ここに来て冬型の気圧配置が続いている。なかなか里山が仕上がってくれなかったが、地元のスキー場(宇奈月スキー場)にも1mを超える積雪があったようだ。平日(木曜日)はスキー場の営業がされていないが、ドカンと降ってくれた新雪をいただきに行くことにした。県知事から不要不急の外出を自粛しましょうとの呼びかけがあったが、私にとってプチBCスキーは、「必要緊急」「必要至急」「必要火急」と判断させてもらった。
スキー場の入り口をスタートしてすぐに、リフト乗り場がある。大原台のスキー場に上がるリフトだ。小学3年生で初めて宇奈月スキー場に連れていってもらった。当時はこの林道をスキーを担いで上まで歩く苦行があった。父親からは、「ここを上がれないとスキーはできない。」と厳しい言葉を投げかけられ、背中にタオルを入れで汗対策して上がった覚えがある。中学生の頃には、リフトが設置されていたように思う。おにぎりをザックに入れて電車で一人でスキーに来ていた。海沿い(石田)の家だったこともあり、友達でスキーをする者は、多くはなかった。当時から一人でスキーにのめり込んでいたのかもしれない。宇奈月スキー場は、私のスキーの原点の場所だ。
現在96歳になる親父も小学生の頃からスキーを行っていた。我が家の出所は、立山町・釜が淵だそうだが、その関係からか我が家のお寺は「大川寺」である。子供の頃は、大川寺遊園地にお墓詣りを兼ねて行くのが楽しみだった。こう考えると、私の身体には立山町の血が流れているのかもしれない。なので山登りやスキーに対する関心が子供のころからあったのかもしれない。
親父は、小学生の頃にあわすのスキー場のスキーの大会に参加したことがあると話してくれた。当時のスキーの大会は、山の上に旗が立っていて、下から一斉にスタートしてその旗を回り、スキーを付けて直滑降でゴールする。ものだったようだ。スチールのエッジがついていないヒッコリーという木のスキーで、スキー靴も登山靴だったようだ。転ぶのは当たり前だったと話してくれた。いかに怪我をしないように転ぶかを私も最初に教わった。
現在、スキーにのめり込んでいるのも、我が家の環境が大きく影響しているのだろう。こんなことを思い出させてくれる宇奈月スキー場でのプチBCスキーは、年に一度は行っておきたい山行だ。
リフト乗り場で、圧雪車を始動させていた元体育教師のH田さんに久々に会った。彼から「数日前の雨で雪に水分が入っている。そこに雪が新しく積もっているから急斜面はやばいよ。」と助言をもらった。下地が硬かったのは雨の影響を受けていることが分かった。気を付けながらハイクしていったが、湿雪でもある関係からか、弱層の形成も見られず、すこぶる安定した状態だった。もう少し気温が下がって、湿気を帯びた雪が氷化し、そこに乾いた雪が降りつもると、やばい状態になる。表層雪崩が発生してもおかしくない状況になるが、今日は、そこまでではないと自己判断し、少々重めのパウダーをいただくことにした。
レッドバロン単独 総山行時間:3時間44分

往路(1R滑降終了まで):2時間19分 復路:1時間25分(2Rハイク41分 昼食38分 滑降6分)

スタート地点標高:227m 大原台標高626m

9:05 スタート 車は立体駐車場にとめてきた。

新雪 20cmといったところだろうか。脛ラッセル。


9:23 林道を脛ラッセルでハイクしていく。この後、圧雪車が綺麗にしてくれた。

猿が出迎えてくれる。10匹ほどの群れ。

この樹にもいるのだが分からない。

圧雪車が林道を上がっていった。金曜日からのスキー場オープンのための整備のようだ。

9:46 スキー場のハイク開始。

9:56 よく滑っている急斜面は、林道の段差が残っているので滑れないようだ。


圧雪車がゲレンデを整備し始めた。

10:13 奥の斜面に移動 昔の5号リフトの斜面へ。カンジキの方のトレースを利用させてもらった。後でお話をさせてもらったが、汗をかきにカンジキでよく上がっておられるとのこと。

10:44 ガスで斜面が分からないが、直登して行ける傾斜。

平和の像が見えた。

直登してきたトレースを振り返る。私のこれまでの経験で直登できる斜度では、簡単に雪崩は発生しないと思っている。ジグを切らないと上がれない斜度は、要注意が必要といつも判断している。ピットテストも大切だが、肌で感じる感性を育てていくことも大切と考えている。やばいと感じた斜面には近寄らないことが重要。

10:52 大原台方面へ。


宇奈月大原テレビ中継局へ進む。

11:07 大原台に到着。 滑降準備にかかる。

11:22 第1R滑降開始。 DJIカメラの動画から ↓

電波塔の横を滑降。

ガスが濃いのでトレースを頼りに滑降。

11:24 第1R滑降終了。シールを装着。

1R目のトレース沿いにハイク。なので楽ちん。


12:05 電波塔横に到着 階段下に休めるスペースを発見。

休憩スペースを設置。風もあたらず快適。雪はちらほら舞ってくる。

くぼんでいるので温かく感じる。

いつものようにスキーを裏返しにして置き、発砲スチロールをひいて椅子にする。

おにぎりをいただく。

冬はカレー味がいい。身体が温まってくる。


最後にコーヒー(インスタント)もいただき、お腹は仕上がってしまった。

いい場所だった。もう少し雪が降ると埋まってしまうかもしれない。

12:44 第2R滑降開始。 DJIカメラから ↓


入山口まで止まらないで滑降することに。

トレースが目印。


視界がよくなってきた。

傾斜が緩くなり直滑降で滑る。

12:46 中島スキーセンター前を通過。

林道は圧雪されているので楽ちん。




12:49 入山口に到着。下の雪は身体にまとわりつく湿雪でした。

