まだ出会っていない「ツクモグサ」を探しに白馬岳へ 今の時期に行ったことがなかったが、快適な登山が楽しめた

Youtubeで白馬岳のツクモグサをテーマとした「山と花を巡る旅」を偶然見つけた。高山植物の花の写真をたくさん撮ってきたが、「ツクモグサ」には出会ってなかった。ちょうど6月中旬が見ごろとのこと。これは行くしかないと判断。一人で行くのも寂しいので片やんに連絡。彼もまた高山植物に詳しい。白馬大雪渓も久々に登る。BCスキーで行くことが多いが、登山で大雪渓は久々のようだ。二人でルンルン気分で楽しむことができた。

今回の山行は、前夜に猿倉に入って車中泊して、早朝に出発する計画を立てた。レジアスエースの後部荷台には、長さ180cm幅 70cm(折り畳み式)のベッドを装備している。このサイズにピッタリなマットが販売されていた。これは買うしかない。快適な睡眠は、車中泊に欠かせない。この快適さを先ずは、猿倉で試すことにした。

魚津インター20:30集合。猿倉に22:15に到着。寝る準備をして22:30には、シュラフに潜り込んだ。快適そのものですぐに眠りに入ったようだ。3:30頃トイレに行きたくなり目が覚めたここまでぐっすり。その後うとうとしていたが、二人で起きだし登山の準備に取り掛かった。

先ずは朝食を食べる。1リットルの水を沸かして、味噌汁とポットに入れる。前夜に買ったお弁当をしっかり食べてエネルギー補給は完璧。お昼のカップ麺・コーヒー用のお湯もバッチリと準備ができた。

これまでは、白馬方面から登山を行う際は、朝2:30頃に起きてお湯を沸かし、朝食を食べて家を3:30頃出て、登山口に5:00頃到着。そこから登山開始といったパターンが多かった。今回のように車中泊したのは、新穂高温泉をスタートする時ぐらいだったが、しっかり睡眠がとれた状態で早出ができるのであれば、車中泊はまことに便利となる。テントでの宿泊を想定すれば、なおさら早出・早着が基本となる。便利なものを手に入れることができた。嫁さんとケンカして家を出されてもよさそうだ。( ´艸`)

今回の目的は「ツクモグサ」に出会うこと。ツクモグサは、北海道の利尻岳・八ヶ岳の横岳・北アルプスの白馬岳周辺でしか生息していない貴重な高山植物だ。6月中旬から咲き始め、下旬には終わってしまうよう。なので私は出会っていないわけだ。高山植物の花の写真をたくさん撮ってきたが、7月に入ってからの物がほとんどだ。昨年はウルップソウを見に蓮華温泉~白馬岳登山を行っている。もうそろそろ終わりかけのウルップソウに出会えたが、今回は、これから盛りといったウルップソウにも出会うことができた。この花も北海道・北アルプス・八ヶ岳周辺でしか咲いていない。ウルップソウとツクモグサは、いろいろ生育環境がかぶっているようだ。

今の時期の登山も気持ちよかった。白馬岳は標高2932mと意外とある。猿倉が標高1233mぐらいなので、さわやかな登山ができた。早朝の雪渓は冷気が漂い寒いぐらいだった。思わずウインドブレーカーを着用した。その後、小雪渓を通過する頃には太陽が照りだし、一気に気温上昇。それでも爽やかなハイクができた。その為か4時間少々で白馬山頂に到着することができた。白馬山荘周辺からは、ツクモグサを探してうろうろしていたため4時間を超えたが、高山植物の花の写真を撮らなければ4時間を切っていたかもしれない。意外と快調だった。

帰りもやはり早い。雪渓は緩んできているため登山靴の踵を叱り落としていけば簡単に下っていくことができる。下山は3時間少々だった。(昼食40分あるので実際は2時間少々)白馬山荘のテラスでマッタリと昼食をとった割には、猿倉に12:13に到着していた。なので早出・早着の充実の山行となった。その後は、「おになたの湯」に入り、白馬界隈のアウトドアショップを回って充実の1日を過ごすことができた。

メンバー:片やん・レッドバロン 総山行時間:7時間42分

往路:4時間22分 山頂滞在3分 復路(山荘テラスで昼食40分含む):3時間17分

猿倉走行:1,233m  白馬岳標高:2,932m

4:41 猿倉駐車場をスタート。

4:51 猿倉山荘(今回映画の撮影のため鮎川山荘になってました。)前のトイレで用を済ませて再出発。

林道に出る。

目指す白馬岳?

5:07 片やんが撮ってくれたレアな写真。

5:09 長走沢を通過。

オオバミゾホウズキ

5:20 林道から登山道へ。

小さな沢を渡る。

サンカヨウ 群生していた。

5:33 早くも雪渓歩き。まだアイゼンは付けないで行く。

5:43 白馬尻を少し過ぎたあたり。

5:51 アイゼンで歩く場所がはっきりと分かる。傾斜がでてきたので蛇行している。

6:15 アイゼン装着。傾斜が少しずつきつくなってきたんで。

片やんは、スパッツも装着。

大雪渓が一番きれいな場所。

6:23 落石があった。音もなく人の頭の大きさぐらいの岩が転がってきた。思わず「落!」と叫んだ。振り返ると岩がゴロゴロある。大雪渓は気を付けないといけない雪渓だ。

安堵の表情。

6:41 上から片やんを撮影。 傾斜がきつくなってきたことがよくわかる。

冷気で寒さを感じ、ウインドブレーカーを着てハイクする。

6:51 落石の原因を作っている杓子岳。

7:05 傾斜がきつきなってきた。小雪渓の手前。

横の登山道へ。アイゼンのまま上がっていく。

7:18 大雪渓の全様。

7:32 小雪渓のトラバースラインまでの急登。

7:57 だらだらと村営白馬岳山頂宿舎に向かう。

ウルップソウを発見 紫色が綺麗。

8:26 村営白馬岳山頂宿舎前を通過。

 

8:34 分岐点を通過。右に行く。

「ツクモグサ」を発見。 初めての出会いです。

毛勝三山をバックに撮影してみた。

オヤマノエンドウ

8:48 白馬山荘前を通過。分岐点からうろうろして時間を喰ってしまった。

白馬山荘前で1枚。まだバックの山が見えていたが、この後ガスが湧いて見えなくなった。

山頂に急ぐ。片やんに付いていくのがやっと。

8:57 最後の頑張り。

カラ元気。

もうすぐ山頂。

9:03 白馬岳山頂に到着。

剱岳は残念!雲の中。右に毛勝三山は見える。

朝日岳方面。

清水岳

白馬岳の裏側を覗く。

ハクサンイチゲの群生。

白馬岳の開発者、松沢貞逸のレリーフ 白馬岳頂上に山小屋を建てたのは、明治三十九年(1906年)のこと。 現白馬村のヤマキ旅館に生まれた貞逸(当時16歳)が白馬岳頂上に小屋を開いたのは明治の末。 以来、山小屋の増設、貸切自動車業、登山案内人組合の創設、と次々に事業を広げていったそう。

ウルップソウと白馬岳山頂。 ガスがかかってきた。

ハクサンイチゲ

ツクモグサ

ミヤマキンバイ

9:30 白馬山荘テラスでマッタリ食事。

人も少なく穏やかな食事ができた。

今日のカップ麺はこれ。

スタバのカフェラテもいただく。

10:10 下山開始。

一気にガスが抜けた瞬間の写真。

村営白馬岳山頂宿舎の上にあるウルップソウの群生。

アイゼンなしで下っていく。

10:47 大岩でアイゼン装着。傾斜がきつくなり始める。

11:07 今回の山行で初めての「ゴロー登山靴」に出会う。女性の方だった。上で旦那さんが大笑い。S-8 私のブーティエルよりもハードタイプ。

11:09 杓子岳からの落石が一番多い場所を通過。

BCスキーでここを滑って地雷(雪の中に落石が隠れている状態)の多いのにびっくりした苦い思い出がある。それ以来、大雪渓は登る場所で、滑る場所ではないと分かった。

11:17 快適な下り。

はじける片やん。

11:36 アイゼンを外して滑るように下っていく。

金山沢とのぶつかり地点にシラネアオイの群生地を発見。

シラネアオイの写真を撮っているレッドバロン。

11:40 白馬尻を通過。ここに小屋が建つ予定だが、今年はどうなのか。

11:44 雪渓歩き終了。

登山道横にニリンソウ発見。

11:52 小沢を通過。

キヌガサソウ

オオバミゾホウズキ

12:03 長走沢を通過。

林道からショットカットで猿倉へ。

12:18 猿倉山荘(今は鮎川山荘)を通過。

12:23 駐車場に到着。お疲れさまでした。ミッションを果たすことができた充実の山行終了。

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