梅雨時期には珍しく剱岳の天候がA判定 シーズン初めのビック山行を決行 硬い雪斜面に苦しめられる

北陸地方も梅雨入りが発表され、空模様が安定しない。そんな中、二日前から剱岳の天気がA判定になってきた。このタイミングを逃すわけにはいかないので、片やんを誘って剱岳1day山行をすることにした。思った以上に雪が多く、ルート確認と硬い雪に悩まされ、登りが8時間もかかってしまった。その分帰りは5時間少々でクリアーできた。今年まだ会っていない花達にも再会し、夏山シーズンinを早々と済ませることができた。

この時期の剱岳は、標高2000m前後から雪斜面がでてくる。この雪のおかげで、登山道がよく分からなくなり、ルート確認に苦労する。傾斜がある場所は、トラバースにも気をつかうため、時間がかかった。

6時49分にアイゼンを装着したが、標高2000mから2200mの早月小屋までの標高差200mを1時間14分もかかってしまった。アイゼンの着脱だけでも時間を費やしてしまう。登りで約8時間、下りで約5時間といった歪な山行になってしまった。

メンバー:片やん・レッドバロン 総山行時間:13時間23分 踏破距離:17.96㎞

往路(早月小屋休憩19分含む):7時間43分 山頂休憩:34分

復路:5時間06分

馬場島標高:753m 剱岳山頂:2999m 標高差:2246m

薄暗い馬場島に到着。車がほとんどない。

4:09 駐車場所をスタート。今日は、時間がかかることはこの時点で想定済み。暗くなる時間帯も遅いので、安心してスタート。ヘッドライトもすぐに必要なくなった。秋の剱岳山行とは違う。

すぐに明るくなってく。

4:40 松尾平を通過。登りの30分はいつも早く感じるが、下りの20分が40分に感じてしまう。

松尾平の看板前を通過。

4:55 有名な立山杉前を通過。今年も樹が崩れている。早月尾根のシンボル的存在の立山杉だが、年々崩れてその姿が少しずつ変化している。

上から片やんを撮影。 いかに急坂かが分かる。

5:15 標高1200m看板前を通過。

マエズルソウ

イワハゼ(アカモノ)

ゴゼンタチバナ

振り返ると全体に靄がかかっている。今日はA判定なのにおかしい。いつになったら晴れてくるのか。

5:41 標高1400m看板前を通過。

片やんも快調。

常にレッドバロンが先行。ペースはゆっくり目。

5:54 標高1600m看板前を通過。

ツマトリソウ

6:22 標高1800m看板前を通過。約1000mを2時間少々でクリア―。相当ゆっくりしたペース。

6:27 三角点を通過。

標高1950m前後から雪がでてくる。アイゼンを装着する。

 

今回はピッケルを持参。何かと心強い。

ゴロー登山口にアイゼン装着。

硬い斜面もアイゼンがあると安心。

「イチヨウラン」  初めての出会いだった。非常に珍しい花の様だ。

雪の量がどんどん増えてくる。

7:29 片やんが疲れてきたか。

足取りが重そう。

 

7:45 尾根の登山道に入るところでアイゼンを外す。次は、早月小屋で装着予定。

尾根を進みそろそろヘリポート。

8:01 ヘリポートに到着。ガスで何も見えない。本来なら剱岳が見えてくるはず。

視界30mぐらい。

8:03 早月小屋に到着。 エネルギー補給をする。おかしい今日は天候がA判定のはず。そろそろ晴れてきてもいい頃と考えていたら。

ガスが抜けてきた。 同時に登山者が下りてきた。

話を聞くと、朝の2時過ぎに出発して、2600m地点でガスが抜けるのを待っていたが、あきらめて下山とのこと。東北から来られたお二人でした。時間に制限があるので仕方がなかったようです。是非また来ていただきたい。

どんどんガスが抜けてきた。A判定は嘘ではなっかた。

8:22 出発するころにはこの天気。

目の前の雪の斜面を先ずはクリアーしないといけない。

この斜面で滑落すれば、池ノ谷までまっしぐら。やばい場所です。

登山口を発見。アイゼンを外してそれ以降はハイク。

8:59 標高2400m看板前を通過。

所々に出てくる雪の斜面は、アイゼンなしでハイク。だいぶ雪も柔らかくなってきた。

立山川が綺麗に見える。

9:09  楽しい稜線ハイク開始。

遠くに剱岳も見えてきた。

この天候がいつまで続くのか。少々不安になってくる。

9:14 登山道がほとんどわからない状態。とにかく尾根に上がって進むのみ。

毛勝山がきれいに見えてきた。

標高2600mの看板がある場所。看板は雪の下。剱岳の山頂が見えてきた。

左側にある小窓尾根。

意外と傾斜のある斜面をトラバースしながら進む。

日当たりのいい尾根でシナノキンバイと再会

ハクサンイチゲにも出会う。

この斜面も滑落したら一巻の終わり。慎重に登っていく。

10:31 きつい傾斜をはって登行。ピッケルを斜面に打ち込んでいく。

レッドバロンも四つん這いになりながらハイク。

10:52 標高2800m看板前を通過。ここから核心部になる。

下からの撮影。急登の場所。

上から撮影。

11:12 蟹の鋏をどう通過するか。私は上から乗り超えた。

片やんは通常通りのコースで渡ってきた。危険度は私の方があったようだ。

この尾根が意外と怖い。左右とも滑落したら奈落の底へ。

ここも私は、右の岩の隙間を通過してきた。慎重な片やんは下から這い上がる。

最後の鎖場をクリアーして別山尾根を覗き込む。かすかに見えてきた。

剱岳の最後の登り。雪はほとんどない。

11:52 剱岳山頂に到着。 やはりガスってなにも見えない。

二人で記念撮影。

片やんお疲れさまでした。6月は初めてとのこと。

レッドバロンも6月は久々。

いつもの食事開始。さすがに今日は山飯料理とはいかない。

片やん奥様にメールか。

もちろんコーヒーもいただく。

源次郎尾根がちらりと見えた。

12:26 下山開始。

鎖場を下りていく。

登山道でない場所を通過しなければならないことが多々出てくる。そこは臨機応変で対応して行くしかない。ここも登山道は下にある。

12:48 蟹ノ鋏に向かう。通所ルートでクリアー。

雪が緩んで下りは意外と早い。サクサク降りることができた。

ウエアーの色が保護色でどこにいるかわからない。

キバナシャクナゲを発見。

よくもこのような環境で花を咲かせていることか。

13:07 標高2800m看板前を通過。何となく核心部を通過した感じ。

雪が緩んでいるので踵から踏みつけて下る。

キジムシロを発見。

快調に下っていく。登りより格段に速い。

14:18 標高2400m看板前を通過。

14:36 早月小屋に到着。軽くエネルギー補給して出発。今回は、カロリーメイト等のエネルギーをこまめに摂取してきた。なので下りも意外と元気だ。

片やんも元気そう。

ムラサキヤシオツツジ

コイワカガミ

下ってきた雪の斜面を振り返る。意外と早い。

イワウチワを発見

15:31 三角点を通過。今日は二人とも下りに余裕がある。

15:49 標高1800m看板前を通過。

16:14 標高1600m看板前を通過。

16:24 標高1400m看板前を通過。 絶対に200mを10分では下れない。看板の位置がおかしい。

夕立にあって雨具を着用。山で久々に雨具を着た気がする。

17:10 松尾平を通過。ここから20分で下れるか。

大窓の雪渓が綺麗に見えた。最近行ってないな。

17:31 試練と憧れの石碑の前に到着。

17:32 駐車場所に到着。お疲れさまでした。本当に充実の山行でした。片やんに感謝感謝です。夏山シーズンinを一足早く行った感じだが、ここを登っておくと夏山がどこも楽に感じてしまう。素晴らしいシーズンinができた。

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