土曜日は快晴が約束されている。天狗蔵君から唐松沢・Dルンゼ滑降の提案があった。ブログを確認すると、2014.4.12・2015.4.4・2017.3.26の3回だった。本当に久々となる。2014年の滑降のために前年の夏山で唐松岳に登り、Dルンゼまで降りて下を覗いて斜度を確認していた。初めてのドロップインは、左奥から斜滑降気味に入った覚えがある。今回は、雪が多かったこともあり、斜度はあまり急に感じなかった。苦戦したのは、薄いパウダーにザラメの硬い斜面が混じっていること。ここをクリアーした後は、シュガーシャウダーの快適な滑降を満喫することができた。
4月に入り、パウダーシーズンが終わると、海外からのスキーヤーはいなくなってしまう。残雪期の山スキーとなるからだろうか。この時期は、雪面が硬くしまってアイゼンが気持ちいいほど効いてくれる。そのためか、登山者がわんさか押し寄せている。登山コースには、アリの行列のように登山者が列を作って上がっていく。そんな中をBCスキーヤーは3名とボーダーが1名。急な尾根は、列を外れてジグを切りながら上がっていく。
今回、私のMTBを二股にデポ。八方尾根の無料駐車場に車を置いて、ゴンドラ乗り場へ。ゴンドラの搭乗は、意外と早かったが、ウサギ平のアルペンクワットが8:30搭乗なので早々待たされる。その上のグラードクワットは、8:45搭乗となっているのでここでもスキーヤーは待たされてしまう。その間、登山者に抜かれてしまう。理由を確認すると、スキー場のオープンの時間帯に合わせてあるとの回答だった。
ともあれ快晴の八方尾根ハイク・Dルンゼ唐松沢滑降を満喫することができた。
今日の滑降動画 ↓
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン 総山行時間:6時間44分(ゴンドラ搭乗~二股到着まで)

往路:4時間20分 Dルンゼ滑降準備17分 復路(昼食19分含む):2時間07分

八方ゴンドラ乗り場の標高:747m 唐松岳山頂:2696m

6:42 二股にMTBをデモ。この時間帯だが、車のデポが5台ほどあった。ガラガラ沢等を滑降してくる人もここに車をデポしていく。MTBは、帰ってきてから天狗蔵君に駐車場まで行ってもらい、車を持ってきてもらうことにした。この後八方尾根の無料駐車場に車を移動。

デポされた車は5台。

7:04 無料駐車場からゴンドラ乗り場に向かう。


ゴンドラ乗り場に居るのはほとんどが登山者だ。アイゼンを効かせて快適な登山を満喫することができるので、今の時期は人気となっている。冬山の入門コースとしても最適なルートだ。登山届は、スマホで見せればOKとのこと。私はコンパスの登山届を印刷して提出した。

8:12 ゴンドラに搭乗。思った以上に早かった。しかし、ウサギ平のアルペンクワットが8:30、最後のグラードクワットが8:45オープンなので、その都度待たされてしまった。


8:30 少々待たされてアルペンクワットに搭乗。雪の量がやばい。夏山シーズンインは遅れるかもしれない。




雲一つない快晴。


8:33 グラードクワットに移動。8:45まで待たされた。


8:45 やっと搭乗できた。

8:54 八方池山荘をスタート。

登山者のアリの行列が上に伸びている。すごい人だ。

白馬三山が綺麗に見える。


登山者の横をスキーでハイク。だいたい同じペースかな。前に1名スキーヤーがいる。同じDルンゼだった。Dまで行かずに手前からドロップインされていた。強者である。

バックは、五竜・47スキー場



9:20 標高2005mの第2ケルンを通過。別名、息(やすむ)ケルンとも言い、昭和12年(1937)12月26日、ここで遭難された息子さんの供養にお父様の西阪さんという方が建てられたそう。

9:25 標高2035mの八方ケルンを通過。

尾根の雪が少なくなってきた。いかに風が強く吹き飛ばされるかが分かる。

9:32 八方池は雪の中。

9:34 標高2080mの第3ケルンを通過。

ダテカンバのある場所で小休止。



ここでクトーを装着。


9:56 スタート。全身紺色の怪しげなスタイル。

登山者は、尾根を直登していくが、私たちはジグを切っていく。意外と同じペース。


10:07 快調そうな天狗蔵君だが、登りが辛かったそう。(珍しい)久々に標高が高い場所に来ているからだろうか。

登山者の列がやばい。アリの行列。中山ケルンまで伸びている。

天狗蔵君の職場の同僚に追いついた。富山山想会のメンバー。



10:27 「不帰の嶮」が近くなってきた。


天狗蔵君撮影 風の悪戯がテーマ よく撮っている。



10:47 丸山ケルンを過ぎたところ。




五竜岳

雪が多く、尾根が丸くなっている。

今日はスキーで最後まで行けるかもしれない。


Dルンゼのドロップポイントを確認。大丈夫そうだ。

細尾根もスキーでクリアーしていく。


唐松岳 山頂には人が多い。


唐松山荘の上への登り。簡単に上がれた。過去にはスキーを外して上がった覚えがある。いかに雪が多いかわかる。

11:34 唐松山荘の上に到着。唐松岳への最後の頑張りどころ。

剱岳の眺めがいい。

鞍部でスキーを担いでハイク。

風が出てきたので上着も着る。

もうすぐ山頂。

12:05 唐松岳山頂に到着。

記念撮影。

Dルンゼへの下りの登山口でもう一度。バックに人がいない場所で。

北方稜線をバックに記念撮影。この後下っていく。

Dルンゼの滑降場所。最後の下りがやばい。

天狗蔵君がアイゼンなしでトライするがやめて戻ってきた。

アイゼンを装着。安全第一。


アイゼンを装着すると安心して下れる。


12:29 Dルンゼに到着。天狗蔵君が覗きこむ。

なかなかの斜面だ。

滑降準備に取り掛かる。意外とドキドキしない。

12:49 安全祈願の記念撮影。この後滑降開始。 滑降動画 ↓

12:50 私もドロップインします。

山頂からレッドバロンの滑降を撮影してくれた方がおられました。





12:54 一番急な斜面を無事に滑降。薄いパウダーと硬いザラメが混じっていて意外と苦戦を強いられた。思わず「こわーーーーい。」と叫んでしまった。


ここまでくると楽しめる滑降。


日本の風景とは思えない場所。雪と岩

12:57 天狗蔵君は軽く流していく。私は大腿部がパンパン状態。

なので少々腰が引けている。

斜面にシャウダーが入ってきた。滑りやすくなった。

雪の塊があるということは、横の斜面から落ちている証。気が抜けない。

13:03 ここまでくると斜面も緩くなり、快適なシュガーシャウダーを満喫できた。

シャウダーをゆったり滑降。

気持ち良すぎる。

天狗蔵君も気持ちよさそう。滑ってきて一言「片足のスキー靴ウオークモードだったわ。前につんのめりそうになって滑ってた。」


唐松沢の後半は、直滑降で。



南滝の高巻の場所が見えてきた。右の斜面をトラバース気味に滑降していく。


南滝へはここを進む。ほとんどが高巻きルートをとっている。

13:21 スキーを外してツボ足で登る。30mほどの登り。ここで今日の滑降は終了となる。

13:25 高巻き終了 南滝の下に降りていく。


南滝 通過しようと思えばできたかも。何があるかわからないので高巻きで正解。

下はデブリランドになっている。

スキーを外して下る。

気温が上昇して左右の山から雪が落ちている。早く通過して大正解。

渡渉場所に滑って移動。

いままで見たことがないほどに雪が多い。天狗蔵君は飛び降りた。

私はザックをおろしてどうにか下にたどり着いた。着地でしりもちをつく。

13:51 すごい雪の量。渡ったところでお昼にする。

お茶漬け

容器の周りに断熱材を巻いてみた。

カップ麺もいただく。

天狗蔵君からレーズンサンドの差し入れで、コーヒーもいただく。

14:18 林道までハイク開始。

貯水池があった。

スキーを付けて滑降していく。

14:28 林道に到着。ここから滑降して二股を目指す。


14:35 通過

カーブが2カ所出てきた。

杉が落ちていてスキーが滑らない。


14:52 二股が近づいてきた。意外とこの林道が長い。

14:56 二股に到着。無事到着の儀式。ここで天狗蔵君が車を取りにMTBで下っていく。私はのんびりと今日の余韻を楽しんだ。

スキー靴を脱ぐと開放感がある。

二人のスキー 私は残雪期用としてウェバック177cm 天狗蔵君はアネックス177cm?確実に私のスキーよりも重い。私のスキーのビンディングも10年以上使っているダイナフィットだ。今後交換を考えないといけないかもしれない。山の中で壊れるのだけは避けたい。
久々に充実の山行となった。2017年以来のDルンゼだった。8年が経過している。その間様々なBCスキーを行ってきたが、この年になってもDルンゼ・唐松沢を楽しめたことに心から感謝しよう。一緒に行動を共にしてくれる天狗蔵君に感謝感謝だ。

