毎年恒例の中妻山(仮称)へ。中妻山は高妻山と乙妻山の中間点に位置する。地図上では名前がないが、BCスキーには最高の場所だ。今日は、久々の約6時間のラッセルとなった。例年よりも降雪が多く、少々重パウだったが大斜面を満喫できた。最後は、戸隠蕎麦で締めくくる。
6:20 頃に大橋に到着。出発が遅かったのか、駐車場所は満車状態。仕方なく戻って、除雪でスペースの空いている場所へ。道路にはみ出さないよう。二人で除雪して車が入るようにする。(人気の場所なので出発を早める必要がありそう)
6:39 大橋を出発。例年より雪が多く、林道も今日のトレースしかついていない。トレースの深さは20cmほどだろうか。スタートして平坦な林道が、黒姫山との分岐点まで続く。
7:19 分岐点を過ぎた所で、三名の登山者に追いつく。地図を見て休憩中の様だが、行き先を尋ねると「黒姫山」とのこと。分岐点を過ぎているので、それを伝え、方向が違うことをアドバイス。(帰りにお会いし、お礼を言われた)トレースが、迷走し始める。いつもの渡渉地点の方向と違う。トレースから外れて、渡渉地点に向かった。最初にスタートした方々は、初めての方々だったようだ。
7:36 渡渉地点を通過。目の前の尾根に登り上げる。尾根に登り上げる前に上着を脱ぐ。スタートでは寒かったが、ここにきて体温も上がってきた。
8:18 鞍部を通過。シールを付けたまま滑降していく。シールを付けているのに、この下りの雪が良く滑ってくれた。その為、天狗蔵君が転倒してしまう。
8:25 渡渉地点を通過。ここから中妻につながる尾根までのハイクがいい。ダテカンバ等の巨木が迎えてくれる。登山道がないため、この冬の時期にしか来れない場所だ。途中で、こけしのように丸く雪が積もった樹を見つけ、二人で顔を描いて遊んでみた。
8:48 中妻方面に進む谷に到着。尾根を進むか、谷を進むか二人で相談。谷間の雪が深そうなのと、崩れる可能性もあるので、尾根をハイクすることを選択。ここからのラッセルが辛かった。二人で交代しながら登っていく。
10:34 標高1912m地点を通過。強風が体感温度を下げていく。風が強いと雪の状態が悪化するのが気になり始める。標高が上がるにつれ降雪量も増えてきた。雪の表面が少しづつ硬くなってくる。
11:34 滑降予定の斜面を確認しながらジグを切っていく。雪が深いので自然と膝の角度も深くなる。右脚の縫工筋に痙攣が出始める。「痛い」すぐにアミノバイタルと芍薬甘草湯(漢方)を服用。私だけかと思ったら天狗蔵君も同じだった。二人で痙攣する脚をだましながら最後の頑張りをみせる。
12:19 中妻山(仮称)に到着。標高2297mあるので、強風も合わさり、体感温度は-15度以下の様だ。すぐさま滑降準備に取り掛かる。
12:36 滑降開始。天狗蔵君が「スキー滑らん。」と嘆く。私も動画を撮ろうとゴープロの電源を押したが、電源がうまく入ってくれない。その為、大斜面滑降の動画が撮れなかった。残念!
天狗蔵君が最初に滑降。気持ちよく滑っていく。毎回思うが、黒姫山に向かって滑降するこの斜面は最高だ。下からの合図で滑降開始。少々重パウだが、気持ちよく滑降することができた。毎年この斜面は、一度は滑っておかないといけない気がする。過去にかこの斜面で肉離れを起こしている。十分な配慮をしながら、交互に写真を撮り合い滑降していく。
12:44 谷間で一度集合。ここからは雪の状態に気をつけながら滑っていかないと行けない。なぜなら滑降した斜面の一部がやはり崩れている。天狗蔵君が一気に行ってしまう。私が滑降して急な北斜面を滑った時に上の斜面が幅5m深さ10cmほどのレベルで崩れ、膝の高さで埋まってしまった。(ウインドスラブ発生)一度崩れた雪は相当重くなる。必死の思いで脚を動かし、どうにか脱失することができた。これがもう少し深いレベルで崩れたら、動けなくなっていたかもしれない。脱出後は、北斜面に入らないようにして下っていく。下るにつれ、雪が重くなり滑降しづらくなってくる。
12:54~13:17 昼食タイム。いつもながら食事だが、6時間ハイクで相当体力を使った。この後も登り返しがあるので、しっかり食べる。
13:18 登り返しスタート。気持ちのいいダテカンバの大木の中を進んでいく。渡渉地点まで24分。その後は鞍部までの登りとなる。脚に鉛が入ったように重い。約20分で鞍部に到着。滑降準備をして大橋を目指す。
14:07 滑降開始。重くなった雪を蹴散らし下りていく。渡渉地点までの尾根も北側はまだ生きた雪が残っていた。
14:10 渡渉地点を通過。その後は、トレースに乗っかり一気に滑降していく。帰りは本当に早い。
14:20 黒姫山との分岐点を通過。40分かかった平坦な林道を、帰りは6分でクリアー。
14:26 大橋に到着。まだまだ車が沢山駐車されている。今日は、登山者、BCスキーヤー、ボーダー等たくさんの方々がここ大橋から入山していたようだ。魅力的な場所で、多くの方々が利用するが、大橋の駐車スペースのキャパをを上回る方々が押し寄せている。今回も仕方なく路駐してしまったが、迷惑にならないよう最大限の努力をはらった。
BCスキーヤー等の増加で、駐車問題が勃発しそうな気がする。十分な配慮が必要と感じ始めた。今回もヘトヘトのハイクの後に気持ちのいい滑降ができた。これぞBCスキーといった充実感が残る山行となった。
追記:今回是非とも片やんをここに連れてきたかった。残念でならない。
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン 総踏破距離:15.33km

往路:5時間40分 中妻滞在:17分 復路(食事時間21分含む):1時間50分

スタート地点標高:1,150m 最高地点(中妻山):2,297m

大橋に車が12台。これで満車状態。

6:39 大橋スタート(やっぱり天狗蔵君目をつむってます。)

平坦な林道を進む。


7:19 黒姫山との分岐点を通過。

7:36 渡渉地点を通過。(先行者はここから渡渉していなかった)

厚くなり上着を脱ぐ。

尾根に向かってハイク。

尾根をハイク。ここはトレースがありラクチン。

8:08 鞍部に向かってトラバース。先行者のトレースが上に上がりすぎているので新しくトレースをつけていく。

鞍部はもう少し。

8:18 鞍部通過 シールをつけたまま下っていく。

8:25 渡渉地点通過。


中妻山に向かう尾根を目指す。


悪戯書き 顔を描く。

可愛く描けた。


8:48 尾根の付け根を通過。谷を進むか尾根を進むか相談。

一度下っていく。目の前に見える左の尾根を進むことに。

尾根ハイク開始。


20cmほどのラッセルだが、意外と疲れる。スピードも上がらない。

不意帰ると佐渡山の向こうに黒姫山が顔を出してきた。


たまに私が先頭でラッセル。


高松山の谷に滑降ラインが何本も付いている。見入ってしまった。

五地蔵山方面。先行者はこの尾根を上がっている。


振り返ると黒姫山がしっかりと見えてきた。

またまた天狗蔵君が先頭で引っ張ってくれる。

真ん中の白い谷に滑降ラインがついている。高妻山の山頂からドロップ。素晴らしい。


「サルオガセ」 昨年も載せたので詳しくはそちらで。「霧藻」という日本名もある。


どんどん雪が深くなってきた。

深さが30cmほどになってきた。

来年はあそこを目指そうと相談。

10:34 標高1912mの細尾根を通過。強風で身体がとばされそうになる。

まだまだ距離がある。

黒姫山と佐渡山が重なっている。標高が2000mを越えた。

風がやばい。雪の状態が気になる。

痙攣する脚をだましながら二人でハイク。遠くに妙高山が見える。

妙高山

眼下の大斜面を滑降予定。

力強くラッセルしてくれる。私は足が痙攣して戦力外。



中妻山はすぐそこ。最後の頑張り。

12:19 中妻山に到着。 左に乙妻山。

バックに高妻山。

12:36 滑降準備完了。あまりの寒さにスキーは滑らないし、ゴープロの電池は死んでしまうし最悪。動画撮れませんでした。

大斜面を滑降していく天狗蔵君。

気持ちよく滑降できた。

天狗蔵君がカメラを構える前を滑降。そのままた谷の中へ。



谷の中に落ちていく天狗蔵君。



北斜面は最高!

谷の中へ。



滑ってきた谷を振り返る。

12:54 昼食にします。

ここまで来ると寒さを感じない。

13:17 登り返しスタート。


私達に「お帰りなさい。」と声をかけてくれた気がした。


13:41 渡渉地点を通過。

鞍部に向かって最後の登り。脚に鉛が入っているよう。


疲れてヘトヘト状態。 この後シールを外して滑降開始。



尾根の左側にはいい雪が残っている。太陽の当たり具合で違っている。

藪藪の斜面 一難波山で経験しているので平気。

14:15 最後の渡渉場所通過。この後はトレースに乗っかり一気に。



14:20 黒姫山との分岐点を通過。



いつものバックミラーで自撮り。かがんで写真を撮ったのは久々。

14:26 大橋に到着。

車は半分になっていた。

今回私達が止めた路肩。すいませんお巡りさん。許してください。一応除雪をして路肩の中に車は入れた。

着替えを済ませて「あぜりあ」へ。

社長にご挨拶。 今年は雪が多い様。屋根の雪で煙突が壊れたとか。大変です。

中社の「山口屋」で腹ごしらえ。お蕎麦をいただきました。

天狗蔵君は「ざる蕎麦大盛」

私は「辛味おろし蕎麦」美味しくいただきました。
ここ戸隠は、標高1000mを越える自然豊かな場所だ。スキー場も大好きだ。基礎スキーでも滑りに来たい。

