9月の最終週は、早月尾根の標高2200m地点(早月小屋周辺)から紅葉が始まる。今年も天気予報を見ながら、秋晴れになるタイミングで1day山行を行うことにした。秋になり気温が低下すると、ガスの湧き上がる時間が遅くなりなり、山頂での素晴らしい眺望を満喫することができる。今年もこれを狙って27日(土曜日)に行ってみることにした。予想は的中。素晴らしい眺望を満喫することだできた。
山行は、8月22日(金曜日)蓮華温泉から行った白馬岳以来となる。今年は、仕事環境も変わり、連続して休みが取れるようになった。なので7月~8月にかけてテント泊でのロング山行をいくつか計画していた。しかし、95歳の父親の突然のアクシデントでロング山行の意欲は薄れてしまった。大きな病院で手術。約1ヵ月入院し、リハビリのために転院。やっと元気を取り戻してきたこともあり、秋の剱岳に行こうという気持ちになった。
今年は、9月に入っても気温が高い日が多い。下界は晴れていても山は常に雲がかかった状態になっている。朝早い時間帯ならまだ雲もかからないので、できるだけ早く馬場島をスタートすることを考えた。例年なら4時頃のスタートが多いが、1時間早くスタートすることにした。これがよかったのか、馬場島から早月小屋までが、2時間57分と3時間を切ることができた。その後も快調とはいかず、標高2600mの看板あたりから、大腿部に軽い痙攣が発生。アミノバイタルと芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)を服用して、脚を動かすことができた。早月小屋から山頂までを2時間21分でクリアー。早月小屋での10分の休憩を入れても登りを5時間28分でクリアーすることができた。この年齢になって驚きだ。
過去を少し振り返ると、2024年7月では6時間16分。2021年10月でも6時間16分。2020年10月では6時間09分。2020年9月でも6時間09分。これまでの自己記録は2019年9月での5時間24分だった。この記録に迫ることができた。自分の山行体力の一つのバロメーターにしていることから嬉しくて仕方がなかった。
今回の山行でびっくりさせられたことがあった。昨年までの職場(富山県障害者スポーツ協会)で仕事をしていたが、県庁障害福祉課が主管課の時があった。その時の障害福祉課の担当者(女性)が同僚(男性)と一緒に別山尾根から山頂に来ていた。(この二人はどういった関係なのかは想像に値する。)金曜日に剣山荘に泊って朝スタートしてきたそう。宿がよく取れたものだと聞くと、1ヵ月前から予約していたそうだ。剱岳に初めて来てこの好天はよっぽど日頃の行いが良いか、運を使い果たしたかのどちらかだ。
彼女からは「剱岳」というコーヒーをいただき、剱岳山頂で美味しく飲むことができた。こんなこともあって山頂には珍しく長居をしてしまった。無風でぽかぽか、眺めも良く最高の時間を過ごすことができた。
もう一つ楽しかったのは、下山時に出会った石川県からの2名+1名の方々との会話だった。よく話を聞くと私とほぼ同じか、少し後に馬場島をスタートしている方々だった。その関係から山頂も同じような時間帯で到着。下山も同じような時間帯になったようだ。早月小屋までは、私が少し前を下山していた。彼らの楽しそうな会話が耳に入ってきていた。確実に私よりも若い彼らだが、ほぼ同じペースで下ってきた。早月小屋でエネルギー補給(カロリーメイトゼリー2本+カロリーメイト2本 計600カロリーを摂取)した後に、私が少し早く下山を開始。その後2000m地点ぐらいで追いつかれたので、彼らに先を譲り、私が最後尾で下っていった。ほぼ彼らのスピードにもついていくことが可能なので、頑張ってみた。その内に彼らの会話にも参加させてもらい、下りの辛さを会話が帳消しにしてくれ、2時間12分という時間で下ることができた。本当に私のようなご老体の話を聞いてくれ、仲間に入れてくれたことがうれしく、思わず自己開示してしまった。最後は4人で一緒に到着の写真を撮らせてもらい、本当に感謝しかない。そんなこんなで、一人で行った山行のはずが、山頂では知り合いに。帰りは新たな出会いがあった。山の楽しみの一つが人とに出合かもしれない。今回は、最高の眺望と出会い満載の充実の山行となった。
レッドバロン単独(山頂で仕事の知り合い2名と、帰りに石川県の3名と交流)
総山行時間:10時間51分

往路:(馬場島~早月小屋)2時間57分 休憩:10分 (早月小屋~剱岳山頂)2時間21分 計 5時間28分
復路:(山頂~早月小屋)1時間37分 休憩:17分 (早月小屋~馬場島)2時間12分

馬場島:756m 剱岳:2999m

26日(木曜日)馬場島に 夜9時頃到着 ビールが睡眠薬変わり。どんどん車が入ってきてなかなか寝れない。

1時30分に目覚ましタイマーで起床。お湯を沸かして山専用ポットへ。2回目のお湯でコーヒーをいただく。

駐車場所を2時38分にスタート。私の前に3組ほど先行者が居る。

2時41分 登山口をスタート。

前夜の雨でぬかるみが多い。

3:05 松尾平 標高1000m看板を通過。

3:19 巨木の立山杉横を通過。

3:37 標高1200m看板を通過。

真っ暗な登山道は、不気味だ。しっかり鈴を鳴らしていく。

3:58 標高1400m看板を通過。

4:10 標高1600m看板を通過。

4:35 標高1800m看板を通過。

4:49 三角点を通過。

4:58 少し明るくなってきた。

5:16 池塘を通過。

5:23 毛勝三山が見える場所を通過。

5:34 一気に明るくなってきた。もうすぐ早月小屋手前の丸山。

猫又山がしっかり見えてきた。

反対側は大日岳方面。

5:37 丸山に到着。

5:48 早月小屋をスタート。 ここでTシャツの上に一枚着る。

テント場を通過。テントなしだが、帰りには増えているはず。

毛勝三山に太陽があたってきた。



6:11 樹林帯を抜けて稜線に出る。

大日岳方面にも太陽があたってきた。

6:16 標高2400m看板を通過。

毛勝三山に当たる太陽の量が増えてくる。

大日岳も同じだ。

紅葉が綺麗な斜面はまだ紅葉してなかった。

ナナカマドは赤くなっている。

6:43 標高2600m看板を通過してトラバース気味に進む。



別山尾根が見えてきた。

崩落しそうになっていた場所に新しく梯子がかけられた。7月にはなかった梯子。

7月は通過したやばい尾根。その後崩落した模様。

7:30 ガイドさんが2名を引き連れて登山中。

室堂方面も見えてきた。

紅葉が進む。

7:48 蟹の鋏を通過。

薬師岳・笠ヶ岳までも見える。

7:59 剱沢も見えてきた。


鎖場の左岸から右岸へ。

8:02 標識を通過。

8:09 剱岳山頂に到着。

毛勝三山方面

白馬三山方面

唐松岳・五竜岳・鹿島槍ヶ岳とつながる。手前は八峰。

鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳方面

針ノ木岳方面 手前に源次郎尾根。

別山~雄山三山 富士山も見えた。

まだ時間が早いのか意外とすいている山頂。


いつものカップ麺をいただく。

昔の仕事仲間とばったり遭遇(彼女の方)同僚と一緒に別山尾根から。

記念撮影。

私のカメラで撮ってもらった写真。

彼女が持ってきたiPhone 16で撮ってもらった写真。携帯の方が綺麗に撮れる。

彼女からもらった「剱岳」と名前の付いたコーヒー。大変美味しくいただきました。

9:26 同じ時間帯に3人で下山開始。途中で二人は別山尾根コースへ。

9:33 私は早月尾根コースへ。



9:54 新しい梯子を通過。

大きく崩落している。

これは危ない。

9:58 標高2800m看板を通過。岩稜帯は終了。

10:17 楽しい尾根下り。

小窓尾根を眺めながら下っていく。


10:28 標高2600m看板を通過。


ここの紅葉が綺麗だった。

どんどん下っていく。

10:47 標高2400m看板を通過。

早月小屋が見えてきた。下界はガスが湧いてきている。


11:03 早月小屋に到着。

11:20 早月小屋の前で カロリーメイトゼリー2個(400カロリー)カロリーメイト2本(200カロリー)計600カロリーを摂取。下りのエネルギーをしっかり摂取する。

丸山へ。


紅葉が綺麗。

11:24 紅葉と小窓尾根。 丸山から樹林帯に入っていく。

ゴゼンタチバナの赤い実。

11:39 池塘を通過。

オヤマリンドウ


カライトソウ 別名ゲジゲジモール(命名者は誰でしょう)

12:07 標高1800m看板を通過。この辺りから石川県の3人組と同行して下っていく。

12:24 標高1600m看板を通過。

12:32 標高1400m看板を通過。

楽しく会話をさせていただいた石川県の3人。(2名+1名)

12:48 標高1200m看板を通過。

13:02 巨木立山杉を通過。

松尾平に向かって平坦になってきた。

13:12 松尾平 標高1000m看板を通過。

楽しい話で下りも苦にならない。


登山口の看板が見えた。

13:32 四人で下山の儀式。大変ありがとうございました。おかげさまで快調な下山ができました。富山にはいい山がありますね。と言ってくれたのがうれしかった。

