久々に日帰りで、トレーニング山行を実施。「称名登山口~奥大日岳」を往復することにした。大日平~大日小屋までで相当汗をかいたが、稜線上は秋を感じさせる寒さ。紅葉が少しずつ進行中といったところだ。このコースは、富山の多くのトレラン愛好家にとって、絶好のトレーニングコースとなっている。なので多くのトレイルランナーに追い抜かされた。
前回の山行でも感じたが、今や山の中で登山靴を履いている人と、トレランシューズの比率は、5:5になっている気がする。大きなザックで見るからにテント泊の方も、トレランシューズで山行を行っている人が多い。
そんな私も、2年前までは、サロモンハイキングシューズ X ULTRA 3 GORE-TEXシューズ愛好家だった。今でも右足の小指が痛くならなければ、このシューズを使用していたように思う。
年齢と共に、確実に足に負担がかかって指のトラブルが増加してきた。その解決策がゴロー登山靴だった。この登山靴を履くようになって、指のトラブルはなくなり、数日連続での山行もこなせるようになった。
今回も、片やんを誘っての山行。片やんも忙しい仕事の中、確実に登攀力をアップさせている。二人で、トレーニング山行を楽しむことにした。
9月に入ると、桂台のゲートは7時にならないと開かない。なのでどうしても遅いスタートとなる。今回も桂台デート前には、6:30到着の時点で20台以上の車が並んでいる。おかげて6:45頃にゲートがオープン。称名滝展望台駐車場に、6:50に到着することができた。
登山靴は、桂台のゲートに並んでいる時に履き替え、駐車場に到着と同時にスタートが切れるよう準備を整えていた。
6:55 駐車場をスタート。ほとんどトップで登山口に向かう。この段階で、山行スタート時間としては、非常に遅い。
7:02 登山口に到着。スタートの写真を撮っていると、トレイルランナーが、どんどん上がってくる。短パンにTシャツ。もしくは袖なしのウェアーで、ベスト形式の専用のザック?に、雨具・食料(ゼリー等)・水等を入れても5kgになるかならないかの軽装。もちろん足元は、ランニングシューズを少し丈夫にしたトレランシューズ。どう見ても登山者とは違ったスタイルで、軽快に上がっていく。昨今の流行りとはいえ、少々心配にもなる。私達も負けじとスピードを上げてハイク開始。それでも後ろから迫ってくるトレイルランナーに、何度も立ち止まって道を譲った。
7:36 猿が馬場を通過。ここまで34分。私達としては結構早いと思われる。それでも、後ろから来るランナーにどんどん追い抜かれていく。
7:50 牛ノ首を通過。ここまで48分。まあまあのペースだ。昨日は、雨が相当降っていたようで、所々にぬかるみができている。青い藻が生えた石は、つるつると滑る。気が抜けない。自然とスピ―ドダウン。木道も濡れておりよく滑る。
8:32 大日平小屋に到着。ここまで1時間30分だった。もちろん休憩することなく通過。ここからの木道も笹が刈られ整備がしっかり行われている。ありがたい。昨年は、コロナ禍で営業していなかった大日小屋も今年は、オープンしている。登山道整備もしっかり行われているようだ。木道の脇には、イワショウブが咲いている。赤みが増し、秋の訪れを感じる。
9:15 小休止後に片やんと先頭を交代。これがまずかった。片やんがガシガシとばしていく。どんどん傾斜がきつくなる登山道だが、スピードが上がってしまった。必死でついていく。今日は、少々ザックが重すぎたかもしれない。日帰り山行としては、いろいろ持ちすぎたようだ。登山道沿いには、水場が何ヶ所も出てくる。これをうまく使っていくべきだった。登山道脇には、ユキササの実・ベニバナイチゴの食べごろの実、黒豆の木(ブルーベリー)が顔を出す。
10:11 大日小屋下の鞍部に到着。剱岳が全容を見せている。いつ見ても素晴らしい。大日小屋前に移動すると、ナナカマドの葉が黄色く色好き、赤い実もなっている。バックに剱岳を入れて思わずシャッターを押した。稜線に出ると一気に気温が下がっている。ここで軽くエネルギー補給。
10:18 大日小屋を出発。ここからは楽しい稜線ハイクとなる。左に剱岳、右に弥陀ヶ原~室堂周辺の山々等。眺望を楽しみながらのハイクができる。
10:28 中大日岳を通過。一応ピークなので写真を撮っていく。七福園もアッという間に通過。2年前に七福園でタケシマランの赤い実を見つけていたので、キョロキョロ探すが見つからない。この後、下りが2か所でてくる。最後の下りには、鎖場もある。片やんは、本当に久々の様。「こんな鎖ありました?」といった感じ。寒いのでウインドブレーカーに変更。
10:56 奥大日岳への登りの斜面が見えてくる。ここをクリアーすれば、奥大日岳山頂はすぐそこ。最後の頑張り。ここにきて、大日小屋までの片やんのハイスピードハイクについてきた影響がでてくる。脚にエネルギーがない状態。シャリばて状態だ。小屋でのエネルギー補給をもう少し多くすべきだった。反省反省。
11:26 細長い池塘の横を通過。トラバース気味に、登山道を進む。右側は称名川に落ち込んでいる。2015年5月17日に奥大日岳山頂から称名川ボトムへ滑降している。ここを通過するとその時をいつも思い出す。最後に鎖場を登り、左側から山頂方面へ。
11:44 奥大日岳山頂に到着。山頂には誰もいない。二人で写真を撮って風が当たらない場所に移動。いつもの食事に取り掛かる。食事をしていると、どんどん登山者が到着。朝に追い抜かれたトレイルランナーもいる。
12:28 下山開始。稜線の気温が下がっていたにも関わらず、タイツに短パンだったことで、下半身が冷えてしまった。短パンのトレイルランナーは、さぞ寒いと思われる。下っていくと前の二人が「カモシカいる。」と騒いでいる。写真を撮って下っていく。アルミの梯子を下った後、急に右脚に大腿部(縫工筋)が痙攣をおこした。思わず「いたーーーい。」と叫んでしまった。いつもは、痙攣の前兆があり、慌ててアミノバイタルを服用して対処できたが、今回は、急な出来事で対処が遅れた。少し休むと回復。また歩き始めると、反対脚も同じように痙攣。初めての経験にびっくり。下半身を冷やしてしまったことが原因かもしれない。少し休むと回復し、また歩くことができた。
13:37 七福園を通過。行きで見つけれなかったタケシマランを発見。思わず大きな声で喜んでしまった。後ろにいたトレイルランナーの二人に説明し、珍しい花であることを伝える。二人からは、「植物学者さんみたい。」と言われてしまった。
13:50 大日小屋前を通過。休憩なしで行く。大日岳もスル―することに。さっきの痙攣は何だったのだろう。といった感じで元気になる。昼食でとったエネルギーがここにきて効いてきた。一気に下っていく。いつの間にか、前にいる登山者を何組も追い抜いていく。
15:04 最終の沢を通過。おそらくザクロ谷の上部の沢だと思われる。ここまでくると後は、木道をひたすら駆け降りるのみ。
15:12 大日平小屋を通過。ここも休憩なしで一気に下っていくことにする。気温は上昇して熱くなってきた。この辺りも、紅葉が始まろうとしている。中には、真っ赤に色づいた樹も出てくる。
15:47 牛ノ首を通過。ここは右側からザクロ谷の川の音。左から称名川の音が同時に聞こえてくる。やはり音に違いがあり面白い。ここからは、約30分の忍耐となる。
16:28 予定通り31分で下りをクリア-。後は舗装道路を駐車場までダラダラと下るのみ。二人で秋が始まる山を充分に堪能することができた。紅葉までとはいかないが、イワイチョウの葉が黄色くなったりと、緑色よりも黄色が増えた印象が強い。後2週間もすれば紅葉が、一気に進む気がする。そんな秋の準備が進む山を満喫することができた。
メンバー:片やん・レッドバロン 総山行時間:9時間50分

往路:4時間59分 山頂滞在:44分 復路:4時間17分

7:02 登山口を通過 (駐車場は6:55スタート)

7:36 猿が馬場を通過

7:50 牛ノ首を通過

シラタマノキ

左右から川の音が聞こえる場所を通過。

ダイモンジソウ

木道は、昨日の雨でよく滑る。



8:20 大日平小屋が見えてきた。

イワショウブ

8:29 大日平小屋を通過。

その写真を撮っている私を後ろから。


イワショウブの色は白から赤に変化。

木道の横の笹がしっかり刈られている。

アカモノ(イワハゼ)

オオカメノキの赤い実

9:06 水場で初めての休憩。


休憩後 片やんが先頭に。 片やんがスピードアップ。


笑ってごまかす私。


9:38 大岩を通過


片やんに私もついていく。

カライトソウ

タテヤマアザミ (葉っぱに深い切れ込みがないので判断)

ユキササの実

ベニバナイチゴの実を発見

美味しそうに実っている。

大日小屋が見えてきた。

鞍部までもう少し。

10:11 剱岳を拝むことができた。



大日小屋前のナナカマド ここだけ紅葉が進んでいる。

10:18 エネルギー補給をして小屋前を出発。

ゴゼンタチバナの赤い実

10:28 中大日岳通過。

楽しい稜線歩きができる。


何度もここで撮影した覚えのあるオヤマリンドウ

10:34 七福園を通過。

最初の下り。

遠くに弥陀ヶ原の七曲りが見える。



10:56 二つ目の下り

奥大日岳に向かっての登り。


11:14 アルミの梯子を登る。


大日岳方面を振り返る。

11:26 池塘を通過。

奥大日岳の山頂が見えてきた。

最後の鎖場。


山頂に向かう

11:44 奥大日岳山頂に到着。


昨年は壊れていた山頂の看板が治っている。


劔が良く見える場所で、風のあたらない場所へ移動。

いつもの🍙。

カップ麺もいただく。 寒いのでモンベルのサーマラップパーカーを着ていた。

コーヒーもいただく。

最後は、ゴロッと白桃で。

12:28 下山開始。

山頂でお話したトレイルランナーのお二人。元気そのもの。この後、カモシカを見つけてくれた。

何か食べている。


室堂周辺もクッキリ。

12:41 池塘を通過。



12:50 アルミの梯子を通過。

通過後にアクシデント。急に右脚太腿に痙攣発生。

紅葉が始まっている。

痛い足をどうにか動かしていく。

クロマメノキ(ブルーベリー)の群生を発見。

七福園の入口で、かれかれのタケシマランの赤い実を発見。

ダイニチアザミ(葉っぱに深い切れ込みがあることで判断)

最後の登り。まだ少し痙攣後の痛みが残っている。

13:43 中大日岳を通過。


13:50 大日小屋前を通過。休憩なし。脚の痛みも全くなくなっている。

大日平方面へ。

オオヒョウタンボクの赤い実

綺麗なタケシマランの赤い実を発見。



14:16 大岩を通過。まだまだ傾斜が急なので、慎重に下る。

14:57 だいぶ緩くなってきた。

15:04 最後の沢(ザクロ谷)を通過。

木道を快調に大日平小屋を目指す。

15:12 大日平小屋を通過。 ここも休憩なし。

木道をトコトコと下る。

毒キノコ「ベニテングダケ」を発見。

ここだけ秋が深まっている。

朝は濡れて滑りやすかった木道も乾いている。

木の葉だけ秋の深まりを感じる。

左右から川の音が聞こえる場所を通過。音色が違う。


15:47 牛ノ首を通過

私の自撮りの様子を片やん撮影。

軽快に下っていく。今日は膝にも力が入った。対岸の八朗坂。

秋の花「オオカキギリ」を発見。

16:25 私にとってのパワーストーンの前を通過。 必ず写真を撮っている。

16:28 登山口に到着。後は駐車場まで舗装道路を下っていく。人はほとんどいない。今日も、片やんと充実の山行ができた。来週の台風が去った後ぐらいに、恒例行事の「剱岳1day」を実施しよう。


8時間山行お疲れさまでした。
葉の色が秋っぽくなってますね~ 紅葉も間もなくでしょうか。
9月ともなると山は冷える時は冷えますから用心が必要ですね。
ランニング系は冬でも半そでランパンで汗をかく運動量ですが、町と違って山は天候急変や怪我リスクがありますから軽装のトレランの方を見ると私も心配してしまいます。
でも荷が重いと走り難いですし、軽装の気持ちは分かるなぁ~
私はこの3連休の2日を使って飯豊山テント泊を計画してますが、天候がイマイチなので近場の日帰り登山になるかもしれません。。
いよいよ秋ですね。紅葉も一気に進んでいます。10月初旬には、最高になるのでは。最近、天狗蔵君の膝の調子が思わしくなく、スキー山行以外は、同行していません。冬に備えてロードバイク等をやっているようです。その代わりに、片やんを誘ってます。彼は、富山県の登山研究所で勤務経験があります。スキーも指導員の資格を持っています。時間を見つけて一人でも山に入るタイプです。そんな彼と、コラボすることが増えました。年齢と共に単独での山行を極力控えるようにしています。