地元「僧ヶ岳」の中腹標高1200m地点に地元でもほとんど知られていない水芭蕉の群生地「池の尻の池」があります。
今回、生物の先生方のお誘いで、同行することになりました。
私の持っているGPSが役に立つ時が来ました。
ここへ行くには、片貝川上流の東蔵を過ぎ、左の支流の別又川上流を目指します。
この林道は、数年前までは宇奈月まで通じており、僧ヶ岳の登山道へも、魚津側から行くことができました。
数年前に土砂崩れがあり、標高800mぐらいまでのところで通行止めになっています。
現在は、整備されないまま 放置されています。
林道の途中には、オーム真理教の犠牲となった「坂本さとこさんの慰霊碑」があった所も通過します。
石の慰霊碑が置かれていましたが、現在は、撤去され看板だけが残されていました。
今回のこの場所に行くにあたり、いろんな資料・HP等を探しましたが、明確な場所が記載された資料がありません。
地図も昭和50年代に調査されたものです。
魚津市の文化財を記した資料に、昭和49年9月10日に探索されときの記事と写真が残っているだけです。
ブログも平成20年6月15日に行ったものが一つだけ。地図が掲載されていないので、正確な位置がわかりません。
資料によると、昔「大蛇が住む池」と恐れられ、人々は近寄らなかったそうです。
また、急こう配の斜面を登っていかなければならず、人が近寄れなかったようです。
今回、好奇心旺盛な生物の先生3名とともに、池の実態を調べることと、
その地域に生息する植物の調査を兼ねての探検となりました。
8:25 車止めから徒歩スタート
9:23 林道からの入口(沢)到着
10:15 鞍部到着(ハードな藪こぎ開始)
11:07 1260M地点 池の気配なし 下を見ると発見
11:15 池の尻の池到着 植物 池の大きさ 水芭蕉の分布等の調査
12:30 昼食
12:58 下山開始
13:32 鞍部沢に到着 林道に向かった下山
14:15 林道到着 山野草の写真を撮りながら林道を車まで
15:25 車に到着

僧ヶ岳との関係が分かります。片貝川の登山道からの「成金山」から尾根を下った所に位置しているようです。

8:25 車を降りて林道を歩き始めます。マウンテンバイクでもおもしろそうです。

生物の先生は、フィールドに出ると常に回りをきょろきょろ。珍しい植物があると写真を撮り始めます。
口数も少なくなり、集中し始めます。楽しくて仕方ないのでしょうね。専門家は違います。

9:23 池の尻の池への入り口となる沢到着。ここから足場の悪い沢を登っていきます。
登山道らしき物は、全くありません。自然の中に踏み入って行きます。

沢の斜度が緩やかになってきます。GPSで方向を確認します。ここから急登・藪こぎが始まります。昨日の雨で葉っぱはぬれています。ぐしょぐしょ・どろどろになっての山行がつづきます。何となく険しい顔は、そのためでしょうか。

初めて、人工物「ビニールテープ」を発見。一応方向は間違っていないようです。登山道とは思えないところを上がっていきます。

ともかく標高1261m地点の尾根に到着。上には、池の気配は全くありません。
もう少し奥に行ってみることに。
下に池を発見。20mほど下った所にありました。
カタクリの花もここに。

11:07 やっと「池の尻の池」に到着。細長い池の入り口に当たる場所。この奥に丸い池があります。

一面水芭蕉です。2m四方に70株ほどの密度。生物の世界では、こうやって個数を調べるそうです。

富山県の生物教育を支えてこられた3名。好奇心の固まり。同じに見える植物もこの方々には、違って見えるようです。

一番奥の丸い「池の尻の池」 直径30mぐらいの池。
手前の木が倒れており、この木が「大蛇」に見えるところから「大蛇がいる池」と言われたのだそうです。

池の回りのきには、「モリアオガエル」の卵が至る所にぶら下がっています。

12:58 下山開始 登山道だったような所を選んでの下山です。

テープが巻いてあるので、ここを降りていきます。
斜度は急なのでこの後ザイルを出して安全な下山を心がけました。

生物の先生が見つけてくれた珍し花 名前を言われたのですが忘れてしまいました。

沢の斜度も結構あり、足場の悪い所を気を配って降りていきます。

オーム真理教の犠牲となった「坂本さとこさんの慰霊碑」があった所。
石の石碑は、どこかに移動しているようです。
オーム真理教の手配者も全員捕まりました。早い解決が望まれています。
今回、日頃の山行とは違い、道なき道を進むことに。
資料収集をするも、決定的な位置が書かれた物がありません。
「だいたいこのあたりだろう。」と曖昧な状態で登らなければならず、見つけられるかが心配でした。
尾根の最上部にまで登り、探したのがよかったようです。
昭和49年9月に来た人の資料には、水芭蕉を熊がかじっていることも書かれていました。
山の中で、熊と遭遇しても不思議ではない場所だったようです。
人は、ここ3年ほど来ていないのではないでしょうか。
魚津市の文化財として登録されているのであれば、やはり少々のお金をかけて整備してもよいのでは。
自然が手つかずで保たれているのも事実。人が入ると自然が破壊されることもあります。
難しい問題です。
しかし、最盛期の水芭蕉をイメージすると素晴らしい所かも知れません。


























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ブログ拝見しました。
相変わらずの「感じ」が嬉しいです。
スキーに、釣り。「昔のまんまだなぁ」って。
男ってそんなもんなんでしょうか(笑
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コメントありがとうございます。
山に行くのにマウンテンバイクも始めようかと考えています。
下りは、相当助かります。
まだ、乗っているんですか。
仕事の方も、自分の夢をかなえつつあるんですね。よかったです。
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自転車は、ぜんぜんのってないですね。
面白い遊びだと思いますよ。
いまだに、乗っている人みると、うらやましく思いますね。