晴天が約束された日は「扇沢から種池山荘・岩小屋沢・鳴沢・赤沢・スバリ・針ノ木岳と回って扇沢」の周回コースへ 最高の眺望を満喫!

今日は、一日晴天が約束されている。ここまで天候が不順で山行計画がコロコロ変更。今日は急遽1day山行を楽しむことにした。扇沢~種池山荘~岩小屋沢岳~鳴沢岳~赤沢岳~スバリ岳~針ノ木岳~針ノ木小屋~扇沢と周回コースへ。ピークごとにアップダウンはあるが、思ったほどのきつさはない。最高の稜線散歩を満喫することができた。

今回のこの周回コースは2回目。前回は2016年7月23日に投稿している。この時も素晴らし晴天で、高山植物も今が盛りと咲いていた。今回は、急な山行変更によるもの。本来あれば、一泊を横尾山荘行い、翌日に涸沢~奥穂高~前穂高~岳沢~上高地といった山行を計画していた。今年は、8月に入って梅雨の時期のような不安定な天候が続いている。太平洋側の高気圧と大陸の高気圧が、日本列島上でぶつかり、線状降水帯を形成し、北陸や東北に大雨をもたらしている。この影響を受けて、なかなか宿泊を伴う山行に踏み出せない。

8月19日は、調度秋の晴天域といった状態になり。一日の晴天が約束されている。以前から休暇を取得していたこともあり。前日の夜に扇沢に入って車中泊。翌日早朝にスタートをする計画に変更した。

18日は、夕食を家で済ませ、扇沢に向かう。平日なので無料駐車場も空いているだろうと考えていたのが甘かった。登山愛好家は、考えていることが同じである。21:45頃に現地に到着してびっくり。いつもの無料駐車場は、ほぼ満車状態。どこか空いていないかゆっく車を動かすと、一台の軽四が移動して別の所に駐車した。ありがたいことに私の車が駐車できるスペースを空けてくれたようだ。感謝して慎重に車を駐車。すぐに寝ることにする。タイマーを2:45にセット。約5時間ほどの睡眠。

19日 2:45 熟睡とまではいかなかったが、タイマーのアラーム音で目が覚めた。すぐに食事に取り掛かる。お湯を沸かして、朝食用のラーメンと昼食用のカップ麺の準備に取り掛かる。車の中は、遮光カーテンがあって、光はほとんど外に漏れない。自作のテーブルが大活躍。エネルギーの元となる炭水化物をしっかりと摂取し、今日のハード山行の準備は整った。

全体のイメージとして、柏原新道で一気に標高を上げてしまえば、そこからの稜線はすらなしい眺望と、計4つのピークを踏んで針ノ木岳に向かう、楽しい稜線ハイクを楽しむことができる。見た目はアップダウンがきつそうだが、意外とあっさりとこなせてしまう。

種池山荘~岩小屋沢岳までは、1時間の登りとなる。ここも高山植物を眺めながらいつの間にか高度を稼ぐことができる。7月下旬だとシャクナゲが綺麗に咲いていたことを記憶する。

岩小屋沢岳からもう一つピークを越えて、新越乗越まで一気に下っていく。だらだらとした下りで30分かからずに登着した。ここから鳴沢岳までの登りとなる。ここも約30分少々といったところだろうか。岩小屋沢岳~鳴沢岳までは約1時間の行程となる。

鳴沢岳~赤沢岳までは、約40分の行程で到着することができる。細かく下ったり・登ったりを繰り返して最後に赤沢岳に一気に登るが約15分ほどの登りだった。

赤沢岳~スバリ岳が今回のコースで一番心が折れる所だろうか。赤沢岳から一気に標高を落とし、その分をまた上がらないとならない。途方に暮れてしまいがちだが、思ったほどではない。赤沢岳から最低鞍部まで約40分の下り。ここは岩場が多く楽しく下ってくることができる。最低鞍部からスバリ岳を臨むと、まいったと思う気持ちを振りはらい、登りを開始する。標高差にして約250mなので約45分ほどの登りで終了。赤沢岳~スバリ岳までは、約1時間25分の行程でクリアーできる。

最後のスバリ岳~針ノ木岳は、遠くに見えているが意外と近い。10分で鞍部まで下り、約20分で登り上げることができる。約30分の行程だ。

ここのコースの楽しさは、細かなアップダウンを楽しみながら、いつの間にか針ノ木岳に到着しているところだろうか。以前扇沢から直接針ノ木岳を往復したが、ただただ谷あいを登り、山頂に立った。BCスキーの下見での山行だったこともあり、そのルートを選んだが、今回のコースをお勧めしたい。体力的に自信がなければ、新越乗越山荘での一泊をお勧めする。立山三山から剱岳にかけての素晴らしい眺めを楽しむことができる。今回の山行で一番は、常にこの剱岳を眺めながら登れたことに尽きる。最高の山行となった。

レッドバロン単独

総山行時間:11時間09分 踏破距離:22.07km

扇沢~針ノ木岳:7時間30分昼食時間:37分針ノ木~扇沢:3時間02分

扇沢標高:1433m 針ノ木岳標高:2821m

今日の朝食

お昼用のお湯も沸かして山専ポットへ。

一風堂のラーメン こってり感がいい。朝からおにぎり2個にラーメン。炭水化物をしっかりとる。

目覚めのコーヒーもいただく。

3:45 暗闇の中を柏原新道登山口に向かう。駐車場からは少し下がった場所となる。

今回止めた場所は、有料駐車場のすぐ下にある無料駐車場。いつもすぐに満車になるが、21:45頃に到着した時、どうにか1ヶ所のみ空いていた。ラッキーとしか言えない。それにしても平日の夜にこれだけの登山者が集まっているのがすごい。

ほぼ満車状態。

橋を渡った左側に柏原新道登山口がある。

3:53 登山口をスタート。ヘッドライトが照らす足元に集中してハイク開始。

4:26 八ッ見ベンチを通過。周囲はまだ真っ暗。

4:44 針ノ木岳山頂を太陽が薄っすら照らし始める。下には扇沢のターミナルが見える。

4:46 ケルンを通過。

5:01 一気に明るくなってきた。駅見岬を通過。ここまでの登山道はしっかり整備されている。バックに見えるピークは岩小屋沢岳山頂。

5:15 一枚岩を通過。整備された登山道を行く。

5:25 太陽が出て山を綺麗に照らしている。今日通過予定のすべての頂が見える。

5:30 石畳を通過。本当に綺麗に石が並べられている。

5:39 包優岬を通過。

5:43 石ベンチを通過 基本的に整備された登山道。

5:46 アザミ沢を通過。看板がだいぶ風化している。前回通過した2016年7月の写真が下 ↓

2016年7月の写真。出来立てのほやほや状態。

6:05 鉄砲坂を通過。名前の由来は熊が出没することからきているようだ。熊に注意の看板がある。

種池山荘はすぐそこ。

6:13 種池山荘に到着。

すぐにゴロー登山靴を履いた方を発見。写真を撮らせてもらった。私と同じブーティエル

ゴローの登山靴で最も多くご愛用いただいている靴
シンプルなデザインは足なじみの良さと耐久性の向上に寄与しています。歩きやすい足首の深さながらステッチダウン製法による安定性の高さを感じて頂ける一足。
スリーシーズンの日帰りハイキングから小屋泊まりの縦走、軽量装備でのテント泊まで幅広く対応します。ジョイントの曲がるタイプの10本爪アイゼン使用可能。
製法 ステッチダウン アッパー素材 ドイツ製表革 色 薄茶 濃茶 黒 ソール 1230A-9 重量 800g(25.5cm片足) ゴローHPより引用

山荘から富士山が見えた。写真では分かり辛い。

針ノ木岳方面を振りかえる。今日は天候に恵まれた日だ。

6:22 種池山荘前をスタートする。

テガタチドリを発見。今年は初めて。

トリカブトが咲いている。我が家のトリカブトはまだまだ。

立山から剱岳に向けての稜線。

裏剱が綺麗に見える。

同じコースをハイク中の方と記念撮影。入善町出身の方でした。話し方で富山の方とすぐに判断できました。相当の強者の方。下りで離れて、登りで詰められる。そんな二人の距離感でハイク。最後はスバリ岳から針ノ木岳はご一緒させてもらいました。私は、針ノ木岳で昼食としましたが、蓮華岳まで足を伸ばすとのことでお別れ。「またお会いしましょう。」と握手を交わしました。

槍ヶ岳方面。

7:20 岩小屋沢岳を通過。ここからの剱岳が素晴らしい。

7:31 針ノ木岳までの稜線。まだまだ遠いが、この稜線が楽しい。

7:47 新越乗越山荘の前を通過。

左が蓮華岳 右が針ノ木岳、その横にスバリ岳。鞍部に針ノ木小屋がある。

太陽がよく当たる斜面は、お花畑となっている。シナノキンバエ・ハクサンフウロ。

ハクサンフウロが綺麗。

サラシナショウマ

8:02 登山道の向こう側に剱岳。

8:16 急な岩場を登るところも出てきた。

岩小屋沢岳を振りかえる。バックに爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳

8:21 鳴沢岳を通過。薬師岳方面が見えてきた。

雷鳥と遭遇。登山道の足元に居ました。踏みつける寸前で見つけてセーフ。

こんなに天気がいい日によく出てきてくれました。

8:42 赤沢岳がどんどん近づいてきます。ここも岩場があって楽しいハイクができる稜線でした。

9:04 赤沢岳を通過。正面が雄山三山。

ここから黒四ダムが見えました。薬師岳方面の山々も素晴らしい。左に見える高い山が次の目的地「スバリ岳」この眺めはなかなか目れない。

こっちの写真には、スバリ岳を外して立山三山を入れてみた。

9:10 スバリ岳までの稜線を眺めてうっとり。心の中では「まだまだあるなー。」といった感じ。40分下って、40分登るイメージ。

いつもこの景色を見ながら稜線散歩ができるのがいい。

這松の間を登山道が伸びている。

小さなピークに向かって小ハイク。

9:45 登ったり下ったりを繰り返していく。ここが最低鞍部。

10:14 スバリ岳への登りから見える黒四ダム。

今日一番の頑張りどころ。

10:26 登山道がしっかりしているので安心。

10:31 スバリ岳に到着 本当に素晴らしい眺め。

今年の春に滑ったタンボ平も見える。

五色ヶ原~薬師岳方面も見える。五色ヶ原へは、まだ行っていない。この秋に計画したい。

スバリ岳からの下りでコマクサを発見。2016年も見ることができたので、ある場所は予想がついた。こんなガレ場に植物が育っているのが不思議。

鞍部に向かって下っていく。遠くに赤牛岳・水晶岳が見える。

10:52 鞍部から今日最後の登りへ。

入善町の強者と一緒にハイクする。

小気味よく登っていく。私もつられてハイク。

イワベンケイ

11:15 針ノ木岳山頂に到着。

正面に槍ヶ岳。黒部川のトップウォーターを見ることができた。雨の影響からか濁っている。

この風景を見ていると、富山に生まれてよかったと思う。

左の剱岳の後ろに毛勝三山 右に行くと白馬鑓ヶ岳から白馬岳が見える。針ノ木岳の眺望の良さが分かる。

爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳方面。白馬岳までの稜線。

山頂でゴロー登山靴と遭遇。履き込んでありますが、3年ほど使用とのこと。この方はゴロー登山靴が3足目だそうです。本当のゴロー登山靴愛好家でした。踵にワンタッチアイゼンがはめれるように、金具が取り付けられていました。これは知らなかった。

いつもの食事でお腹いっぱい。

ぎっしり白桃 美味しくいただきました。

マイクロプレーンが山を越えて飛んできた。

今日歩いてきた稜線に乾杯。

11:52 下山開始。先ずは針ノ木岳小屋を目指す。

瑠璃色が鮮やかなので写真を一枚 ミヤマリンドウ

槍ヶ岳が綺麗に見える。

12:23 針ノ木小屋に到着。トイレを済ませておく。

小屋の後ろからの眺望。

12:31 小屋の前をスタート。

綺麗なイワギキョウがあったので一枚撮影。

この雪渓をスキーで滑降したこともある。

13:09 雪渓が残っているが上に乗っかることはできない。

13:16 今日3人目のゴロ―登山靴愛好家に遭遇。Sー8なかなかいい。

ノルウェイジャン製法のベストセラー
スリーシーズンのテント泊縦走から初級の冬山に使用できます。
足首の深さが標準と深型からお選び頂けます。(深型は¥3300増し) 12本爪アイゼン使用可
製法 ノルウェイジャン
アッパー素材 イタリア製裏出し皮革
ソール 1230A-9
重量 1150g(25.5cm片足)ゴローHPより引用

13:35 丸木を束ねて作った橋を通過。登山道が左岸になり、少し高台を巻いて下っていく。

13:36 2016年の折は、ミヤマトウキ・ハナウドだらけだった場所。

2016年7月撮影

うっそうとした中を下っていく。

13:58 大沢小屋を通過。

14:03 赤沢を通過。

14:11 湧き水を通過。

14:14 ブナ林を通過。

14:32 登山道が平坦になってくる。

14:33 一端バスの専用道路に出る。

すぐに登山道へ。1回目

2回目

3回目

4回目

5回目 バス専用道路に出てすぐに登山道へを5回繰り返した。

14:48 扇沢ターミナル横の登山口に到着。気温も上昇して身体中ベタベタ状態。

ターミナルを横目で見ながら、駐車場へ下っていく。

14:54 無料駐車場に到着。周回山行が終了。本当に今日は素晴らしい天気でした。この時間帯に戻ってもガスすらかかっていません。駐車場では身体を拭いて着替えをし、大町温泉に向かいます。今日も充実の山行ミッション終了となった。

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