今シーズン4回目の糸魚川奥山「焼山」へ カチカチ雪面・シャウダー・ストップスノーと春の雪を一度に体験

先週に引き続き、糸魚川市と妙高市にまたがる奥山「焼山」に行ってみることにした。いつも高松山からその雄姿を観ているが、いまだに山頂に行ってない。天候も安定している日に、チャレンジすることにした。焼山の北面台地はBCスキーでも有名な場所。ゆったりとした中斜面が広がっている。今回は、雪が緩んだシャウダー滑降が楽しめるのではと期待。しかし、一番シャウダーで滑りたかった斜面は、カチカチ状態で、カリカリ音を立てながらの滑降となった。

今日は、ロング山行になる。焼山の標高は、2400m。いくら気温が上昇しても雪面は緩んでくれないだろう。ただ、少しでも滑降時には緩んでくれることを期待しながらのノンビリハイクとなった。

6:00 笹倉温泉の少し上になる駐車場所をスタート。平日なので車は3台のみ。この時間帯のBCスキーヤーは居ない。今日も、朝から冷え込み雪面は硬い。七曲りを通過後もカチカチの斜面をハイクしていく。太陽が出てくれば少しは緩むのかと思いながらアマナ平に到着する。左寄りにルートをとりながら登り口を模索する。

8:27 トレース跡がたくさんある最短ルートで行くことにする。焼山へのルートは、左側の斜面を登らなければならない。雪が緩んでいればサクサクと登れるのだが、硬い斜面に苦戦。スキーにクトーを装着していくが、急斜面で時間を費やす。北面台地に上がるのに1時間かかってしまった。ここはもう少し真ん中まで進んで正面から上がってもよかった。

9:32 北面台地の入り口から焼山まで、なだらかな斜面が連なっている。雪面は綺麗な状態でまるで整備されたスキー場のようだ。硬くしまった雪面を真っすぐに進む。

11:06 傾斜は徐々に増してくるので、クトーを装着して右の尾根沿いにルートをとっていく。硬くしまった雪面にクトーがしっかり効いてくれるので、サクサク進める。ダテカンバの樹が数本ある場所から、アイゼン登行の跡がでてきた。

11:35 アイゼンを装着。スキーをザックに括り付け、シートラ登行でいく。足跡は昨日のものかもしれない。この足跡に沿って進むことにする。どんどん傾斜も増し、それと同時に雪面も硬くなってくる。場所によってはけり込んでもビクともしない場所もある。アイゼンの歯のみが食い込む斜面もある。

12:24 標高2000m辺りを通過。ここで足を踏み外すのだけは避けたい傾斜になってきた。ストックについているピックを斜面に刺して四つん這いで登る斜面も出てくる。上部左側に大きな岩があり、その横が窪みになっている。とにかくそこにたどり着くことに集中した。

13:04 窪みに到着。傾斜が緩くなり一息付けた。そのまま窪地の中を進む。途中雪が深くなってきたので、スキー登行に変更。硬い斜面と柔らかい斜面が入り混じる少々いやらしい登行が続く。幸い風も穏やかで天候もいい。しかしここをハイクするのに時間を費やした。

14:07 噴火口の外側に到着。ここが山頂ではなさそうなので、そのままトレース沿いに上にいくことにする。トレースの途中でスキーをデポして山頂へ。山頂へは雪も少なく岩の上を登っていく。スキーを外し、ツボ足で登ろうとすると右脚に痙攣。やはり8時間経過している。硬い斜面に緊張と余分な力が入っていることが予想される。すぐにアミノバイタルを飲む。

14:36 焼山山頂に到着。この山域で一番高い山だ。360度パノラマを堪能。火打山方面からかすかな煙が見えるが。まったく影響しなかった。

14:44 噴火口の平らな場所で滑降準備に入る。相当お腹もすいたのでカロリーメイトで腹ごしらえ。ただ、下界の雲行きが怪しくなってきた。北面台地の半分が雲に覆われてきている。

15:01 滑降開始。硬い斜面を横滑りと、シュテムターンを行いながらカリカリ音を立てて下っていく。ここがシャウダーだったら楽しかっただろうと想像しながら、安全最優先の滑降を行う。9分ほど滑降したところで、大きなダテカンバの樹木の横で休憩。ここまで来れば安全圏。目の前には広いスキー場のような北面大地が広がっている。ここから一気に北面台地を滑降していく。

15:11 ガスの中に入る寸前で一度止まった。ここまで滑降した跡が残らないほど雪は硬かった。この後、ガスの中へ入っていく。するとよく滑るシャウダーに変化。傾斜がどんどん緩くなり、最後にストップスノーに変化。直滑降で下っていく。北面台地の入り口付近でスキーが止まったので右のテント跡に移動して遅い食事をとった。

15:41 ザクザクのストップスノーになってしまった斜面をアマナ平に向かって降りていく。ターンというよりも直滑降に等しい。

16:06 アマナ平の入り口に到着。雪が緩んでいるので非常に時間がかかった。ここからもスキーが滑ってくれない。手漕ぎでの滑降が多くなる。斜面を見つけて下るがすぐに止まってしまう。先週とは大違いだ。

16:38 駐車場所に戻る。帰りは緩んだ雪の影響を受けて時間がかかった。しかし、目的としていた焼山山頂へ行くことができ、久々のロング山行となったが、登りでは雪が緩んでくることを期待してのんびりハイクだった。今シーズンは、昼闇山・高松山・焼山とBCスキーを満喫できたことに満足している。もう少し雪が緩んだ時期を選んで来てみたいと思う充実の山行となった。

レッドバロン単独  総山行時間:10時間38分

往路:8時間36分 山頂滞在(滑降準備含む):25分 復路(昼食19分含む):1時間37分

笹倉温泉上部:標高456m  焼山山頂:標高2400m

6:00 笹倉温泉上部をスタート。

車は3台のみ。

6:13 橋を通過。

今日も杉林の中をショートカット。黄色いのは花粉。

6:56 七曲り最終カーブ通過。

目指す焼山(左側)が見えてきた。

左から焼山・高松山・昼闇山

先週よりも踏み跡がたくさんある。3連休で多くの登山者・BCスキーヤー・ボーダーが入山していた模様。

7:28 ハイク姿を撮影。

先週はなかったマークが付けられている。

スキーヤーのトレース沿いにあった。意外と助かる。

最短距離でマーキングされている。

7:59 積雪が1mほどになっている。

マーキングがでてくる。

正面が高松山。

8:09 焼山の山頂が見えた。噴煙が左からでている。

8:14 アマナ平入口を通過。

左側を進む。

8:24 北面台地への斜面に入っていく。雪はカチカチ状態。

たくさんのトレースがあるが、雪が硬いと登り辛いものが多い。

1本のトレースを選択。

8:51 傾斜がきつくなり、クトーを装着。

もうすぐ北面台地。

9:20 北面台地の入り口を通過。

9:30 北面台地のハイク開始。

火打山方面

高松山方面。

9:42 焼山。

9:51 焼山。

高松山。

10:00 焼山

10:10 焼山。

火打山。

10:19 テント場を通過。おそらく火打山方面に行っていたのかもしれない。帰りには撤収してなくなっていた。

ここから傾斜がどんどんきつくなってくる。

10:25 電柱?を通過。

携帯の中継なのか。

10:30 ジャケットを着用。

最高に楽しそうな斜面。スキー場のように整備されている。

ここも滑降が楽しそうだ。

11:02 ダテカンバの樹木の横を通過。

11:06 クトーを装着。硬い雪にしっかり食い込む。

右の尾根の方に進む。

高松山の標高を過ぎた。

大きなダテカンバの樹まで進む。

11:35 アイゼン装着

スキーはシートラ登行で。

先行者(数日前)の踏み跡を利用させてもらう。

雪面が硬く爪しか入らない場所もある。

けり込んでも先端部分のみ。これは恐怖だった。滑落したら数百メートルは止まらない。

12:18 標高2000m辺りを行く。

下は見ないようにしてハイクする。

カメラだけ向けて撮影。

目は常に上を向いている。

12:27 自分の影を撮影。

12:52 最後の急斜面か。ピックを刺して四つん這いで上がる。

上に窪地が見えてきた。

13:04 窪地に逃げ込む。滑降は右の斜面だった。

傾斜が緩くなった分 雪が吹き黙っている。

スキー登行にチェンジ。

尾根をスキーでハイク。

14:07 噴火口の外輪に登り上げる。休憩を入れる。

滑降口 正面が山頂なので、踏み跡沿いに行けるところまでスキーで行く。

窪みが噴火口。

14:26 スキーを外してツボ足で山頂を目指す。急に右脚に痙攣。

先行者の踏み跡に沿って山頂を目指す。

火打山が見えてきた。

左が妙高山 右奥に黒姫山?

14:36 焼山山頂に到着。

オリンパスカメラの映像

DJIカメラの映像(超広角)

高松山方面 雲が湧いてきた

火打山方面 左に少しだけ噴煙が見える。

14:38 下山開始。

危険な場所は四つん這いで下る。

鞍部を下る。

外輪まで下って滑降準備にとりかかる。

15:01 滑降開始。雪は緩んでなさそう。

カリカリ音をたてて滑降。

登ってきた窪地を覗く。

まだまだ硬い雪面が続く。

 

15:09 大きなダテカンバの樹木の上で休憩。

ここまで来れば安全圏。後は滑降を楽しむのみ。それにしてもまだまだ硬い斜面だ。

昼闇山と同じ標高の場所か。

シャウダーになってきた。ここから最高に楽しい滑降ができた。

ガスの中に入る。滑降跡を頼りに滑っていく。

雲の下に出た。

雲の下はストップスノーに変化。一気に気温も上がる。

スキーが止まったところで食事にする。お腹がすいた。

コーヒーもいただく。いつも定番だが山はこれで十分だ。

15:41 上着をゴアのものからウインドブレーカーに変更して滑降開始。

アマナ平に下りてきた。

16:11 重い湿雪を手漕ぎで進む。

16:16 七曲りの入り口を通過。

16:28 橋を通過。

落とし物を発見。どなたか持ち主は居ませんか。

車は1台になってました。

16:38 駐車場所に到着。お疲れさまでした。久々のロング山行に大満足!

“今シーズン4回目の糸魚川奥山「焼山」へ カチカチ雪面・シャウダー・ストップスノーと春の雪を一度に体験” への2件の返信

  1. 焼山山頂行かれるとはすごいです。わたしは冬季行ったことないですし行く気しません。今日も高松山の尾根で景色だけ眺めてきましたよ。

  2. 焼山は、2020年3月22日に標高2000m付近で断念したことがありました。その時はパウダー狙いだったのですが、以前から一度はスキーを持って行かないといけない山だと考えてました。これでシャウダーだけを滑りに行っても悔いはないと思います。

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