連休初日、前日に立山に入っている方のSNSには、「ザラメ雪で気持ちよく滑れた。」といった投稿が見られた。天狗蔵君からも「室堂周辺いいみたい。行きましょう。」とのお誘いが入ってきた。ここは、大混雑も覚悟で行ってみることにした。天候は最高で室堂到着と同時に素晴らしい一日になる予感がしたが、結局のところ、午後からの天候急変と気温低下で山の怖さを改めて実感することとなった。
スタート時点で雪が硬かったことから、南斜面の劔御前から雷鳥沢までのコース等を選択すればよかったようだ。ともあれ、今回あまり滑っていない御山谷の斜面を気持ちよく滑降できたことが救いだ。その逆に雄山社務所裏からの南西ルンゼは、地獄の横滑りの連続となった。間違って滑落すれば命にかかわる事故になったかもしれない。この時期の立山は、やはり慎重な行動が求められるのだということを改めて学ばせてもらった。
今日の滑降動画
天国の滑降
地獄の滑降
メンバー:天狗蔵君・レッドバロン 総山行時間:5時間29分(立山駅切符売り場~立山駅到着まで):11時間40分

往路(御山谷滑降終了まで):1時間47分 シール装着:13分 復路(一ノ越までの登り返しからターミナルまで):3時間29分

室堂標高:2,450m 雄山山頂標高:3,003m

5:46 立山駅の切符売り場に並ぶ。列は三重になていた。この時間帯で並んで買えた切符は8:10の物だった。それでも今回は、室堂の雪が緩んでいなかったこともあり、1時間以上早く上がったスキーヤーも室堂周辺で時間つぶしをしていたよう。あまり体制に影響はなかった。

料金がべらぼうに高くなった。室堂往復7,380円 これは高い。

切符が買えたのは6:40。買えたチケットの時間は8:10発だった。立山駅で待ちぼうけをくらった。

時間があるので駅でマッタリ。氷見牛コロッケをいただく。

8:08 ケーブルカー出発。運転手は座っているだけだそう。ドアーの開閉と案内のスイッチを操作している。もしブレーキが必要になったときは、手動で右手のハンドルを回すそう。


8:54 正面の山は天狗山 美女平でのバスは、8:20発だった。この時間帯に一番たくさん乗っているのが、中国からの団体の方々。バスは別となる。なのでバスはゆったりしている。




9:03 雪の大谷を通過。今年の高さは16m。一番後ろの席だったので写真が撮れた。

9:29 ターミナルをスタート。素晴らしい天気。


逆光が強すぎて写真がうまく撮れない。

雪面がカチカチ状態。

9:46 雄山三山が綺麗に見える。

大日岳方面


浄土岳の横をトラバース登行。

一ノ越が見えれ来た。南西ルンゼに気持ちよく滑った跡が見える。


浄土岳のカール。

10:32 一ノ越はもうすぐそこ。


10:40 一ノ越に到着。 槍ヶ岳まで見える。 右奥の笠ヶ岳も綺麗。

滑降準備完了。いざ一本行きますか。
御山谷の天国の滑降動画 ↓








前半は、はやり硬めの雪の滑降となった。

龍王岳をバックに一枚。

最後は私が先に滑降。 ↓




この斜面は、フイルムスノーで最高でした。カービングで攻めることができた。

天狗蔵君も気持ちよさそう。

11:22 シールを張りなおして一ノ越に戻ることにする。

11:29 登り返しスタート。

キラキラ光るフイルムスノー

龍王岳と鬼岳の間の斜面でボーダーが遊んでます。丁度良さそうな斜面。

一ノ越まではなかなか遠い。気持ちよく滑りすぎた。



11:58 頑張りどころ。

12:20 一ノ越に到着。

12:32 雄山に向かってハイク開始。

そこに八方で一緒だった天狗蔵君の職場の友達(山想会のメンバー)が降りてきた。一緒に撮影。

アイゼンは全くいらない。雪が多いはずだが稜線はいつもと変わらない。風で飛ばされるのだろう。

右側が奥大日岳~大日岳


12:59 二ノ越を通過。




浄土岳の斜面。


13:15 三ノ越を通過。

穂高連峰まで見える。

社務所が見えてきた。

13:16 逆光で顔が見えない。

13:23 四ノ越を通過。

曇ってきた。北風も強まる。

13:51 五ノ越を通過。山頂はすぐそこ。

13:57 社務所の横を通過。例年だと雁木の下で休めるが、雪が多くては入れない。


ザック・スキーをデポして山頂の祠へ。


何を祈ったのか。天狗蔵君も手を合わせる。

私も今シーズンの安全登山を祈願。


剱岳がぎりぎり見える。この後天候が急変。


14:16 社務所の前で遅いお昼。ここが風があたらなかった。


天狗蔵君もいつものカップ麺。


どんどん天候がやばくなってきたので、素早く食べて滑降準備に取り掛かる。

14:40 社務所の裏から滑降開始。カリカリ状態なので横滑りで下っていく。
南西ルンゼの地獄の横滑り動画 ↓

動画から写真を撮ったので向きがおかしくなっている。急斜面であることが分かってもらえるかも。

山崎カールに移動できないか確認するが、尾根に雪がつながっていない。


この後絶妙なジャンプターンで降りていく。

一度止まって写真を撮る。

14:49 スタートから9分間で南西ルンゼを横滑りしてきた。


下もカリカリ言わせて滑降。

14:52 ターミナルに向かって滑降開始。

ここの斜面もカチカチ。朝よりも硬くなっている。急激な気温の低下があったようだ。



ターミナル周辺も人が少なくなった。

14:58 ターミナルに到着。無事に帰還できた。安堵の二人。

15:24 山で飲めなかったコーヒーをターミナル内でいただく。

15:44 バスに乗車できた。

バスの中はぐっすり。お疲れさまでした。天国と地獄の滑降を味わった山行となった。

