京都の山友(スプリットボード)を案内して大品山へ 急斜面でのキックターンがうまくいかずお助けストックでクリアー

久々に京都の山友 花ちゃんから連絡が入った。地元の「うな新」という民宿に家族3人で一泊二日の旅行に来るとのこと。二日目にどこかの山に行きませんかとのお誘いだった。前日の土曜日は天狗蔵君との高松山BCスキーが入ったことから、日曜日に大品山に案内することにした。彼女とは昨年の日帰り蝶ヶ岳でニアミスだったようだが、7年前の春に毛勝山で出会い秋にテント泊で毛勝三山縦走を行っている。そんな彼女との久々の山行となった。

7年前に毛勝山で出会った時はまだ独身。京都雪陵クラブ員でガンガン登山を行う強者だった。(今も)秋に一緒に毛勝三山を縦走したときのメンバーの男性と結婚。その後は一人娘を背負子に入れて3人での山行がSNSに投稿されていた。仕事と子育てと登山といったハードな日々を送る彼女だ。今回は、一人娘をパパに預けての山行が可能ということで案内することにした。

娘とパパは極楽坂で雪遊び。スキーも持ってきていたようだが、最近の娘のマイブームは、雪洞堀りらしい。今回も雪洞を掘ってその中で遊んでいたようだ。(将来はすごい登山家になっているかも)京都の家の周辺では雪遊びができないので、スキー場は楽しい場所となるのだろう。

「民宿うな新」は我が家から10分以内で到着できる。迎えに行くと、ママを送り出す娘の顔が意外と明るかったので安心した。一路粟巣野スキー場を目指す。

うな新の朝食時間の関係から、粟巣野到着が9:10頃となった。山行としては遅いスタートだが、大品山は手頃なところなので選択して正解だった。

9:39 粟巣野第2駐車場をスタート。天候は最高だが、気温が上昇してしまうのが気がかり。腐れ雪を下りてくるのが嫌だ。ハイクしていくスキー場の雪がシールの裏に付着して登りづらくなってくる。湿った雪になっていくのが気がかりだ。

10:16 スキー場から上部の急斜面に入っていく。導水管が雪に覆われている。積雪は2mは越していそうだ。ここの急斜面でまずは最初の試練。スキー登行では、ジグを切りながら登っていけるが、スプリットボードに慣れない彼女は、シールが滑ってジグを切ることができない。ここは外してザックに括りつけて坪脚でのハイクすることにした。うまくエッジが効かないため、登り辛くなるようだ。

10:43 平坦な直線の登山道に上に出る。ここまで来るのに時間がかかった。何かいい方法がないかと思案しながら先を進む

11:03 貯水池横から細尾根の取りつきに上がる。ここからが今回の山行の核心部だ。スキーだと簡単にジグを切って上がれるが、私がすんなりいく角度で苦労している。スノーボードのシューズが柔らかいため、力がうまく伝わらないのかもしれない。そこであみ出したテクニックが「お助けストック」だ。お助けロープがちょっとした岩場等にあると助かるのと同じで、私のストックにつかまり、ジグを切るとすんなりクリアーできるようになった。ちょっとした支えがあることでスプリットボードのずり落ちが軽減でき、その後はスムーズなハイクができるようになった。なので心配していた細尾根も難なくクリアーだ。

11:48 細尾根からトラバース気味にハイクしていく。帰りのことを考えてのトレースだ。1229mの凸を通過した後は、高速道路化しているトレースを利用して進んで行く。ペースが上がったのか、先行者に追いついてしまった。追いついた理由としてスキーの裏に雪が付着してしまい、大変だったようだ。出発前に固形ワックスを塗ってブラッシングすることをお勧めした。

12:29 大品山の山頂に到着。どうにか3時間を切っての登りだった。それにしても後半のペースアップはすごかった。まだまだ強者であることが分かった。山頂でいつものように食事。カップ麺+お茶づけ+コーヒーといった身体が温まる食事だった。モンベルアルパインサーモボトル0.75リットルを最近使っているが、この3つに充分対応してくれるのでいい。保温力も素晴らしいと思う。ちなみに彼女は、カレーメシだった。うたい文句が「33種類の栄養素の入ったバランス食品」とのこと。今度試してみることにする。

13:13 大品山から滑降開始。今日はガイドに徹しているので、後ろを振り返りながら滑降していく。上部は今日もパウダーだった。彼女もパウダー滑降ができて非常に満足している。ボーダーは一度止まってしまうと移動するのが大変だ。うまく滑降ルートを選択する必要がある。ストックを使っての移動がしずらいので複雑な地形を滑るのは苦手なようだ。ルートを考えながら下って行く。

その時の動画 ⇓

13:31 細尾根も下りは何の問題もなく滑降できた。今年は雪が多いので通過しやすくなっている。この後も緩い林道を下りていく。導水管に差し掛かったあたりから雪が重くなってきた。

13:40 スキー場内に入る。二人で思わずハイタッチ。ここから駐車場までは快適な滑降が楽しめた。少々重くなった雪だが意外と滑りやすい。

13:46 駐車場に到着。初めてガイド役をしたが、案内した方が大変喜んでくれるのを見るのも楽しいものだ。私が長年通った大品山BCスキーのテクニカルな部分と楽しい部分の両方を伝えることができたようだ。今回、大品山山頂でテント泊をして鍬埼山に行っていた方々がいたが、京都雪陵クラブの冬季山行にお勧めしたい。今年度の登山研の冬季研修会にも使用されている。いい冬山登山の練習になるように思う。

メンバー:花ちゃん・レッドバロン  総山行時間:4時間07分

往路:2時間50分 山頂滞在:44分 復路:33分

駐車場標高:605m 大品山山頂:1,425m

9:39 駐車場をスタート。

ハイクしてすぐに暑くなってきた。

10:16 スキー場最上部に到着

彼女はカメラを向けるとこのポーズをよくとる。

10:17 スキー場外へ。ここでリフトで上がってこられた方と同時スタート。

ここの急登は、スプリットボード泣かせだった。ジグが切れないので担ぐことに。

スキーは上がていけるのだが、テクニックなのか大ちゃん教えてほしい。

今日もいい天気。しかし太陽があると雪が腐るので曇ってほしい。

ツボ足で急登をクリアーしてきた。

10:35 導水管を渡る橋から撮影。雪の量がやばい。

10:50 平坦な登山道上を進む。

ここはスプリットボードもOK。

11:02 貯水池横に到着。ここから細尾根に上がる。

またまたこのポーズ。

細尾根をスプリットボードを外さずクリアー。お助けストックの多用でした。

11:35 斜度が緩くなってきたところで、帰りのトラバースラインを作っていく。斜めに軽く上りを入れていく。

パウダーが残っている。気温が上がらないのでまだまだ雪は生きている。

高速道路化したトレースを利用してハイク。楽ちん楽ちん。たまにお助けストック使用だった。

やはり余裕でついてくるのがすごい。

12:04 大品山の山頂に到着。予定通りのハイク時間だった。

レッドバロンも撮ってもらった。昨日のロング山行で筋肉にエネルギーがなかった。なのでお腹がすいて仕方がなかった。

先ずはお茶づけ。

カップ麺も一緒に。

花ちゃんはカレーメシ。今度食べてみよう。5分の待ち時間は長いかも。

カップ麺もペロリ。

もちろんコーヒーもいただく。

山頂でテンパクして鍬埼山山行を行った強者。

滑降準備に取り掛かる。K2のスプリットボードだった。扱いやすそう。新品は高いので中古だそう。

13:13 滑降開始。

彼女なりにパウダーを楽しんでいる。

細尾根手前の斜面。

細尾根は慎重に下る。

13:37 貯水池横に到着。先ずは一安心。

13:37 導水管の上を通過。

スキー場までのパウダーコースだが、雪が重くて滑れなかった。

13:40 スキー場に戻る。

滑降するのが楽しそう。

駐車場の上に到着。

13:46 車に到着。お疲れさまでした。花ちゃんの顔に楽しかったと書いてある。よかったよかった!

“京都の山友(スプリットボード)を案内して大品山へ 急斜面でのキックターンがうまくいかずお助けストックでクリアー” への2件の返信

  1. レッドバロンさん、こんにちは。
    7年前の毛勝ではなちゃんと一緒にいた、京都雪稜クラブの岡崎です。この週末は新潟と長野に遠征して、守門岳と鍋倉山で山スキーしてました!
    その後の毛勝三山の縦走は、沢で尻餅をついて尾骨をやられて、行けず、、、去年は膝の手術をしてと怪我が多かったのですが、なんとか冬は山スキー楽しんでいます。
    はなちゃんと違って体力落ちて大変です(汗)
    私もまたお会いしたいです!大品山楽しそうでしたね!

    1. 岡崎さんお久しぶりです。
      今回、彼女から黒部に一泊すると聞いて、大品山が頭に浮かびました。すごく楽しんでもらえて嬉しいです。毛勝山で出会ってから、7年がたってしまいました。ちょうど退職の年だったかもしれません。今年まで週4日の仕事でしたが、充実した日々を送ることができ、この4月からプータローになります。富山に是非遊びに来てください。山行に同行しますよ。

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