2月のリベンジで中妻山へ 新雪と藪藪尾根に苦しめられタイムアウト それでもご褒美は最高!

3月のスキークラブ行事で、またまた戸隠スキー場「ペンションあぜりあ」に宿泊予定。大宴会の前にたっぷりと汗をかくことを目的に、中妻山の大斜面滑降リベンジを実施。2月は藪が多すぎて乙妻山方面への転進だったが、今回は、その藪に立ち向かい尾根をハイクすることにした。

3月の山の状況は、今まで経験していない状況だった。2週間前までは、雪解けが進み、4月上旬の気温でスキー場の営業が心配されていた。山の雪も相当少なくなっていたようだ。それが、先週の南岸低気圧の発生で長野県にたくさんの雪が降った。おかげでスキー場も命拾いしたようだ。

今回、沢(小川)の渡渉が二ヶ所ある。佐渡山鞍部に上がる尾根の手前の小川と、鞍部から下って中妻山方面の左岸に渡る沢(小川)だ。前半の小川は、どうにか雪があってギリギリスキーで通過ができたが、後半の沢(小川)は、初めてスキーを外しての渡渉となった。

雪が少なくなっているにも関わらず、ここにきてどっさりと新雪が積もっている。まことに変な状況となっている。雪が少ない年は、藪が埋まりきっていない。雪の中に枝が横に伸びて隠れた状態になっている。滑降の時に注意が必要な状況だった。(帰りに天狗蔵君が1回・私が2回隠れた枝に足を取られて転倒する場面があった。)

スタート場所の大橋に6時ごろ到着。意外と車が少ない。3台ほどしかない。私達と同じ時間帯でスタートした、若者たちは黒姫山・佐渡山方面へ。中妻山・乙妻山方面へのトレースはなかった。黒姫山との分岐点までは細板のトレースが1本あったが、その後は、すべて二人でトレースを付けてのハイクとなった。(私はすぐに疲れてしまうので七割を天狗蔵君がラッセル)

トレースがない分時間がかかる。中妻山への渡渉も場所を探してうろうろ。せっかくシールを外して、尾根の付け根までスキー滑降ですんなり行くはずが、シールを貼りなおしてラッセル。時間がかかって仕方がない。尾根に取りついた後も、藪藪でハイクコース選択に苦労する始末。おまけに11時頃から天候が回復してくる予定が、その気配もなくガスガス。私のテンションもいまいち上がってこない。

結局、2月に上がった中妻山の山頂までは、時間切れということで、途中からのパウダー滑降となった。それでも6時間を超えるハイク時間。帰りの時間も考慮して、目の前に広がる大パウダー斜面を楽しむことにした。やはりが頑張った分のご褒美はあった。50cmほどのドライパウダーを満喫することができた。

滑降動画 ↓

メンバー:天狗蔵君・レッドバロン 総山行時間:9時間09分

往路:6時間23分 滑降準備:18分 復路(昼食含む):2時間28分

大橋標高:1,117m 最高到達標高:2,200m

6:17 大橋をスタート。今日は車が少ない。

2月と同じようにゲートが埋まっていない。新しい雪が降っていたが、その前に相当雪解けが進んでいたことが分かる。

細いトレースが1本のみ。スタートからほとんどラッセル状態。

二人の若者が抜いていった。黒姫山方面へ。

7:16 最初の小川の渡渉。どうにか雪が付いていたが、2週間前には、切れていたと予想できる。

尾根への登り。膝下ラッセル。

7:36 尾根に登りあげる。いつもはトレースがあるが、今日は無し。

たまにも私が前に出る。

スカッパーは、先端が広いのでラッセルしやすい。

7:58 尾根から佐渡山鞍部へのトラバースへ。やはり天狗蔵君が前に出る。本当に助かる。

8:12 久々にシールを外して滑って下ることにする。パウダー滑降が楽しめる。

気温が下がって雪がサラサラ。

渡渉地点を探してウロウロ。

8:45 雪がつながっている場所はなかった。

スキーを外して石の上を渡る。

レッドバロンもどうにか濡れずに渡渉成功。

いつものルートで尾根目指す。

9:06 藪藪の沢に到着。

尾根へのとりつき地点に移動。

沢が顔を出している。今まで見たことがなかった。

気合を入れて藪藪の尾根の方へ。

9:14 尾根の取りつきに成功。

たまにも私が前に出る。交代でハイクしていく。(七割は天狗蔵君)

藪の中に突入。

10:07 ひざ下ラッセル。ここまで深いラッセルは、今年初めて。なので身体が慣れていない。軟弱になったものだ。

10:36 だいぶ藪が薄くなってきた。

ガスって写真ではよく見えないが、高妻山からの下にある滝が見える。高妻山からの滑降を試みた場合、この滝が大きなポイント。

10:57 そろそろ天候の回復があっていいのだが。ガスが上がってこない。

右側をトラバース気味にハイク。

11:24 細尾根に差し掛かる。今年は全く問題なく通過できそう。

以前、スキーを外して通過したこともあった。

11:49 大斜面をジグを切りながら進む。滑降する場所の雪の状態をチェックしながら。

やはり天候は回復してこない。テンションが下がってきた。山頂までいく意欲が薄れていく。

ラッセルを交代しながら進む。

12:17 たまにも私が前を行く。

新雪50cm以上はある。

ホワイトアウト気味になってきた。視界があるうちに滑降する話が出てきた。

12:41 タイムリミット・視界不良で山頂までのハイクを諦め、滑降準備に入る。

12:55 そろそろ滑降しようか。

12:58 滑降開始。 動画 ↓

天狗蔵君がぶっ飛んでいく。気持ちよさそう。ベクターグライドジニヤスが走っていく。

レッドバロンも気持ちよく滑降。素晴らしいご褒美!

喜びを全身で表現。この後、ハイクしてきた尾根を滑降。

雪の中に隠れていた枝に引っ掛かり転倒の天狗蔵君。この後私も2回喰らった。

13:23 藪の薄い場所を選んで滑降していたら、トレースを外れて隣の尾根に下りてしまった。

携帯のGPSで位置を確認する天狗蔵君。

沢まで下りていく。割れている場所もあるので慎重になる。

13:45 尾根に取りついたトレースに合流。一安心。

13:57 少々遅いお昼。

私はマスの寿司 このころになって青空が見えてきた。天候回復が2時間遅かった。

やっぱり今日もやめらえない。ほとんど病気。(山の中で食べるカップ麺の美味しさは格別)

14:17 青空がでてきた中を帰ることに。

14:31 渡渉 スキーを外す。

スキーを放り投げて渡る。

佐渡山鞍部に向かっての最後の登り。

「ああ疲れた。」といった表情の天狗蔵君。合計7時間を超える登りだった。

14:57 滑降準備に取り掛かる。

今日は尾根の雪も生きている。いつもは重い雪だが、いかに気温が下がっていたかがわかる。

15:12 雪がまだ残っていた。

15:18 分岐点を通過。

天狗蔵君においつけない。

なのでいつものバックミラーで1枚。

15:26 大橋に到着。

いつものように「パイプの煙」でコーヒーと鶏肉の燻製を購入。

夜は「ペンションあぜりあ」で大宴会でした。

夜の大宴会スタート

ミルキーウエイクラブのメンバー 今日も盛り上がってます。

ミストラルクラブのメンバー

「あぜりあ」の社長と私達のスキーの師匠 この笑顔はスキー人生の賜物 80歳を越えるお二方が目標となっている。

今日宿泊のメンバーがラウンジに集まり、またまたスキー談義に花が咲いた。

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