槍ヶ岳~西穂高岳までの稜線を見に「蝶ヶ岳」へ 自分が踏破したルートを眺めるのも最高!1日目

上高地を起点にした登山ルートはたくさんある。これまでは、槍ヶ岳~西穂高岳までの稜線は、笠ヶ岳方面や水晶岳方面から見てきた。この眺めは裏側になる気がしてならない。やはり上高地側からの稜線を見てみたいと思っていた。今回、蝶ヶ岳に行って表から見てみることにした。

蝶ヶ岳は、難易度は低く、初心者から高齢者といった方々に受け入れられている。上高地からは、徳沢園からと横尾からの登山口があるが、今回は、徳沢園から上がって横尾に下りることにした。

朝一のバスに乗って、日帰り周回も可能だが、最近購入したOM-5一眼レフで星空撮影にチャレンジしたいと考え、テントを持ってのマッタリ登山を計画した。今年の7月後半からの山行は、すべてテント泊を実施してきた。今年の夏は、猛暑となっていて山の天候も午後は必ず崩れてくる。なので午前中には、蝶ヶ岳山頂直下のテント場に入りたいと考え、平湯・あかんだな駐車場を始発の4:50発のバスに乗車することにした。

こうなると車中泊となる。早くから駐車場に入るのも悔しいので、安房トンネル手前のトイレのある休憩場所で仮眠。3時に起きてあかんだな駐車場(有料)へ移動して朝食をとることにした。

朝食は、がっつりと塩ラーメン+卵+ベーコン+乾燥わかめといった大学時代にお金が無くなったときの食事。懐かしさもあって美味しくいただいた。これでエネルギー充電完了。

4:50 あかんだな駐車場から濃飛バスに乗車。上高地バスターミナルを目指した。

標高1500mの上高地は、やはり涼しい。この時間帯で多くの登山者が行動を始めている。ヘルメットを持った登山家は、やはり槍・穂高方面へ行くのだろう。そちらへも行きたいが、今回はスタートからのんびりムード。ザックに星空撮影用の三脚もつけている。蝶ヶ岳キャンプ場の水事情も悪いので、2Lを余分に担いでいる。最近は、ザックの重さにも慣れてきた。こうなるとオガワンドのもう一つ上のクラスのザックゴラオンが欲しくなってくる。

7:20 徳沢園に到着。ここからいよいよ登山開始となる。初めてのルートに少々ワクワクしてきた。コースタイムは、4時間40分となっている。ゆっくり行っても4時間ほどでクリアーできるのではと予想した。

登山道に入って綺麗に整備された登山道であることがすぐに理解できる。さすがである。とにかくジグザグに登っていく。カラマツの針葉樹が広がっている。前半は、クマザサが広がり、単調な登りが続く。耐えていくしかない。

8:21 標高2000m地点にある「2000mの平」を通過。日が当たる場所にゴゼンタチバナの赤い実を発見。もう秋の装いが始まっている。所々にあまり地元では見かけない花が増えてくる。調べたところ「ミミコウモリ(コウモリソウ)」だった。葉っぱがコウモリの羽に似ているからだろうか。初めての出会いのように感じる。

9:53 標高2480m地点を通過。ここには水が濁った池がある。雨が少ないからか茶色く濁っている。この後もだらだらとした登りが続く。

10:13 長塀山(ながかべやま)を通過。ここからは少し下ることになる。日当たりがいい場所に、ベニバナイチゴが赤い実を付けている。オヤマノリンドウ、ウメバチソウ、オオヒョウタンボクの二つ並んだ赤い実が可愛い。

10:42 妖精ノ池を通過。ブルーベリーの樹を発見して実を食べてみた。まさしく我が家で作っているブルーベリーだった。少し登ると一気に視界が広がり、常念岳が見えた。右を見ると槍ヶ岳も見える。山頂はもうそこのようだ。

11:02 蝶ヶ岳山頂に到着。予定通りの到着となった。重いザックを背負っていてもやはり、早くなってしまう。マッタリ登山のはずだったが。早く山頂に到着したことはよかったことが分かる。写真を撮ってもらい、キャンプ場に向かうと、ガスが湧いてきた。

11:10 キャンプ場は、まだまだ余裕。このキャンプ場は混雑するので有名な所だ。テント30張りが上限となっているが、50張りはいけそうな気がする。トリカブトの花が咲き乱れている横に場所を確保。テントを張ってからヒュッテにビールと受付をしに行った。

11:58 ビールを購入してテントに戻り、先ずは祝杯。お昼を作って腹ごしらえとした。たかだか5時間半の登山だったが、テントを張ってマッタリしてしまう。これもまた最高に気持ちがいい。テントに太陽があたると暑いぐらいだが、ビールの効果もあって、その後お昼寝タイムとなった。

14:35 テントの周囲はガスの中。夜に星が見れるのか心配になってくる。

17:18 夕食の準備に取り掛かる。今日の夕食は夏野菜カレーにみそ汁。我が家でとれたナスを大きめに切ってオリーブオイルで炒める。これをカレーの中に投入して完成。本当に簡単に山で食事ができる時代となった。フリーズドライのカレーをいろいろアレンジを加えて、美味しくいただくことを考えていきたい。夕食のカレーは、たっぷりの炭水化物(翌日のエネルギー)を摂取することができる。

19:00を過ぎたあたりから、水割りの効果もあってうとうと。その後21:00過ぎたことから激し雨と雷雨になった。テント場のあちこちでヘッドライトの明かりが動き始める。我がテントはびくともしないが、右のベンチレーションから雨が吹きこみ始めたので、そこを閉じると雨の侵入はなくなった。雷雨は、1時間以上続き、なかなか寝れない。今シーズンのテント泊で4泊しているが、雨に3回耐えてきた。夏山で雷雨になるのは当たり前と考えて行動していくのがいいようだ。

結局、この雨の影響もあって星空は望めなかった。次の機会に期待しよう。

3:30 起床して2日目のスタートとなった。

総山行時間:5時間37分

上高地バスターミナル~徳沢園:1時間55分 徳沢園~蝶ヶ岳:3時間42分

上高地標高:1500m 蝶ヶ岳標高:2677m

車の中で朝食を調理。

塩ラーメン+卵+ベーコン+乾燥わかめ 最高に美味しい。

コーヒーもいただく。

4:35 暗い駐車場をスタート。

5:20 上高地バスターミナルに到着。

5:25 バスターミナルをスタート。

焼岳が赤くなってきた。

吊尾根

河童橋もまだ人が少ない。

若くて可愛い登山家の女性にお願いして、私の写真を撮ってもらった。

ゴロー登山靴を履いていた女性に話しかけ、靴の写真撮らせてもらった。私と同じ登山靴。おそらく今回が初めての山行のようだ。ピカピカに光っていた。

 

6:12 太陽が樹の間から。

6:11 大明神が綺麗に見える場所を通過。

6:16 明神館を通過。

たくさんの登山者がいる。

6:55 一番右が前穂高岳になるのかな?

7:20 徳沢園に到着。ここが登山口。横にオシャレなお店がある。

下を覗くとクマザサが広がっている。

広く整備された登山道がつづく。

8:22 「2000メートルの平」という場所を通過。

日当たりのいい場所でゴゼンタチバナの赤い実を発見。

OM- 5で撮影。奥行きが表現できる。

8:36 やっと3分の1を通過。まだ4kmもある。

ミミコウモリ(コウモリソウ)

初めての出会い。葉っぱがコウモリの羽に似ている。

9:25 やっと半分。ここまで約2時間なら、山頂到着が11:20といったところか。

上が開けてきた。9:51

小さな池を通過

10:13 長塀山(ながかべやま)を通過。

サンカヨウの黒い実。

ベニバナイチゴの実

オヤマノリンドウ

小さなアップ・ダウンを繰り返す。

雲が湧いてきた。

ウメバチソウ

オオヒョウタンボクの赤い実 花も白い花が並んで咲いている。

10:42 妖精ノ池 足跡があるのが残念。

左下の足跡がなければ絵になるのだが。

ブルーベリーの実

山頂はすぐそこ。

ハクサンフウロに出会う。

槍の先端が。雲が邪魔。

大キレット。

なかなかガスが抜けてくれない。

蝶ヶ岳ヒュッテが見えた。

11:02 蝶ヶ岳山頂に到着。

可愛い女子登山家にお願いして写真を撮ってもらった。これも楽しい。

山頂から少し下がったところにテン場がある。その下にヒュッテ。

槍ヶ岳~西穂高岳に向けての稜線をバックに。これが見たかった。

テントを張ってマッタリ。ビールで祝杯。

お昼はガーリックリゾッタ、ソーセージ・みそ汁。

14:35 お昼寝から起きてみると、テントの数も増えていた。奥のオレンジが我がテント。

意外といい場所を確保することができた。

テントの後ろはトリカブトが群生している。

夕食は、ナスをオリーブオイルで炒めてカレーの中へ。

よくかき混ぜてカレー味をしみ込ませる。

美味しくいただきました。

1日目終了。

追記:夜中に雷雨となり、ゆっくり寝ていられない状態に。どうにか危機をクリアー。

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