高山植物の宝庫「八方尾根」へ 黒菱平からはリフト利用でしか上に行けない状況に それでも多くの花達を満喫!

今年は、早く梅雨があけて晴天が続いているが、雪が多かった影響を受けて、高山植物の花の開花がいつもよりも後ろにづれている気がする。そんな八方尾根の花達を観に行ってみることにした。例年、黒菱平から早い時間帯に登山を開始するために、前日に黒菱平に上がって車中泊を行っている。今年も黒菱平の駐車場が満車にならないうちに駐車することにした。

到着が11:00頃になってしまい、駐車場スペースの約7割ほどが埋まった状態だった。思った以上に車があったことにびっくり。その理由は、今年から御来光ツアーのために朝の4時30分からリフトが動いているためだった。なので朝早くからリフトを使って上に上がる登山者が増えたのだと思われる。早くからリフトが運行されているため、上のゲレンデに上がる車道にはゲートがしっかり設置され、徒歩での登山禁止がしっかりと明記されていた。

少々白馬観光開発の金儲けの臭いがふんふんするのだが、登山道を整備したりして管理運営されていることを考えると、従うしかないように思われる。リフト往復で1500円かかる。これも少々高い気がする。

7月12日は、私の中ではたくさんの高山植物の花が咲いている気がしたが、思ってるほど多くなかった。ハクサンシャジン・マツムシソウ・ウメバチソウ・オタカラコウ・ハクサンフウロ・ワレモコウ・クガイソウ・カライトソウ・ホタルブクロ等の花を見ることができなかった。まだ時期が来ていないようだ。その代わり、ユキワリソウ・ハッポウタカネセンブリ・シラネアオイ・オオサクラソウ・タカネスミレ・コマクサ(咲いたばかりの綺麗な状態の物)ニッコウキスゲ・ワタスゲ・ハクサンチドリ・テガタチドリ・等を観ることができた。

特にびっくりしたのは、標高2316mに登る手前に拡がる雪渓の雪の量の多さだ。スキーが楽しめるぐらい残っている。例年、雪渓で休憩する登山者が多いのだが、雪が多すぎて休憩できない状態となっていた。これらの影響で花の開花もズレている様だ。

その分今まで見れなかったテガタチドリの群生を見ることができた。八方池の少し上で見つけたのだが、そこはクガイソウの群生地でもある。テガタチドリが終わると、クガイソウが伸びて開花させるのかもしれない。

高山植物の花の開花は、冬の雪の量や梅雨の長さ、日照時間等で、例年ズレているように思われる。なので時期をずらして同じ場所の登山道を歩くのも、新たな発見があって楽しい。

今日の天気予報は、9時頃から晴れマークとなっていた。山の天気予報でもA判定が出ていた。そのため、唐松山荘の上部に到着したときは、五竜岳や唐松岳にガスがかかっていたが、どんどんガスが吹き飛ばされ、唐松岳山頂に到着したころには、周囲のガスはすべてなくなり、素晴らしい眺望を満喫することができた。ただ、山頂はやはり寒かった。ウインドブレーカーの上に雨具を着てちょうどだった。気温も15度ほどだったように思わえれる。

時期をずらしての唐松岳登山だったが、新たな顔を発見したようにも思われる。花の写真を撮りながらの登山なのでどうしても時間がかかってしまう。その分早くスタートしているのだが、いつもよりもノンビリ・ゆったりした登山を満喫することができた充実の山行となった。

レッドバロン  総山行時間:8時間24分

往路:3時間51分 山頂での食事:51分 復路(唐松山荘トイレタイム含む):3時間42分

黒菱平標高:1485m 唐松岳の標高:2696m

5:34 黒菱平の駐車場をスタート。

関係者以外立ち入り禁止の看板

リフトで上部へ。

下に見えるのが黒菱平の駐車場。

5:51 登山道入り口が、人工物になっていた。昨年までは木道だった場所。

ニッコウキスゲとワタスゲ

エゾシオガマ

ミヤマトウキ

シモツケソウ

シナノオトギリ

ヤマブキショウマ

タカネナデシコ

クモマミミナグサ

6:35 八方山ケルンを通過

ハッポウタカネセンブリ

ヨツバシオガマ

ムシトリスミレ

ハクサンチドリ

6:45 息ケルンを通過

キバナノカワラマツバ 初めての出会いかも

ガスが抜けてくる。

ミヤマムラサキ

タカネバラ

7:00 八方池ケルンを通過

八方池と白馬三山

チシマギキョウ(産毛があるので判断)

ハッポウウスユキソウ

マルバシモツケ

7:17 ダテカンバ林を抜ける。

カラマツソウ

オオサクラソウ

シラネアオイ

ミヤマキンポウゲ

7:55 尾根に上がる。

ここにも雪が残っていた。本当に今年は雪が多い。

8:04 丸山ケルンを通過。

アオノツガザクラ

ツガザクラ

不帰ノ瞼が見えてきた。

チングルマ

今日初めてゴローの登山靴の方と遭遇。気持ちよく写真を撮らせてもらえた。

ミヤマクワガタ

タカネヤハズハハコ

8:57 唐松山荘の上部に到着。まだガスがかかっている。時間とともにガスが抜けてくる。

唐松岳が見えてきた。

剱岳も見えてきた。

ついに五竜岳も見えてきた。

唐松岳がくっきりしてきた。

ガスがどんどん抜けていく。風が強く体感温度が下がっていく。

不帰ノ瞼~白馬方面の山

五竜岳をバックにコマクサ 今が盛りの状態。

9:27 唐松岳山頂に到着。

かわいい女性に撮ってもらった。

山頂からDルンゼを覗く。

私が育てたトマトをいただく。

今日のカップ麺はこれ。

今日もスタバのコーヒーで。

デザートもいただく。

山頂の人も少なくなってきた。

10:18 下山開始。寒いので雨具を着用。

ミヤマダイコンソウ

五竜岳をバックに撮影。

タカネスミレ

剱岳も綺麗に観えてきた。雄山からの稜線。

剱岳をバックにコマクサを撮影。

10:50 劔の眺めともお別れ。

11:23 丸山ケルンを通過。登ってくる人を優先するとなかなか下れない。

すごい量の雪が残っている。スキーが楽しめそう。

ガスがでてきた。

ミヤマキンポウゲ

シラネアオイの群生。大日岳の群生まではいかないが、たくさん咲いている。

 

ハクサンチドリ

12:10 ダテカンバ林を抜けて稜線へ。

イブキジャコウソウ

左に曲がて八方池へ。

12:24 八方池を通過。

テガタチドリの群生地に出会う。ここはグガイソウの群生地でもあったと記憶する。横にでている葉っぱはクガイソウの葉っぱだと思われる。

12:37 八方ケルンを通過。

帰りは右の木道ルートへ。

ウスユキソウ

ワタスゲ

ガスが抜けてきた。

タテヤマウツボグサ もう終わり

八歩池山荘が見えてきた。

13:07 八方池山荘前でソフトクリームをいただく。これが最高に美味しい。

売っているのはここ。

13:17 山荘前を出発。

ニッコウキスゲ

下りもリフトを利用。

13:58 黒菱平に到着。たくさんの花達と出会えた充実の山行でした。歳をとるとこんな楽しい山行ばかりしたくなる。

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