久々に11月の室堂BCスキー 強風の雄山社務所裏から南西ルンゼを滑降 ウインドパックスノーに四苦八苦

10年ぶりに11月の立山・室堂のBCスキーに行くことができた。この間、避けていたわけではなく、行きたいと思いながらもタイミングを逃がしていた。11月に入っても室堂に雪が積もらなかったり、一気に降りすぎて、バスがストップしたりと様々な理由があった。今年は、そこそこ雪も積もって、午前中は晴天の予報。前日に山行を決めてスキーにワックスをかけた。前回の11月のBCスキーは、2014年11月24日に行っている。ブログを見返してみてびっくり。10年前はそれなりに雪があり、山崎カールを滑降していた。

この時期の室堂周辺の斜面は、地形がまだまだ隠れておらず、雪の下に岩が隠れていたり、地形が複雑に露出していたりと、注意を払いながらの滑降が重要となる。積もった雪も、風でパックされていたりと、本当に自然界でのスキーを楽しむことができる。(所によってはパウダーもある)

一番の魅力は、雄山からの眺望の良さにある。11月の晴天の山は、ガスが発生することもなく、澄みきった空気で、遠くの山が近くに感じる。今回も富士山がしっかい見えた。雪と風が織りなす自然の芸術作品も楽しい。そんな雪面をスキーで滑降するのがたまらない魅力だ。

レッドバロン単独 総山行時間:4時間33分

往路:2時間14分 雄山滞在:25分 復路(昼食28分含む):1時間54分

室堂ターミナル標高:2450m 雄山山頂標高:3015m

立山駅のケーブルカーの始発が8:40 ネットでの販売ができないため、7:15頃に切符販売の列に並んだ。前から2番目。そこに川端会長が登場。やはり手にはビール。会長さんから「まずは乾杯や」とばかりに差し出されたビールは、飲まない訳にもいかない。「いえ結構です。」と言いつつビールに手が伸びてしまった。ビールを飲みつつ今回の山行の話や、これまでの体験談等を肴に楽しい一時を過ごすことができた。切符販売までの待ち時間が退屈しなかった。精力的に山行を重ねておられる姿に、真の山男を感じてしまう。本当に魅力的な方だ。

カラコルム山岳会のメンバー 今回は4名での参加。室堂山荘に宿泊予定とのこと。今日の夜は、大宴会なのだろう。

8:40のケーブル運行までもうすぐ。

予定時刻に出発。

美女平からのバスは、9:00出発予定。トップに並ぶ。

9:00 美女平を出発。雪がこの辺りも降った。

9:20 七曲を進む。

雄山が見えてきた。

9:34 雪の大谷を進む。道路は圧雪状態。やはり別世界だ。

9:54 準備を済ませてターミナルの上へ移動。外に出ると目の前に雄山が飛び込んできた。思わず写真を撮る。

室堂山方面。5月はスキー場のゲレンデような場所も地形がもろに出ている。

9:56 室堂ターミナルを出発。久々のBCスキーに少々緊張気味。天気がよく気温も高めだ。

会長さん達は、室堂山荘へ。

気持ちは決まった。今日は、雄山まで上がろう。やはりここまで来たら、いつも上がりたくなる。

奥大日岳 意外と綺麗に積もっているようだ。

10:17 南西ルンゼ下の雪崩現場。上は滑れそうと判断。

室堂山方面を振り返る。まずは足慣らしで斜面を滑っているパーティーもいる。

スキーは、一番古い物を持ってきた。この板で雄山も滑っている。

10:25 雪崩た場所は意外と広かった。

トラバースで浄土山の横を通過する。

浄土山のカールは雪が少ないようだ。

10:48 一ノ越山荘がすぐそこ。

浄土山のカールを振り返る。

10:52 一ノ越の鞍部に到着。すばらしい眺め。

11:01 スキーをザックにくくり付け、ここからは歩いて雄山山頂へ。

スタートは、アイゼンはいらないと判断したが、少し上がると斜面が硬くしまった雪が多いことに気づく。

 

11:26 雪が硬いのでアイゼンを装着。やはり安心だ。

槍ヶ岳までクッキリ。

龍王岳の奥に薬師岳・黒部五郎岳。遠くの三角な山は笠ヶ岳。

11:34 標高を上げるにつれて風が強くなってきた。

11:41 三ノ越を通過。風が強くなってきた。大日岳~奥大日岳

以前ここで秀さんに写真を撮ってもらったことを思いだす。

11:50 雄山への最後の登り。

11:54 風が強い。前に進むボーダーが風で飛ばされそうになっている。

12:10 社務所の雁木の下にスキー・ザックをデポして空身で祠へ。

ゴーグルに交換したのは大正解。他の登山者は、強風で飛んでくる雪が顔にあたって痛そうだった。

剱岳方面

祠から社務所 鳥居がある場所が一番風が強い。

下に黒四ダムが見える。その上は針ノ木岳

右から爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳(一番左端)

大汝山までの稜線。

風が面白い模様を作っている。スキーで滑った跡なのかもしれない。

12:16 祠から社務所の雁木に戻る。滑降準備に取り掛かる。

雁木から一歩外に出ると強風。

12:35 滑降準備完了 社務所の裏へ移動する。

社務所の裏から滑降開始。山崎カールへの歯入口は、氷化しているので、予定通り南西ルンゼへ向かう。

滑降開始

南西ルンゼに素晴らしい斜面があった。少々ウインドパックされているが、気持ちよく滑降。

12:44 滑ってきた斜面を振りかえる。

雪崩れた跡を横切り、綺麗な斜面へ移動。

気持ちよく滑った斜面。ここは良かった。

12:59 窪みがあったのでその中に入ってお昼。

やはり山の中で食べるカップ麺は最高に美味しい。

もちろんコーヒーもいただく。

13:20 この窪みは風も遮断され、ホカホカの場所でした。引き続き滑降開始。

13:38 ボトムまで滑ってシールを貼りなおし、室堂山方面に登り返す。写真を撮るのをわせれたが、ここで会長さん御一行と遭遇。山崎カールをロウソク岩まで登ってすべて来たそう。それも良かったかも。流石いい選択の会長さんでした。

お昼を食べて滑ってきた斜面。標高が下がると雪質が悪くなった。

日陰にはパウダーもある。

会長さんに追いつく。他の方々は室堂山へ行かれたそう。ここで会長さんにお別れのご挨拶。滑ってターミナルへ行くことを告げた。

ターミナルへは、滑って戻ることができた。浄土山の中腹まで上がったことは大正解だった。

14:29 ターミナルに到着。ちょうどいい時間に戻れた。15:00台のバスに乗れると判断。この後、ターミナルに入って帰る準備。写真を撮り忘れた。

16:00 美女平でケーブルに乗車。帰りはガラガラ状態。

下界はポカポカ陽気。午後から天候が崩れる予報だったが、崩れることはなかった。前日に山行を決めての立山BCスキーだったが、思い切ってよかった。10年ぶりの11月立山・室堂周辺のBCスキーを満喫することができた。いいシーズン・インができたように思う。

“久々に11月の室堂BCスキー 強風の雄山社務所裏から南西ルンゼを滑降 ウインドパックスノーに四苦八苦” への2件の返信

  1. 立山初滑りされたのですね。
    ケーブルカー付近とは全くの銀世界、さすが立山ですね。
    好天で最高な山スキー初日となりましたね。

    私は初日はまだでした。
    12月入りましたし、月山、蔵王あたり行こうかなという感じです^^

    1. ブログの過去を見たら、11月の立山は10年ぶりでした。びっくりです。日曜日は、新しい雪が降って新雪だったようですが、私が行った23日は、雪が硬く締まっていました。それでも久々に11月の立山を満喫できました。
      蔵王は、私のBCスキーの原点です。あのパウダーは、いまだに経験できていません。当時は細板でしたが、新雪の滑降中に転ぶと、頭まで雪の中。それでも全く重くなく、すぐに立ち上がれる。蔵王に行ってみたいです。

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