梅雨が明けたとたんに猛暑が続いている。下界は水不足で悩まされているが、天候は安定しており、夏山最盛期となっている。先週は蓮華温泉~朝日岳を日帰り、ハード山行の準備万端といった感じだ。この安定した時期に剱岳には行っておかないといけない。昨年購入した「オガワンド・ Goraon」のデビューも飾らなければならない。デビューにはもってこいの場所だ。今回の山行は水場がない。約4Lの水を持参しての山行を計画。ザックのかつぎ心地等を確認するいい機会となった。
土曜日にテントを張った方々が、日曜日に下山するのは12時頃と考えた。その頃に早月小屋に到着すればテント場は空いていると予想した。実際にはそこまで敏感になることもなかったようだが、テント場が満員御礼の状態だと困るので、日曜日にテントを張ることにした。
12時頃に到着と考えると、4時間以上はかかるはずなので、馬場島を7時30分頃スタートすることを考えた。おそらく気温も上昇するだろうが、そこは忍耐で勝負。標高が上がれば気温は下がるはず。服装も短パン・半袖で行くことにした。
7:25 馬場島の最上部に車を駐車。家でザックの重さを量ったところ、16.9㎏あった。この時点でカメラ等を含んでいなかった。その他を追加すると約18㎏の重さとなる。「オガワンド・ Goraon」は、ザックの重さを背中全体に分散する構造となっている。フレームザックの場合は、腰と背中で担ぐかたちだが、オガワンドは、背中全体にザックを密着させることで、重さを分散させる独自の考え方である。フレームもないため、ザック自体が非常に軽い。シンプルな構造から沢山のポケット等もない。何をどこに収納したのか理解しやすいようだ。
このザックは、東京のお店に直接行って、いろいろ説明を聞きながら購入に至った。生地は二種類あって私のザックは防水生地となっている。店主さんもこの部分に関してはお勧めしてくれた。これまでの山行は、日帰りばかりの山行だった。やはり18㎏は重い。早月尾根は、北アルプスの三大急登「ブナ立尾根(烏帽子岳)」「合戦尾根(燕岳)」「早月尾根(剱岳)」に入っているので相当な急登であることは間違いない。
7:38 駐車場所をスタート。すぐに登山口となる。ここから一気に急登がスタート。標高1000m地点の松尾平まで、まずは試練だ。身体が慣れないこともあり息が上がってくる。それもそのはず、ザックが重くなっているのに、いつものペースで登っている。ペースを落として呼吸がしっかりできるよう心掛けていく。
8:18 松尾平を通過。ここまで40分でクリアーした。日帰り山行の時よりも10分遅いぺースだ。このぺースを維持していくことにした。標高100mを約20分ペース。馬場島の標高が約750m、早月小屋の標高が約2200mと考えると、標高差が1450m。これを20分×14.5にすると290分となる。約4時間50分で早月小屋に到着となる。(計算上)実際には、4時間30分でクリアーすることができた。今回の計算は、今後ザックを担いでの山行に非常に参考となった。斜度が緩くなればもう少し早くハイクできる可能性もある。
12:08 標高100mを20分ペースで早月小屋に到着となった。ここまでに消費した水分は1L(ポカリスエット)汗もかいたが、思ったほどの疲れはなかった。小屋でテント場の受付をしてビールとポカリ500mlを購入。テントを設営した後で飲んだビールが最高にうまかった。
13:00 テント設営も落ち着き食事とする。とにかく明日に備えてエネルギーを筋肉にため込まないとならない。いろいろ詰め込んできた食材を食べていく。先ずはサーモンチーズ・リゾッタ・カップヌードルプロ(タンパク質増量)・サラミソーセージ・ソーセージ。お腹がいっぱいになると眠くなってきた。お昼寝タイムとする。
15:00頃目が覚める。持ってきたウイスキーをポカリで割って飲んでみる。意外といける。チーズをつまみにいただく。またまた眠くなてお昼寝。目が覚めたのが16:00を過ぎていた。
16:30頃から夕食の準備。お湯を沸かしてアルファー米に投入。残りのお湯でドライフーズのカレーを作る。これを作るのに重宝するのが、サーモンリゾッタ空き袋だ。その他、自家農園で作ったトマトをいただく。フレッシュな酸味が美味しい。アルファー米が出来上がったところで、カレーをかけていただく。これもまた美味しくいただいた。最後はコーヒーで締めくくる。
17:45頃から明日の剱岳登頂のためのザックの準備を行う。今回の反省点は、サブ・ザックをもっと軽いものにすべきだったこと。準備が整うとまたまた眠くなり横になる。
18:15 外のガスが抜けてきた。もしかすると綺麗な夕陽に出会える予感がしてくる。Dji(ビデオカメラ)一眼レフカメラ持って外へ。
18:30 完全にガスが抜けてきた。何度もシャッターを押すが、時間とともに綺麗さが増していく。
18:50 夕陽を時間の経過とともに撮影していく。刻々と変化する夕陽に思わず感動の声がでてしまう。
19:11 完全に太陽が沈み切るまで見届けた。後は刻々と闇の世界に入っていく。テントに戻って就寝することにした。1日目は、午後からまったりとした時間を過ごすことができ、テント泊の一番の楽しみを満喫することができた。
今日の夕陽の動画 ↓
レッドバロン 総山行時間:4時間30分

往路(馬場島~早月小屋):4時間30分

馬場島標高:750m 早月小屋標高:2200m

家で量った時は約17㎏ この後いろいろ追加して約18kgのザックとなった。

7:38 駐車場所をスタート。

登山口に向かう。

登山口からは一気に急登開始。整備されているので登りやすい。

7:52 一度傾斜が緩くなる。



8:14 標高1000mの松尾平に到着。

ここまで40分のペース。このペースを維持していくことにする。

ここから大窓の雪渓の様子がうかがえる。



立山杉の大木が出迎えてくれる。

8:33 最後の有名な立山杉の大木。だいぶ朽ちてきている。ここから傾斜がきつくなっていく。


2016年9月の立山杉。朽ちた度合いが分かる。9年で相当変化している。


9:00 標高1200mの道標を通過。



左の大猫山にガスがかかってきた。


9:38 標高1400mの道標通過。

今日のザックを紹介 「オガワンド・ Goraon」背中全体にザックの重さが分散されるのでかつぎやすい。


9:59 標高1600mの道標を通過。




ブナクラ峠の方もガスがかかってきた。



10:35 標高1800m道標を通過。ヘロヘロ状態。太陽が隠れた分ましだと思われる。



10:56 三角点を通過。






11:18 下ってこられたグループの方がゴローの登山靴を履いておられたので写真を撮らせてもらった。今日は私は浮気をして別の靴で来ていた。

11:22 ひょうこう2000mの道標を通過。後標高を200m登ると早月小屋だ。100m20分ペースなので40分かかるとして12:02到着予定。実際には12:08だった。想定内のハイクペースだった。

モミジカラマツとコバイケイソウ



11:34 池塘に雪が残っていた。




ザックを担いで休憩中の女性。またまたゴローに遭遇。テント泊の女性で2泊とのことだった。



12:06 手前の丸山に到着。ガスで何も見えない。

12:08 早月小屋に到着。受付でテント場の1000円とビールとポカリの計1800円を払ってテント場へ。

テント設営後ビールをいただく。最高に美味しかった。

今回はフェアイントラック カミノドーム1

お昼にします。お湯を沸かしていく。

カップ麺 タンパク質強化だそう。

サーモンチーズ・リゾッタ この二つにプラスしてサラミ+ソーセージ コーヒーもいただく。

思った以上に美味しい。

14:12 お昼寝開始。

16:00頃目が覚めた。夕食の準備に取り掛かる。アルファー米にまずはお湯を入れる。

自家農園で作ったミニトマト。

お昼に食べたリゾッタの袋を利用してドライフーズカレーを戻す。

黄色いトマトも持参。これが美味しい、

カレー完成。

今日の食卓。

食べているとガスが上がって小窓尾根が見えてきた。

ノウゴウイチゴ(シロバナヘビイチゴ)がテントサイドに咲いていた。

またまたコーヒーもいただく。



テントで明日の準備に取り掛かる。

寝床の頭側にサブザックを置く。

足元は食料関係。

18:15 ガスが抜けてきたのでカメラ等をもって丸山へ。







雲がどんどんなくなっていく。小窓尾根もくっきり見えてきた。


18:29 富山平野が少しずつ見えてきた。

剱岳の山頂も見えてきた。




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テントに戻って早々と就寝。明日は3:00起床で4時前には出発だ。おやすみなさーーーーい。

