍なのだが、自然の中はOKとみんな考えているのだ。気持ちはよくわかる。東京の街の中に遊びに行くことを考えれば、山の中は1000倍安全とみんなが考えている。

5:01 蓮華温泉前を通過。朝日岳に向かう登山者をごぼう抜きにしていく。早いのは当たり前。極力ザックの中身を少なくし、軽くしている。ほとんどの登山者は、2泊3日 3泊4日といった長期滞在の計画でいる。ザックは私の倍はある。

5:20 兵馬の平入口に到着。シモツケソウのピンク・オタカラコウの黄色・ギボウシの薄紫・クルマユリのオレンジ・ヒオウギアヤメの紫の花達が一気に開いて色の競演を楽しみにしていた。今年は、雪どけが早く、花達も早いと考えていたが、予想は外れてしまった。梅雨の長雨が影響したのかもしれない。がっかりしながら兵馬の平を通過。その後は、一気に下って瀬戸川にかかる橋を目指す。スタート地点の標高が1481mだが、瀬戸川の橋は1151mと約330の高低差がある。帰りにココをまた上がってこなければならないと考えると、少々気が重くなる。

5:49 瀬戸川の橋を通過。ここから次の白高地沢の橋までは、意外と遠い。尾根に登り上げ、広葉樹の森の中を進む。何となく気持ちがいい場所だ。

6:29 40分かかって白高地沢の橋に到着。ここから開けた花園三角点までは辛い登りとなる。標高がそれほど高くなく気温も一気に上昇してくる。傾斜が急になるのと、周囲が樹木に囲まれて、まったく風が抜けない。一気に汗が噴き出してくる。

7:19 やっと地獄を抜け出すことができた。視界が広がり風が抜ける。目指す朝日岳も見える。

7:35 花園三角点を通過。名前のごとく高山植物が一気に多くなる。木道のわきにシロバナタカネニガナ・キンコウカ等が咲いている。

7:46 水場で小休止。冷たい山の水が、身体に染み渡る。タオルを濡らして首筋を冷却。かぶってきた帽子も濡らして頭も冷却。一気に元気になってくる。おまけにエネルギー補給も行って、この後に備える。

五輪高原を、花の写真を撮りながら、登っていく。ハクサンコザクラ等がかわいい。ただ、まだまだ花の数が少ないのが寂しい。キンコウカ辺りは、一面に金色になるぐらいに咲いていたことを思いだす。時期がやはり早かったようだ。

8:19 道標を通過。この辺りから左下がりの登山道が続く。太陽がまともに当たる斜面には、オタカラコウ・ミヤマキンホウゲ等が顔を出し始める。雪渓からの雪どけの水も増えてくる。そうなると益々花が増えてくる。写真ばかり撮っているので、前に進めなくなってくる。

9:35 吹上のコルに到着。私の前にいた二人組に追いつく。最後の雪渓に熊がいた話等をしていると、富山弁で話している。黒部の方が雲に隠れているので、「我が家が見えない。ここからいつも見えるんです。」などと話すと、「私も黒部」とのこと。本当に近くの方でした。このお二方も相当な強者。「好山病」にかかっている二人です。今日は、蓮華温泉~朝日岳~雪倉岳~白馬岳~蓮華温泉を1日で踏破する計画とのこと。最近こんな方々ばかりと出会います。山頂までは、ブログの話や、これまでの山行体験等の情報交換をしながら同行させてもらいました。

10:05 朝日岳山頂に到着。到着の儀式にお二人にも入ってもらいました。おそらく無事に下山できたことでしょう。私は山頂で、いつもの食事。お二人は、休憩後次の目的地の雪倉岳に向かって出発していかれました。「また、どこかで会いましょう」とご挨拶。おそらく地元の毛勝岳や剱岳は、庭のようにしておられるお二人。

10:46 いつもの食事を済ませて下山開始。標高2400mを越えていても全く涼しくない。下界は確実に33度は越えているよう。吹上のコルの下で、雷鳥の親子に遭遇。保護色に羽が変わり、鳴き声が無ければ見つけれなかったと思われる。熊がいた雪渓も慎重に通過。その後上がってこられる方々に、情報として伝えていく。12時を回ると一層気温も上昇。重いザックを担いでいる登山者の辛そうな表情。脚が前に出ない方々が何人もいる。朝日小屋まで本当にたどりつけるのだろうか心配になってくる。

12:38 水場に到着。ここでハイドレーションに水を補給。やはり今日は3Lの水では足りないよう。この段階で3Lはほぼなくなっている。ここから下るにつれ気温が上昇。ましてや最後に1時間以上の登りが待っている。しっかり水分を摂取しながら下っていくことにした。

13:37 白高地沢の橋を通過。幸いにも雲がでて太陽を隠してくれていた。思ったほどの気温の上昇がなく、快調に到着。

14:17 行きと同じジャスト40分で瀬戸川の橋の到着。ここから兵馬の平まで忍耐の登りとなる。途中、ザックをおろして寝ている人がいる。心配になって「体調大丈夫ですか。」声をかけた。一応起き上がって、「眠くなったから、寝ていました。」と回答。結構な年配者だ。大丈夫だと言っているが、少々無理をかけている気がしてならない。蓮華温泉から朝日岳までは、意外とポプラ―な誰でも行けそうなルートだが、この夏の暑い日には、身体にこたえるルートだと思われる。

14:50 兵馬の平到着。辛い登りだったが、よくよく考えると、早月尾根の急な下りの方が、辛く感じる。登りは意外と脚が動いてくれた。山頂でしっかりエネルギー補給ができ、水分+アミノバイタルも計画的に摂取できたことが要因のようだ。兵馬の平の後は、蓮華温泉を目指すのみ。

15:30 蓮華温泉に到着。写真を撮ってすぐに駐車場所へ。

15:36 駐車場所に到着。蓮華温泉は、人も多そうなので姫川温泉 瘡の湯へ。ここは源泉かけ流しの温泉で私的のは、蓮華温泉よりも気持ちがいいように思う。

高山植物の花を見るには、少々早かったのかもしれないが、年によって差はあるように思われる。ミヤママツムシソウに出会えなかったのが、本当に残念だった。まだまだ高山植物はこれからが最盛期となる。

レッドバロン単独  

総山行時間:10時間43分  踏破距離:22.579km

往路:5時間12分 山頂休憩:41分 復路:4時間50分

4:53 駐車場所スタート

やはり駐車場は満車状態。

木道を進む

5:10 鉱山道と朝日岳方面の分岐点を通過

最初のここは兵馬の平ではない。間違いやすい。

5:23 兵馬の平入口に到着。色がない。残念。

2019年7月31日の兵馬の平

➀ グンバイズル

➁ シモツケソウ どうにか発見

➂ クルマユリ

➃ギボウシ

➄ オタカラコウ 黄色い花が咲くはず

➅ オニシモツケ

5:47 瀬戸川の橋に到着

水量が多い

ダラダラと登る。 ここから白高地沢までは意外と遠い。

6:24 ひょうたん池を通過。

6:29 白高地沢に到着

自撮りで一枚

目指す朝日岳

⑦ サンカヨウの実

6:41 ダラダラとした登りの始まり

太陽があたって、気温も上昇してきた。

⑧ ダイニチアザミ

無風の中をひたすら登る。 汗が吹き出し始める。

⑨ ミヤマオトギリソウ

7:19 最後の登り ここから開けて風も通る。

⑩ シロハナタカネニガナ

⑪ キンコウカ

気持ちのいい五輪高原

7:35 花園三角点を通過

➁ シモツケソウ 色が濃い。

⑫ イワイチョウ

⑬ シロウマアサツキ

⑭ ワタスゲ

⑮ ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)

7:43 水場で小休止

しっかりエネルギー補給

⑯ ハクサンコザクラ

⑰ チングルマ

⑱ ハクサンボウフウ

⑲ ハクサンタイゲキ

⑳ コバイケイソウ

㉑ イワカガミ

㉒ キバナスミレ

⑯ ユキワリソウ ハクサンコザクラの色の薄いバージョンかな

これがかわいい。

㉓ ミヤマアズマギク

㉔ タテヤマウツボグサ

気持ちがいい尾根 風が通て身体が冷やされてきた。

㉕ イブキジャコウソウ

㉖ イワシモツケ

㉗ 初めての出合 シロバナタカネナデシコ

㉖ イワシモツケ

㉘ タカネバラ

8:18 道標を通過

㉙ ミヤマキンポウゲ

㉚ キヌガサソウ

㉙ ミヤマキンポウゲと朝日岳

崩れた場所もある。

➄ オタカラコウ

㉛ シナノキンバイ

㉜ エゾヘビイチゴ 初めての出会い 赤い実がなり食べれるよう。

➄ オタカラコウと朝日岳

㉝ オオサクラソウ

㉞ リュウキンカ

㉟ ハクサンイチゲと朝日岳

㊱ 左:カラマツソウ ㊲ 右:モミジカラマツ

㊱ カラマツソウ

朝日岳が近くなってきた。

㊲ ウサギギク

㊳ ハクサンフウロ

㊴ ウスユキソウ

㊵ チシマギキョウ 花弁に産毛があるのでチシマさん。無いのがイワギキョウ

㊶ ミヤマムラサキ

9:37 吹上のコルを振り返る

㊷ タカネナデシコ

朝日岳への最後の登り

黒部の強者二人と一緒に記念撮影 この二人はこの後雪倉岳へ。

強者二人の山行記録YAMAP

剱岳が見えた

いつもの食事開始  今日はこれ。

辛いシーフード味

コーヒーもいただきます。

 

10:46 お腹も満たされたところで下山開始。

㉛ シナノキンバイ

㊸ アオノツガザクラ

㊹ ヨツバシオガマ

㊺ イワオウギ

㊻ ミヤマダイコンソウ

㊼ ミヤマウイキュウ ネットにあまり紹介されていない。珍しいようだ。

11:07 吹上のコルを通過

雷鳥発見 声が聞こえたので発見

完全に保護色

㉞ リュウキンカと朝日岳

㊽ ベニバナイチゴ

㊾ タテヤマリンドウ

㉙ ミヤマキンポウゲが綺麗

㊿ マエズルソウ

12:16 道標を通過

ガスがかかってきた。涼しくなる。

三色がいい感じ

51 ヒオウギアヤメ

52 ムシトリスミレ

㊲ モミジカラマツ

53 アカモノ

⑭ ワタスゲ

⑪ キンコウカの群生

今日もゴロー登山靴にお世話になる。

 

はるか下に白高地沢の橋が見える。まだまだ遠い。

➀ グンバイズル

54 タチツボスミレ

13:35 白高地沢の橋に到着。 だいぶ脚にきている。

55 ハナウドだと思うが。葉っぱで判断。

巨木の山もみじ

14:17 瀬戸川の橋に到着 ここから辛い登りが待っている。

登りスタート

ダラダラと登っていく

最後の頑張り

14:50 兵馬の平に到着

ギボウシはこれから

ヤグルマソウは綺麗に咲いている。

14:54 木道をだらだらと登っていく

14:54 15:30までに到着したい。気合を入れなおす。

15:17 分岐点を通過。

15:21 キャンプ場を通過

蓮華温泉が見えてきた。

15:30 蓮華温泉で記念撮影

駐車場所に戻る。

15:36 到着。お疲れさまでした。下りも5時間近くかかってしまった。沢山の高山植物の花に出会えて満足。

“夏山シーズン最盛期 高山植物の顔を観に「蓮華温泉~朝日岳」を往復 少々時期が早かった!” への2件の返信

  1. 夜分遅くに失礼します。
    ご紹介にあずかりました二人組の内のカメラ小僧です。
    ずいぶん時間があきましたが当日は楽しい時間をありがとうございました。
    我々はというとお陰で無事予定のコースを歩き切ることができました。
    最後はヘッデンを付けていましたが。

    ブログも楽しく拝見させていただきました。素晴らしい写真に高山植物についての豊富な知識、何より渓流での釣果にシビれました。

    定期的にお邪魔させていただきます。
    改めまして、またどこかの山で。

    追伸。
    僕目線ではありませんがこの日の記録を。

    https://yamap.com/activities/12247318

  2. 濱浦様 コメントありがとうございます。
    1day周回素晴らしいです。
    そのモチベーションに、敬意をあらわしたいと思います。
    私も、いつかチャレンジしたいと思います。
    なんとなく自分のために載せているブログですが、また覗いてやってください。年齢とともにマッタリ・のんびり山行を企画していこうと方向転換も考えています。
    またどこかの山域でお逢いしましょう。YAMAP見させていただきます。

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