気温が上昇した平日休日は、やはり涼を求めていつも場所に足が向いてしまう。現地に到着してびっくり。水量が激減してしている。渓流に足を入れても冷たさが先週と全く違う。水温計で測ってみると16度ある。岩魚達の活性も一気に低下。先行者の足跡もあり、先週とは全く違った渓流になっている。久々にシビア―な状況だが、それなりに楽しんだ。
フライボックスを覗くと、午後からの渓流で使う可能性がある、ブラックアントパラシュートが少なくなっている。日中はやはり一番使用頻度が高いフライだ。今シーズンは、16:00以降の釣りがほとんどで、あまり使っていなかった。やはり補充しておこうと、タイイングテーブルに向かい#12・#14ブラックアントパラシュートを巻いてみた。
今回のタイイングのポイントは、UVレジンを使ったことだ。特徴は、UV(紫外線)を当てることで固まる樹脂であること。 UVレジンは、シンナーのような有機溶剤を含まず、また、硬化のために硬化剤を混ぜる必要もなく(1液で硬化)、光を当てるだけで樹脂を成形することができる。 手軽に、思い通りの形の透明なプラスチックができてしまう便利グッズだ。これをアントのお尻の部分に使用してみた。ストークボディーにも使ってみると丈夫なボディーとなっていい感じだ。
#12 ブラックアントパエアシュートの作製を紹介

フックにスレッドを下巻きする。

ウイング材をシャンクの上に固定。

90度に折り曲げて根元を巻き、アイ側でスレッドを巻くと、90度がキープできる。

お尻になる場所にスレッドを巻いて小さな玉を作る。

UV-レジンをお尻に塗っていく。


玉になったところで、UV(紫外線)をあてていく。30秒ほどで硬化する。

ハックルを選択。

お尻がいい具合に固まった。

ハックルをフックに固定するときは、ストークに毛の根元を残しておく。スレッドを巻いたときに根元が引っ掛かってハックルが固定されて巻きやすくなる。大切なテクニック!

ハックルが下を向いた状態に巻いていく。

ウイングにストークが綺麗に巻かれていくこちが重要。順番に上にいく。

ハックルを下に巻いてきてスレッドでとめる。スレッドをよじって細くし、ウイングに巻かれているハックルを押さえながら巻いていく。

スレッドが下まで来たら、ハーフヒッチでアイの後ろでとめていく。


ヘッドセメントをたらしてスレッドを固定する。

下がっているスレッドを切る。 ウイングの長さを調整する。

完成!


同じように#14番も巻いてみた。

上から見ると大きさの違いが分かる。

午後から出撃。

最初に入った渓流は、岩魚の姿は見えるが、フライに全く興味を示さない。

一匹目がでたポイント。

ちびっこ岩魚。

二匹目がでたポイント。

優しくリリース。

水温が16度あった。岩魚も夏バテ状態となる。

三匹目のポイント


今日はちびっこしか遊んでくれない。大きい岩魚は石の下でお休み状態。

優しくリリース。

なかなか泳いでいかない。

車に戻ってコーヒータイム。

今日のデザート。

四匹目


四匹目がでたポイント。

17:00を過ぎると、クリーム色の水生昆虫が飛び始めた。これにチェンジ。

水中撮影成功。

今日一番粘ったポイント。

白く泡立った1m下にいいサイズが定位している。4回反応してきたがフッキングに至らず。やはり夏バテ気味なのか、先行者に痛めつけられているのか。30分の時間をかけたが諦めて上に行く。

最後の堰堤からふみ跡ができていた。先週はなかったのでそれなりの人も入渓していることが分かる。今シーズンは9月まで渓流散歩は休憩としよう。たくさん岩魚達と遊んだので大満足。


車に戻って終了。シビア―だったが楽しめた。

