久々に天狗蔵君が地元に帰ってきた。仕事で熊本に行っていた。話によると九州の山を制覇してきたそう。しきりに北アルプスが恋しかったとのことだ。はやり山の規模が違っていたと話してくれた。12月のこの時期にまとまった雪が山間部を中心に降っている。粟巣野スキー場の雪も1mを超えている。大品山は相当出来上がっていると判断。天候が不安定なので偵察を兼ねて行ってみることにした。
大品山は、知り尽くした山だが、シーズン初めとあって地形がもろに出ている状態。凸凹の地形上に雪が1m50cm以上積もっている。この状態で風が吹き、雪が低い地形に移動して、ある程度平らな状態になってくる。この状態になるとツリーランも楽しくなる。
上部の駐車場に車を止めると、一人のBCスキーヤーがスタートするところだった。昨日までガンガン雪が吹ているため、トレースは消えていると考えていた。一人参加者がいることは、心強く思えた。
7:49 駐車場をスタート。スキー場の圧雪車が、ぐるぐる回っている。ゲレンデは最高の状態だ。12月末でこのコンディションは素晴らしい。BCスキーではなくゲレンデスキーがしたくなる誘惑にかられた。
今日の雪は、激重・激パウだ。北陸特有の湿気を持った雪だ。標高を上げればすこそはいいパウダーにありつけると考えていた。先行者のトレースに助けられながらも、やはり激パウラッセルとなった。
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン 総山行時間:5時間40分

往路:3時間37分 山頂滞在(ツエルト設営・食事):41分 復路(登り返し含む)1時間22分

スタート標高:607m 大品山標高:1425m

7:49 上部駐車場をスタート。熱くなることを想定して上着は着なかった。

スキー場内へ。雪はたっぷりとある。天狗蔵君は古いウエアーを着用。身体を濡らす原因となってしまった。


8:15 しっかりパックされたゲレンデ内をハイク。スキー靴が私と同じになった。K2のディスパッチ130 まだまだ脚になじんでいないようで、踝があたると言っている。

綺麗な斜面。ここを大回りで滑りたい。

8:22 スキー場トップのリフト降り場横を通過。ここから山の中に入っていく。

1本トレースが伸びている。先行者は1名。

8:23 導水管の横を上がっていく。カンジキのトレース跡なのか、深い溝ができていた。


8:39 いつも積雪の目安にしている場所を通過。

2024年1月27日 昨年の積雪。一ヶ月早いが昨年と同じぐらい積雪がある。

9:03 貯水池横を通過。この後細尾根に上がっていく。

いつもながらラッセルが頼りになる。

細尾根にトレースがついているので助かる。


先行者の方に追いついてお礼を言う。私たちは帰りの下りのトラバースラインを付けるためにラッセルで進む。先行者の方は、自分でラッセルしながら登りたい方のようだ。素晴らしい!


10:26 たまにも私が前を行ってラッセルをする。

スキーは完全に隠れてしまうほどの深雪。

膝上ラッセルといったところか。天狗蔵君のウエアーが相当濡れている。ゴアテックスが効いておらず相当身体を濡らしてしまったようだ。一番下にワークマンの下着を着ているが、寒くなってきたとしきりに訴えてきた。

ともかく山頂を目指す。

10:55 トラバースをかけて滑る予定の谷間に到着 昨年もここまで滑ってトラバースラインに入っていく。

滑りたくなる斜面。


ガンガン上がってくれる。


11:19 大品山に到着。ツエルトを張る場所を探す。風も出てきて天狗蔵君の身体の冷え具合も気になる。ツエルトを持ってきていてよかったと思った。昨年もここでツエルトを張る練習をしている。

11:37 ツエルト内に潜り込みシャツを交換する天狗蔵君。替えを持ってきていてよかった。いままで何度も一緒にBCスキーを行ってきたが、上半身裸になって下着を着替えたのは初めてだった。やはりウエアーの選択は重要だということがわかる。私も汗をかいているが、上着(ゴアテックス)の上にモンベルのインサレ―ション(サーマルパップパーカー)を着ると温かくなり、汗が乾いていった。これは非常に重要なところだと思う。

ツエルト内でカップ麺を食べて身体を中から温める。

天狗蔵君もサーマルラップを着ると身体が温かくなったとのこと。良かった。

綺麗な張り方ではなかったが、時間がなかった。樹と樹の間にロープで引っ張ってぶら下げ、その中に入って中をスキーで押さえて空間を作るといった、簡単ななものだが、それでも中は温かくなる。

12:07 滑降開始


天狗蔵君が滑降開始。

大品山からの滑降終了。谷へは行かないことになった。
登り返し覚悟でいい斜面を滑降。 ↓

最高のパウダーでした。

12:33 登り返しスタート 激重パウダー。
登り返してトレースめがけて滑降 天狗蔵君の滑り カメラのレンズに水滴が。ごめんなさい。ボケてしまった。 ↓

天狗蔵君のベクターはよく走る。パウダーの中からのスキーの抜けがいい。


レッドバロンもパウダーを満喫。やめられない!

13:04 少々細尾根の手前で下に下りすぎた。貯水池が下に見えてきた。できるだけトラバースしながら細尾根を目指す。この見極めが難しい。滑りたくなる斜面が目の前にあるとつい滑降してしまう。

13:06 うまく細尾根のトレースに合流できた。跡をたどって下るのみ。


13:08 細尾根から降りて貯水池横へ。

13:09 貯水池横を通過。トレースにそって下っていく。

13:16 導水管に到着。


13:18 導水管にかかる橋を通過。


13:22 スキー場内に入る。ここまでがBCスキー。(バックカントリースキー)スキー場内を滑って駐車場へ。

下のリフトの降り場の上を通過。

13:29 駐車場に到着。お疲れさまでした。天狗蔵君は九州で生活してきたので、この急激な気温の変化に身体が対応できていないとしきりに訴えていた。明日は、晴天が約束されているので白乗斜面にチャレンジすることにした。

