混雑が予想される立山を避けて、コット谷から大日岳へ。今年は雪が多かったにもかかわらず、最終堰堤までの雪がなくなっている。水量もあって左岸に渡れない状態。右岸側には、高巻きしなければクリアーできない箇所があり、行きから藪こぎでアドベンチャー。それでも最終堰堤からはサクサクとハイク。大日岳からのロング・シャウダー滑降も十分に楽しむことができた。
レッドバロン単独 踏破距離25.9km 総山行時間:9時間45分


往路:6時間50分 山頂滞在:20分 復路(食事時間含む):2時間35分

標高:523m 大日岳標高:2501m 標高差:1978m

4:20頃 馬場島の手前(冬季ゲート)でストップ。車が10台ほど止まっている。真っ暗の中、マウンテンバイクを車から降ろし、スキーを括り付けてスタート準備に取り掛かる。

4:37 車止めをスタート。ほとんどの方がここから自転車で登山口に向かっている。

4:20 冬季ゲートを通過。ここがオープンになるのは、5月の連休前だろうか。

ここからは、片貝林道と違って、激しい登りは出てこない。前半は下っているところもある。先週は、MTBで相当脚を酷使したので、しっかりトレーニング効果がでているようだ。

4:45 剱岳が見えてきた。今日は晴れマークだったが今のところは高曇りといった感じだ。

4:52 綺麗に整備された道路を進む。最後の軽い登り。

5:01 小又川出合に到着の頃には、明るくなっていた。マウンテンバイクをデポ。

この段階で、いつもより雪が少ないことに気づく。2013年・2014年と同じ様な時期に来ているが、その中でも一番少ない。本当は、今年は雪が多かったように記憶するが、3月・4月と気温が上昇していたようだ。

5:07 林道に上がった方が早いと判断して上に向かう。しかし、林道だと思った場所が違っていた。

5:12 林道に出たと思って、そちらへ進んでいく。

結局、下って同じ場所に戻っていった。馬鹿なことをしている。これなら最初から下の道を進めばよかった。ここで少々時間のロス。

5:18 第一堰堤を通過




5:42 第二堰堤に差し掛かる。雪がしっかりある。

なかなか上がれない段差。樹の枝にぶら下がり、上がることができた。

2段目は、雪にピックを刺してよじ登った。こんな時に役に立つ。

意外と手こずった第二堰堤。

第三堰堤の水量がやばい。これでは左岸に渡れそうにない。

5:55 第三堰堤に差し掛かる。ここにはロープが2本かかっており、それを利用して上がることができた。腕力がないと重いザックを担いでクリアーするのに難儀しそう。

やはり左岸には渡れそうにない。今まで4回来ているがすべて、渡渉して左岸から第四堰堤をクリアーしていた。

6:07 第四堰堤が見えてきた。

とりあえず、右岸の繋がっているスリッドから上に出る。

ここは渡渉は無理と判断。引き返して高巻を選択。

6:23 10mほどの高巻。枝につながり急斜面をよじ登る。

目の前に「ショウジョバカマ」思わず一枚。

イワウチワ

高巻で下りてきた斜面。ここも枝にぶら下がりながら。

雪の上に新しい足跡がある。先行者も私と同じように高巻をしたようだ。

この水路も意外と幅がある。先ずはザックとスキーを対岸に放り投げ、スキー靴でジャンプしてクリアー。意外とハラハラした。


6:34 最終堰堤の手前で、スキー登行にチェンジ。

サクサクと進める。

ヤマザクラが満開。

6:47 雪の繋がった右岸を進んでいく。

カロリーメイトでエネルギー補給。 今日は新しいパッケージの物をチョイス。決してチョコレート味ではない。

6:55 ここで初めて雪のブリッジを利用して渡渉ができた。

7:10 コット谷の鞍部が見えてきた。雪も適度に硬く、ハイクし易い。


前方に3人パーティーと単独者が見える。

7:41 だいぶ近づいてきた。帰りも楽しいザラメ(シャウダー)となる斜面。

7:51 傾斜が少しずつきつくなってくる。毛勝山の阿部木谷~ボウマサ谷と比べたらかわいいものだ。

振り返ると正面に見えるのは、ブナクラ谷。右に剱岳。

軽くジグを切りながら登っていく。

先行者が鞍部に差し掛かっている。

8:06 すぐそこに鞍部があるが、スキーで登り上げたいので、右の斜面を進むことに。

上の出っ張りを後ろから通過することを考えた。


8:14 鞍部に到着。意外と時間がかかってしまった。


右に剱岳 左に毛勝三山 真ん中にブナクラ谷

9:26 まだまだ遠い。

9:44 人津谷からの尾根との分岐点に到着。大日岳が見えてきた。

先ずは早乙女岳方面に向かう。

9:51 早乙女岳らしきところを通過。よくわからない。

10:00 雪庇に気を付けながらハイク。

雪庇の大きな亀裂。いつか落ちるのだろう。

10:05 先行者に追いつく 石川県から一人で来られた登山家。この方が私と同じルートで上がってこられた方だった。この後お話をしながらご一緒させていただいた。



10:44 最初のニセピークを通過。

今日は、高曇りだで剱の全様が見える。


10:58 山頂かと思ったらもう一段あった。ここは三段になっている。山頂までまだまだある。

先行者の3名のパーティーが下りてこられた。情報交換を行う。山頂は寒いので下のどこかで風を避けながら食事とのことだった。

11:27 大日岳山頂に到着。

薬師岳方面。

剱岳方面。

室堂方面。今日もスキーヤーで満員なのだろう。

下にある大日岳小屋は屋根まで雪に埋もれた状態。

右の剱岳と左の毛勝三山に挟まれ、バックには朝日岳~白馬鑓ヶ岳の山々が見える。

拡大するとこんな感じ。
11:47 滑降開始 動画は ↓ スマホの人はYouTubeで。


11:48 一段下りたところでスタート写真となった。


シュプールが見える。大斜面を独り占め。

11:54 早乙女岳らしきところを通過。

11:59 分岐からコット谷方面へ。

ここは、登った分滑降で降りれるのでいい。ロングコース。

たまに尾根から外れてトラバース気味に滑ってみる。気持ちがいい。

12:06 コット谷鞍部には行かないコースを選択。一本手前にルンゼを発見。

ここまでも楽しく滑降ができた。


少々雪面が荒れているが、雪が緩んでいるので気持ちがいい。

コット谷との合流点。長い距離が滑れる。

気持ちがいいルンゼだった。

12:11 滑降終了。食事にします。


今日のカップ麺は、「海老のトマトクリーム」で。

やっぱりこれもセットとなっている。

12:35 お腹も満たされたところで滑降再開。



林道側に渡ってしまう。

ここを階段登行で上まで上がり、そのまま林道へ。


12:47 最終堰堤を通過。

12:51 林道の入口でスキーをザックに括り付ける。

12:59 林道ハイク開始。

斜面が硬くなっていて歩き辛い場所も出てくる。

ヤマザクラが綺麗

13:32 大きなカーブを通過。

13:51 小又川出合の橋が見えてきた。林道から一気に下っていく。

キクザキイチゲを発見


14:01 マウンテンバイクを回収。

スキーは、簡単にセットできる。タオルを挟むとガタつかない。

スキーの先端がここにあるので、ペダルをこいても干渉しない。スキーを前に出し過ぎるとビンディングが足に当たる。微妙な位置。

帰りに登りも出てくる。


14:20 ゲート到着。まだまだ車が多く止まっている。おそらく一番早かったようだ。MTBの荷台は、スキーを乗せるのにちょうどいい。金属同士がぶつかるとスキーのエッジが痛むので荷台に古くなったタイヤのチューブを巻き付けておさまりをよくしている。

14:22 車止めに到着。お疲れさまでした。約10時間近くの山行終了。コット谷の最終堰堤から大日岳山頂まではすべてが登り。早乙女岳に平らな部分があるがすべてスキー滑降で戻ることができる。室堂の雄山の山頂から雷鳥沢のテント場までよりも長く滑ることができる。滑りごたえのあるコースだ。ただ、アプローチに6時間以上かかるので、最近はあまり人が来ていないようだ。スキー滑降跡もほとんどなかった。まだまだ、大日岳からコット谷まではいい春山スキーが楽しめそうである。


お話しながら登った石川県人です。You Tubeの方にコメントしたあとでブログを見つけました。
大岩を高巻きして下りたあとの水路は、右端ならジャンプせずに歩いて渡れましたよ。私も最初飛び越えようかと思いましたが、自信なくてやめました。スキーブーツで飛び越えたなんて凄いです!実年齢より10歳は若いと思います(^^)
でももし次に同じ状況になったら右側から普通に歩いて渡って下さい(笑)
尻セードさん、コメントありがとうございます。YouTubeでよく見つかりましたね。感謝感謝です。早乙女岳までで相当脚にエネルギーがなくなり、辛い時間帯に、山頂までのお話をしながらの登りは、辛さを忘れさせてくれました。
大岩の高巻の後のジャンプですが、私も右端を歩いて渡ろうと考えたのですが、水深が少しあり、スキー靴に水が入りそうでやめました。確かにあの幅のジャンプは少々勇気がいりましたね。ザックを投げて、空身で跳びました。若い頃、走り幅跳びや走り高跳びの選手をしていたことで、今でも跳んでしまいます。年齢を考えないといけませんね。また何処かの山域でお会いした時は、よろしくお願いいたします。